NTTデータのSPIボーダーと選考フローや倍率が即わかる!中途採用でもSPIある?

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NTTデータへの就職や転職を考えている就活生や転職活動中の社会人はSPIのボーダーがどの程度か気になるのではないでしょうか?

今回はSPIの受検回数=100回超・日本一SPIを熟知している私カズマがNTTデータのSPIボーダーや選考フロー・中途採用におけるSPI実施の有無などについて解説します。

NTTデータへ就職や転職を希望されている人はぜひ参考にしてください。

ちなみにですが、SPIにはたった3時間の勉強でSPIが通過してしまう勉強法があります。

これさえあれば限りなく少ない努力でNTTデータのボーダーも突破できます。

これは私が100回以上ものSPI受検を通して生み出した、どの本にも載っていない超コスパの良い究極の勉強法です。

興味のある人はぜひ以下のボタンからその方法をチェックしてみてください。

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NTTデータのSPIボーダーは8割程度!NTTデータはどんな会社?

NTTデータのSPIのボーダーは8割程度(推測)です。

NTTデータは大手企業であり、ボーダーは高めのため、事前にSPIの問題集などでしっかりと対策・勉強をしておく必要があります。

※その他の企業のSPIボーダーが気になる人は「SPIのボーダー・合格ライン企業一覧100社!何割取ればOK?高い企業は?足切り基準をご紹介」をご覧ください。

NTTデータはインターン・本選考ともにSPIの受検が必須です。

SPIの受検方式はインターン・本選考ともに自宅で受検するWEBテスト型のSPI(WEBテスティング)であり、出題科目は言語・非言語の2つです。

※WEBテスティングの詳細は「SPIのWEBテスティングとは?完全解説!本にも掲載されていない極秘裏ワザもご紹介」をご覧ください。

NTTのSPI(WEBテスティング)では性格検査は出題されません。

その代わり、TALテストというWEBテストで性格検査が行われます。

TALは株式会社ビビッド・ジャパンが提供している性格検査で、文章問題と図形配置問題の2つで構成されています。

※TALは脳科学・統計学に基づいて開発されており、受検者のストレス耐性やメンタル疾患発症傾向などを精度高く測るだけでなく、面接では見抜きにくい受検者の本来の特性や思考性を分析することに長けています。

SPI(WEBテスティング)の言語・非言語では以下のような問題が出題されます。

【言語の例題】

次の文章中の空欄に入る適切な文をA〜Dの中から1つ選びなさい。

ある国では、警察は殺人事件があると、捜査に着手した時点で資料を作成する。このとき、被害者の氏名・性別・年齢・職業・住所などはすぐにわかるが、犯人との関係は初期ではわからないことが多い。したがって資料には、「犯人との関係:不明」と記入する。しかし「不明」はしばしば「無関係」と混同される。そのためにこの殺人事件統計を見た記者たちは、「犯人が無関係の人物を殺した」と報道してしまい、それが確定してしまう。このような問題がひとたび起きると、【 】ようなミスが起こる危険も十分考えられる。

A:互いに知り合いだった犯人と被害者が、無関係だったかどうかわからないとされる

B:互いに無関係だった犯人と被害者が、無関係だったかどうかわからないとされる

C:互いに知り合いだった犯人と被害者が、無関係だったとされる

D:互いに無関係だった犯人と被害者が、知り合いだったとされる。

【解答&解説】

正解はC・・・(答)です。

「不明」の意味は、「関係があったかもしれないし、なかったかもしれない」ということです。

一方で「無関係」というのは、「関係がなかった」ということです。

つまり、「関係があったかもしれないし、なかったかもしれない事案が、関係がなかったとして報道される」という問題点を示しています。

※「【SPI】空欄補充の練習問題15問!本番に近い難易度です」もぜひ参考にしてください。

【非言語の例題】

ある大学では駅からキャンパスまでを結ぶバス路線がある。ある時の運行状況は次の通りであった。

・第1便から第4便までに172人が利用した。

・第3便を利用した学生は54人であった。

・第1便を利用した学生は34人で、これがもっとも少なかった。

・異なる便で同じ人数の学生が利用したことはなかった。

次のア、イについて正しく述べたものをA〜Dの中から1つ選びなさい。

  • ア:第1便と第2便の人数の差は10人より少ない。
  • イ:第3便の利用者数がもっとも多い。

A:アもイも正しい。

B:アは正しいがイはどちらともいえない。

C:アは正しいがイは誤り。

D:アはどちらともいえないがイは正しい。

E:アもイもどちらともいえない。

F:アはどちらともいえないがイは誤り。

G:アは誤りだがイは正しい。

H:アは誤りだがイはどちらともいえない。

I:アもイも誤り。

【解答&解説】

正解はD・・・(答)です。

第2便、第4便の合計利用者数は172-(34+54)=84[人]です。

第1便の34人がもっとも少ないので、第2・4便はそれぞれ35人以上です。

したがって、とりうる値は35〜49人の間であることがわかります。

アはどちらともいえません。第2便は35〜49人なので、第1便との差は1〜15人まで可能性があります。

イは常に正しいです。不明な第2・4便も、50人以上になる可能性はありません。

※SPIの推論についてもっと詳しく知りたい人は「SPIの推論とは?すべてがわかる!時間足りない・苦手な人向けの対策方法も解説」をご覧ください。

NTTグループの一つであるNTTデータは1988年に設立されました。

NTTデータそれ以来、日本のシステムインテグレータ(SIer)として、さまざまな業界へITによるシステムやサービスを提供しています。

システムインテグレータ(SIer)とは、システムの開発や運用、保守・管理など一括して請け負う情報通信企業のことです。

主に以下のようなシステム・サービスの提供が行われています。

主な提供先事業主なシステム・サービス
官公庁・自治体・教育・ぴったりサービス
・学校ICTソリューション など
医療・ヘルスケア・レセプト情報・特定健診等情報データベース分析支援サービス
・健康保険組合システム など
銀行・保険・証券・統合ATMスイッチングサービス
・保険会社共同ゲートウェイ など
クレジット・決済・カード決済端末/ネットワーク「INFOX」
・スマホ決済ソリューション「CAFIS Pitt」など
通信・放送・社内ポータルサイト「i See」
・IOWNから始まるデジタルツインが変える未来 など
電力・ガス・スマートメーターシステム・防災プラットフォーム「D-Resilio」など
製造・物流・BIZXIM製番
・TradeBook® など
流通・サービス・CAFIS
・免税サービス など
基盤技術・総合クラウドサービス「BizXaaS」
・Hadoop/Spark構築・運用ソリューション など

NTTデータは国内のみならず海外にも拠点を置き、海外での開発も行っています。

また、初めて海外進出する日本企業を、システム開発から保守まで全般をサポートしていることも特徴です。

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NTTデータの選考フローやエントリーシート(ES)内容は?

NTTデータにはインターンシップ選考と本選考があります。それぞれの選考フローは以下の通りです。

インターン選考

  • エントリーシート(ES)の提出
  • SPI(WEBテスティング)の受検
  • グループディスカッション
  • インターンシップ参加

本選考

  • 初期登録
  • エントリー
  • 書類選考と結果発表
  • グループディスカッション
  • 面接(複数回)
  • 内定

エントリーは以下の4つ全てを満たせば完了です。

  • 職種選択アンケート回答
  • エントリーシート(ES)の提出
  • SPI(WEBテスティング)+TALの受検
  • 顔写真データ提出

エントリーの内容から書類選考が行われ、合格通知を受けると次のステップであるグループディスカッションや面接に進みます。

NTTデータは選考を受ける人がかなり多いので、通過率は低いと予想されます。

まずはエントリーを通過するために、エントリーシート(ES)とSPI(WEBテスティング)の対策を行うことが重要です。

NTTデータのエントリーシート(ES)ではインターンシップ・本選考それぞれで過去に以下のような設問が用意されています。

<インターンシップ>

  • NTTデータのインターンシップに応募した理由を教えてください。
  • NTTデータの事業について現時点で興味をお持ちの事業とその事業に携わるとしたらやってみたいこと
  • NTTデータの採用担当公式アカウント動画の中で最も印象に残ったものについて教えてください。
  • NTTデータの入社案内パンフレットをご覧いただき、その感想を教えてください。
  • 希望の部門を第三希望まで書いてください。
  • 「あなたの経験についてお尋ねします。あなたがチームで最も高い成果を上げた経験、役割とチームへ及ぼした影響を教えてください」

<本選考>

  • NTTデータでは求める人材像として、次の3つを定義しています。この中でご自身にもっとも当てはまるものをご選択ください。(選択制:考導力、変革力、共創力)
  • 上記設問で回答した内容を元に、NTTデータを志望した理由をご記入ください。
  • 志望するコース(SE・コンサル・営業コース or 建築系FMコース or 電力系FMコース or 法務スタッフコース or 財務スタッフコース or 人事スタッフコース)の職務内容をベースに、入社後チャレンジしたいことを教えてください。
  • チームで最も高い成果を上げた経験、あなたの役割とチームに及ぼした影響
  • 今まで一番苦労したこと、どのように乗り越え、何を学んだか

インターンシップ・本選考どちらのエントリーシート(ES)も設問内容によっては回答欄の文字数制限が200文字程度と少ない場合があります。

エントリーシート(ES)で落ちる可能性も十分にあるため、簡潔に相手に伝わる文章を意識して書くことが大切です。

また、NTTデータではインターンシップおよび本選考においてグループディスカッションが行われます。

過去に出題されたお題は以下の通りです。

<インターンシップ>

  • 自分が企業の面接官だと仮定し、学生に3つの質問をするなら
  • 日本人の英語力を向上させるには
  • 社会人が活躍するのに必要なスキルは
  • リーダーに求められる資質とは?

<本選考>

  • NTTデータの採用担当として採用すべき人を3人選べ。
  • 海外展開をどの国でするのが良いかとその分野、これら理由について
  • 少子高齢化における労働力の確保

グループディスカッションでは協調性が重視されます。

自分自身が発言ばかりせず、発言が少ない人へ話を振るなどグループ全体を回していく意識をしましょう。

また、他の人の意見を否定しないことやリアクションは笑顔で答えるなど第一印象をよくすることもポイントです。

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NTTデータの倍率は約30倍!

NTTデータの倍率は約30倍と推測されます。

NTTデータの採用人数は毎年500〜600名程度であり、リクナビプレエントリー登録者数は16,000人以上(2024年12月時点)です。

仮に採用人数=500名とした場合、単純計算すると倍率は16,000÷500=約30[倍]と推測されます。

ちなみにですが、NTTデータは募集している職種も多数あるため、職種によって倍率は大きく変わるでご注意ください。

NTTデータから内定を獲得するためのポイント

NTTデータから内定を獲得するためのポイントは以下の3つです。

  • NTTデータを志望した理由を明確にする
  • 協調性があることを伝える
  • 困難に立ちふさがっても、地道に改善ができる人材であることをアピールする

まず前提として、NTTデータのような大手IT企業は日本国内だけでもたくさんの支社があります。

「なぜIT業界を選んだのか」「なぜNTTデータに入社したいのか」の質問に対して、明確に答えることが重要です。

NTTデータで働きたいという意思を伝えられなければ、内定獲得は難しいでしょう。

2つ目は協調性があることを伝えることです。

NTTデータは、大規模なプロジェクトを主に取り扱っているため、周囲と協力しながら仕事を進めていかなければなりません。

例えば、協調性のあるエピソードとしてサークル活動や部活動などのチームの経験を具体的に伝えられるとよいでしょう。

3つ目は困難に立ちふさがっても地道に改善ができる人材であることをアピールすることです。

NTTデータは困難な時でも学び、地道に改善できる人材を求めています。

例えば、「納期に間に合わない」「顧客の要望が急に変更になった」などのさまざまなアクシデントが起こり得ます。それらに対して臨機応変に対応しなければなりません。

自分自身がこれまでに経験した中で、困難に直面した際の改善事例を挙げられるように準備しておきましょう。

また、3つのポイント以外にも英語に関する資格や海外への留学経験があるとなお、面接官から好印象を得られるでしょう。

NTTデータはグローバル展開にも積極的であるため、英語力は評価されます。

留学経験がなくても、英語が得意であるエピソードがあればアピールポイントになります。

NTTデータは中途採用でもSPIがある?

NTTデータは中途採用でもSPI(WEBテスティング)の受検が必須です。

新卒採用と同様にSPI(WEBテスティング)では言語・非言語の2科目が出題され、性格検査はTALで行われます。

NTTデータは中途採用でもかなり人気の企業なので、転職のハードルは高めです。

面接対策だけでなく、SPIの対策も万全にしておきましょう。

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今回はNTTデータのSPIボーダーや選考フローについて解説しました。

繰り返しにはなりますが、NTTデータのSPIボーダーはかなり高いため、時間に余裕を持ってSPIの対策をしておくことが非常に重要です。

また、ライバルと差をつけるためにIT関連の資格や英語に関する資格を持っていると高評価に繋がるでしょう。

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