「SPIの非言語(数学)で虫食い算は出題されるのか」という疑問を持っている人がいますが、本記事のタイトルの通り、SPIで虫食い算は出題されません。
本記事の筆者はSPIを今までに100回以上も受検しているSPIマスターですが、虫食い算が出題されたことは1回もありません。
本記事ではSPIと虫食い算の関係について詳しく解説していきます。
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SPIで虫食い算は出ないので対策不要
本記事のタイトルでも冒頭でも述べた通り、SPIの非言語で虫食い算は出題されませんので対策は不要です。
※SPIの非言語の出題範囲についてはSPIの非言語(数学)を完全解説した記事をご覧ください。
SPIにはテストセンター・WEBテスティング・インハウスCBT・ペーパーテストという4つの受検方式がありますが、すべての受検方式において虫食い算が出題されることはありません。
虫食い算がどんな問題かわからない人のために、虫食い算の例題を1つご紹介しておきます。
【虫食い算の例題】
以下のAとBにあてはまる数を答えよ。
【解答&解説】
まずBが含まれている列に注目します。
9にBをかけた結果、一の位が4になっているのでB=6・・・(答)であることがわかります(9×6=54のため)
すると、A×B+5=23になるので、A×6+5=23より、A×6=18となるのでA=3・・・(答)が求まります。
※方程式の解き方がわからない人は「【SPI】方程式はこの2つだけ絶対覚えよう!例題でわかりやすく解説!練習問題付き」をご覧ください。
以上の虫食い算の例題はかなり簡単な問題となります。
今後、SPIで虫食い算が出題される可能性はある?
「今後、SPIで虫食い算が出題される可能性はあるのか?」という疑問を持つ人もいるでしょうが、その可能性は極めて低いです。
SPIは定期的に新しい問題が追加されたり、非言語の場合は問題の数値が変更されたりしますが、出題範囲についてはここ何年も変化はありません。
なので、今後もSPIの出題範囲は変わらない可能性が高いため、突然SPIで虫食い算が出題される可能性はかなり低いと考えるのが自然でしょう。
SPIを受検予定の就活生や転職活動中の社会人は虫食い算の対策は不要です。SPIで出題される分野に絞って勉強・対策を行いましょう。
※「SPIの対策方法・勉強法を日本一SPIに詳しい筆者が真剣に考えてみた」もぜひ合わせてご覧ください。
虫食い算の解き方のコツ
念のため、虫食い算の解き方のコツについて例題を使いながら解説しておきます。
虫食い算のコツはわかる箇所からひたすら数字を埋めていくことです。
虫食い算の問題を見たときに、どの箇所だったら数字が埋めれそうかを素早く判断することが重要です。
【例題】
以下のA〜Gにあてはまる数を答えよ。
【解答&解説】
まずはFとGに注目します。
Fに4をかけた結果、一の位が8になっているのでFは2または7であることがわかります。
Gは8がそのまま下りてくるので、G=8は確定します。
続いてはEに注目します。E+2=8になるので、E=6が確定します。
ここで、F=2のとき、C×4=6となり、Cは整数にならないので不適です。
つまり、この時点でF=7が確定します。すると、F×4=28となるので、C×4+2=Eが成り立ちます。
E=6なので、C=1が確定します。
次はAとBに注目します。2+A=3、0+B=0であることがわかるので、A=1、B=0となります。
ここまでの数値をまとめてみると、以下のようになります。
残すはDのみです。D×7の結果の一の位が2になることがわかるので、Dは6であるとわかります。
よって、答えは以下のようになります。
虫食い算の練習問題
最後に虫食い算の練習問題をご用意しました。SPIで出題される可能性はほぼゼロですが、余力のある人は解いてみてください。
【練習問題】
(1)以下のA〜Dにあてはまる数を答えよ。
【解答&解説】
まず、D=9であることは自明です。
すると、3×Cの結果の一の位がD(=9)になるので、C=3が確定します。
次に、B+9の一の位が8になることがわかるので、B=9が確定します。
そして、A×C=Bとなるので、A×3=9より、A=3となります。
以上をまとめると、以下の答えになります。
(2)以下のA〜Gにあてはまる数を答えよ。
【解答&解説】
まずGに注目すると、4×Gの結果の一の位の数が0であることがわかるので、G=0または5であることがわかります。
G=0の場合、「4D70」の部分はすべて0になるはずなので、G=0は不適であることがわかります。
よって、G=5です。
続いて、Fに注目すると、7+Fの結果の一の位の数が3なので、F=6となります。
7+Fで1つ繰り上がっているので、1+D+1=4となります。つまり、D=2です。
また、4+C=8なので、C=4です。
ここまでの数値を入れてみると、以下のようになります。
あとはEさえ求まれば、AとBは自動的に決まりますね。
2+E×5の結果の一の位が7になる(2は4×5=20の十の位より)ことを考えると、E=1、3、5、7、9のどれかになります。
「4270」の部分と照らし合わせながら確かめていくと、E=5が適切であることがわかります。
すると、もとの計算は854×45であることがわかるので、A=3、B=3が求まります。答えは以下の通りです。
(3)以下のA〜Fにあてはまる数を答えよ。
【解答&解説】
「42-3B」の計算結果が8になることから、B=4であることがわかります。
すると、1A×2=3Bとなるので、1A×2=34より、A=7が確定します。
また、D=E=Fであることがわかります。また、余りが0なので、42Dは17の倍数であることがわかります。
17×24=408、17×25=425、17×26=442なので、この時点でD=5が確定します。
つまり、もとの計算は425÷17となるので、C=5となります。
答えは以下の通りです。
虫食い算の練習問題は以上となります。
🔽 本にも載ってない極秘情報 🔽
今回はSPIで虫食い算は出題されるのかや、今後出題される可能性はあるのかなどについて解説していきました。
SPIを受検予定の就活生や転職活動中の社会人は虫食い算以外の分野を重点的に対策するようにしてください。