本記事のタイトルの通り、NECのSPIボーダーは7割程度と推測されます。
本記事ではSPIについて日本一熟知しているSPIマスターの私カズマが、NECのSPIボーダーや選考フロー・内定を取るためのポイントなどについて解説します。
NECへの就職を検討している就活生はぜひ最後までお読みください。
ちなみにですが、SPIにはたった3時間の勉強でSPIが通過してしまう勉強法があります。
これさえあれば限りなく少ない努力でNECのボーダーも突破できます。
これは私が100回以上ものSPI受検を通して生み出した、どの本にも載っていない超コスパの良い究極の勉強法です。
興味のある人はぜひ以下のボタンからその方法をチェックしてみてください。
NECのSPIボーダーは7割程度!NECはどんな会社?
繰り返しにはなりますが、NECのSPIボーダーは7割程度と推測されます。
大手企業と同等ぐらいのボーダーであるため、SPI対策は気を抜かずに行うようにしましょう。
※その他の企業のSPIボーダーが気になる人は「SPIのボーダー・合格ライン企業一覧100社!何割取ればOK?高い企業は?足切り基準をご紹介」をご覧ください。
NECのSPIは自宅受検型のWEBテスト(=WEBテスティング)です。
※WEBテスティングの詳細については「SPIのWEBテスティングとは?完全解説!本にも掲載されていない極秘裏ワザもご紹介」をご覧ください。
出題科目は言語・非言語・性格検査の3科目です。
ちなみにですが、2025年卒の選考ではWEBテスティングではなく玉手箱が実施されています。
今後も玉手箱が実施される可能性もあるため、NECに応募予定の人はSPIだけでなく玉手箱の対策もしておきましょう。
※玉手箱の勉強・対策をしたい人は「玉手箱完全攻略サイト」をぜひご活用ください。
SPI(WEBテスティング)の言語・非言語では以下のような問題が出題されます。
【言語の例題】
次の文章中の空欄に入る適切な語句を選びなさい。
欧米では、二人称はたいがい1つしかない。英語では「you」であり、これは親が子供を叱るときでも、裁判官が被告人を訊問するときでも、議員が大統領に質問するときでも同じである。
一方で日本では、例えば34歳の男性小学校教師がいるとする。結婚していて子供が1人。妹が1人。彼は、いくつも自分のよび名を持っている。「あなた(妻から)」「君(上司から)」「先生(生徒から)」「兄さん(妹から)」「パパ(子供から)」など。もちろん、これだけにとどまらない。
つまり日本では、自分が何者であるかは、「相手にとって」自分が何者であるかと同義であり、それによって自我が決定されるのである。より噛み砕いていえば、「自分が何者か」という問題は、「相手が何者か」という前提に【 】、というのが日本人の自我構造の特殊なポイントである。
- A:依拠する
- B:同一化する
- C:執着する
- D:混同する
- E:並行する
【解答&解説】
正解はA・・・(答)です。
自分が何者なのかは相手にとって何者なのかということに外ならないということです。
つまり、相手が何者なのかが、自分が何者なのかを決定する要素であるということになります。
ということは、自分は何者かは相手が何者なのかという前提に依拠しているといえます。
※「【SPI】空欄補充の練習問題15問!本番に近い難易度です」もぜひ合わせてご覧ください。
【非言語の例題】
Pさんは自宅から職場まで40分かけて自動車で行き、職場から自転車で1.8km離れた取引先に向かった。なお、自動車の速度は42km/時、自転車の速度は10.8km/時である。このとき、自宅から職場までの距離は何kmか。
【解答&解説】
42km/時で40分かかるので、42×(40÷60)=28[km]・・・(答)となります。
※「【SPI】速度算の練習問題15問!詳しい解答&解説も掲載」もぜひ合わせてご覧ください。
NECはよく耳にする会社かと思いますが、1899年に設立された日本電気株式会社です。
主な事業内容は以下の通りです。
- ITサービス事業=パブリック、エンタープライズ、クロスインダストリーを中心に国内IT事業の展開や、デジタルガバメント・デジタルファイナンスを海外のIT事業へ展開
- 社会インフラ事業=通信、航空宇宙、防衛に関わるドメインナレッジの技術力の提供
- 次の柱となる新規事業=未来に向けて新たな事業の創造の取組み
NECはグループ会社を含め250以上もの連結子会社があり、従業員数は10万名以上にも上ります(2024年3月31日時点)
また、国内に止まらず50以上もの国とグローバルに展開する大企業です。
これからますます発展するであろうICTへ興味がある人にはおすすめの企業です。
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NECの選考フローやエントリーシート(ES)内容は?
NECではインターンシップと本選考が用意されており、それぞれの選考フローは以下の通りです。
<インターンシップ>
- エントリーシート(ES)の提出
- SPI(WEBテスティング)の受検
- 面接
- インターンシップ参加
<本選考>
- エントリーシート(ES)の提出
- SPI(WEBテスティング)の受検
- 面接(複数回)
- 内定
NECのエントリーシート(ES)では過去に以下のような設問が用意されています。インターンシップ・本選考別に分けてご紹介していきます。
<インターンシップ>
- 職種の志望理由
- 研究テーマ
- インターンシップで活かせると思う自身のスキルや経験
インターンシップでは応募者数が数百名でありながら、参加できる人数は数十名であるため、通過率は低いと予想されます。
面接まで進む人が数十名ほどであるため、エントリーシート(ES)やSPI(WEBテスティング)でかなり人数が絞られます。
エントリーシート(ES)を記載する時は、結論ファーストで論理的に書くことを意識しましょう。
相手にわかりやすく伝えるためにも、専門用語はあまり使わないようにすることも大切です。
<本選考>
- これまでの経験で、自身で最も挑戦したと思えることはなんですか?
- あなたが当社に応募した理由と入社後に実現したいこと、期待することを教えてください
- あなたが今回選んだコースの職種で活かせると考えるスキル、強みを具体的なエピソードを踏まえて教えてください
本選考のエントリーシート(ES)の通過率はインターンシップよりも高くなりますが、決して油断はしないようにしましょう。
エントリーシート(ES)を記載する時は、インターンシップと同様に結論ファーストで論理的にわかりやすい文章で書くことを意識してください。
また、エントリーシート(ES)はその後の面接材料となります。面接を想定して記載することも忘れないようにしてください。
NECの倍率は約10倍!
NECの倍率は公表されていませんが、倍率は10倍程度と予想されます。
2020年以降からのNECの新卒採用者数は毎年600~700名程度です。
仮に採用者数が600名であった場合、リクナビプレエントリー候補者数が7,000名程度(2024年12月時点)であるため、10倍程度と予想されます。
もちろん、職種によって倍率は異なるため、NECへの就職を志望している就活生はSPIやエントリーシート(ES)からしっかりと対策を行いましょう。
また、インターンシップは参加できる人数が少ないかつ応募者数が多いため、倍率は本選考よりも高くなり数十倍以上の倍率が予想されます。
インターンシップへの参加を希望される就活生は特にSPI対策を重点的に行っておきましょう。
NECから内定を獲得するためのポイント
NECでは研究職・技術開発職・SE職・コンサルタント職・サービス職・営業職・人事総務などの事務系職などさまざまな職種の募集を行っています。
幅広い職種から自分に適した職種を選択ができることも魅力の一つです。
NECから内定を獲得するためのポイントは以下の3つです。
- 志望理由を明確にし、入社への熱意を伝える
- 協調性のアピール
- わかりやすい言葉遣いを心がける
まず1つ目は志望理由を明確にし、入社への熱意を伝えることです。
主な質問内容としては「志望理由」「NECで実現したいこと」などが挙げられます。
志望理由を具体的に話し、入社への熱意を伝えることが重要です。
また、職種別での志望理由も聞かれる可能性がありますので、「なぜSE職なのか」などその職種を選択した理由も明確にしておきましょう。
2つ目は協調性のアピールです。
仕事をする上で、協調性があることはどの職種においても大切です。
NECでは「リクルーターにチームで協力して取り組んだ経験を語ってほしい」のような質問が過去に出題されているため、協調性の有無を重要視していると考えられます。
協調性のある具体的なエピソードを交えながら、答えるよう意識しましょう。
例えば「サークル活動においてチームで協力し、課題解決に取り組んだエピソード」などご自身の経験を答えられるよう準備しておくと良いでしょう。
3つ目はわかりやすい言葉遣いを心がけることです。
面接だけではなく、エントリーシート(ES)の記載にもわかりやすい言葉を使い、相手に一度で理解できるように伝えることが重要です。
分かりやすい言葉を心がけるには、結論ファーストで端的に回答することです。
また、専門用語など難しい言葉は避けましょう。
また、NECに限らずですが、予測していない質問がされることもあります。その場合ははっきりと答えられる対応力やコミュニケーション能力が見られます。
どんな質問がきても落ち着いて答えられるよう、事前に練習しておくとよいでしょう。
🔽 NECの志望者必見 🔽
今回はNECのSPIボーダーや選考フローなどについて解説しました。
NECは誰もが耳にしたことがある有名企業なので、就活生からもかなり人気が高いです。
近年は採用者数も増加傾向ですが、SPIやエントリーシート(ES)などの対策を怠ると落ちる可能性があるのでご注意ください。