SPIではことわざの問題が出題されるのか気になっている人もいるでしょう。
後ほど詳しく解説しますが、SPIでことわざの問題が出題されることはほぼありません。
今回はSPIの受検回数=100回超・日本一SPIを熟知している私カズマが、SPIとことわざの関係について解説した後、ことわざの問題が出題されるWEBテスト(適性検査)もご紹介します。
SPIを受検予定の就活生や転職活動中の社会人はぜひ最後までお読みください。
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SPIでことわざの問題はほぼ出題されない
冒頭でも解説した通り、SPIの言語でことわざの問題が出題されることはほぼありません。
SPIにはテストセンター・WEBテスティング・インハウスCBT・ペーパーテストの4つの受検方式がありますが、テストセンター・ペーパーテストの言語では「語句の意味」という問題が出題されます。
※SPIの4つの受検方式の違いについては「SPIはなんの略?様々な受検方式やSPI-G、SPI-U、SPI-Nとは?」をご覧ください。
語句の意味は提示された言葉と意味が合致するものを選ぶ以下のような問題です。
【例題】
以下の言葉と意味が最も合致するものを1つ選びなさい。
誤解が生じるような言い方
- 舌禍
- 造言
- 豪語
- 苦言
- 語弊
【解答&解説】
正解は5・・・(答)です。その他の選択肢の意味は以下の通りです。
- 自分の言葉から招く災難
- つくりごと、デマ
- 自信ありげに大きなことを言うこと
- 人のためにいさめる言葉
※「【SPI】語句の意味の練習問題30問!出題頻度が高いものを集めました」もぜひ合わせてご覧ください。
SPIの語句の意味では以下のようにことわざに関する問題が出題されるケースもありますが、出題頻度としてはかなり稀です。
【例題】
以下の言葉と意味が最も合致するものを1つ選びなさい。
どうしようもないことを残念がる
- 胸を痛める
- こうべをたれる
- ほぞを噛む
- 腕をこまねく
- 慚愧にたえない
【解答&解説】
正解は3・・・(答)です。「ほぞを噛む」は「どうしようもないことを後悔する」という意味です。
「ほぞ」は「へそ」のことです。自分の口で自分のへそを噛もうとしても届かず噛めないことから、自分の力が及ばぬことを表します。
SPIの語句の意味では、基本的には1つ目の例題でご紹介したような熟語に関する問題が出題されるので、SPIを受検予定の就活生や転職活動中の社会人は、ことわざの暗記量を増やす必要は特にありません。
ことわざの問題が出題されるWEBテスト(適性検査)は?
WEBテストにはSPIだけでなく玉手箱やCUBICなど様々な種類がありますが、ことわざの問題が出題される有名なWEBテスト(適性検査)はTG-WEBとSCOAです。
TG-WEBとSCOAで出題されることわざ問題の例題は以下です。
【例題】
以下の言葉の意味として、正しいものを選びなさい。
寄らば大樹の陰
- 小さいことに心を奪われて、全体を見通さないことのたとえ
- 頼るなら、勢力のある人を頼ったほうがよいということ
- つまらないものでも、ないよりはましということ
- 物事の処理を、相手にすべて任せること
- 自分の力量を知らずに、威張っている人のこと
【解答&解説】
正解は2・・・(答)です。「寄らば大樹の陰」の反対の意味をもつことわざは「鶏口となるも牛後となるなかれ」です。
※「TG-WEBの言語はこれで完璧!例題やコツ・対策法まで全解説!」もぜひ参考にしてください。
TG-WEBとSCOAは就職・転職難易度が高いと言われている企業や自治体で導入されているケースが多いです。
TG-WEB・SCOAを受検予定の人はことわざの知識量を増やしておきましょう。
SCOAのことわざ問題については「SCOAの言語を完全解説!問題例・対策方法は?」で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
今回はSPIでことわざの問題は出題されるのかについて解説しました。
SPIに限らずですが、WEBテスト(適性検査)を受検する際には必ず出題傾向を把握してから勉強・対策をするようにしましょう。