
後ほど詳しく解説しますが、日産化学のSPIボーダーは特になしと推測されます。
本記事ではSPIを今までに100回以上も受検してきたSPIマスターの私カズマが、日産化学のSPIボーダーや受検方式・過去のES内容などについて解説します。
日産化学から内定を獲得したい就活生はぜひ最後までお読みください。
ちなみにですが、SPIにはたった3時間の勉強でSPIが通過してしまう勉強法があります。
これさえあれば限りなく少ない努力で日産化学のボーダーも突破できます。
これは私が100回以上ものSPI受検を通して生み出した、どの本にも載っていない超コスパの良い究極の勉強法です。
興味のある人はぜひ以下のボタンからその方法をチェックしてみてください。
日産化学のSPIボーダーは特になし!日産化学はどんな会社?
日産化学のSPIは最終面接前に実施されるため、SPIボーダーは特にありません。基本的には全員が通過するでしょう。
※他の企業のSPIボーダーを知りたい人は「SPIのボーダー・合格ライン企業一覧100社!何割取ればOK?高い企業は?足切り基準をご紹介」をご覧ください。
日産化学のSPIは本選考で行われます。インターンシップの選考でSPIは実施されません。
日産化学のSPIの受検方式はテストセンターで、出題科目は言語・非言語・性格検査の3科目です。
テストセンターとは用意された専用の試験会場にまで足を運び、そこに設定されているPCからSPIを受検する方式です。
※詳しくは「SPIのテストセンターとは?対策・予約方法から時間・服装まで完全解説!練習問題付き」をご覧ください。
テストセンター型SPIの言語・非言語では以下のような問題が出題されます。
【言語の例題】
次の言葉と意味が適合するものを選びなさい。
諫言
- A:教訓の意味を持つ短い言葉。
- B:目上の人に忠告する言葉。
- C:他人を深く傷つける言葉。
- D:相手の誤りや欠点を厳しくただす言葉。
【解答&解説】
正解はB・・・(答)です。
「諫言(かんげん)」は目上の人の過ちなどを指摘して忠告することです。
「諫」は訓読みでは「いさ(める)」と読みます。
もともとは主に目上の人に対して忠告することですが、最近では上下関係のない間柄でもよく使われます。
ただし、本来の意味からは外れるため、失礼に当たる場面もあるので注意しましょう。
「論文について先生からの諫言を参考に手直しする」などというと、厳密には先生より自分のほうが目上の立場になってしまいます。
※「【SPI】語句の意味の練習問題30問!出題頻度が高いものを集めました」もぜひ合わせてご覧ください。
【非言語の例題】
Pさんが3月にグランドピアノを購入した。最初に総額の1/3を支払い、残りは4月から月初に1どの分割で支払う。また、6・8・10月はそれ以外の月の3倍の金額を支払うことになっている。翌年の1月の支払いで、金額を支払い終える。6月に支払うべき金額は分割支払い額のうちのいくらか。
- A:1/10
- B:1/11
- C:1/12
- D:2/15
- E:3/16
- F:3/20
- G:A~Fのいずれでもない
【解答&解説】
正解はE・・・(答)です。
分割は4月から翌年1月までの10回ですが、3倍の金額を支払う月が3回あるので、1回あたりの支払いは16回払いのときと同じで1/16となります。
6月はその3倍なので、3/16が正解となります。
※「【SPI】分割払いの練習問題まとめ!抑えるべきポイントをわかりやすく解説」もぜひ合わせてご覧ください。
日産化学は1887年に日本初の化学肥料製造会社として誕生し、130年以上の歴史がある会社です。
現在の主な事業は以下の通りです。
- 化学品事業=基礎化学品(硫酸・硝酸・アンモニアなどの工業薬品類など)や、ファインケミカルの製品を提供
- 機能性材料事業=半導体工程に欠かせない半導体材料や、液晶表示用材料ポリイミドなどのディスプレイ材料の提供
- 農業化学品事業=除草剤・殺虫剤・殺菌剤などの開発、製造、販売
- ヘルスケア事業=高コレステロール血症治療薬のピタバスタチンカルシウム水和物や不整脈治療薬のNTC‐801などの開発
化学事業だけではなく、半導体材料の開発や医薬品の開発までさまざまな事業を展開しています。
また、情報通信分野、環境エネルギー分野、ライフサイエンス分野など新たな事業への取り組みも行っています。
日産化学の志望者必見
日産化学の選考フローやエントリーシート(ES)内容は?
日産化学ではインターンシップと本選考が行われ、それぞれの選考フローは以下の通りです。
<インターンシップ>
- エントリーシート(ES)の提出
- インターンシップの参加
<本選考>
- エントリーシート(ES)の提出
- 面接(複数回)
- SPI(テストセンター)の受検
- 最終面接
- 内定
日産化学のエントリーシート(ES)では、インターンシップ・本選考それぞれで過去に以下のような設問が用意されています。
<インターンシップ>
- 学生時代に最も打ち込んだことを教えてください
- 当社のインターンシップへの応募理由・期待することを教えてください
- ゼミや研究室、サークル、バイトなどにおけるあなたの貢献を具体的に教えてください
- 社会で起きていることについてあなたが関心や興味を持っているテーマや話題をその理由とともに教えてください
- 未知の分野や、新しい環境に飛び込んだ経験について、その挑戦の動機とともに教えてください
- 研究内容、直面した課題、及びそれに対してどのように考え、行動したかについて教えてください
- 現時点で就職対象として希望する「業界」「仕事内容」とその理由を教えてください
<本選考>
- 研究内容
- 採用HPや会社説明会で印象に残ったこと
- 自己PR
- 研究上の課題とそれに対するご自身の貢献について教えてください
- 研究室におけるあなたの役割を教えてください。実務的な役割分担だけでなく、スキルや性格面も踏まえて、あなたと他のメンバーとの関わり方などをお答えください
- 身の回りや世の中の出来事、社会動向などにおいて特に関心を持っている事柄と、それに対するあなたなりの考えを教えてください
- 当社を志望した理由
- (現時点で希望する仕事)知識や技術、強みが活かせると思われる仕事とその理由
- (将来チャレンジしてみたい仕事)当社を舞台に将来取り組んでみたい仕事、または実現してみたい夢とその理由
- (本気の経験)これまでの人生で「本気になって取り組んだ」と思う経験とその理由
日産化学のエントリーシート(ES)の通過率は6割程度と推測されます。
決して高い通過率ではありませんので、十分な対策が必要です。
また、本選考のエントリーシート(ES)の設問は10問程度用意されているので、相手に内容をわかりやすく・簡潔に伝えることを意識しましょう。
わかりやすく伝えるポイントとしてはキーワードを強調することや、結論ファーストで記入することが大切です。
日産化学の倍率は約145倍!
日産化学の倍率は約145倍と予想されます。
※日産化学のリクナビプレエントリー登録者数が5,799名(2025年1月時点)であり、仮に技術職で40名の採用であった場合に算出される倍率
また、日産化学は技術職と事務系総合職の募集を行なっており、技術職では30~40名程度、事務系総合職は10名程度の採用を見込んでいます。
採用人数がそれほど多くないことに対し、日産化学に興味を持っている方が非常に多いため、倍率はかなり高くなると予想されます。
日産化学への就職を希望している就活生は、早めにSPIやエントリーシート(ES)、面接対策を行うようにしましょう。
日産化学から内定を獲得するためのポイント
日産化学は研究開発職・生産技術職・事務系総合職の募集を行なっています。
本記事では、研究開発職において内定を獲得するためのポイントとして以下の3つをご紹介します。
- 自身の研究内容を深く理解し、わかりやすく伝える
- 志望研究部への志望度の高さをアピールする
- 自分の意見をはっきり伝える
1つ目は自身の研究内容を深く理解し、わかりやすく伝えることです。
日産化学では自身の研究について5分程度社員の前で発表する「技術面接」が3回程度行われます。
面接官の専門分野が多種多様であるため、さまざまな鋭い質問が行われます。
そのため、自分自身の研究内容を深く理解し、結論から話すことや大事なポイントを強調するなど相手にわかりやすく伝えることが重要です。
まずはどんな質問にも答えられるよう、自分自身の研究内容を十分に理解しておきましょう。
2つ目は志望研究部への志望度の高さをアピールすることです。
日産化学には物質科学研究所、材料科学研究所、生物科学研究所の3つの研究所があります。
それぞれで異なる研究が行われるため、「なぜその研究部を志望するのか」と質問される可能性が非常に高いです。
自分自身が研究している内容や、志望する研究部に活かせる強みなどを交えて答えられるようにしておきましょう。
3つ目は自分の意見をはっきり伝えることです。
日産化学は社員の自律的成長を求めているため、研修などの場で他者と議論をする機会が多くあります。そのような状況で自分の意見をはっきり伝えることは非常に大切です。
実際の面接でも、自分の意見をはっきりと伝えることができた就活生は面接官から高い評価を得られています。
日産化学の志望者必見
今回は日産化学のSPIボーダーや受検方式・過去のESの内容などについて解説しました。
日産化学は130年以上の歴史がある化学メーカーですが、さまざまな事業を展開しています。
日産化学で研究開発や製造などに携わりたいと思っている就活生は面接だけでなく、SPIやエントリーシート(ES)の対策もしっかり準備して選考に臨みましょう。