SPIの非言語では1から7までの数字問題が出題されることがあります。
※「SPIとは?対策方法や問題・例題をすべて紹介!適性検査SPIはこれで完璧だ!」もぜひ合わせてご覧ください。
後ほど例題をご紹介しますが、具体的な内容としては1から7までの数字を活用した確率の問題です。
確率は苦手な人が多いので、必ず勉強・対策しておきましょう。
本記事ではSPIを日本一熟知しているSPIマスターの私カズマが、SPIの1から7までの数字問題の解き方についてわかりやすく解説していきます。
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【SPI】1から7までの数字問題とは?解き方を解説
早速ですが、SPIの非言語で出題される1から7までの数字問題の例題をご紹介します。
※SPIの非言語(数学)を完全解説した記事もぜひ参考にしてください。
【例題】
1から7までの数字が1つずつ書かれた7枚のカードがある。この中から3枚のカードを同時に取り出すとき、カードの数字の和が奇数となる確率を求めなさい。
【解答&解説】
まず、7枚から3枚を選ぶ組み合わせは7C3=(7×6×5)/(3×2×1)=35[通り]です。
3枚のカードの和が奇数になるのは
- 奇数=1枚、偶数=2枚
- 奇数=3枚
のときです。
<1の場合>
7枚のカードの中に奇数は1、3、5、7の4枚あります。
偶数のカードは2、4、6の3枚あります。
4枚のうちから1枚を選ぶ組み合わせは4C1=4[通り]です。
3枚のうちから2枚を選ぶ組み合わせは3C2=3C1=3[通り]です。
よって、1のパターンは全部で4×3=12[通り]あります。
<2の場合>
4枚のうちから3枚を選ぶ組み合わせは4C3=4C1=4[通り]です。
よって、答えは(12+4)/35=16/35・・・(答)となります。
【SPI】1から7までの数字問題のポイント
以上でご紹介した例題の解き方のポイントは、以下3つのパターンをしっかりと理解しておくことです。
- 偶数+偶数=偶数
- 奇数+奇数=偶数
- 奇数+偶数=奇数
足し算の結果が奇数になるのは2の「奇数+偶数」のときのみです。
以上3つのパターンは暗記する必要はありません。
忘れてしまったら、実際に自分で確認してみればよいのです。
例えば、偶数+偶数の結果が偶数なのか奇数なのかを確認したいときは、6+2や2+4などの計算結果を考えてみてください。
6+2=8、2+4=6なので、偶数+偶数の計算結果は偶数になることがすぐにわかります。
1からま7までの数字問題のような問題が出題されたときは、まず上記3のうちのどのパターンに該当するのかを確認し、それを実現できる組み合わせを考えていきましょう。
ちなみにですが、掛け算の場合も考え方は同じです。
掛け算の場合、
- 偶数×偶数=偶数
- 奇数×奇数=奇数
- 奇数×偶数=偶数
となります。これも暗記する必要はありません。
例えば「奇数×偶数」の例として3×2を考えてみます。
3×2=6で偶数なので、奇数×偶数=偶数になることが簡単に予想できます。
確率問題の解き方のコツについては「SPIの確率の解き方を例題で解説!難しい?出ないという噂は?練習問題付き」で詳しく解説しているので、ぜひ合わせてご覧ください。
練習問題
最後に1から7までの数字問題に似た練習問題をご紹介します。
SPIを受検予定の人はぜひ解いてみましょう。
※SPIの練習問題433問をすべて無料で掲載している記事もぜひ合わせてご覧ください。
【練習問題1】
1から9までの数字が1つずつ書かれたカード9枚をよくきって2枚同時に取り出したとき、2枚のカードに書かれた数字の和が奇数になる確率を求めよ。
【解答&解説】
1〜9のうち、奇数は「1、3、5、7、9」の5枚、偶数は「2、4、6、8」の4枚です。
和が奇数になるのは
- 偶数+奇数
- 奇数+偶数
のときです。
1の場合の確率は4/9 × 5/8=5/18です。
2の場合の確率は5/9 × 4/8=5/18です。
よって、答えは5/18 + 5/18=5/9・・・(答)です。
【練習問題2】
1から6までの数字が1つずつ書かれたカード6枚をよくきって2枚同時に取り出したとき、2枚のカードに書かれた数字の積が偶数になる確率を求めよ。
【解答&解説】
1から6のうち、奇数は1、3、5の3枚、偶数は2、4、6の3枚です。
積が偶数になるのは
- 偶数 × 偶数
- 偶数 × 奇数
- 奇数 × 偶数
のいずれかですが、積が奇数になるのは奇数 × 奇数の場合のみです。
なので、今回は1 – (積が奇数になる確率)で答えを求めていきます。
答えは、1 – (3/6 × 2/5)=4/5・・・(答)となります。
【練習問題3】
1、2、3、4のカードが2枚ずつ計8枚のカードがある。ここから、PとQの2人に3枚ずつ、R1人に2枚配る。
(1)Rに奇数と偶数のカードが1枚ずつ配られる確率を求めよ。
(2)Pに3枚とも違う数字のカードが配られる確率を求めよ。
【解答&解説】
(1)Rに配られる2枚のカードの選び方は8C2=28[通り]です。
奇数と偶数1枚ずつの選び方は4C1 × 4C1=16[通り]です。
よって、答えは16/28=4/7・・・(答)です。
(2)余事象は、Pに2枚同じ数字が配られることです(3枚とも同じ数字になることはない)
これをすべての場合の確率1から引きます。
Pに配られる3枚のカードの選び方は8C3=56[通り]です。
2枚同じになるのは(1、1)(2、2)(3、3)(4、4)の4通りです。
残り1枚は6枚からの6通りです。
よって、答えは1 – (4×6)/56=4/7・・・(答)となります。
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今回はSPIにおける1から7までの数字問題を取り上げました。
確率の問題は解き方のイメージがつきにくく、苦手な人も多いのでしっかりと対策しておきましょう。