適性検査(WEBテスト)のSPIを受検しただけでその人(受検者)が優秀かどうかなんてわかるのか?という疑問を持っている人もいるでしょう。
また、SPIは何点取れば優秀と言われるのか気になっている人もいるでしょう。
今回はSPIを今までに100回以上も受検・日本一SPIに詳しいSPIマスターの私カズマが、SPIで優秀かどうかはわかるのか?優秀と言われる点数は何点なのか?について解説していきます。
SPIを受検予定の就活生や転職活動中の社会人はぜひ参考にしてください。
ちなみにですが、SPIにはたった3時間の勉強でSPIが通過してしまう勉強法があります。
これさえあれば限りなく少ない努力で内定に大きく近づきます。
これは私が100回以上ものSPI受検を通して生み出した、どの本にも載っていない超コスパの良い究極の勉強法です。
興味のある人はぜひ以下のボタンからその方法をチェックしてみてください。
SPIで優秀かどうかはわかる?
結論から申し上げると、SPIでその人(=受検者)が優秀かどうかはある程度わかります。
前提として、SPIには能力検査と性格検査の2つの試験が用意されています。
能力検査は受検者の基礎学力を測定する科目で、性格検査は受検者の性格や思考性が会社の風土とマッチするかを測定する科目です。
※詳しくは「SPIとは?対策方法や問題・例題をすべて紹介!適性検査SPIはこれで完璧だ!」をご覧ください。
能力検査の結果と性格検査の結果のどちらを重要視するかは企業によって異なりますが、優秀=仕事の処理能力が高いと定義した場合、能力検査の点数が高い=その受検者は優秀である傾向が強いです。
能力検査の点数が高い=基礎学力がしっかりと定着しており、問題を捌く能力が高いということです。
SPIの能力検査では問題ごとに制限時間が設定されており、素早く問題に回答しないと正解できません。
以下のような問題を30秒〜1分程度で解く能力が求められます。
※「SPIの試験時間・所要時間は?一問何分?時間配分のコツもご紹介」もぜひ合わせてご覧ください。
【例題1】
文中の空欄に入れる語句として最適なものを1〜4の中から1つ選びなさい。
現代の情報社会において重要なことは2つある。1つ目は、権力機構が情報を独占することで権力を維持するという発想を改め、生活者である国民に対して、情報を公開する姿勢を明らかにすることである。2つ目は、【 】、得た情報に基づいて自ら判断して行動するという姿勢を明らかにすることである。
- 権力機構が、自ら情報を公開する努力をして
- 国民が、自ら情報を得るための努力をして
- 国民が、自ら情報を公開する努力をして
- 権力機構が、自ら情報を得るための努力をして
【解答&解説】
本文で述べられている「1つ目」は簡単にいうと「権力機構は、国民に情報を公開するよう努力すること」ということです。つまり、情報を提供するのが権力機構、それを受け取るのが国民です。
その上で本文の「2つ目」に注目すると、「得た情報」という記述から、2つ目の文章は情報を受け取る立場、すなわち国民について書いたものだとわかります。
該当する選択肢は2と3ですが、3は国民が情報を公開することになっており、内容的に不適です。
よって、答えは2・・・(答)となります。
※「【SPI】空欄補充の練習問題15問!本番に近い難易度です」もぜひ合わせてご覧ください。
【例題2】
W、X、Y、Zの4人でリレーで走る順番を決める。第4走者がZ以外のとき、4人の走る順番は何通りあるか。
【解答&解説】
第4走者はZ以外なので、W、X、Yのいずれか3通りです。
第1〜3走者は、第4走者以外の3人の順列です。したがって、3×3!=3×(3×2×1)=18[通り]・・・(答)となります。
※「SPIで場合の数は頻出!解き方のコツと出題パターンを完全網羅!練習問題付き」もぜひ参考にしてください。
もちろん、学力が高い=優秀(仕事の処理能力が高い)とは一概には言えませんが、学力が高い人は優秀な傾向にあります。
企業が選考活動において学歴フィルターを導入しているのもその背景からです。
※「SPIができない高学歴の特徴4つ!学歴フィルターとの関係は?」もぜひ参考にしてください。
🔽 本にも載ってない極秘情報 🔽
SPIで優秀と言われる点数は?
では、SPIでは何点を取れば優秀と言われるのでしょうか?
SPIの能力検査には言語・非言語・英語・構造把握の4科目がありますが、各科目は80点満点です。100点満点ではありません。
※ほとんどの企業は言語と非言語を導入しています。詳しくは「SPIは5教科だがほとんどの企業は3教科!例題もご紹介」をご覧ください。
そして、SPIでは以下のように点数によって7つの段階(ランク)分けがされています。
段階 | 得点 | 一般的な出現率 | 上位からの累計 |
---|---|---|---|
7 | 70以上 | 2.3% | 2.3% |
6 | 62〜69.5 | 9.2% | 11.5% |
5 | 54〜61.5 | 23.0% | 34.5% |
4 | 46〜53.5 | 31.0% | 65.5% |
3 | 38〜45.5 | 23.0% | 88.5% |
2 | 30〜37.5 | 9.2% | 97.7% |
1 | 29.5以下 | 2.3% | 100.0% |
SPIでは平均点=50点になるように調整されています。
※詳しくは「SPIの平均点は?偏差値や7段階目安・得点目安を完全解説!」をご覧ください。
なので、SPIで優秀と言われるのは段階=6以上でしょう。
段階6の場合、最低点は62点です。SPIの平均点よりも12点上回っています。
段階6の点数を取れば上位10%には入る可能性が高いので、十分優秀と言えるのではないでしょうか。
SPIで段階6以上の点数を取るには十分な勉強・対策が必要です。
SPIでは以下のような難問も出題されるので、このような問題もしっかりと正解していく必要があります。
※「SPIの難問(難しい問題)はどんな問題?分野と例題をご紹介」もぜひ合わせてご覧ください。
【例題】
あるゲームでは、サイコロを振って出た目の数だけコマを進める。ただし、1を出した場合はスタート地点に戻る。最初に2回サイコロを振った結果、スタート地点から5つ進んだ位置にコマがある確率を求めよ。
【解答&解説】
2回振るので、サイコロの目の出方は全部で6×6=36[通り]です。
2回で5つの目の位置へとコマが進む組み合わせは(1→5)(2→3)(3→2)の3通りです。
よって、正解は3/36=1/12・・・(答)です。
※「SPIの確率の解き方を例題で解説!難しい?出ないという噂は?練習問題付き」もぜひ参考にしてください。
優秀と言われる段階6以上の点数を目指している人はSPIの出題範囲を満遍なく対策しておきましょう。
ちなみにですが、SPIにはたった3時間の勉強でSPIが通過してしまう勉強法があります。
これさえあれば限りなく少ない努力で内定に大きく近づきます。
これは私が100回以上ものSPI受検を通して生み出した、どの本にも載っていない超コスパの良い究極の勉強法です。
興味のある人はぜひ以下のボタンからその方法をチェックしてみてください。