SPIを受検予定の人の中には「SPIって試験の途中で中断できるのかな?」「もし受検中に画面がフリーズして中断されたらどうすればいいのだろうか?」といったことを思っている人もいるのではないでしょうか?
後ほど詳しく解説しますが、SPIは中断できるケースとできないケースがありますので、その違いをしっかりと理解しておくことが重要です。
本記事ではSPIについて日本一詳しいSPIマスターの私カズマがSPIで中断可能なケースとそうでないケースや中断方法、フリーズによる中断が起きたときの対処法などをご紹介していきます。
SPIを受検予定の就活生や転職活動中の社会人はぜひ参考にしてください。
ちなみにですが、SPIにはたった3時間の勉強でSPIが通過してしまう勉強法があります。
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SPIで中断可能なケースとそうでないケース
冒頭でも解説した通り、SPIでは中断可能なケースとそうでないケースがあります。
まず、SPIにはWEBテスティング、テストセンター、インハウスCBT、ペーパーテストの4つの受検方式がありますが、テストセンターは企業が用意した試験会場で、インハウスCBTとペーパーテストは企業の会議室やブースでSPIを受検するので、基本的に中断はできません。
それに対して、WEBテスティングは自分の好きな時間・場所からSPIを受検します。
※4つの受検方式の詳細は「SPIはなんの略?様々な受検方式やSPI-G、SPI-U、SPI-Nとは?」をご覧ください。
WEBテスティングでは能力検査(言語・非言語)と性格検査の2つがありますが、言語・非言語・性格検査のそれぞれの間で中断が可能です。
※SPIのWEBテスティングを完全解説した記事もぜひ合わせてご覧ください。
つまり、
- 言語を受検後、一時中断し、非言語を翌日に受検する
- 言語と非言語を受検後、一時中断し、性格検査を翌日に受検する
といったことが可能になります。しかし、すべての科目(言語・非言語・性格検査)の受検を受検期限内に完了させる必要があります。
受検する順番を変えることはできません。順番は必ず言語→非言語→性格検査となります。
しかし、1つの科目を受検している途中で中断をすることはできないのでご注意ください。
例えば、言語の受検を開始してから2分後に言語の問題を中断するといったことはできません。
中断できるのは1つの科目を受検し終えた後となりますのでご注意ください。
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SPI(WEBテスティング)を中断する方法
ここからはSPI(WEBテスティング)を中断する方法について解説していきます。
やり方は非常にシンプルです。
まずは言語が終了した段階で中断する方法ですが、言語が終了すると以下のように非言語をすぐに受検するよう促されます。
しかし、画面右下に小さい文字で「一時中断する場合はこちらをクリックしてください」のような文言があります。
そこをクリックすると言語と非言語の間で一時中断が可能になります。
一時中断した後は、再度SPIにログインすれば非言語から受検が可能になります。
非言語と性格検査の間で中断する方法も同じです。非言語が終了すると、以下のように性格検査をすぐに受検するよう促されます。
※「SPIの性格検査を例題で完全解説!対策は不要?落ちることもある?無料診断サイトもご紹介」もぜひ合わせてご覧ください。
こちらも先ほどと同じく、画面右下に小さい文字で「一時中断する場合はこちらをクリックしてください」のような文言があるので、それをクリックしましょう。
すると非言語と性格検査の間で一時中断が可能になります。
一時中断した後は、再度SPIにログインすれば性格検査から受検が可能になります。
SPI(WEBテスティング)では「中断せずに一気に受検してください」のような前書きが受検前にありますが、あまり気にする必要はありません。
中断は上記の通りそもそもルール上認められているので、不正行為には該当しません。また、企業側は受検者が中断したかどうかも把握できませんのでご安心ください。
※SPI(WEBテスティング)は自分の好きな時間・場所で受検できるので代行・替え玉受検ができてしまいますが、これは完全に不正行為であり、犯罪なのでご注意ください(逮捕者も出ています)
詳しくは「WEBテスト・SPI代行サービスのすべてを解説!逮捕された理由や実態・歴史を振り返る」をご覧ください。
SPIを受検中に画面がフリーズして中断してしまったときの対処法
先ほども解説した通り、1つの科目を受検している途中で中断をすることはできません。
しかし、問題を解いているときにパソコンの不具合で画面がフリーズしてしまい、試験が中断されてしまうといったトラブルケースもあるかと思います。
このような場合は、一度SPIの画面を閉じてしまって問題ありません。
しかし、どんな理由であろうとも1つの科目を受検している途中で中断した場合、再度SPIにログインしても受検ができないようになってしまいます。
そのような場合はWEBテストヘルプデスクに電話をする必要があります。
電話番号は0570-012-921(受付時間9:00~18:00/土日祝含む毎日)です。
電話では、WEBテストヘルプデスクの担当者に
- 受検企業名
- 氏名
- 中断されてしまった理由
をお伝えします。すると、担当者が数時間程度で再受検できるように手配してくれます。
※SPI・WEBテストが再受験になるケース5つをご紹介した記事もぜひ合わせてご覧ください。
電話ではなくメールでのお問い合わせも可能ですが、メールの場合だと返信が翌日になる可能性が高いので電話がおすすめです。
どうしてもメールを希望される方はWEBテストヘルプデスクのお問合せページから連絡しましょう。
ちなみにですが、言語と非言語はすでに受検が完了しており、いかなる理由であっても性格検査を受検中に中断してしまった場合は再度ログインすると、性格検査の受検を再開することができます。
言語や非言語を解いている途中で中断してしまった場合は上記の通り、WEBテストヘルプデスクに連絡が必要です。
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いかがでしたか?
今回はSPIで中断可能なケースとそうでないケースや中断方法、フリーズによる中断が起きたときの対処法などをご紹介していきました。
受検中に中断はできませんが、科目の間ごとの中断は可能です。SPI(WEBテスティング)を受検する人は覚えておきましょう!