SPIの50円玉が2枚問題とは?難しくないので正解を狙いましょう

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SPIの非言語では50円玉が2枚問題が出題される可能性があります。

※「SPIとは?対策方法や問題・例題をすべて紹介!適性検査SPIはこれで完璧だ!」もぜひ合わせてご覧ください。

後ほど詳しく解説しますが、50円玉が2枚問題は確率に関する問題で、難易度は高くないので必ず正解しておきたいところです。

本記事ではSPIを今までに100回以上も受検し、日本一SPIを熟知しているSPIマスターの私カズマが、SPIの50円玉が2枚問題を取り上げて解き方をわかりやすく解説していきます。

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SPIの50円玉が2枚問題とは?例題で解き方を解説

SPIの非言語で出題される50円玉が2枚問題は以下のような問題です。

SPIの非言語(数学)を完全解説した記事もぜひ参考にしてください。

制限時間=1分30秒を目安に解いてみてください。

【例題】

100円玉、50円玉が2枚ずつ合計4枚の硬貨がある。この4枚の硬貨を同時に投げるとき、表が出た硬貨の合計金額が200円以上になる確率を求めよ。

【解答&解説】

合計金額が200円以上になるのは以下の4通りです。

  1. 100円玉=2枚が表
  2. 100円玉=2枚、50円玉=1枚が表
  3. 100円玉=2枚、50円玉=2枚が表
  4. 100円玉=1枚、50円玉=2枚が表

<1のケース>

100円玉が2枚とも表になる確率は(1/2)4=1/16です。

<2のケース>

100円玉2枚が表、50円玉1枚が表になる確率は(1/2)2 × 1/2=1/8です。

<3のケース>

100円玉2枚が表、50円玉2枚が表になる確率は(1/2)2 × (1/2)2=1/16です。

<4のケース>

100円玉1枚が表、50円玉2枚が表になる確率は1/2 × (1/2)2=1/8です。

以上より、答えは1/16+1/8+1/16+1/8=3/8・・・(答)となります。

【別解】

硬貨の表裏すべての出方は24=16[通り]です。

16通りをすべて記載すると以下のようになります。

※左から順に(50円玉、50円玉、100円玉、100円玉)とします。〇を付けている部分が合計金額=200円以上です。

  • 表表表表:300円 〇
  • 表表表裏:200円 〇
  • 表表裏表:200円 〇
  • 表表裏裏:100円
  • 表裏表表:250円 〇
  • 表裏表裏:150円
  • 表裏裏表:150円
  • 表裏裏裏:50円
  • 裏表表表:250円 〇
  • 裏表表裏:150円
  • 裏表裏表:150円
  • 裏表裏裏:50円
  • 裏裏表表:200円 〇
  • 裏裏表裏:100円
  • 裏裏裏表:100円
  • 裏裏裏裏:0円

〇の個数は6個なので、答えは6/16=3/8・・・(答)となります。

【SPI】50円玉が2枚問題のポイント

以上で50円玉が2枚問題をご紹介しましたが、解けましたでしょうか?

この問題のポイントは合計金額が200円以上になる4つのケースを出せるかどうかです。

そして、SPIを受検予定の就活生や転職活動中の社会人は確率の積事象・和事象を必ず理解しておきましょう。

積事象は「AとBが同時に起こる」事象のことです。

積事象は(Aが起こる確率)×(Bが起こる確率)で計算することができます。

それに対して和事象は「AまたはBが起こる」事象のことです。

和事象は(Aが起こる確率)+(Bが起こる確率)で計算することができます。

上記でご紹介した50円玉が2枚問題では、4つのケースは全て同時には起こりません。

例えば「100円玉=2枚が表、50円玉=2枚が裏」という事象と「100円玉=2枚が表、50円玉=1枚が表」という事象が同時に起こることはあり得ません。

なので、最終的には足し算(和事象)で答えを求めました。

SPIで出題される確率のもっと具体的な対策法については「SPIの確率の解き方を例題で解説!難しい?出ないという噂は?練習問題付き」にまとめているので、ぜひご覧ください。

練習問題

最後に、50円玉が2枚問題に似た練習問題をご用意しました。

SPIを受検予定の就活生や転職活動中の社会人はぜひ解いてみてください。

SPIの練習問題433問をすべて無料で掲載している記事もぜひ参考にしてください。

【練習問題1】

コインを5回投げたとき、表が1回だけ出る確率を求めよ。

【解答&解説】

すべての表裏の出方は25=32[通り]です。

5回のうち、1回だけ表が出る組み合わせは5C1=5[通り]なので、答えは5/32・・・(答)です。

【練習問題2】

コインPとQがある。Pは0.40の確率で、Qは0.45の確率で表が出る。

(1)PとQを1回ずつ投げる。PもQも表が出る確率を求めよ。

(2)Pだけを2回投げる。1回だけ表が出る確率を求めよ。

【解答&解説】

(1)積事象の問題です。0.4×0.45=0.18・・・(答)となります。

(2)1回目に表、2回目に裏が出る確率は0.4×(1-0.4)=0.24です。

1回目に裏、2回目に表も0.24なので、答えは0.24+0.24=0.48・・・(答)となります。

【練習問題3】

千円札、二千円札、五千円札、一万円札がそれぞれ2枚ずつ、合計8枚の紙幣が入った封筒がある。

(1)同時に2枚取り出したとき、合計6000円になる確率を求めよ。

(2)同時に3枚取り出したとき、合計5000円になる確率を求めよ。

【解答&解説】

(1)2枚で6000円になるのは千円札+五千円札の場合です。

最初に千円札を取り出す確率は2/8=1/4です。

次に五千円札を取り出す確率は2/7です。

これを掛け合わせると1/4 × 2/7=1/14です。

最初に五千円札、次に千円札を取り出す場合も同じ確率なので、答えは1/14 × 2=1/7・・・(答)となります。

(2)3枚で5000円になるのは(2000円・2000円・1000円)の場合です。

これは(2・2・1)(2・1・2)(1・2・2)の3通りで、どれも同じ確率です。

2/8 × 1/7 × 2/6=1/84なので、これを3倍して、1/84 × 3=1/28・・・(答)となります。

🔽 本にも載ってない極秘情報 🔽

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今回はSPIの50円玉が2枚問題について解説していきました。

確率は苦手な人が多いので、SPIを受検予定の人は必ず対策しておきましょう。

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