SPIにはWEBテスティングという受検方式がありますが、WEBテスティングの高得点指標・目安が気になっている就活生や転職活動中の社会人も多いのではないでしょうか?
後ほど詳しく解説しますが、WEBテスティングの高得点指標・目安は言語にしかありません。
今回は今までにSPIを100回以上も受検し、日本一SPIに詳しい私カズマがWEBテスティングの高得点指標・目安について徹底解説していきます。
WEBテスティングを受検予定の就活生や転職活動中の社会人はぜひ最後までご覧ください。
ちなみにですが、たった3時間の勉強でWEBテスティングが通過してしまう勉強法があります。
これさえあれば限りなく少ない努力で内定に大きく近づきます。
これは私が100回以上ものSPI受検を通して生み出した、どの本にも載っていない超コスパの良い究極の勉強法です。
興味のある人はぜひ以下のボタンからその方法をチェックしてみてください。
WEBテスティングの高得点指標・目安
WEBテスティングは言語・非言語・性格検査の3科目で構成されていますが、高得点指標・目安があるのは言語だけです。
※SPIのWEBテスティングを完全解説した記事もぜひ合わせてご覧ください。
まず前提として、WEBテスティングはあらかじめ用意された問題が順番に出題されます。
※テストセンター型のSPIでは受検者の正解数に応じて出題される問題が異なります。正解数が多いと難しい問題がたくさん出題されるようになり、正解数が少ないと簡単な問題がたくさん出題されます。
なので、基本的にWEBテスティングはテストセンターのように「難しい問題がたくさん出題されたから高得点が取れている」といった判断ができないのです。
※「WEBテスティングは難易度・問題が変わる?問題は同じ?結論は同じです」もぜひ合わせてご覧ください。
しかし、本記事を執筆している筆者は今までにSPIを100回以上も受検しており、SPIについて熟知していますが、WEBテスティングの言語に関しては前半で正解数が少ないと、後半に出題される長文読解の文章が短くなる傾向にあると感じています。
逆に、前半で正解数がある程度多い場合、長文読解の文章はそこそこの長さになるケースが多いです。
なので、WEBテスティングの言語に関しては長文読解の文章の長さにぜひ注目してみてください。
※WEBテスティングで出題される具体的な問題を知りたい人は「WEBテスティングの練習問題・出題範囲まとめ!本番のSPIに近い難易度です!」をご覧ください。
WEBテスティングで高得点が取れているか知る2つの方法
上記でも解説した通り、WEBテスティングの高得点指標・目安は長文読解の文章の長さ以外に判断材料がないので、自分が高得点を取れているかは肌感覚で確認するしかありません。
※詳しくは「【SPI】WEBテスティングの出来具合・出来栄え・結果を確認する方法4選!」をご覧ください。
肌感覚で確認する際にはWEBテスティングの制限時間もぜひ意識してみてください。
WEBテスティング問わず、SPIでは問題1問1問に制限時間が設定されており、制限時間を過ぎると自動的に次の問題に移ってしまいます。
そして、SPIでは右上に以下の図のような時計マークが設置されており、問題を解くごとに黄色の部分が増え、時間が経過するごとに青色の部分が増えていきます。
制限時間内(=青色の部分が1周するまで)にすべての問題を解くのはなかなか難易度が高いですが、問題の出来具合の肌感覚に加えて、制限時間内に自分がどれくらいの問題に回答することができたかも合わせて確認しておくことをおすすめします。
問題の出来具合の肌感覚が良かったとしても、回答した問題数が少ないとそこまで高得点は期待できません。
そして、WEBテスティングで高得点が取れているか知るもう1つの方法としては、企業の担当者に聞いてみることです。
SPI(WEBテスティング)の結果は能力検査・性格検査問わず、基本的には受検者に公開されません。
企業の担当者に聞く方法としてはメールもしくは直接聞くという2つの方法があります。
メールで聞く場合は以下のようなメールを送付すると良いでしょう。
株式会社〇〇
〇〇様
お世話になっております。貴社の選考を受けさせていただいている〇〇です。
先日SPI(WEBテスティング)を受検しましたが、その結果を教えていただくことは可能でしょうか?
貴社の志望度が高く、SPIの結果を知ることで自分の強みや弱みを客観的に把握し、今後の貴社の選考や入社後の準備に役立てたいと考えています。
ご検討よろしくお願いいたします。
※一例です。
企業の担当者に直接聞く場合は面接などで聞くのが良いでしょう。
聞き方としてはストレートに「私のWEBテスティングの結果はどうだったか教えてもらえないでしょうか?」と聞いて問題ありません。
以上を試した結果、企業の担当者から「WEBテスティングの結果を教えることはできません」と言われた場合は素直に諦めるしかないでしょう。
🔽 本にも載ってない極秘情報 🔽
WEBテスティングの高得点指標・目安は何点?
SPIは各科目80点満点です。100点満点ではないのでご注意ください。
そして、WEBテスティング問わずSPIでは以下のように点数によって段階が分けられます。
※詳細については「SPIの平均点は?偏差値や7段階目安・得点目安を完全解説!」をご覧ください。
段階 | 得点 | 一般的な出現率 | 上位からの累計 |
---|---|---|---|
7 | 70以上 | 2.3% | 2.3% |
6 | 62〜69.5 | 9.2% | 11.5% |
5 | 54〜61.5 | 23.0% | 34.5% |
4 | 46〜53.5 | 31.0% | 65.5% |
3 | 38〜45.5 | 23.0% | 88.5% |
2 | 30〜37.5 | 9.2% | 97.7% |
1 | 29.5以下 | 2.3% | 100.0% |
つまり、点数がわかると段階がわかり、それによって受検者の中で上位何%くらいかを知ることが可能です。
WEBテスティングで高得点と言われるのは一般的には段階6以上でしょう。つまり、得点としては80点満点中62点以上になります。
WEBテスティングでは制限時間内にすべての問題を解いた場合、言語は40問〜42問、非言語は20〜22問の問題が出題されるので、62点以上取るには単純計算で言語は40問中31問、非言語は20問中15問程度の正解数が欲しいところです。
※WEBテスティングの問題数の詳細については「SPIで65分はWEBテスティング!例題や内容・問題数なども徹底解説!」をご覧ください。
WEBテスティングで高得点を取る方法
ここからはWEBテスティングで高得点を取る方法について非言語(数学)・言語(国語)別に解説していきます。
まずは非言語からです。
非言語(数学)
WEBテスティングで高得点を取るには言語・非言語問わず出題される分野をくまなく対策することが重要です。
※WEBテスティングの非言語の例題をまとめた記事もぜひ参考にしてください。
その中でも非言語においては出題頻度が高いかつ難易度が低い分野があります。
それは以下の5つです。
- 割合と比
- 損益算
- 速度算
- 仕事算
- 年齢算
出題頻度が高いかつ難易度が低い分野は対策のコスパが非常に良いので特に重点的に対策しましょう。
また、WEBテスティングでは難しいと感じる人が多い推論も出題されます。
※「WEBテスティングの非言語は難しい?100人に調査してみた」もぜひ参考にしてください。
推論はWEBテスティング以外の受検方式でも出題されますが、WEBテスティングで出題される推論はかなり特殊な問題なので、高得点を狙っている人は必ず対策しておきましょう。
※「WEBテスティングで推論は出ない?出るので必ず対策しましょう!」もぜひ参考にしてください。
ちなみにですが、たった3時間の勉強でWEBテスティングが通過してしまう勉強法があります。
これさえあれば限りなく少ない努力で内定に大きく近づきます。
これは私が100回以上ものSPI受検を通して生み出した、どの本にも載っていない超コスパの良い究極の勉強法です。
興味のある人はぜひ以下のボタンからその方法をチェックしてみてください。
言語(国語)
続いては言語で高得点を取る方法ですが、WEBテスティングの言語では以下の問題が順番に出題されます。
※SPIの言語対策・頻出分野・練習問題などを完全解説した記事もぜひ参考にしてください。
- 熟語の成り立ち
- 3文完成
- 文章の並び替え
- 空欄補充
- 長文読解
- 文章完成
※詳しくは「WEBテスティングの言語を例題で徹底解説!点数アップの方法や出題範囲も」をご覧ください。
WEBテスティングの言語で高得点を狙う場合、重点的に対策すべきは熟語の成り立ちです。
熟語の成り立ちは用意された4つの選択肢から正解を1つ選ぶのですが、その選択肢はあらかじめ決まっています。
なので、WEBテスティングを受検する前に必ず選択肢のパターンをすべて頭の中に入れておきましょう。
WEBテスティングの試験が開始されてから選択肢を読み、意味を理解して問題を解くのは完全に時間の無駄です。
具体的な対策方法については「SPIの熟語の成り立ちとは?例題で解説&必ず覚えておくべきことをご紹介」で解説しているので、ぜひ参考にしてください。
WEBテスティングに高得点指標・目安はないがテストセンターにはある
上記でも解説した通り、WEBテスティングの高得点指標・目安は基本的にありませんが、テストセンターにはあるのでそれをご紹介しておきます。
※SPIのテストセンターとは何かについて詳しく解説した記事もぜひ参考にしてください。
まず、言語の高得点指標・目安ですが、長文読解が2〜3題出題されると高得点である可能性が高いです。
逆に、言語の得点が低い場合は長文読解が1題または1題も出題されない可能性が高いので要注意です。
また、長文読解において抜き出しまたはチェックボックス形式の問題が用意されている場合も高得点である可能性が高いです。
抜き出し問題は「【 】に入る語句を本文の中から〇〇字で抜き出しなさい」といった問題です。
チェックボックス形式の問題については「SPIのチェックボックスとは?例題で解説!出たら点数高い?」をご覧ください。
さらに、言語で高得点が取れている場合は非言語の一番最初の問題が図表の読み取り問題かつ4タブ問題である可能性が高いです。
※「SPIの図表の読み取りは対策必須!必ず覚えておくべき知識をご紹介します」もぜひ参考にしてください。
4タブ問題とは以下のように1つのお題に対して4つの小問が用意されている問題のことです。
続いて非言語の高得点指標・目安ですが、非言語で出題された問題のうち、推論問題が5〜6割以上を占めていれば高得点である可能性が高いです。
逆に、推論問題が全く出ない場合は残念ながら点数が低い可能性が高いです。
テストセンターの高得点指標について詳しく知りたい人は「SPIの高得点目安・指標は?点数や正答率を知る方法」をご覧ください。
🔽 本にも載ってない極秘情報 🔽
今回はWEBテスティングの高得点指標・目安について解説していきました。
WEBテスティングはテストセンターに比べて難易度は高くありません。しっかりと対策すれば高得点は十分狙えますので、ぜひ時間に余裕を持って勉強・対策を行いましょう。