SPIの熟語の成り立ちとは?例題で解説&必ず覚えておくべきことをご紹介

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SPIの言語(国語)では熟語の成り立ちという問題が出題されますが、一部の受検方式でしか出題されないため、すべての人が勉強・対策必須ではありませんのでご注意ください(後ほど解説します)

SPIの言語対策・頻出分野・練習問題などを完全解説した記事もぜひ参考にしてください。

SPIで出題される熟語の成り立ち問題は言語の問題の中でもかなり簡単な方なので、ぜひ得点につなげたいところです。

今回はSPIについて日本トップレベルに熟知しているSPIマスターである私カズマがSPIの熟語の成り立ち問題とはどんな問題なのかについて例題で解説した後、得点につなげるために必ず覚えておくべきことなどをご紹介していきます。

SPIを受検予定の就活生や転職活動中の社会人はぜひ参考にしてください。

※「【SPI】転職・中途採用の対策法や問題・通過率などをSPIマスターが完全解説」もぜひ参考にしてください。

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【SPI】熟語の成り立ちの例題と解き方のコツ

まずはSPIで出題される熟語の成り立ち問題とはどんな問題なのか?について例題で解説していきます。

※「SPIとは?対策方法や問題・例題をすべて紹介!適性検査SPIはこれで完璧だ!」もぜひ合わせてご覧ください。

【例題】

以下の熟語の成り立ち方として適したものを選択肢1〜4の中から1つ選べ。

  • 国立
  • 登山
  1. 主語と述語の関係にある
  2. 動詞の後に目的語をおく
  3. 似た意味をもつ漢字を重ねる
  4. 1〜3のどれにもあてはまらない

【解答&解説】

「国立」は「国が立てた」と読めるので1の「主語と述語の関係にある」が答えとなります。

「登山」は「山を登る」と読めるので2の「動詞の後に目的語をおく」が答えとなります。

熟語の成り立ち問題の解き方のコツは与えられた熟語を文章に変換してみることです。

上記の例題では「国立」は「国が立てた」と変換し、「登山」は「山を登る」と変換しました。

すると、選択肢1〜4のうちどれが該当するかがわかりやすくなります。

SPIの熟語の成り立ちで必ず覚えておくべきこと

熟語の成り立ちでは全部で以下6つの選択肢があります。

  1. 主語と述語の関係にある
  2. 動詞の後に目的語をおく
  3. 前の漢字が後の漢字を修飾する
  4. 似た意味をもつ漢字を重ねる
  5. 反対の意味をもつ漢字を重ねる
  6. どれにもあてはまらない

実際の問題では上記6つの中から4つが選択肢になります。

SPIを受検予定の人は、まずは上記1〜5の選択肢をすべて頭に入れてから本番に臨むようにしてください。

SPIの熟語の成り立ち問題は1問につき10秒以内で回答するのが理想です。

試験が開始され、上記1〜5の選択肢を理解してから問題を解くのは絶対にやめましょう。そのようなことをしていては確実に時間ロスが発生し、1問10秒以内に回答することができなくなってしまいます。

SPIは問題を解くスピードがかなり要求されるWEBテストです。できるだけ問題をスピーディーに解くためにも、熟語の成り立ちで出題される選択肢をあらかじめ頭に入れておくことは非常に重要です。

※「SPIの対策方法・勉強法を日本一SPIに詳しい筆者が真剣に考えてみた」もぜひ合わせてご覧ください。

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【SPI】熟語の成り立ちが出題される受検方式は?

SPIではWEBテスティング、テストセンター、インハウスCBT、ペーパーテストの4つの受検方式がありますが、熟語の成り立ちが出題されるのはWEBテスティングとインハウスCBTのみです。

SPIのWEBテスティングを完全解説した記事もぜひ合わせてご覧ください。

よって、テストセンターもしくはペーパーテスト型のSPIを受検予定の人は熟語の成り立ちの勉強・対策は不要となりますのでご注意ください。

SPIのペーパーテストを完全解説した記事もぜひ参考にしてください。

熟語の成り立ちが出題されるWEBテスティングとインハウスCBTでは一番最初の問題で熟語の成り立ちが登場します。

熟語の成り立ちはSPIの言語(国語)の中で最も難易度が低い問題なので、必ず得点につなげたいところです。

※「SPIは難しい?難しすぎる?難易度を言語と非言語別に徹底解説してみた」もぜひ参考にしてください。

先ほども解説した通り、熟語の成り立ちで出題される選択肢の意味を事前にしっかりと頭にれた上で本番の問題を解くようにしましょう。

ちなみにですが、テストセンターとペーパーテスト型のSPIでは熟語の成り立ち問題が出題されない代わりに語句の意味問題が出題されます。

SPIの語句の意味問題について詳しく解説した記事もご用意しているので、ぜひ合わせてご覧ください。

【SPI】熟語の成り立ちの一覧

最後に、SPIの熟語の成り立ち問題で出題される可能性が高い熟語を一覧にしました。

選択肢ごとにまとめているので、SPIを受検予定の就活生や転職活動中の社会人はぜひチェックしておきましょう。

※「【SPI】熟語の成り立ちの練習問題50問!解答&解説付き」もぜひ合わせてご覧ください。

主語と述語の関係にある

人為、腹痛、天授、民営、官営、円高、円安、官製、日照、県立、国立、私立、市立、日没、地震、神授、人造、頭痛、都立、年少、年長、雷鳴、骨折

動詞の後に目的語をおく

握手、越冬、読書、在宅、閲兵、徹夜、懐疑、脱帽、登校、開門、避難、渡米、加熱、造幣、忍苦、観劇、潜水、求人、享楽、止血、修業、殉難、叙勲、除湿、洗顔、遭難、閉店

前の漢字が後の漢字を修飾する

暗示、屋外、辛勝、直角、屋内、微笑、温泉、併記、概観、頻発、仮定、廉価、過程、奇遇、机上、既成、貴賓、急逝、強風、曲線、虚像、深紅、偶発、鶏卵、新年、傑作、再会、猛獣、厳封、上空、後退、酪農、黒板、互譲、最悪、最高、実施、俊足、上流、直線、洋画、予知、和食

似た意味をもつ漢字を重ねる

隠蔽、柔軟、永久、恩恵、絵画、装飾、隔離、河川、崩壊、岩石、誤謬、陥没、緩慢、寒冷、奇怪、変換、犠牲、基礎、豊富、温暖、脅威、携帯、増加、堅固、減少、行進、幸福、娯楽、錯誤、山岳、思考、邪悪、赦免、出発、安穏、辛苦、辛酸、学習、選択、潜伏、隠匿、恥辱、超越、彫刻、墜落、停止、媒介、悲哀、比較、扶助、返還、妨害、幼稚、漏洩、老衰

反対の意味をもつ漢字を重ねる

因果、往復、強弱、呼応、虚実、首尾、真偽、開閉、緩急、乾湿、高低、出没、寒暖、吉凶、起伏、親疎、粗密、栄枯、及落、去就、左右、屈伸、苦楽、好悪、功罪、縦横、衆寡、授受、上下、送迎、損得、諾否、男女、抑揚、哀歓

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いかがでしたでしょうか?

今回はSPIのWEBテスティングで出題される熟語の成り立ちについて解説をしていきました。

SPIが苦手な人はいかに熟語の成り立ちで点数を稼げるかが勝負です。事前に選択肢をしっかりと頭に入れてから本番の試験に臨みましょう。

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