SPI-Hとは?高卒向け!問題例や難易度・時間・対策は?問題集のおすすめもご紹介!

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SPI-Hとは、高校卒業後は進学をせず就職する予定の高校生を主対象としたSPIのことです(後ほど詳しく解説します)

※「SPIとは?対策方法や問題・例題をすべて紹介!適性検査SPIはこれで完璧だ!」もぜひ合わせてご覧ください。

SPI-Hの「H」は「high school(高校)」の頭文字からきています。

本記事ではSPI-Hとは何かについて詳しく解説した後、SPI-Hの問題例や難易度・試験時間や対策方法など高校生が知っておきたいことについて徹底解説していきます。

また、SPI-Hの対策ができるおすすめ問題集もご紹介していきます。

ちなみにですが、SPIにはたった3時間の勉強でSPIが通過してしまう勉強法があります。

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SPI-Hとは高卒向けのSPIです

SPI-Hは冒頭でも解説した通り、高校卒業後は進学をせず、就職する予定の高校生を対象としたSPIのことです。

SPIは受検者の学力と性格の傾向を測る試験のことです。

今の日本は大学全入時代とも言われており、大学を選ばなければ誰もが大学に入学できる状況になりつつあります。

そのため、高校を卒業後に就職する人は減少傾向にありますが、厚生労働省によると2020年3月に高校を卒業した人の就職内定率は99%を超えており(2020年3月末時点)、

  • 求職者数=約168,000人
  • 内定者数=約167,000人

となっています。

高卒就職が減少傾向にあるとはいえ、毎年20万人近くの求職者・内定者がいるのでSPI-Hを選考フローに導入している企業はまだまだたくさんあります。

高校生のイメージ

SPI-Hの問題例と試験時間・問題数

SPI-Hでは能力検査(言語・非言語)と性格検査が用意されています。

能力検査は受検者の基礎学力を測定するための検査で、言語(国語)と非言語(数学)の2科目が用意されています。

性格検査は受検者の性格や思考性を測定するための検査で、「組織に馴染めるかどうか」などが見られます。

企業によっては能力検査のみ(性格検査なし)のところもあります。その場合はSPI-Hという名称ではなくGAT-Hという名称になります。

※「SPIで能力検査のみはあり得る?結論あり得ます!見分け方もご紹介」もぜひ参考にしてください。

各科目の試験時間と問題数は以下の通りです。

科目試験時間問題数
言語30分約55問
非言語40分40問
性格検査約40分300問

では、各科目の問題例を見ていきましょう。

言語

言語では半分程度が語句に関する問題で、残り半分程度が長文読解です。

本記事では例題を3つ取り上げます。その他の言語の問題を解きたい人は「SPIの言語対策・頻出分野・練習問題などを完全解説!これだけ読めば大丈夫」をご覧ください。

【例題1】

下線部の言葉と意味が最も合致するものを選択肢1〜5の中から1つ選びなさい。

(1)内容に乏しいこと

  1. 外見
  2. 真空
  3. 軽薄
  4. 虚偽
  5. 空疎

(2)支配・管理がおよぶ範囲

  1. 管轄
  2. 地域
  3. 面積
  4. 国家
  5. 区域

(3)よく理解して自分のものにすること

  1. 獲得
  2. 会得
  3. 受領
  4. 納得
  5. 自前

【解答&解説】

(1)答えは5です。

「空」はからっぽ、「疎」はまばらを意味します。

(2)答えは1です。

「管」は支配する、「轄」は取り締まることです。

(3)答えは2です。

「会得」は「えとく」と読みます。

※「【SPI】語句の意味の練習問題30問!出題頻度が高いものを集めました」もぜひ参考にしてください。

【例題2】

以下に示された二語の関係を考え、同じ関係の対になるように【 】にあてはまる言葉を選択肢1〜5の中から1つ選びなさい。

(1)椅子:着席、自動車:【 】

  1. 運転
  2. 走行
  3. 運行
  4. 修理
  5. 燃料

(2)チラシ:広告、新書:【 】

  1. 文庫
  2. 出版社
  3. 新聞
  4. 読書
  5. 書籍

【解答&解説】

(1)椅子は着席するための道具です。自動車は運転するための道具なので、答えは1・・・(答)です。

(2)チラシは広告の一種です。新書は書籍の一種なので、答えは5・・・(答)です。

※「SPIの二語の関係とは?例題でわかりやすく解説!解き方のコツと一覧も」という記事もぜひ合わせてご覧ください。

【例題3】

以下の文章を読んで各問に答えよ。

西洋の昔話の男性英雄の話では、男性が母親から自立してゆき、何らかの仕事を成就して、素晴らしい女性と結婚をする。これは男性の自立の物語としても読めるし、心のなかのこととして読むなら、人間が自我を確立していくときに、積極的に行動し、他と戦って成功していく、いわば男性型の自我をつくる(これは男性にとっても、女性にとっても同様である)ことを意味している。

白雪姫の話で非常に特徴的なところは、白雪姫の喉につかえていたリンゴが、まったく偶然にとび出して、姫が蘇生することである。男性の何らかの仕事の成就によって事が解決するのではない。もちろん、王子は棺に横たわっている白雪姫をもらい受け、自分のところに運んで行こうと決意している。これも大切なことだ。つまり、王子は偶然を生かす重要な受け皿として行動しているのであって、一義的に自分の行為によって姫を救うのではない。ここが、男性を主人公とするか、女性を主人公とするかによって、話が変わってくるところである。

出典:河合隼雄『おはなしの知恵』

(1)本文の内容と合致するものを1〜4の中から1つ選びなさい。

  1. 女性を主人公とする物語において男性英雄は不要である。
  2. 男性が母親から自立し、素晴らしい女性と結婚することが男性の自立である。
  3. 男性も女性も積極的に行動し、他と戦って成功していくことで自我を確立する。
  4. 白雪姫の話で男性は偶然を生かす受け皿としては行動していない。

(2)文中の下線部「ここ」が示す内容として適当なものはどれか。1〜4の中から1つ選びなさい。

  1. 男性が女性的な魅力をもって描かれる点
  2. 姫を王子が救ってくれる点
  3. 王子が積極的に行動し、他と戦って成功していくこと
  4. 男性英雄が一義的に自分の行為によって仕事を成就するのではない点

(3)この文章の表題をつけるとしたら以下1〜4のうちどれか。最も適当なものを1つ選びなさい。

  1. 男性主人公と女性主人公の違い
  2. 西洋の物語における男性英雄の行動
  3. 男性が母親から自立する方法
  4. 偶然を生かす重要な受け皿として行動する方法

【答え】

(1)3、(2)4、(3)2

※「【SPI】言語の長文読解とは?例題で解説!コツは?長文なしはやばい?」もぜひ参考にしてください。

言語の例題は以上となります。

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非言語

非言語は計算問題や速度算・仕事算・損益算など非常に幅広い分野から問題が出題されます。

本記事では3つの例題を取り上げます。

その他の非言語の問題を解きたい人はSPIの非言語(数学)を完全解説した記事をご覧ください。

【例題1】

次の計算をしなさい。

※計算問題は新卒採用(大学卒)や中途採用などの選考フローで採用されている一般的なSPIでは出題されません。SPI-Hでは出題されます。

(1)(24+5)×8

(2)80×42

(3)3200÷40+120

(4)0.9÷0.15

(5)2/5 + 3/45

(6)3/4 ÷ 9/2

【解答&解説】

(1)(24+5)×8=29×8=232

(2)3360

(3)3200÷40+120=80+120=200

(4)6

(5)2/5 + 3/45=18/45 + 3/45=21/45=7/15

(6)3/4 ÷ 9/2=3/4 × 2/9=1/6

※SPIの非言語では分数が頻出です。詳しくは「SPIで分数に関する知識は必須!計算方法や表記の注意点を徹底解説!」をご覧ください。

【例題2】

ある品物を原価の3割の利益を見込んで、2600円の定価をつけた。原価はいくらか求めよ。

【解答&解説】

品物の原価をa円とおくと、a×0.3+a=2600という方程式が立てられます(a×0.3が利益に該当します)

すると、1.3a=2600よりa=2600÷1.3=2000[円]・・・(答)となります。

※「SPIの損益算とは?コツと暗記必須の用語4つをわかりやすく解説!」もぜひ合わせてご覧ください。

【例題3】

以下の表は各携帯電話会社の年齢層別利用者の集計データである。

10〜19歳20〜29歳30〜39歳40〜49歳50歳以上総利用者数
A社8%15%17%180万人
B社12%28%10%250万人

(1)A社における20代の利用者数は40代の利用者数の1.5倍である。A社における40代の利用者数は何人か求めよ。

(2)B社における30代の利用者数は75万人である。B社における50歳以上の利用率は何%か求めよ。

【解答&解説】

20代と40代の利用者数の合計割合は100-(8+15+17)=60[%]であることがわかります。

40代の利用者数の割合をa[%]とすると、20代の利用者数の割合は1.5a[%]となり、a+1.5a=60となるので、2.5a=60よりa=24であることがわかります。

よって、40代の利用者数は180万 × 24%=43.2[万人]・・・(答)となります。

(2)まずは30代の利用者数の割合を求めましょう。

75万 ÷ 250万 ×100=30[%]となりますね。

よって答えは100-(12+28+30+10)=20[%]・・・(答)となります。

※「SPIの図表の読み取りは対策必須!必ず覚えておくべき知識をご紹介します」もぜひ参考にしてください。

非言語の例題は以上となります。

ちなみにですが、SPIにはたった3時間の勉強でSPIが通過してしまう勉強法があります。

これさえあれば限りなく少ない努力で内定に大きく近づきます。

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SPI-Hの難易度は?高卒でも解ける?

SPI-Hで出題される問題の難易度は新卒採用(大学卒)や中途採用などの選考フローで採用されている一般的なSPIと比較すると少し易しめです。

一般的なSPIの難易度に慣れておけばSPI-Hで出題される問題は難なく解けるでしょう。

SPIの練習問題433問をすべて無料で掲載している記事もご用意しているので、SPI-Hで高得点を取りたい人はぜひ解いておきましょう。

ちなみにですが、SPI-Hの非言語では推論という問題も出題範囲に含まれています。

推論に関しては一般的なSPIと同等の難易度の問題が出題されるのでご注意ください。

推論の問題例も1問ご紹介しておきます。

【例題】

以下の図のようなa〜eの5つのエリアがあり、それぞれO、P、Q、R、Sの5人が所有している。

a〜eの5つのエリア

次のことがわかっているとき、aのエリアは誰の所有か。

  1. RのエリアはPとは接しているが、Oとは接していない
  2. SのエリアはRとPの2つに接している

【解答&解説】

それぞれのエリアの接している数を見てみると、以下のようになりますね。

それぞれのエリアの接している数

1より、Rのエリアは4ヶ所に接するbではないことがわかります。つまり、cかeです。

これがRとPに接していることから、RとPのエリアはb、dの組み合わせとなりますが、Rのエリアはbではないため、dとなります。

すると、Pがbとなります。また、RとOは接していないため、aがO・・・(答)となります。

推論についてもっと知りたい人は「SPIの推論とは?すべてがわかる!時間足りない・苦手な人向けの対策方法も解説」をご覧ください。

SPI-Hの対策方法

ここからはSPI-Hの対策方法について言語・非言語別に解説していきます。

※性格検査は用意された質問に直感で回答していけばよいので、対策は不要です。

まず言語ですが、上記の例題でもご紹介した語句の意味では消去法をしっかりと活用してください。

選択肢の中には明かに違うと思われるものも含まれています。まずはそれらを削除し、残ったものから検討する癖をつけましょう。

二語の関係では解法のパターン(包括関係・役割関係・同列など)がいくつか決まっているのでそれを覚えましょう。

語句の意味や二語の関係はたくさんの問題を解いていけば自然に慣れています。

【SPI】語句の意味の練習問題30問!出題頻度が高いものを集めました」や「【SPI】二語の関係の練習問題50問!詳しい解答&解説付き」をぜひ有効活用してください。

長文読解は設問を読んでから文章を読む癖をつけてください。設問を後回しにすると読み返しが必要になり、時間のロスにつながります。

また、答えは必ず文章の中にあることにも注意しましょう。特に内容合致問題の選択肢はほとんどが文章内の表現で構成されています。

まずは該当箇所を確認し、その通りに述べられていればそれが正解となります。

一部の言い方や語句を変えた紛らわしい選択肢が用意されているケースもあるので、その点には注意しましょう。

続いて非言語の対策ですが、まずはSPI-Hを解くために必要な数学の公式をしっかりと頭に入れましょう。

SPIの公式一覧(非言語・数学)をまとめた記事をぜひ参考にしてください。

その後はひたすら問題演習を積むのみです。解けなかった問題は必ず解けるようになるまで反復学習しましょう。

SPI-Hの対策ができる問題集は1冊だけ

最後にSPI-Hの対策ができる問題集をご紹介します。

今のところ、SPI-Hに特化した対策ができる問題集は「高校生用SPIクリア問題集」の1冊だけです。

成美堂出版から販売されており、料金は税抜850円です。

SPIのおすすめ問題集・参考書をご紹介した記事もぜひ参考にしてください。

高校生用SPIクリア問題集

本記事の筆者も上記の通り実際に購入してみました。

中身を見てみた感想ですが、短期間でSPI-Hの傾向を掴むには非常によい問題集であると感じました。

ページ数も全部で175ページとそこまで多くないので、取り掛かりやすい問題集です。

しかし「高校生用SPIクリア問題集」にはSPI-HだけでなくSPI-Nの問題も掲載されています。

SPI-Nとは事務職採用のためのSPIです。

※詳しくは「SPI-Nとは?例題や対策方法・問題集のおすすめは?事務職志望者は必見!」をご覧ください。

なので、175ページすべてがSPI-Hに関する内容というわけではないのでご注意ください。

もっとたくさんの問題を解いてSPI-Hの対策をしたい人は青本と呼ばれているSPIの問題集を購入することをおすすめします。

青本は「高校生用SPIクリア問題集」のようにSPI-Hに特化した問題集ではありませんが、問題の掲載数がかなり多いのでおすすめです。

詳しくは「SPIの青本とは?難しい?実際に購入してみた!赤本との違いや使い方・勉強法もご紹介」をご覧ください。

🔽 本にも載ってない極秘情報 🔽

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今回はSPI-Hとは何かや問題例・難易度などについて徹底解説していきました。

SPI-Hはしっかりと対策をすれば高得点が取りやすいテストなので、必ず準備をして本番に臨みましょう。

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