【SPI】速度算の練習問題15問!詳しい解答&解説も掲載

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SPIの非言語(数学)では速度算が頻出なので必ず対策をしておきましょう。

※「SPIの非言語(数学)を完全解説!対策方法やできない人でも点数を上げる方法!問題もご紹介」もぜひ合わせてご覧ください。

本記事ではSPIの非言語(数学)で出題される速度算の問題の難易度に近い練習問題を15問ご用意しました。

速度算を解くには必ず覚えておかなければならない公式もあるので、それも合わせてご紹介していきます。

SPIを受検予定の就活生や転職活動中の社会人はぜひ解いてみてください。

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【SPI】速度算の練習問題

SPIの練習問題433問をすべて無料で掲載している記事もぜひ参考にしてください。

SPIの速度算を解くためには以下3つの公式を必ず理解しておかなければなりません。

  • 距離の換算(1km=1000m、1m=100cmなど)
  • 速度の換算(60m/分=3.6km/時など)
  • き・は・じの法則

以上3つの公式がわからない人は「SPIの速度算・速さの計算の解き方とコツ!重要公式もご紹介」を読んでから以下の練習問題を解くようにしましょう。

【練習問題1】

家から駅まで時速6kmで歩いたところ12分で到着した。翌日は時速4kmで歩いたとすると、何分で駅まで到着するか求めよ。

【解答&解説】

12分=12/60[時間]ですね。

よって駅までの距離は6 × 12/60=6/5[km]であることがわかります。

よって時速4kmで歩いた場合は6/5 ÷ 4=3/10[時間]かかることがわかります。

3/10時間=18[分]なので、答えは18分・・・(答)となります。

【練習問題2】

家から2.7km離れたカフェまで自転車で往復した。行きは上り坂で平均時速8.1km/時、帰りは下り坂で平均時速13.5km/時で自転車を漕いだ。また、カフェには45分滞在した。このとき、家を出てから帰宅するまでにかかった時間は何分か求めよ。

【解答&解説】

家からカフェまでにかかった時間は2.7 ÷ 8.1=1/3[時間]=20[分]ですね。

同様に考えて、カフェから家までにかかった時間=2.7 ÷ 13.5=1/5[時間]=12[分]です。

カフェの滞在時間は45分とのことなので、求める答えは20+45+12=77[分]・・・(答)となります。

【練習問題3】

P地点からQ地点までに自転車で往復したところ、行きは45分、帰りは50分かかった。行きの平均時速は時速20kmだったとすると、帰りの平均速度は時速何kmか求めよ。

【解答&解説】

PQ間の距離=20 × 45/60=15[km]であることがわかります。

よって、帰りの平均速度=15 ÷ 50/60=18[km/時]・・・(答)となります。

【練習問題4】

家から学校までは8kmの距離があり、普段は自転車で30分かけて通学している。ある日、家を出るのが5分遅れてしまった。普段と同じ時刻に学校に到着するには平均時速を普段よりどれだけ速くすれば良いか求めよ。

【解答&解説】

普段より5分早い25分で8kmを走行しなければなりません。

このときの速度=8 ÷ 25/60=19.2[km/時]です。

普段の平均速度=8 ÷ 30/60=16[km/時]なので、19.2-16=3.2[km/時]・・・(答)速くする必要があるとわかります。

【練習問題5】

家から4.2km離れた図書館まで最初は4.5km/時で歩いたが、途中から10km/時で走ったので、合計で34分かかった。このとき、歩いていた時間は何分か求めよ。

【解答&解説】

34分=34/60[時間]=17/30[時間]です。

歩いていた時間をa時間とすると、走っていた時間は(17/30 – a)時間となります。

すると、4.5a+10(17/30 – a)=4.2という方程式を立てることができます。

これを解くとa=4/15[時間]となります。

※方程式の解き方がわからない人は「【SPI】方程式はこの2つだけ絶対覚えよう!例題でわかりやすく解説!練習問題付き」をご覧ください。

4/15[時間]=16[分]なので、答えは16分・・・(答)となります。

【練習問題6】

A君は自宅から学校まで普段は平均時速4.5km/時で歩いて通っているが、ある日、普段の80%のスピードが歩いたところ、普段より5分遅れて学校に到着した。A君は普段学校まで何分かかっているか求めよ。

【解答&解説】

A君の普段の通学時間をa時間とすると、自宅から学校までの距離は4.5a[km]となります。

すると、以下の方程式が成り立ちます。

4.5a=4.5×0.8×(a+5/60)

これを解くとa=1/3となります。1/3時間=20分なので、答えは20分・・・(答)です。

【練習問題7】

長さ200mの電車が時速72kmで800mのトンネルを通過する。このとき、電車がトンネルを通過するのに何秒かかるか求めよ。

【解答&解説】

電車の先頭がトンネルに入ってから、電車の末尾がトンネルの出口を出るまで、電車が進む距離は200+800=1000[m]です。

時速72km=秒速20mなので、求める答えは1000÷20=50[秒]・・・(答)となります。

【練習問題8】

時速72kmの電車Aの後ろを、時速108kmの電車Bが並行して走っている。電車Aの長さは200m、電車Bの長さは240mである。電車Bが電車Aに追いついてから追い越すまでに何秒かかるか求めよ。

【解答&解説】

電車Aと電車Bの速度差は108-72=36[km/時]ですね。

これを秒速に変換すると、10m/秒となります。

電車Bの移動距離は200+240=440[m]です。

よって求める答えは440÷10=44[秒]・・・(答)となります。

【練習問題9】

時速102kmの急行列車と時速60kmの普通列車がすれちがう。急行列車の長さが200m、普通列車の長さが160mのとき、2つの列車が完全にすれちがうのに何秒かかるか求めよ。

【解答&解説】

急行列車と普通列車の速度の合計は102+60=162[km/時]ですね。

これを秒速に変換すると45m/秒です。

急行列車の移動距離は160+200=360[m]です。

よって求める答えは360÷45=8[秒]・・・(答)となります。

【練習問題10】

AとBの2人がP地点からQ地点までを一緒に走る。P地点からQ地点までは14kmある。Aは時速9km、Bは時速12kmで走るものとする。Aがスタートしてから10分後にBがスタートする場合、BがAに追いつくのはAがスタートしてから何分後か求めよ。

【解答&解説】

Aは10分、すなわち1/6[時間]でBとの間に9 × 1/6=1.5[km]の距離を空けていることがわかります。

AとBの速度差は3[km/時]なので、BがAに追いつくのは15÷3=0.5[時間]=30[分後]であることがわかります。

問題は「Aがスタートしてから何分後か」なので、答えは30+10=40[分後]・・・(答)となります。

【練習問題11】

28km離れたA地点とB地点がある。Pは時速5kmでA地点からB地点に向かって、Qは時速7kmでB地点からA地点に向かって歩き始めた。PとQが同時に出発した場合、2人が出会うのは出発してから何時間何分後か求めよ。

【解答&解説】

2人が出会うまでの時間をa時間とおきます。

すると、Pの移動距離は5a[km]、Qの移動距離は7a[km]です。この合計は28kmになるので、

5a+7a=28より、a=7/3が求まります。

7/3[時間]=2時間20分・・・(答)となります。

【練習問題12】

1周7kmの池の周りをRは時速13km、Sは時速18kmの自転車で走る。今、RとSは同じスタート時点にいて、2人の速度は常に一定であるものとする。Sがスタートした15分後にRが同じ方向に向かって走り出した場合、Sが最初にRを追い越すのはSがスタートしてから何分後か求めよ。

【解答&解説】

SがRに追いつくとき、Sが走る距離はRが走る距離よりも1周多くなることに注目します。

Sの走行時間をa時間とすると、Rの走行時間は15(=0.25時間)短いので(a-0.25)時間となります。

すると、

18a=13×(a-0.25)+7という方程式が立てられます。

これを解くとa=0.75[時間]となります。0.75時間=45分・・・(答)となります。

【練習問題13】

P地点とQ地点は2.8km離れている。AはP地点を9:20に出発してQ地点に向かい、BはQ地点を9:30に出発してP地点に向かったところ、2人は9:40にすれ違った。BがAの1.5倍の速度で歩いているとすると、Aの平均時速は時速何kmか求めよ。

【解答&解説】

2人がすれ違うのはAが出発してから20分後(=1/3時間後)、Bが出発してから10分後(=1/6時間後)です。

Aの平均時速をa[km/時]とおくと、

  • Aが歩いた距離=a/3[km]
  • Bが歩いた距離=1.5a × 1/6=a/4[km]

であることがわかります。

この合計は2.8kmになるので、a/3 + a/4=2.8という方程式が成り立ちます。

これを解くとa=4.8[km/時]・・・(答)となります。

【練習問題14】

家から学校まで30km離れている。家から駅まで平均時速20kmの自転車で行き、駅から電車に乗って学校に行くと、自宅から学校まで45分かかった。ただし、駅から学校までの平均時速は50kmで、電車の停止時間や乗り継ぎにかかる時間は考えないものとする。このとき、駅から学校までの距離を求めよ。

【解答&解説】

家から学校までの所要時間は45分=0.75時間です。

家から駅までの所要時間をa時間とすると、駅から学校までの所要時間は(0.75-a)時間となります。

家から学校までの距離は30kmなので、

20a+(0.75-a)×50=30

という方程式が成り立ちます。

これを解くとa=0.25[時間]=15[分]となります。

すると、駅から学校までの所要時間は45-15=30[分]=0.5[時間]とわかります。

よって求める答えは50×0.5=25[km]・・・(答)となります。

【練習問題15】

AとBの2人が同じウォーキングコースを歩く。Aはスタート地点を10:30に出発し、Bは同じスタート地点を10:45に出発したところ、11:30にAを追い抜いた。Aの速度が時速7.2kmだとすると、Bの速度は時速何kmか求めよ。

【解答&解説】

BがAを追い越すのはAが出発してから1時間後なので、Aの進んだ距離は7.2×1=7.2[km]です。

Bはこの距離を11:30 – 10:45=45分=0.75時間が進みます。

つまり、Bの平均時速は7.2÷0.75=9.6[km/時]・・・(答)となります。

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速度算の練習問題は以上となります。

速度算はSPIの非言語(数学)で出題頻度が高いかつ難易度もそこまで高くはないので、対策のコスパは非常に良い分野です。

ぜひ優先度を高めていただければと思います。

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