豊田合成のSPIボーダーは7割程度と推測されます（後ほど詳しく解説します）
今回はSPIの受検回数＝100回を超えるSPIマスターの私カズマが、豊田合成のSPIボーダーやESの内容・選考フローなどについて解説します。
豊田合成への応募を検討している就活生はぜひ参考にしてください。
ちなみにですが、SPIにはたった3時間の勉強でSPIが通過してしまう勉強法があります。
これさえあれば限りなく少ない努力で豊田合成のボーダーも突破できます。
これは私が100回以上ものSPI受検を通して生み出した、どの本にも載っていない超コスパの良い究極の勉強法です。
興味のある人はぜひ以下のボタンからその方法をチェックしてみてください。
豊田合成のSPIボーダーは7割程度！豊田合成はどんな会社？
冒頭でも述べた通り、豊田合成のSPIボーダーは7割程度と推測されます。
※その他の企業のSPIボーダーについては「SPIのボーダー・合格ライン企業一覧100社！何割取ればOK？高い企業は？足切り基準をご紹介」をご覧ください。
豊田合成ではインターンシップ・本選考ともにSPIが用意されています。
SPIの受検方式はどちらも自宅で受検できるWEBテスト（WEBテスティング）で行われ、出題科目は言語・非言語・性格検査の3つです。
※WEBテスティングの詳細は「SPIのWEBテスティングとは？完全解説！本にも掲載されていない極秘裏ワザもご紹介」をご覧ください。
過去には豊田合成オリジナルの問題でWEBテストが行われたこともありますが、オリジナル問題で出題される問題はSPIと似た問題がほとんどであるため、いずれにせよSPIの勉強をすることで対策が可能です。
WEBテスティングの言語・非言語では以下のような問題が出題されます。
※性格検査の対策は不要です。詳しくは「SPIの性格検査を例題で完全解説！対策は不要？落ちることもある？無料診断サイトもご紹介」をご覧ください。
【言語の例題】
次の文を読んで下の問いに答えなさい。
普通、考えたことが先にあり、それを後から書くと思っている。しかし、ある劇作家は「自分が何を考えているか知るために書く」と述べた。普通とは逆の順番である。この発言は、書くという行為の重要な特質を明らかにしている。すなわち、それは単に言葉を紙の上に書きとめるという機械的な作業ではなく、創造的な過程、発見の営為なのである。
文中の下線部分が示すものは、次のうちどれか。
- A：自分が考えていること
- B：逆の順番
- C：この発言
- D：書くという行為
【解答＆解説】
正解はD・・・（答）です。
「それは単に言葉を紙の上に書きとめるという機械的な作業ではなく、創造的な過程、発見の営為なのである」という文章より、選択肢の中から「言葉を紙の上に書きとめる」「作業」「営為」と共通性・関連性のある語句を含むものを探します。
※「SPIの言語対策・頻出分野・練習問題などを完全解説！これだけ読めば大丈夫」もぜひ合わせてご覧ください。
【非言語の例題】
下の表は、あるバス路線のP、Q、Rの3つの停留所への到着時刻である。なお、PからQまでの距離は30km、PからRまでの平均速度は38.25km/時である。
| P | 10:05 |
| Q | 10:50 |
| R | 11:25 |
PからQまでの平均速度は何km/時か。
【解答＆解説】
距離÷時間＝速度です。
P・Q間の所要時間は45分なので、その間に30km進んでいるということは、30÷（45÷60）＝40[km/時]・・・（答）となります。
※「【SPI】速度算の練習問題15問！詳しい解答＆解説も掲載」もぜひ合わせてご覧ください。
豊田合成は日本を代表するトヨタグループの子会社です。
自動車部品メーカーとして、合成ゴムや合成樹脂およびそれらの技術をベースに開発・設計、調達、生産、販売を行っています。
移動と暮らしを豊かにするために、技術力とものづくりへの熱い想いをもって、世界中のお客様へ「安心・安全」「快適」「脱炭素」を提供していることも特徴です。
豊田合成の事業領域は主に以下の2つに分けられます。
- 自動車部品事業＝内外装部品、ウェザストリップ製品、機能部品（ブレーキ系や燃料系のホースやカバー、ブーツなど）、セーフティシステム製品（エアバッグ）などの開発
- ライフソリューション事業＝UV-CをはじめたとしたLED事業の拡大やパワー半導体など新規分野、ウイルスや細菌を除菌できる機能を備えたLED製品の開発
日本国内だけではなく世界18カ国、地域97に活動拠点を置き、従業員36,000人がグローバルに活躍していることも魅力です。
豊田合成の志望者必見
豊田合成の選考フローやエントリーシート（ES）内容は？
豊田合成ではインターンシップと本選考が行われ、それぞれの選考フローは以下の通りです。
＜インターンシップ＞
- エントリーシート（ES）の提出
- SPI（WEBテスティング）の受検
- インターンシップ参加
＜本選考＞
- SPI（WEBテスティング）の受検
- エントリーシート（ES）の提出
- 面接（複数回）
- 内定
豊田合成のエントリーシート（ES）ではインターンシップ・本選考それぞれで過去に以下のような設問が出題されています。
＜インターンシップ＞
- 当社インターンシップに関心を持った理由
- 自己PR（趣味・特技など）
- 専攻内容
＜本選考＞
- 当社に関心をもった理由
- 希望職種、また入社後必ず達成したいこと、（理想とするエンジニア像・ビジネスパーソン像）
- 学生時代にチームワークを発揮して成し遂げたこと／経験
- 大学での研究内容・得意科目
- 自己PR
豊田合成は技術部門と事務部門から募集が行われます。
また、設問内容は毎年ほとんど変わらず、同じような設問が用意されています。
エントリーシート（ES）の通過率は70～80%程度と推測されますが、確実に通過することはありませんので、十分な対策を行いましょう。
豊田合成は仕事の価値観として「TG Sprit」を重要視しています。
TG Spritとは、今日まで受け継がれてきた「仕事を行う上で大切にすべき心構えや考え方」を将来にわたって継承し、持続的な企業の進化と成長を目指すことです。
TG Spritの6つのキーワードは以下の通りです。
Customer Oriented（お客様目線）＝お客様の立場で考えます
Challenge（チャレンジ）＝高い目標を掲げ勇気を持ってチャレンジします
Ownership（当事者意識）＝何事も主体的に責任を持ってやり抜きます
Continuous Kaizen（たゆまぬ改善）＝現状に満足せず、改善を続けます
Respect（リスペクト）＝一人ひとりの個性や意見を尊重します
Teamwork（チームワーク）＝お互いに助け合い、チームとして成長します
引用：豊田合成グループ 企業理念
エントリーシート（ES）を書く上では、豊田合成のTG Spritを意識して書くようにするとよいでしょう。
また、面接ではエントリーシート（ES）の内容を元にした深掘りが行われます。
エントリーシート（ES）は面接での質問を想定して提出することも大切です。
豊田合成の倍率は約21倍！
豊田合成の倍率は公式に発表されていませんが、約21倍と推測されます。
※豊田合成のリクナビプレエントリー登録者数＝2,158名（2025年1月時点）、豊田合成の採用人数＝100名とした場合に算出される倍率。
豊田合成はトヨタグループの企業であることから、人気があり倍率も高くなると予想されます。
内定を勝ち取るためにはSPIやエントリーシート（ES）の対策を早めに行うことが重要です。
豊田合成から内定を獲得するためのポイント
豊田合成から内定を獲得するためのポイントは以下の3つです。
- チームでリーダーシップを発揮できる
- 志望度の高さのアピール
- 常に挑戦し続けることのアピール
1つ目にはチームでリーダーシップを発揮できることです。
豊田合成は社員一人ひとりのリーダーシップを大切にしています。
これまでの経験の中でリーダーシップを発揮したエピソードを具体的に話せるように準備しておくとよいでしょう。
2つ目は志望度の高さのアピールです。
自動車部品業界の企業は豊田合成の他にもたくさんあります。
面接では「なぜ豊田合成なのか」と質問される可能性が高いため、競合他社と比較したときに豊田合成の魅力を上手に伝えられると高評価を得られるでしょう。
3つ目には常に挑戦し続けることのアピールです。
豊田合成のTG SpiritにChallengeやOwnershipがあるように、豊田合成は何事にもチャレンジする人物を求めています。
面接では「なぜその施策を打ったのか」「なぜその課題を解決しようと思ったのか」のような質問が頻繁に行われます。
そのような質問に対して「新しいことに挑戦する姿勢のアピール」を意識した回答をすると、高評価を得られて内定に繋がる確率が上がるでしょう。
また、繰り返しにはなりますが、豊田合成は上記でも解説したTG Spritを大切にしています。
豊田合成の選考では、これまでの行動や経験をTG Spritと絡めてアピールすることも非常に重要です。
豊田合成への応募を検討している就活生は必ずTG Spritの内容を理解した上で選考に臨むようにしましょう。
豊田合成の志望者必見
今回は豊田合成のSPIボーダーやESの内容・選考フローなどについて解説しました。
豊田合成はゴム・樹脂の高分子分野とLED分野でトップメーカーとして活躍しています。
トヨタグループの企業であるため、かなりの人気企業です。就職を検討している就活生は面接だけでなくSPIの対策も入念に行いましょう。
