SPIには様々な受験方式がありますが、中には自宅から受験可能なものもあります。
自宅受験は試験会場まで移動する必要がないため、非常に楽で便利ですがいくつか注意点もあります。
本記事ではSPIを今までに100回以上受験し、自他ともに認めるSPIヲタクの私カズマがSPIを自宅受験するときに用意するものや試験時間、注意点などについて徹底解説していきます。
SPIを受験予定の就活生や転職活動中の社会人はぜひ最後までご覧ください。
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自宅受験できるSPIの受験方式
SPIには様々な受験方式がありますが、自宅受験が可能なのはWEBテスティングとテストセンターオンライン会場の2つです。
※SPIの受験方式について詳しく知りたい人は「SPIはなんの略？様々な受検方式やSPI-G、SPI-U、SPI-Nとは？」をご覧ください。
WEBテスティングとテストセンターオンライン会場の大きな違いは試験監督官による監視があるかないかです。WEBテスティングでは監視がありませんが、テストセンターオンライン会場では監視があります。
※詳しくは「SPIのオンライン会場とは？テストセンターとの違い・部屋・服装は？カンニング不可？」をご覧ください。
※ごく稀にWEBテスティングでも監視があるケースがありますが、可能性としてはかなり低いのであまり気にする必要はないでしょう。詳しくはSPIで監視型はあるのかについて解説した記事をご覧ください。
テストセンターオンライン会場も自宅受験は可能ですが、受験前に試験監督官による本人確認や受験環境のチェックなどもあるのでご注意ください。
SPIを自宅受験する場合の出題科目と制限時間
ここからはWEBテスティングとテストセンターオンライン会場の出題科目について解説をしていきます。
WEBテスティングでは、能力検査（言語・非言語）と性格検査の合計3科目が用意されています。
※「SPIの性格検査を例題で完全解説！対策は不要？落ちることもある？無料診断サイトもご紹介」もぜひ合わせてご覧ください。
言語は国語、非言語は数学のことです。
ごく稀に能力検査のみもしくは性格検査のみの企業もありますが、ほとんどの企業では能力検査と性格検査の両方が用意されています。
SPIで能力検査のみはあり得るのかについて解説した記事もご用意していますので、ぜひ参考にしてください。
WEBテスティングの試験時間は能力検査が35分、性格検査が30分の合計65分となっています。
能力検査は問題数が非常に多いので、スピーディーに回答する能力が求められます、詳しくは「SPIで65分はWEBテスティング！例題や内容・問題数なども徹底解説！」をご覧ください。
テストセンターオンライン会場もWEBテスティングと同じく、基本的には能力検査（言語・非言語）と性格検査の3科目ですが、企業によっては英語と構造把握という科目を用意しているところもあります。
※SPIの構造把握とは何かについて例題で解説した記事もぜひ参考にしてください。
しかし、ほとんどの企業が言語・非言語・性格検査の3科目なので、英語と構造把握の対策を重点的に行う必要はありません。
※SPIの英語について徹底解説した記事もご用意しているので、ぜひ合わせてご覧ください。
試験時間は能力検査（言語・非言語）が35分、性格検査が35分の合計70分です。
※SPIの試験時間・所要時間について詳しく解説した記事もぜひ合わせてご覧ください。
WEBテスティングでは能力検査→性格検査の順番に試験が進みますが、テストセンターオンライン会場の場合は性格検査→能力検査の順番で試験が進みます。
テストセンターオンライン会場の能力検査に関しても問題数が非常に多いので、素早く問題を解く能力が必要です。
WEBテスティングよりも回答スピードが求められるので、事前にしっかりと勉強・対策をしておきましょう。
SPIで時間足りない・解き終わらない人がやるべきことについて解説した記事もご用意しているので、ぜひ参考にしてください。
SPIを自宅受験するときに用意するもの
SPIを自宅受験するときに用意するものは以下の2つです。
- 本人確認書類
- 電卓・ペン・メモ用紙
それぞれ順番に解説していきます。
本人確認書類
上記でも軽く解説しましたが、テストセンターオンライン会場の場合は受験前に本人確認が行われます。
本人確認書類は顔写真付きのものである必要があるのでご注意ください。具体的には運転免許証、パスポート、学生証などがあげられます。
有効期限が切れているものはもちろん使えませんのでご注意ください。
電卓・ペン・メモ用紙
WEBテスティングでは電卓・ペン・メモ用紙の使用が認められています。
特に非言語の問題を解く際には電卓は必須です。回答を出すため必要な途中の計算を自力でやるとかなりの確率で制限時間をオーバーしてしまいます。
事前に自分が使いやすい電卓を用意しておきましょう。
※SPIで電卓・計算機を使えるケースについて詳しく解説した記事もぜひ参考にしてください。
一方で、テストセンターオンライン会場では電卓の使用は認められていません。ペン・メモ用紙は使用可能です。
しかもメモ用紙に関しては、両面（表裏）が使用可能なメモ用紙2枚までという決まりもあります。
WEBテスティングよりもかなりルールが多いのでご注意ください。
「SPIでメモ用紙・計算用紙は使用できる？使い方のコツもご紹介」という記事もご用意しているので、ぜひ参考にしてください。
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SPIを自宅受験するときの服装は？
SPIを自宅受験するときの服装は自由です。特に指定はありません。リラックスして受験できる服装で臨みましょう。
しかし、テストセンターオンライン会場の場合は受験前に試験監督官による本人確認があるので、最低限 人に見られても良い服装である必要はあります。
テストセンターオンライン会場の試験監督は受験者の服装をわざわざ受験企業に報告したりはしないので、その点はご安心ください。
SPIを自宅受験するときの注意点3つ
ここからはSPIを自宅受験する時の注意点を3つご紹介していきます。
特に1つ目は非常に重要なので、SPIを受験予定の人は必ずチェックしておきましょう。
1：パソコンが必須
SPIを自宅受験する場合、パソコンが必須となります。
SPIはスマホから受験することができないので、必ず自分のパソコンを用意するようにしましょう。
テストセンターオンライン会場に関しては性格検査のみスマホから受験することが可能ですが、能力検査はスマホから受験できないので、いずれにせよパソコンを用意する必要があります。
WEBテスティングは能力検査も性格検査もスマホからでは受験ができません。
パソコンを持っていない人はパソコンを持ってなくてもSPIを受験する方法について解説した記事をご覧ください。
2：静かに受験できる環境を用意する
注意点2つ目は、1人で静かに受験できる環境を用意することです。
1人暮らしではなく誰かと一緒に住んでいる人は、同居人に事前に「これからSPIを受験予定なので話しかけないでほしい」といったことを伝えるようにしましょう。
SPIは難しいのかについて解説した記事をご覧いただくとわかりますが、SPIを難しいと感じる人は非常に多く、集中して問題を解かなければなかなか正解することができません。
必ず集中できる環境を整えてから、受験するようにしましょう。
3：上着や毛布などを用意しておく
SPIでは科目ごとに中断が可能ですが、中断方法がかなりわかりにくいため、基本的には中断せずに一気に能力検査と性格検査を受験する人が多いです。
※中断方法を知りたい人は、SPIを中断する方法について解説した記事をご覧ください。
一気に能力検査と性格検査を受験する場合、1時間ほど時間がかかってしまうため、寒がりな人は事前に上着や毛布などを用意しておくのがおすすめです。
SPIの自宅受験は代行・替え玉がし放題？
自宅受験のSPIでは監視があるケースとないケースがあることはお分かりいただけたかと思いますが、監視がない場合のSPI（WEBテスティング）は代行・替え玉受験がし放題なのでは？と思った人もいるのではないでしょうか。
結論から申し上げますと、監視がないWEBテスティングの場合は代行・替え玉受験をしたとしてもバレる可能性は非常に低いのが現実です。
このようなWEBテスティングの隙をついて、以前はWEBテスト代行業者がたくさん存在していました。
しかし、2022年11月にWEBテストの代行業を行っていた男性が逮捕されるという事件が発生しました。
逮捕された男性は起訴され、執行猶予4年・懲役2年半の有罪判決を受けました。
つまり、WEBテスト（SPI）の代行・替え玉受験は立派な犯罪であると証明されてしまったのです。
※事件の詳細について詳しく知りたい人は「WEBテスト・SPI代行サービスのすべてを解説！逮捕された理由や実態・歴史を振り返る」をご覧ください。
監視がないWEBテスティングを受験予定の就活生や転職活動中の社会人は、必ず自力でSPIを受験するようにしましょう。
ちなみにですが、SPIにはたった3時間の勉強でSPIが通過してしまう勉強法があります。
これさえあれば限りなく少ない努力で内定に大きく近づきます。
これは私が100回以上ものSPI受検を通して生み出した、どの本にも載っていない超コスパの良い究極の勉強法です。
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いかがでしたか？
今回はSPIは自宅受験が可能なのかについて解説をしていきました。
自宅受験はいつでも自分の好きな時間にSPI受験できるという大きなメリットがあります。 ぜひ時間を有効活用してSPIの勉強・対策を進めていきましょう。
