SPIは文系が不利な絶望的WEBテスト(適性検査)だと思っている人も多いのではないでしょうか?
後ほど詳しく解説しますが、SPIは文系が不利なWEBテスト(適性検査)ではありません。
本記事ではSPIと文系の関係についてSPIマスターの私カズマが徹底解説していきます。
また、文系・理系問わず「この問題が解けないとSPIが絶望的になる可能性が高い」という非言語の問題もご紹介します。
SPIを受検予定の就活生や転職活動中の社会人はぜひ最後までご覧ください。
ちなみにですが、SPIにはたった3時間の勉強でSPIが通過してしまう勉強法があります。
これさえあれば文系の人でも限りなく少ない努力で内定に大きく近づきます。
これは私が100回以上ものSPI受検を通して生み出した、どの本にも載っていない超コスパの良い究極の勉強法です。
文系の人はぜひ以下のボタンからその方法をチェックしてみてください。
SPIは文系不利で絶望的?
冒頭でも解説した通り、SPIは文系が不利なWEBテスト(適性検査)ではありませんのでご安心ください。
ほとんどの企業はSPIで言語・非言語・性格検査の3科目を採用しています。
※言語=国語、非言語=数学のことです。
文系の人は非言語の問題が解けるかについて心配しているかと思いますが、SPIの非言語では中学・高校で学習する基本的な内容をもとにした問題が出題されます。
三角関数や微分・積分など高度な知識は一切必要ありません。
しかし、文系で数学に対してかなりの苦手意識があり、中学・高校で学習する基本的な内容も忘れてしまった人はSPIが不利になるでしょう。
SPIの非言語では以下のような問題が出題されますが、以下の問題を解けない場合はSPIの非言語が絶望的な点数になる可能性が高いので早急な対策が必要です。
【例題1(制限時間=1分)】
以下のXにあてはまる数字を答えなさい。
1/3 は 4/X の125%である。
【解答&解説】
125%は5/4なので、設問の条件は 1/3 = 4/X × 5/4という式で表すことができます。
すると、1/3 = 5/X となるので、X=15・・・(答)が求まります。
※「【SPI】割合と比の練習問題15問!頻出分野なので必ず対策しておきましょう」もぜひ参考にしてください。
【例題2(制限時間=1分)】
ある果物店では、原価の3割の利益を見込んで定価をつけている。ミカン1箱の定価が1950円のとき、定価の2割引で販売すると、利益はいくらになるか。
【解答&解説】
売値=1950×0.8=1560[円]です。
定価は原価の3割の利益を見込んだものなので、原価の1.3倍が定価1950円になります。
つまり、原価は1950÷1.3=1500[円]となります。
したがって、利益は1560-1500=60[円]・・・(答)です。
※「【SPI】損益算の練習問題15選!SPI受検予定の人が必ず解いておくべき問題です」もぜひ参考にしてください。
【例題3(制限時間=1分)】
82円切手と52円切手を合計30枚買って2200円以内におさまるようにしたい。82円切手をできるだけ多く買うには、82円切手を何枚にすればよいか。
【解答&解説】
82円切手をa枚買うとき、52円切手は(30-a)枚買うことになります。
すると、問題文の条件より82a+52(30-a)≦3000という不等式を立てることができるので、これを解くとa≦21.33・・・となります。
よって、答えは21枚・・・(答)です。
※不等式の解き方がわからない人は「SPIで不等式の知識は必須!覚えておくべき法則と問題例を合わせてご紹介」をご覧ください。
文系で数学が苦手な人がやるべきSPIの対策法
以上3つの問題はSPIの非言語の中でもかなり簡単な問題です。
解けなかった人は最悪、SPIの非言語で0点を取ってしまう可能性があるので今すぐにSPIの対策を始めましょう。
※SPIの非言語は0点・ボロボロ・壊滅的でも通過するのかについて解説した記事もぜひ参考にしてください。
文系で数学が苦手な人は、まずはSPIの非言語で必要となる公式を頭に入れることから始めてください。
具体的な公式の例としては
- 内項の積=外項の積
- き・は・じの法則
- 順列Pと組み合わせCの計算方法
などがあげられます。
SPIの非言語で必要な公式は「SPIの公式一覧まとめ43個!非言語・数学はこれだけ暗記しろ!例題で使い方も解説」にまとめているので、ぜひご覧ください。
公式をしっかりと暗記したら、SPIの問題集を使って実践を積んでいきましょう。
文系で数学が苦手な人におすすめの問題集はこの後ご紹介していきます。
ちなみにですが、SPIにはたった3時間の勉強でSPIが通過してしまう勉強法があります。
これさえあれば文系の人でも限りなく少ない努力で内定に大きく近づきます。
これは私が100回以上ものSPI受検を通して生み出した、どの本にも載っていない超コスパの良い究極の勉強法です。
文系のある人はぜひ以下のボタンからその方法をチェックしてみてください。
文系の人におすすめのSPI問題集3冊
ここからは数学が苦手な文系の人におすすめのSPI問題集として以下の3冊ご紹介していきます。
- これが本当のSPI3だ!
- 文系学生のためのSPI3完全攻略問題集
- SPI3をひとつひとつわかりやすく。
それぞれの特徴や料金は以下です。
※「SPIの問題集・参考書おすすめ2024年版ランキング!無料で買う方法はある?年度の違いは?」もぜひ合わせてご覧ください。
1:これが本当のSPI3だ!
まず最初にご紹介するのは「これが本当のSPI3だ!」です。
この問題集は就活界隈では赤本と呼ばれており、非常に人気のある一冊です。
赤本はSPI初学者向けに作られており、掲載されている問題も基礎的なものが多いのが特徴です。
解答・解説もかなり丁寧に掲載されています。
先ほどご紹介した3つの問題が解けなかった人はまずはこの赤本を購入することをおすすめします。
ページ数は444ページで、料金は1,650円(税込)です。
赤本の詳細は「SPIは赤本だけで対応可能?実際に買ってレビューしてみた」にも記載しているので、ぜひ合わせてご覧ください。
2:文系学生のためのSPI3完全攻略問題集
続いてご紹介するのは「文系学生のためのSPI3完全攻略問題集」です。
就活本を数多く販売している高橋書店から出版されており、2023年1月〜2023年9月における全国有名書店の「就職試験」ジャンルでシリーズ売上No.1を達成している問題集です。
タイトルにもある通り「長らく数学に触れていない」「算数の知識がすでにあやふや」という文系学生を主なターゲットにした、基礎の基礎から学べる問題集です。
解説も図解やイラストを使ってかなり丁寧に記載されています。
ページ数は272ページで、料金は1,540円(税込)です。
3:SPI3をひとつひとつわかりやすく。
最後にご紹介するのは「SPI3をひとつひとつわかりやすく。」です。
累計で980万部以上も売れている大人気の問題集です、タイトルの通り「わかりやすさ」に重点を置いているのが特徴です。
解説は以下のようにイラストや図解が豊富に利用されており、文系で数学が苦手な人でも理解しやすい内容になっています。
ページ数は220ページで、料金は1,430円(税込)です。
🔽 本にも載ってない極秘情報 🔽
今回はSPIは文系が不利で絶望的なのか?について解説していきました。
SPIの非言語の問題はしっかりと対策すれば文系でも高得点が狙えます。
SPIを受検予定の就活生や転職活動中の社会人はしっかりと対策をしておきましょう。