日本TCSのSPIボーダーと選考フローは?出題されたES内容も合わせて公開!

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日本TCS(日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ株式会社)の選考ではSPIではなくTG-WEBが用意されています(後ほど詳しく解説します)

本記事では日本TCSのTG-WEBの詳細や選考フロー・出題されたES内容などについて詳しく解説します。

日本TCSへの就職を検討している就活生はぜひ参考にしてください。

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日本TCSのWEBテストボーダーは6割程度!日本TCSはどんな会社?

冒頭でも解説した通り、日本TCS(日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ株式会社)の選考ではSPIではなくTG-WEBが用意されています。

ボーダーは6割程度と推測されます。

TG-WEBには新型と旧型の2種類がありますが、日本TCSで出題されるTG-WEBは旧型となります。

※新型と旧型の違いについて詳しく知りたい人は「TG-WEBの新型とは?旧型との見分け方は?出題される問題もご紹介」をご覧ください。

出題科目は言語・計数・英語・性格検査の4科目です。

能力検査(言語・計数・英語)試験時間はそれぞれ12分・18分・15分となっています。

旧型TG-WEBの言語・計数では以下のような問題が出題されます。

※英語の問題例を知りたい人は「TG-WEBの英語を例題で完全解説!答えは流通してる?してません!」をご覧ください。

【言語の例題】

A〜Eを文の意味が通るように並べ替えたものとして適切なものを選びなさい。

A:さらに、都市高齢者のうち、資産と所得が多い層が結構いるが、これはほうっておけばよい。

B:地域の中で相互コミュニケーションシステムが出来上がっているためである。

C:問題は、都市会社員のうち、低所得者をどうするかに絞られてくる。

D:したがって、高齢化社会づくりは都市の問題であるわけだが、その都市の問題は、昔のように自営業者が多いのではなく、会社員が多いので、都市における会社員の高齢者問題に帰着する。

E:現在、農村はすでに高齢化社会となっており、不幸で暗いかというとそうではなく、みんな明るい顔をしている。

  1. E→C→D→B→A
  2. E→C→D→A→B
  3. E→B→D→A→C
  4. E→A→C→D→B
  5. E→B→C→A→D

【解答&解説】

正解は3・・・(答)です。

すべての選択肢が「E」で始まっているので、先頭は「E」です。

「E」は「農村は高齢化社会だが、みんな明るい顔」という内容です。

これに続くのにふさわしいのは、理由を述べている「B」、または問題提起としての「C」か「D」です。

これだけでは絞り込めないので、「A」〜「D」をざっと読むと、「B」だけ話題が違うことに気づきます。

残りの「A」「C」「D」には必ず「都市」という言葉が登場し、この3つは並び順も近いと予想できます。

よって「B」は「A」「C」「D」の間や後よりは「E」の後にきて、農村が明るい理由を説明するはたらきをするのが適切です。

これで「E→ B」が決まります。

次に続くものは選択肢1〜5の組合せから「C」か「D」に限られます。

いずれも問題提起ですが、「C」だと、「会社員」「低所得層」という言葉が突然登場して違和感があります。

一方「D」は、直前までの話題「農村」に対する「都市」の問題提起になっており、話の流れが自然です。

よって、「E→B→D」と決まります。

この時点で選択肢は「3」なので、答えは3となります。

※TG-WEBの言語についてもっと詳しく学びたい人は「TG-WEBの言語はこれで完璧!例題やコツ・対策法まで全解説!」をご覧ください。

【計数の例題】

8枚の食パンがある。1枚ずつ食べるのと、2枚ずつ食べるのとで、その食べ方は全部で何通りあるか。

  1. 32通り
  2. 34通り
  3. 35通り
  4. 36通り
  5. 40通り

【解答&解説】

正解は2・・・(答)です。

考えられる食べ方は、

  • 全部1枚ずつ食べる
  • 1回2枚と残りは1枚ずつ
  • 2回2枚ずつと残りは1枚ずつ
  • 3回2枚ずつと残りは1枚ずつ
  • 全部2枚ずつ

の5種類です。

全部1枚ずつ食べる場合と、全部2枚ずつ食べる場合はそれぞれ1通りしかありません。

それ以外は以下のように場合分けして考えていきます。

<1回2枚と残りは1枚ずつの場合>

2枚食べるのは1回だけなので、食べる回数は合計7回です。

7回のうち、2枚食べるのがどの回なのかを考えれば良いので、7C1=7[通り]となります。

<2回2枚ずつと残りは1枚ずつの場合>

2枚食べるのは2回なので、食べる回数は全部で6回です。

6回のうち、2枚食べるのがどの回なのかを考えれば良いので、6C2=15[通り]となります。

<3回2枚ずつと残りは1枚ずつの場合>

2枚食べるのは3回なので、食べる回数は全部で5回です。

5回のうち、2枚食べるのがどの回なのかを考えれば良いので、5C3=10[通り]となります。

以上より、答えは1+1+7+15+10=34[通り]となります。

※組み合わせについてもっと詳しく学びたい人は「SPIの組み合わせの公式と順列との違いをわかりやすく解説!練習問題付き」をご覧ください。

日本TCSは、タタコンサルタンシーサービシズと三菱商事の合弁会社として2014年に発足しました。

主に、ITサービス・コンサルティング・ビジネスソリューションを提供しています。

また、TCSは、タタグループの中核企業であり150年以上も前にインドで発足された、インドを代表する大企業です。

現在は、世界55ヵ国、60万人以上ものプロフェッショナルな人材が在籍していることも特徴です。

IT業界でグローバルに活躍していきたいと考えている方にとって、魅力的な企業といえるでしょう。

2021年には、「最も急速に成長するITサービスブランド」として世界2位の評価を得た企業にも選ばれました。今後の成長にも期待が持てます。

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日本TCSの選考フローやエントリーシート(ES)内容は?

日本TCSではインターンシップと本選考が用意されており、それぞれの選考フローは以下の通りです。

<インターンシップ>

  • エントリーシート(ES)の提出
  • TG-WEBの受検
  • インターンシップ参加

<本選考>

  • エントリーシート(ES)の提出
  • TG-WEBの受検
  • オープン・カンパニー参加
  • 面接(複数回)
  • 内定

日本TCSのエントリーシート(ES)では、インターンシップ・本選考それぞれで過去に以下のような設問が用意されています。

<インターンシップ>

  • ITに関する取り組みがあれば教えてください
  • 研究テーマや卒論のテーマについて教えてください
  • 学生時代に熱く取り組んだこと
  • 英語力をのばすために取り組んだこと
  • グローバル化とは世界がどうなることだと思いますか
  • 志望動機

<本選考>

  • 学生時代に力を入れたこと
  • 自分が大切にしていること
  • 志望動機
  • グローバルな関わりを持った経験について
  • 英語についてこれまでの活用場面、自己啓発の取り組みなどがあれば具体的に教えてください
  • 現在の研究テーマや卒論のテーマについて

日本TCSのES通過率は公表されていませんが、インターンシップの開催数が多いことから、比較的通過率は高いと推測されます。

しかし、ESとTG-WEBの結果の合算で合否が決まるため、TG-WEBの対策も十分にしておくようにしましょう。

日本TCSでは海外の社員と協調しながら仕事を進めていくため、英語力が求められます。

過去のESにおいて、インターンシップ・本選考ともに、「グローバルな関わりを持った経験」に関する設問がありました。

このことから、グローバルに関する設問が出題される可能性が高いと想定されるため、海外留学の経験や、アルバイトで外国人との接客の経験など具体的なエピソードを記載できるようにしましょう。

また、日本TCSでは、過去にグループディスカッションが行われたこともあります。

過去に出題されたお題は以下の通りです。

  • 自動車企業の課題解決
  • 地方大学の抱える運営課題の解決
  • ある大学での登校時の渋滞を減らすためにはどうするべきか

グループディスカッションでは周りの意見をうまく組み取り、議論することが大切です。

発言を積極的に行うだけでなく周囲の空気を読み取り、協力して議論を交わす意識を持つとよいでしょう。

日本TCSの倍率は約3.4倍!

日本TCSの倍率は約3.4倍と推測されます。

※就活会議の会員が登録したステータスを元に算出されたデータとなります。

そこまで高い倍率ではありませんが、油断するとTG-WEBやエントリーシート(ES)の書類選考で落ちる可能性があるので、しっかりと対策をした上で選考に臨みましょう。

日本TCSから内定を獲得するためのポイント

日本TCSから内定を獲得するためのポイントは以下の3つです。

  • 協調性の高さをアピール
  • 志望動機のアピール
  • 課題解決能力の高さをアピール

1つ目は協調性の高さをアピールすることです。

日本TCSでは、海外の社員と協力しながら仕事を進めていきます。

そして、日本TCSの選考フローでは、オープン・カンパニー参加という形式でグループワークの選考が組み込まれています。

以上より、日本TSCは協調性の高さを非常に重要視していると考えられます。

面接では、これまでの経験で周囲の人と協力したエピソードを話せると面接官からの好印象を得られるでしょう。

2つ目は志望動機をしっかりとアピールです。

日本TSCの面接では志望動機に関する質問が必ず行われます。

「なぜIT業界を志望するのか」「なぜ日本TCSを志望するのか」の2つの質問に対して、面接官が納得できる回答ができるよう準備しておきましょう。

それぞれの回答ポイントは以下の通りです。

  • 「なぜIT業界を志望するのか」=IT業界が魅力的に感じた過去のエピソードと紐づけて回答する
  • 「なぜ日本TCSを志望するのか」=他企業と比較して、日本TCSが魅力に感じるところを明確にして回答する

3つ目は課題解決能力の高さをアピールすることです。

日本TCSのシステムエンジニア社員は、顧客が持つ課題を理解し、それを解決するために自社のリソースを上手く活用する能力が求められます。

日本TCSは正しく課題を認識し、課題に対して正しい手順で解決に導く人材を強く求めています。

選考では、過去の経験で立ちはだかった課題に対してどのように解決したかや、解決していく中で困難だったことなど具体的に話せるとよいでしょう。

ちなみにですが、日本TCSは上記でも記載した通り、海外の社員と協力しながら仕事を行うため、英語での会話が必須となります。

しかし、選考では英語力がそこまで重要視はされていないので、これから英語力を身につける意欲があれば選考を突破することも可能です。

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今回は日本TCSのWEBテストのボーダーや選考フロー・出題されたES内容などについて解説しました。

日本TSCでSPIが出題されることはありません。日本TSCを志望している就活生はSPIではなくTG-WEBの対策を行いましょう。

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