SPIで30分・40分・70分・80分・90分は何の科目?どんな内容?一目でわかるように整理しました

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SPIにおいて30分・40分・70分・80分・90分は何の科目か気になっている人も多いでしょう。

後ほど詳しく解説しますが、中にはSPIではないWEBテスト(適性検査)も存在するのでご注意ください。

今回は日本で一番SPIに詳しいSPIマスターの私カズマが、SPIで30分・40分・70分・80分・90分は何の科目なのかを一目でわかるように整理しましたので、ぜひ最後までお読みください。

ちなみにですが、SPIにはたった3時間の勉強でSPIが通過してしまう勉強法があります。

これさえあれば限りなく少ない努力で内定に大きく近づきます。

これは私が100回以上ものSPI受検を通して生み出した、どの本にも載っていない超コスパの良い究極の勉強法です。

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SPIで30分・40分・70分・80分・90分は何の科目?

まず前提として、SPIには以下4つの受検方式があります。

  • テストセンター
  • WEBテスティング
  • インハウスCBT
  • ペーパーテスト

※それぞれの違いについては「SPIはなんの略?様々な受検方式やSPI-G、SPI-U、SPI-Nとは?」をご覧ください。

そして、それぞれの受検における試験時間は以下の通りです。

テストセンターWEBテスティングインハウスCBTペーパーテスト
言語(国語)約15分約15分約15分30分
非言語(数学)約20分約20分約20分40分
英語20分出題されない出題されない30分
構造把握20分出題されない出題されない出題されない
性格検査約35分30分30分40分

30分

試験時間=30分のSPIは、上記の表より

  • ペーパーテストの言語・英語
  • WEBテスティングとインハウスCBTの性格検査

であることがわかります。

ペーパーテスト型SPIで言語・英語のみが実施されることはありません。

また、インハウスCBTで能力検査(言語・非言語)が実施されず、性格検査のみの実施であるケースはありませんが、WEBテスティングの場合はそのケースもあります。

※詳しくは「SPIの性格検査を例題で完全解説!対策は不要?落ちることもある?無料診断サイトもご紹介」をご覧ください。

ペーパーテスト型SPIの言語・英語、性格検査の例題は以下の通りです。

【言語の例題】

以下に示された二語の関係を考え、同じ関係の対になるように【 】にあてはまる言葉を選択肢1〜5の中から1つ選べ。

対等:互角、残念:【 】

  1. 遺憾
  2. 悲惨
  3. 失念
  4. 慢心
  5. 放念

【解答&解説】

正解は1・・・(答)です。

「対等」と「互角」は同意語の関係にあります。

「残念」と同じ意味を表すのは1の「遺憾」です。

※「【SPI】二語の関係の練習問題50問と一覧71個!解き方のコツは?」もぜひ参考にしてください。

【英語の例題】

はじめに示した語と最も近い意味を表す語を選び、記号で答えよ。

casualty

  1. informality
  2. fashion
  3. victim
  4. facility
  5. contract

【解答&解説】

正解は3・・・(答)です。

casualtyは「犠牲者」という意味です。各選択肢の意味は以下です。

  1. informality=気楽さ
  2. fashion=方法
  3. victim=犠牲者
  4. facility=施設
  5. contract=契約

※「SPIで英語は出ない?対策法・時間は?英語があるかないか事前に調べる方法と企業一覧」もぜひ合わせてご覧ください。

【性格検査の例題】

以下(1)〜(3)の質問は、あなたの日常の行動や考え方にどの程度あてはまりますか。最も近い選択肢を1〜4の中から1つ選びなさい。

  1. あてはまる
  2. どちらかといえばあてはまる
  3. どちらかといえばあてはまらない
  4. あてはまらない

(1)よいと思ったものはすぐ買ってしまう

(2)皆で旅行するのが好きだ

(3)忍耐力には自信がある

40分

試験時間=40分のSPIは、上記の表よりペーパーテストの非言語と性格検査のみです。

テストセンターの非言語・英語・構造把握の試験時間は各20分なので、

  • 非言語と英語
  • 非言語と構造把握
  • 英語と構造把握

のみが出題された場合は試験時間=40分となりますが、そのような科目の組み合わせで出題されることはまずありません。

ペーパーテスト型SPIの非言語の例題は以下です。

【非言語の例題】

ある商品に330円の利益を乗せて定価を決めた。この商品を定価の30%引きで売ったところ、利益は商品1個あたり165円になった。このとき、この商品の仕入れ値はいくらか。

【解答&解説】

原価をA円とおくと、定価は(A+330)円となります。

すると、(A+330)×0.7=A+165という方程式を立てることができるので、これを解いてA=220[円]・・・(答)が求まります。

※「【SPI】損益算の練習問題20選!コツと公式もわかりやすく解説!捨てるのはあり?」もぜひ参考にしてください。

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70分

上記の表より、ペーパーテストにおいて言語と非言語が出題された場合のみ、試験時間=70分となります。

  • 非言語と英語
  • 言語と性格検査
  • 英語と性格検査

の組み合わせでも試験時間=70分になりますが、そのような組み合わせで試験が実施されることはありません。

ペーパーテスト型SPIの詳細は「SPIのペーパーテスト(筆記試験・マークシート)を完全解説!難易度や範囲・問題集もすべてご紹介」で解説しているので、ぜひ参考にしてください。

80分

上記の表より、SPIの試験時間が80分になるケースはありません。

試験時間=80分で有名なWEBテスト(適性検査)は玉手箱です。

玉手箱の所要・試験時間と問題数を科目別に解説!サンプル問題付き」をご覧いただくとわかる通り、玉手箱の科目別試験時間は以下のようになっています。

問題の種類所要時間(試験時間)問題数
論理的読解(言語)25分または15分52問または32問
趣旨判断(言語)10分32問
趣旨把握(言語)12分10問
四則逆算(計数)9分50問
図表の読み取り(計数)35分または15分40問または29問
表の空欄推測(計数)35分または20分35問または20問
論理的読解(英語)10分24問
長文読解(英語)10分24問
パーソナリティ(性格検査・正式版)約20分68問
パーソナリティ(性格検査・簡易版)特になし30問
意欲(性格検査・正式版)約15分36問
意欲(性格検査・簡易版)特になし36問または48問

試験時間=80分の場合、

  • 論理的読解(言語):25分
  • 図表の読み取り(計数):35分
  • パーソナリティ(性格検査・正式版):20分

である可能性が高いです。

※図表の読み取り(計数)は表の空欄推測(計数)である可能性もあります。

WEBテスト(適性検査)を受検予定の人の中には、SPIと玉手箱の違いがよくわかっていない人も多いのでご注意ください。

※玉手箱の詳細については「玉手箱完全攻略サイト」をご覧ください。

90分

上記の表より、SPIの試験時間=90分になるケースはテストセンター型SPIの

  • 言語・非言語・英語・性格検査
  • 言語・非言語・構造把握・性格検査

のどちらかのみです。

※テストセンターの詳細については「SPIのテストセンターとは?対策・予約方法から時間・服装まで完全解説!練習問題付き」をご覧ください。

テストセンター型SPIの構造把握では以下のような問題が出題されます。

【構造把握の例題】

以下の1〜5は、2つの文からなっている。その関係性の違いによって、グループA(2つ)とグループB(3つ)に分け、Aに分類されるものを答えなさい。

  1. ダイエットに成功した。自分に自信が付いた。
  2. 明日も雨になるそうだ。テレビニュースで気象予報士が言っている。
  3. 街で悲鳴が聞こえた。事件が起きたに違いない。
  4. 大雨が昨日から続いている。ダムが決壊しそうだ。
  5. 約束の時間に遅れそうだ。電車が遅延している。

【解答&解説】

1・3・4は句点「。」を「〜ので」に置き換えることが可能です。

しかし、2と5は句点「。」を「〜ので」に置き換えると文章が成り立ちません。

よって答えは2と5・・・(答)になります。

※「SPIの構造把握とは?例題とコツもご紹介!出るかどうかを事前に判別する方法・高得点指標は?」もぜひ合わせてご覧ください。

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今回はSPIで30分・40分・70分・80分・90分は何の科目なのかについて解説しました。

繰り返しにはなりますが、SPIで試験時間=80分はあり得ないのでご注意ください。

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