セイコーエプソンの選考フローではSPIが用意されており、ボーダーはタイトルの通り6割程度と推測されます。
今回は日本トップクラスにSPIを熟知しているSPIマスターの私カズマが、セイコーエプソンのSPIボーダーや事業内容・選考突破のコツなどについて詳しく解説します。
セイコーエプソンへの就職を検討している就活生はぜひ参考にしてください。
ちなみにですが、SPIにはたった3時間の勉強でSPIが通過してしまう勉強法があります。
これさえあれば限りなく少ない努力でセイコーエプソンのボーダーも突破できます。
これは私が100回以上ものSPI受検を通して生み出した、どの本にも載っていない超コスパの良い究極の勉強法です。
興味のある人はぜひ以下のボタンからその方法をチェックしてみてください。
セイコーエプソンのSPIボーダーは6割程度！セイコーエプソンはどんな会社？
セイコーエプソンでは、インターンシップ・本選考ともにSPIの受検が必須です。
本選考のSPIボーダーは6割程度と推測されています。
これは大手企業と比較するとあまり高くないボーダーです。
※大手企業のSPIボーダーについて詳しく知りたい人は「SPIのボーダー・合格ライン企業一覧100社！何割取ればOK？高い企業は？足切り基準をご紹介」をご覧ください。
しかし、インターンシップのSPIのボーダーは7～8割程度と推測されるため、インターンへの参加を検討されている方は十分な対策が必要です。
SPIの受検方式はインターンシップ・本選考ともにWEBテスティングで行われます。
WEBテスティングとは、受検期限内であれば自分の好きな時間・好きな場所でSPIの受検ができる方式のことです。
※詳しくは「SPIのWEBテスティングとは？完全解説！本にも掲載されていない極秘裏ワザもご紹介」をご覧ください。
出題科目は言語・非言語・性格検査の3科目です。
WEBテスティングの言語・非言語では以下のような問題が出題されます。
【言語の例題】
以下の熟語の成り立ち方としてあてはまるものをA～Dの中から選びなさい。
弱点
- A：似た意味を持つ漢字を重ねる
- B：前の漢字が後の漢字を修飾する
- C：主語と述語の関係にある
- D：A～Cのいずれにもあてはまらない
【解答＆解説】
正解はB・・・（答）です。
弱点は弱い点・短所・不十分な箇所のことです。
弱い→点なので、「弱い」が「点」を形容しています。つまり、「前の漢字が後の漢字を修飾する」関係と言えます。
※「SPIの熟語の成り立ちとは？例題で解説＆必ず覚えておくべきことをご紹介」もぜひ合わせてご覧ください。
【非言語の例題】
20個のお菓子を三兄弟で次のように分ける。
- ア：三男よりも次男、次男よりも長男のほうが多くもらう
- イ：三男は可能な限り多くもらう
このとき、長男は少なくともお菓子を何個もらうことになるか。
【解答＆解説】
3等分した平均個数は20÷3＝6.6[個]です。
長男＞次男＞三男なので、三男の数は平均以下と推測できます。
仮に三男が6個もらうと、最低でも長男から順に（8、7、6）となり、合計で8＋7＋6＝21[個]になるので不適です。
次に、三男が5個もらって合計20個になる組み合わせは（9、6、5）（8、7、5）の2通りが成立します。
よって長男は少なくとも8個・・・（答）もらえることがわかります。
※「SPIの整数問題10選！難易度が高いので要注意」もぜひ合わせてご覧ください。
セイコーエプソンは1942年創業の長野県に本社を置く、精密機器を中心としたインクジェットプリンターや複合機、時計、半導体などを開発・製造・販売する企業です。
EPSONといえば、プリンターを思い浮かべる人がたくさんいるでしょう。
実際にプリンターや会社などに置かれている複合機などはEPSON製品をよく見かけますが、時計や半導体などの小さな精密機器への研究開発にも力を入れています。
セイコーエプソンでは、材料技術を合わせた環境ソリューションビジネスを生み出すことで、脱炭素と資源循環への貢献も行っています。
また、長野県の本社を中心に日本各地へも事業所を展開し、世界の顧客ニーズに素早く答えるために海外にも62社（2024年3月31日時点）の事業所を展開しています。
🔽 セイコーエプソンの志望者必見 🔽
セイコーエプソンの選考フローやエントリーシート（ES）内容は？
セイコーエプソンではインターンシップと本選考が行われ、それぞれの選考フローは以下の通りです。
＜インターンシップ選考＞
- エントリーシート（ES）の提出
- SPI（WEBテスティング）
- 面接
- インターンシップ参加
＜本選考＞
- エントリーシート（ES）の提出
- SPI（WEBテスティング）
- 面接（複数回）
- 内定
セイコーエプソンのエントリーシート（ES）では、インターンシップ・本選考それぞれで過去に以下のような設問が用意されています。
＜インターンシップ＞
- インターンシップで学びたいこと
- 研究内容について
- 今一番力を入れて勉強していることについて
＜本選考＞
- 学生時代に力を入れたこと
- 就きたい職種
- 就きたい職種の理由
- 自身の行った研究内容について
- 自分の強みを入社後にどのように活かすか
エントリーシート（ES）の通過率は8割程度と推測されており、かなり高めです。
面接ではエントリーシート（ES）に書いた内容について、さらに詳しく聞かれることが多いので、それを意識してエントリーシート（ES）の質問に答えるようにしましょう。
また、研究内容については前提知識などがない相手にもわかりやすく伝えることが求められます。
端的かつ専門用語は避けて、わかりやすい言葉を意識して伝えましょう。
セイコーエプソンの倍率は約11倍！
セイコーエプソンの倍率は約11倍と推測されます。
これは、セイコーエプソンのリクナビプレエントリー登録者数2,225名（2025年4月時点）に対して、仮に200名の採用があった場合に算出される倍率です。
セイコーエプソンでは技術系総合職と事務系総合職の募集が行われていますが、それぞれで採用人数も異なるのでご注意ください。
技術系総合職では200～300名程度の採用が行われていることから、倍率はそこまで高くはならないと想定されます。
しかし、事務系総合職は20～30名程度の採用であるため、面接だけでなくSPIやES対策も入念に行う必要があります。
セイコーエプソンから内定を獲得するための3つのポイント
本記事では、技術総合職の内定を獲得するためのポイントとして、以下の3つをご紹介します。
- 探求心・情熱を持っていることをアピールする
- 志望度の高さを示す
- 柔軟に試行錯誤ができることをアピールする
1つ目は探求心・情熱を持っていることをアピールすることです。
セイコーエプソンは世界でもトップシェアを誇る精密機器を開発する企業です。
「前例はないがやってみたい」「知りたい・探求したい」という意欲が高く評価される傾向にあります。
面接では、「研究内容」や「その社会的意義」について問われることも多いため、情熱・探求心を持って研究を行った内容を具体的に話せるとよいでしょう。
2つ目は志望度の高さを示すことです。
選考では、
- なぜセイコーエプソンなのか
- 技術系職種の中でも、どの職種を希望しているのか
- 入社後に取り組みたいことは何か
など、志望理由に関する質問が多く問われるため、志望度の高さはしっかりとアピールするようにしましょう。
徹底的に企業研究を行い、
- 自分はなぜセイコーエプソンに入社したいのか
- 入社後にやりたいこと
などを明確に答えられる準備をしておきましょう。
3つ目には柔軟に試行錯誤ができることをアピールすることです。
技術総合職であれば、製品開発において日々 機械トラブルなど想定しない事態に合うことがほとんどです。
機械にトラブルが発生すると、取引先に迷惑がかかる可能性もあります。
そのような事態に陥っても状況を冷静に判断し、適切に対応する能力が必要です。
学生時代の経験として、問題解決をするために問題の原因の特定やどんな解決策を講じ、結果どうなったかを論理的に話せるとよいでしょう。
🔽 セイコーエプソンの志望者必見 🔽
今回はセイコーエプソンのSPIボーダーや事業内容・選考突破のコツなどについて解説しました。
セイコーエプソンは誰もが知るプリンターや複合機を開発・販売する企業です。
国内だけではなく、世界でもトップシェアを誇る有名企業であるため、就活生からかなり人気があります。
セイコーエプソンへの応募・就職を検討している人はSPIやエントリーシート（ES）の対策も入念に行いましょう。
