【SPI】みかんとりんご合わせて14個の問題の解き方は?例題で徹底解説

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SPIの非言語ではみかんとりんごを合わせて14個用意し、それを3人に配布する問題が出題されることがあります。

※みかんとりんごはあくまでも例です。赤玉と青玉などでも解き方は同じです。

みかんとりんご合わせて14個の問題はそこまで難易度は高くないので、必ず正解しておきたいところです。

本記事ではSPIを今までに100回以上受検してきたSPIマスターの私カズマが、みかんとりんご合わせて14個の問題の解き方を例題で解説していきます。

※「SPIとは?対策方法や問題・例題をすべて紹介!適性検査SPIはこれで完璧だ!」もぜひ合わせてご覧ください。

SPIを受検予定の就活生や転職活動中の社会人はぜひ最後までご覧ください。

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【SPI】みかんとりんご合わせて14個の問題とは?

早速ですが、SPIの非言語で出題されるみかんとりんご合わせて14個の問題をご紹介していきます。

SPIの非言語(数学)を完全解説した記事もぜひ参考にしてください。

制限時間=1分30秒を目安に解いてみてください。

【例題】

みかんとりんご合わせて14個をA、B、Cの3人で分けた。3人への分け方について、以下2つのことがわかっている。

  • みかんをもらった数について、BはCの2倍、AはBの2倍である
  • りんごをもらった数について、CはAの5倍である

このとき、Aがもらったみかんとりんごの数は合わせて何個か。

【解答&解説】

Cがもらったみかんの数をX個とおくと、Bがもらったみかんは2X[個]、Aがもらったみかんは4X[個]となります。

よって、みかんの合計はX+2X+4X=7X[個]となります。

今回はみかんとりんご合わせて14個なので、みかんとりんごの片方が0個というのはあり得ません。

また、XはCがもらったみかんの数なので、明らかに自然数です。

この時点でX=1が確定します。X=1の場合、みかんの合計は上記の通り7×1=7[個]になります。

X=2の場合、みかんの合計は7×2=14[個]となり、りんご=0個になってしまうので不適です。

したがって、りんごの数は14-7=7[個]となります。

よって、A、B、Cのりんごの数はそれぞれ1個、1個、5個となります(このパターン以外あり得ません)

以上より、Aがもらったみかんとりんごの数は4X+1=4×1+1=5[個]・・・(答)となります。

ちなみにですが、A、B、Cがもらったみかんとりんごの数は以下のようになります。

単位:個ABC
みかん421
りんご115
536

【SPI】みかんとりんご合わせて14個の問題の解き方のコツ

以上でご紹介したみかんとりんご合わせて14個の問題は整数に関する問題です。

与えられた条件から式を作り、その式にあてはまる整数を見つけ出せる能力が求められます。

整数問題の解き方のコツとしては、ある程度整数が推測できてきたら、後はしらみつぶしで検証を行うことです。

上記のみかんとりんご合わせて14個の問題ではみかんの合計=7X[個](Xは自然数)とまでわかると、その後はX=1、X=2の場合を考えていきました。

すると、X=2以上は不適であるということに気付けました。

そして、りんごの数が14-7=7[個]と確定した後は「りんごをもらった数について、CはAの5倍である」という条件から、(A、B、C)=(1、1、5)以外のパターンはあり得ないと気付けました。

このように、SPIの整数問題ではしらみつぶしで数字の検証を行うことが多々あります。

SPIを受検予定の就活生や転職活動中の社会人はぜひ意識しておいてください。

SPIの整数問題は「SPIの整数問題10選!難易度が高いので要注意」でも取り上げているので、ぜひ合わせてご覧ください。

みかんとりんご

SPIの練習問題

最後に、SPIの非言語で出題される整数問題に近い難易度の練習問題をご用意しました。

SPIを受検予定の就活生や転職活動中の社会人はぜひ解いてみてください。

SPIの練習問題433問をすべて無料で掲載している記事もぜひ合わせてご覧ください。

【練習問題】

(1)4つの自然数がある。4つの数の積は56で、和は14である。このとき、4つの数のうち最も大きい数を求めよ。

(2)Xは2の倍数、Yは3の倍数、Zは5の倍数であり、次のことがわかっている。

【ア】XとYの和は35である

【イ】YとZの和は41である

X、Y、Zがいずれも自然数であるとき、Xの値を求めよ。

【解答&解説】

(1)56を素因数分解すると、2×2×2×7となります。

掛け算の式の数字がちょうど4つなので、試しに和を求めてみると、2+2+2+7=13となります。

14には1足りないことがわかります。掛け算の式のうち「2×2」を「4×1」にしてみると、4つの自然数は4、1、2、7となり、積は56、和は14になります。

したがって、最も大きい数は17・・・(答)です。

(2)アが35、イが41とどちらも奇数になっています。

2つの数の和が奇数になるのは一方が偶数で、もう一方が奇数の場合のみです。

Xは2の倍数なので明かに偶数です。よって、アのYは奇数であることがわかります。

Yが奇数ということは、イのZは偶数となります。

Zは5の倍数かつ偶数なので、「10、20、30、40」のいずれかです。

イの「Y+Z=41」にZの候補を以下のようにあてはめてみると、Y=21のみが適切であることがわかります(Yは3の倍数のため)

Z10203040
Y3121111

この時点でY=21、Z=20が確定します。

アより、X+Y=35なので、X=14・・・(答)となります。

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今回はSPIの非言語のみかんとりんご合わせて14個の問題の解き方について解説していきました。

与えられた条件から整数の候補を絞り込む→しらみつぶしという手順をしっかり頭に入れておきましょう!

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