SPIが無理ゲーな理由5つ!突破法も合わせてご紹介

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SPIが無理ゲーな適性検査(WEBテスト)だと思っている人は非常に多いです。

では、なぜ多くの人はSPI=無理ゲーだと思っているのでしょうか?

今回はSPIを今までに100回以上も受検し、日本で一番SPIに詳しい自信のある私カズマが、SPI=無理ゲーと言われている理由を5つご紹介していきます。

また、SPIを無理ゲーだと思っている人がSPIを突破する方法についても解説していきます。

SPIを受検予定の就活生や転職活動中の社会人はぜひ参考にしてください。

ちなみにですが、SPIにはたった3時間の勉強でSPIが通過してしまう勉強法があります。

これさえあれば限りなく少ない努力で内定に大きく近づきます。

これは私が100回以上ものSPI受検を通して生み出した、どの本にも載っていない超コスパの良い究極の勉強法です。

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SPIが無理ゲーな理由5つ

SPIが無理ゲーだと言われている理由は主に以下の5つです。

  1. 中学・高校の勉強内容を忘れているから
  2. 制限時間が短いから
  3. 問題が難しいから
  4. 英語があるから
  5. 構造把握があるから

それぞれについて詳しく解説していきます。

1:中学・高校の勉強内容を忘れているから

SPIの能力検査で用意されている言語・非言語では中学・高校で勉強する国語・数学の問題が出題されます。

※「SPIの言語対策・頻出分野・練習問題などを完全解説!これだけ読めば大丈夫」もぜひ合わせてご覧ください。

例題は以下の通りです。

【言語の例題】

以下の熟語の成り立ち方として、あてはまるものを1〜4のうちから1つ選びなさい。

営業

  1. 似た意味をもつ漢字を重ねる
  2. 主語と述語の関係にある
  3. 前の漢字が後の漢字を修飾する
  4. 1〜3のどれにもあてはまらない

【解答&解説】

「営業」は「業を営む」と読むことができます。

「業」には仕事という意味があります。つまり「営業」は動詞の後に目的語をおく熟語ですが、これは選択肢にはありません。

よって、答えは4・・・(答)です。

※「SPIの熟語の成り立ちとは?例題で解説&必ず覚えておくべきことをご紹介」もぜひ合わせてご覧ください。

【非言語の例題】

ある野球チームで8人の補欠のうち、試合でベンチ入りする3人と、スタンドで応援する5人に分けなければならない。補欠の分け方の組み合わせは何通りあるか。

【解答&解説】

ベンチ入りする3人の組み合わせを考えれば、スタンドで応援する残りの5人の組み合わせにもなります。

よって、答えは8C3=(8×7×6)/(3×2×1)=56[通り]・・・(答)となります。

※「SPIで場合の数は頻出!解き方のコツと出題パターンを完全網羅!練習問題付き」もぜひ参考にしてください。

しかし、SPIを受検する人の中には中学・高校を卒業してから何十年も経過している人もいるでしょう。

そんな人は中学・高校の勉強内容を忘れてしまっていてもおかしくありません。

そんな人がSPIの対策をせずに本番の試験に臨むと、SPI=無理ゲーと感じるのも無理はないでしょう。

2:制限時間が短いから

SPIは制限時間がかなり短い適性検査(WEBテスト)です。

制限時間の目安は1問あたり1分です。

※詳しくは「SPIの試験時間・所要時間は?一問何分?時間配分のコツもご紹介」をご覧ください。

なので、SPI受検者の中には「もっと時間があれば解けたのに…」という人も少なくありません。

SPIの対策をせずに本番のSPIを受検する場合、想像以上に制限時間が短いと思う人がほとんどなので、SPIの対策は必ず行なっておきましょう。

※「SPIの対策方法・勉強法を日本一SPIに詳しい筆者が真剣に考えてみた」もぜひ合わせてご覧ください。

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3:問題が難しいから

SPIでは基礎的な問題が多く出題されますが、中には難しい問題もあります。

SPIの難問(難しい問題)はどんな問題?分野と例題をご紹介」で詳しく解説していますが、SPIの非言語で出題される推論は特に難問なのでご注意ください。

推論の例題は以下です。

【例題】

P、Q、R、S、Tの5人が、1枚ずつハンカチを買ったところ、全員では白いハンカチが2枚、赤いハンカチが2枚、青いハンカチが1枚になった。PとQは違う色のハンカチを買った。また、QとRも違う色のハンカチを買った。

(1)PとRが違う色のハンカチを買ったとき、青いハンカチを買ったのは誰か。考えられる人をすべて答えなさい。

(2)Qが赤いハンカチを買い、Tが赤ではない色のハンカチを買ったとき、青いハンカチを買ったのは誰か。考えられる人をすべて答えなさい。

【解答&解説】

(1)P≠Q、Q≠R、P≠Rなので、P、Q、Rの3人が必ず違う色のハンカチを買ったことになります。

したがって、1枚だけの青いハンカチを買った可能性があるのはP、Q、R・・・(答)です。

(2)条件より、P≠Q、R≠Q。Q=赤、T=白か青です。

Q=赤なので、残った色は白白赤青です。

P=Q(赤)以外→白または青

R=Q(赤)以外→白または青

T=赤以外→白または青

したがって、Sが赤に確定します。1枚だけの青いハンカチを買った可能性があるのはP、R、T・・・(答)です。

※推論の詳細については「SPIの推論とは?すべてがわかる!時間足りない・苦手な人向けの対策方法も解説」という記事をご覧ください。

以上の問題のように、SPIでは中学・高校では学習しない難問も出題されるのでSPI=無理ゲーと感じる人もいます。

4:英語があるから

SPIを選考フローに導入している企業のほとんどは言語・非言語・性格検査の3科目を採用していますが、ごく稀に英語を採用している企業もあります。

SPIの英語では英単語・英熟語に関する問題や長文読解なども出題されます。

英語は中学・高校の勉強内容を忘れていたら短期間で点数を伸ばすことが非常に難しいです。

なので、SPI=無理ゲーと考えている人もいます。

SPIの英語では以下のように英単語や英熟語を知っていないと解けない問題がたくさん出題されます。

【例題】

文中の【 】に入れる語として最も適切なものを、1から5までの中で1つ選びなさい。

彼女の服装のセンスはおしゃれからはほど遠い。

Her sense in clothes is 【 】 from fashion.

  1. be free
  2. not at all
  3. far
  4. another
  5. absolutely

【解答&解説】

正解は3・・・(答)です。

far from 〜は「〜からほど遠い」という意味です。

※SPIの英語の詳細については「SPIの英語はこれで完璧!出題される形式や問題・対策方法などを一挙ご紹介」をご覧ください。

5:構造把握があるから

テストセンター型のSPIでは構造把握という科目が出題される可能性もあります。

※「SPIのテストセンターとは?対策・予約方法から時間・服装まで完全解説!練習問題付き」もぜひ参考にしてください。

構造把握も英語と同様に採用している企業はかなり少ないですが、出題される問題がかなり特殊なので、出題された場合は苦戦する人が多いです。

構造把握には言語系の問題と非言語系の問題があり、それぞれの例題は以下です。

【言語系の例題】

ア〜オの文を数が表す意味によって、グループP(2つ)とグループQ(3つ)に分け、Pに分類されるものを答えなさい。

【ア】上半期の営業利益は100億円となった。

【イ】10階にある事務所まで階段を上った。

【ウ】移動距離の合計は300kmに達した。

【エ】ベスト体重の65kgまでダイエットした。

【オ】旅行にかかった交通費は往復で2万円だった。

【解答&解説】

ア、ウ、オは数えた結果の数です。

それに対してイ、エはすでに決まっていた数です。

よって、答えはイとエ・・・(答)です。

【非言語系の例題】

ア〜エの中から問題の構造が似ている組み合わせを見つけて、1から6の中で1つ選びなさい。

【ア】コーラ25本、サイダー10本を5人で均等に分けるとき、1人それぞれ何本ずつもらえるか。

【イ】10人で分けると1人6本ずつもらえるだけの鉛筆がある。12人で分けると1人何本ずつもらえるか。

【ウ】赤玉と白玉が各100個必要である。赤玉30個、白玉25個があるとき、あと何個ずつ必要か。

【エ】1日に4時間ずつ作業すると15日で終わる仕事がある。この仕事を10日で終わらせるためには1日何時間ずつ作業すればよいか。

  1. アとイ
  2. アとウ
  3. アとエ
  4. イとウ
  5. イとエ
  6. ウとエ

【解答&解説】

ア:5人で分ける本数を割り算で求めます。

コーラは25÷5=5[本]、サイダーは10÷5=2[本]です。

イ:鉛筆の全部の数を求めてから、12人に分けます。10×6÷12=5[本]です。

ウ:赤玉と白玉の不足数を、それぞれ引き算で求めます。

赤玉は100-30=70[個]、白玉は100-25=75[個]です。

エ:仕事の全体量を求めてから、10日に分けます。4×15÷10=6[時間]です。

同じ構造のものは全体数を求めてから算出する解き方のイとエです。

つまり、正解は5・・・(答)です。

構造把握をもっと詳しく知りたい人は「SPIの構造把握とは?例題とコツもご紹介!出るかどうかを事前に判別する方法は?」をご覧ください。

SPI=無理ゲーにならないためにできること

以上でSPIが無理ゲーと言われている理由をご紹介しましたが、SPI=無理ゲーにならないためにできることは事前にしっかりとSPIの対策をするしかありません。

先ほども解説した通り、ほとんどの企業は言語・非言語・性格検査の3科目を採用しています。

性格検査は与えられた問題に直感で回答していけばよいので、対策は不要です。

※詳しくはSPIの性格検査を例題で完全解説した記事をご覧ください。

つまり、ほとんどのSPI受検者は言語と非言語の対策だけすれば問題ありません。

SPIの対策は時間がかかると思われがちですが、そんなことはありません。

本記事の筆者が教える勉強法があれば、SPIの対策はたったの3時間でできます。

この勉強法があれば限りなく少ない努力で内定に大きく近づきます。

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