SPIの非言語ではケーキを6等分問題が出題されることがあります。
※「SPIとは?対策方法や問題・例題をすべて紹介!適性検査SPIはこれで完璧だ!」もぜひ合わせてご覧ください。
ケーキを6等分問題は割合と比に関する問題で、小学生でも解ける問題です。
SPIの中ではかなり簡単な問題なので、必ず正解しましょう。
今回はSPIを日本トップレベルに知り尽くしているSPIマスターの私カズマが、SPIのケーキを6等分問題とはどんな問題かをご紹介した後、解き方についてわかりやすく解説していきます。
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SPIのケーキを6等分問題とは?例題をご紹介
早速ではありますが、SPIの非言語で出題されるケーキを6等分問題の例題をご紹介します。
※SPIの非言語(数学)を完全解説した記事もぜひ参考にしてください。
1分を目安に解いてみてください。
【例題】
ケーキを6等分するところを間違えて8等分してしまった。ケーキ1切れの大きさは6等分したときに比べて何%小さくなったか求めよ。
【解答&解説】
ケーキの大きさを6と8の最小公倍数である24とおいてみます。
24を6等分した場合、ケーキ1切れの大きさは24÷6=4です。
24を8等分した場合、ケーキ1切れの大きさは24÷8=3です。
つまり、この問題は「4が3になったとき、何%小さくなったと言えるか?」と聞かれているのと同じです。
例えば、100が80になったときは「20%小さくなった」と即答できますね。
これは(100-80)/ 100 × 100=20[%]という計算式になっています。
この計算式にあてはめると、答えは(4-3)4 ×100=25[%]・・・(答)となります。
【SPI】ケーキを6等分問題のポイント
ケーキを6等分問題は増加率・減少率に関する問題で、分野としては割合と比になります。
※「SPIの割合と比の解き方とコツ!暗記必須の公式とは?練習問題付き」もぜひ参考にしてください。
増加率・減少率は(変化後の数値-変化前の数値)÷変化前の数値×100で計算することができます。
上記の例題の場合、ケーキ1切れの大きさが4から3になったので、上記の計算式にあてはめると(3-4)÷4×100=-25より、答えは25%の減少となるのです。
では、例として500円のお菓子が550円に値上げされた場合の増加率(値上げ率)を求めてみましょう。
上記の計算式にあてはめると、(550-500)÷500×100=10[%]・・・(答)となります。
500円の10%は500×0.1=50[円]であり、500+50=550なので、確かに10%の増加率(値上げ率)であることが確認できます。
SPIの非言語では増加率に関する知識は必須なので、必ずできるようにしておきましょう。
※「【SPI】増加率の計算式は暗記必須!忘れてしまったときの対処法もご紹介」もぜひ合わせてご覧ください。
練習問題
最後に、SPIの非言語で出題される問題の難易度に近い割合と比に関する練習問題をご紹介します。
※SPIの練習問題433問をすべて無料で掲載している記事もぜひ参考にしてください。
SPIを受検予定の就活生や転職活動中の社会人はぜひ解いてみてください。
【練習問題1】
1/2は5/12の何%に相当するか答えよ。
【解答&解説】
1/2 ÷ 5/12=6/5=1.2より、答えは120[%]・・・(答)です。
【練習問題2】
男性社員288人のうちの12.5%と、女性社員275人のうちの8%が香川県出身者である。男女合わせると香川県出身者は何人いるか。
【解答&解説】
288×0.125+275×0.08=36+22=58[人]・・・(答)
【練習問題3】
あるフィットネスクラブでは、会員全体の48%が平日会員で、平日会員の65%が主婦である。このとき、主婦でない人の平日会員は会員全体の何%か。
【解答&解説】
平日会員のうち65%が主婦なので、平日会員のうちの主婦でない人の割合は100-65=35[%]です。
平日会員は会員全体の48%なので、主婦でない人の平日会員は0.48×0.35=0.168より、16.8%・・・(答)となります。
【練習問題4】
スタジアムAはスタジアムBより40%狭く、スタジアムCはスタジアムAより70%狭い。このとき、スタジアムCはスタジアムBより何%狭いか。
【解答&解説】
「スタジアムAはスタジアムBより40%狭い」=「スタジアムAはスタジアムBの60%の広さ」です。
よって、スタジアムCはスタジアムBの0.6×0.3=0.18、つまり18%の広さなので、スタジアムCはスタジアムBより100-18=82[%]・・・(答)狭いことがわかります。
【練習問題5】
ある中学校で自転車通学でない生徒が全体の75%いる。そのうちバス通学の生徒の割合は80%で252人である。この中学校の全生徒数を求めよ。
【解答&解説】
自転車通学でない生徒=252÷0.8=315[人]です。
全生徒数=315÷0.75=420[人]・・・(答)となります。
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今回はSPIのケーキを6等分問題を取り上げました。
問題の難易度はSPIの中ではかなり簡単な方なので、出題されたときは必ず正解できるようにしておきましょう。