SPIの非言語では5mのひも問題が出題されることがあります。
※「SPIとは?対策方法や問題・例題をすべて紹介!適性検査SPIはこれで完璧だ!」もぜひ合わせてご覧ください。
5mのひも問題はかなり簡単な問題なので、絶対に正解しておきたいところです。
今回はSPIを今までに100回以上も受検し、日本トップレベルにSPIを知り尽くしているSPIマスターの私カズマが、5mのひも問題の解き方についてわかりやすく解説していきます。
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【SPI】5mのひも問題とは?解き方を例題で解説
冒頭でも解説した通り、5mのひも問題はSPIの非言語の中でもかなり簡単な問題です。
※SPIの非言語(数学)を完全解説した記事もぜひ参考にしてください。
正直、この問題を解けないと他の非言語の問題を正解することは難しいでしょう。
最悪のケースとしては非言語で0点を取ってしまう可能性もあります。
※SPIの非言語は0点・ボロボロ・壊滅的でも通過するのか?について解説した記事もぜひ合わせてご覧ください。
5mのひも問題の例題は以下です。
【例題】
5mのひもを2本に切ったところ、長いほうのひもは短いほうのひもの3倍より10cm長かった。このとき、短いほうのひもは何cmか求めよ。
【解答&解説】
短いほうのひもの長さをa[cm]とおきます。
すると、長いほうのひもの長さは(3a+10)cmとおくことができます。
この合計が5m(=500cm)なので、a+(3a+10)=500という方程式が成り立ちます。
すると、4a+10=500より、4a=490となるので、a=122.5[cm]・・・(答)となります。
※方程式の解き方がわからない人は「【SPI】方程式はこの2つだけ絶対覚えよう!例題でわかりやすく解説!練習問題付き」をご覧ください。
【検算】
長いほうのひもの長さ=500-122.5=377.5[cm]です。
122.5×3+10=377.5なので、確かに長いほうのひもは短いほうのひもの3倍より10cm長くなっています。
【SPI】5mのひも問題のポイント
5mのひも問題を解くポイントは方程式を立てられるかどうかです。
SPIの非言語では方程式を使った問題が頻出です。
※「SPIで頻出!優先順位高く対策すべき問題を例題付きで科目別にご紹介!就活生・社会人必見」もぜひ参考にしてください。
方程式を立てるコツは求めるものを文字に置き換えることです。
上記の例題では、求めるもの=短いほうのひもの長さなので、それをa[cm]とおきました。
すると、長いほうのひもの長さは(3a+10)cmと表すことができ、そこから「a+(3a+10)=500」という方程式を立てることができました。
求めるものを文字に置き換えて方程式を立てるというステップは数学の定石なので、必ず覚えておきましょう。
練習問題
最後に、5mのひも問題と内容が似ている練習問題をご用意しました。
上記でご紹介したポイントを踏まえて解いてみましょう。
※SPIの練習問題433問をすべて無料で掲載している記事もぜひ合わせてご覧ください。
【練習問題】
ビルPの階数はビルQのよりも10階低く、またビルQの階数の3/5である。このとき、ビルPは何階建てか。
【解答&解説】
ビルPがp階建てであるとします。
すると、ビルQは(p+10)階建てであることがわかります。
また、問題文よりp=3/5 × (p+10)が成り立つので、両辺を5倍して、5p=3(p+10)より、2p=30となるので、p=15[階建て]・・・(答)となります。
ちなみに、ビルQは15+10=25[階建て]です。
25 × 3/5=15なので、確かにビルPの階数はビルQの階数の3/5になっていることがわかります。
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今回はSPIで出題される5mのひも問題を取り上げました。
方程式の解き方を忘れてしまった人は本番までに必ずできるようにしておきましょう。