SPIで40点・50点・60点を取ると、上位何割くらいなのか気になっている人もいるでしょう。
今回はSPIの受検回数=100回を超えるSPIマスターの私カズマが、SPIで40点・50点・60点は上位何割なのか?やどれくらいの点数を取ればボーダーを超えることができるのか?などについて解説していきます。
SPIを受検予定の人は必見の内容になっているので、ぜひ最後までお読みください。
ちなみにですが、SPIにはたった3時間の勉強でSPIが通過してしまう勉強法があります。
これさえあれば限りなく少ない努力で内定に大きく近づきます。
これは私が100回以上ものSPI受検を通して生み出した、どの本にも載っていない超コスパの良い究極の勉強法です。
興味のある人はぜひ以下のボタンからその方法をチェックしてみてください。
目次
そもそも、SPIは何点満点?
SPIの能力検査には言語・非言語・英語・構造把握の4科目がありますが、各科目80点満点です。
なので、40点を取った場合はちょうど半分の正答率ということになります。
50点の場合は62.5%、60点の場合は75%の正答率になります。
SPI=100点満点と勘違いしている人も多いので、ご注意ください。
※詳しくは「SPIで満点取る必要はなし!怪しいと思われる?何点が満点?徹底解説」をご覧ください。
SPIで40点・50点・60点は上位何割?
SPIでは以下の通り、点数によって段階(=ランク)が分けられており、段階によって受検者の中で上位何%くらいかを知ることが可能です。
| 段階 | 得点 | 一般的な出現率 | 上位からの累計 |
|---|---|---|---|
| 7 | 70以上 | 2.3% | 2.3% |
| 6 | 62〜69.5 | 9.2% | 11.5% |
| 5 | 54〜61.5 | 23.0% | 34.5% |
| 4 | 46〜53.5 | 31.0% | 65.5% |
| 3 | 38〜45.5 | 23.0% | 88.5% |
| 2 | 30〜37.5 | 9.2% | 97.7% |
| 1 | 29.5以下 | 2.3% | 100.0% |
上記の表より、40点は段階でいうと3に該当することがわかります。
段階=3は上位からの累計が88.5%なので、SPIの全受検者のうち上位88.5%には入っているということになります。
つまり、100人のSPI受検者がいた場合、40点を取ると上から数えて88.5番目くらいの成績になるということです。
以上の事実から、40点はあまり高い点数ではないことがわかります。
同様に考えて、50点の場合は上位65.5%、60点の場合は上位34.5%に入ります。
ちなみにですが、上記の表より、46点を取れば上位65.5%に、54点を取れば上位34.5%になるので、単純計算だと50点を取れば上位50.0%になります。
つまり、SPIの平均点=50点であるといえます。
※詳しくは「SPIの平均点は?偏差値や7段階目安・得点目安を完全解説!」をご覧ください。
まとめると、
- 40点=上位88.5%にランクイン
- 50点=平均点
- 60点=上位34.5%にランクイン
ということになります。
SPIを受検するのであれば、平均点である50点以上は目指したいところです。
🔽 40点しか取れてない人でも大丈夫! 🔽
SPIで40点・50点・60点を取ると、ボーダー突破できる?
SPIで40点を取った場合、ちょうど半分(=5割)の正答率ということになります。
しかし、5割という点数は上記の通り、SPI受検者全体の中でやや低い層に当たることが多いです。
多くのテキストや参考書でも、目標ラインとして6~7割以上を推奨していることから、5割は「合格ボーダーギリギリ、もしくはやや下回る」といった印象です。
とはいえ、出題難易度や年度ごとの問題レベルにも左右されますので、単純に「5割=合格不可」ではありません。
SPI試験で5割程度の得点であっても合格できる企業は実際に存在し、そのような企業には以下3つの共通点が見られます。
- ボーダーを低めに設定している
- 能力検査ではなく性格検査の結果を重視している
- 学歴フィルターの口実としてSPIを使っているだけ
それぞれの詳細について知りたい人は「SPIは4割・5割で受かる?受かる企業もあります!その特徴は?」をご覧ください。
一方、SPIで50点を取った場合の正答率は62.5%、60点の場合は75%なので、50点を超えてくると多くの企業のボーダーラインは突破できることが多いです。
※SPIのボーダーについて詳しく知りたい人は「SPIのボーダー・合格ライン企業一覧100社!何割取ればOK?高い企業は?足切り基準をご紹介」をご覧ください。
SPIで40点しか取れない人が50点・60点を目指すためにやるべきこと
最後に、SPIで40点しか取れない人が50点・60点を目指すためにやるべきこととして以下の3つをご紹介します。
- 苦手分野の可視化と重点対策
- 時間を意識した演習でスピードを鍛える
- 頻出パターンの暗記と反復トレーニング
それぞれの詳細は以下です。
1:苦手分野の可視化と重点対策
SPIで40点しか取れない原因の多くは、「苦手分野を放置したまま、やみくもに勉強している」ことにあります。まずやるべきことは、自分の苦手分野を明確にすることです。
多くの企業はSPIの能力検査として言語と非言語を出題しますが、すべてを満遍なく対策しようとすると非効率です。むしろ、得意になれるパートを集中して伸ばす方が、点数アップには効果的です。
具体的な苦手分析の方法は以下です。
- SPIの模擬試験や練習問題を解いて、「どのジャンルで点数が取れていないか」を確認する
- 問題ごとに「時間が足りなかった」「内容が理解できなかった」「計算ミス」など、ミスの原因を記録する
- 間違えた問題をジャンルごとに分類し、頻出テーマで苦手なものを優先的に洗い出す
苦手分野の王道克服ステップは以下です。
- 苦手ジャンルに絞った問題集を使って集中的に演習
- 解法のパターンや公式を繰り返しインプット
- 解説を読んで「なぜ間違えたのか」を自分の言葉で説明できるレベルまで理解する
以上を繰り返すことで、40点台で伸び悩んでいた点数が、50点・60点に向けて安定して伸びていきます。
2:時間を意識した演習でスピードを鍛える
SPIで40点台の人がよく陥るのが、「解き方は分かっているのに、時間が足りなくて解き終わらない」という状態です。
「SPIの試験時間・所要時間は?一問何分?時間配分のコツもご紹介」でも解説している通り、SPIは時間制限が厳しく、1問にかけられる時間はわずか30〜60秒程度です。
つまり、解けるかどうか以上に速く解けるかが合否の分かれ道になります。
なぜスピード不足が得点に直結するのか?についてですが、
- 難問に時間をかけすぎると、簡単な問題を落としてしまう
- 解ける問題にも手が回らず、ポテンシャルの半分しか出せない
- 焦りからミスが増え、正答率も下がってしまう
からです。
スピード強化の具体的な勉強法としては以下の3ステップがおすすめです。
- 制限時間を設定して問題演習を行う=「1問30秒」「1セット10分」など、明確にタイムを区切って解くクセをつけましょう。
- 時間を記録しながら繰り返す=毎回の解答時間を記録して、「どのジャンルで時間がかかっているか」を可視化すると、改善ポイントが明確になります。
- 解法の型を身につけて自動化する=特に非言語の問題は、パターンを覚えて“考えずに解く”レベルに落とし込むと大幅な時短になります。
SPIの得点を50点、60点に引き上げたいなら、「正しく解ける」だけでなく「速く解ける」状態を目指しましょう。
時間内に多くの問題を処理できることが、SPIでの得点力アップに直結します。
3:頻出パターンの暗記と反復トレーニング
SPIは出題形式に大きな変化が少ないため、頻出パターンを覚えるだけで得点が安定するという特徴があります。
特に非言語では、問題の構造や使う公式がほぼ毎回決まっており、「慣れゲー」に持ち込めば50点・60点台は十分に狙えます。
※SPIで使う非言語の公式は「SPIの公式一覧まとめ43個!非言語・数学はこれだけ暗記しろ!例題で使い方も解説」にまとめているので、ぜひ参考にしてください。
頻出パターン対策の勉強法としては以下の3ステップがおすすめです。
- 1日10~20分で良いので毎日繰り返す=同じ問題でも繰り返すことで、考えずに手が動くようになります。
- 間違えた理由を記録して、再出題で正解できるようにする=解説を読んで「なぜこの公式を使うのか」「どこで引っかかったのか」を言語化すると、記憶が定着します。
- 解法テンプレを自作する or 市販の対策本でパターンをまとめて暗記=頻出問題は「型」があるため、自分用のノートやマインドマップにまとめるのも効果的です。
※SPIの頻出問題は「SPIで頻出!優先順位高く対策すべき問題を例題付きで科目別にご紹介!就活生・社会人必見」にまとめているので、ぜひ参考にしてください。
SPIの得点を60点近くまで上げている人の多くが、「出題形式を暗記して反射で解く」スキルを身につけています。
「何度も繰り返す」ことを面倒に思わず、むしろ近道だと考えて取り組んでみてください。
ちなみにですが、SPIにはたった3時間の勉強でSPIが通過してしまう勉強法があります。
これさえあれば限りなく少ない努力で40点を50点・60点に引き上げることができ、内定に大きく近づきます。
これは私が100回以上ものSPI受検を通して生み出した、どの本にも載っていない超コスパの良い究極の勉強法です。
興味のある人はぜひ以下のボタンからその方法をチェックしてみてください。


