SPIで推論出ないのはヤバい?チェックボックスが出たら高得点?最新情報をお伝えします

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SPIでは全ての受検方式に推論問題が出題範囲に含まれていますが、場合によっては推論が出ないケースやチェックボックス形式の推論が出ないケースもあります。

SPIの推論とは何かについて徹底解説した記事もぜひ参考にしてください。

ネットにはSPIで推論が出ないのはヤバい(=得点が低い)証拠であるといった情報も出回っています。

本記事ではSPIを今までに100回以上も受検し、今でも月に1回はSPIをしているSPIマスターの私カズマがSPIで推論が出ない=得点が低いのか?やチェックボックス形式の推論が出たら高得点なのか?などの最新情報をお伝えします。

SPIを受検予定の就活生や転職活動中の社会人はぜひ参考にしてください。

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SPIで推論が出ないのは得点が低いから?

SPIには4つの受検方式(WEBテスティング、テストセンター、インハウスCBT、ペーパーテスト)がありますが、推論はすべての受検方式の出題範囲に含まれています。

※4つの受検方式の違いについては「SPIはなんの略?様々な受検方式やSPI-G、SPI-U、SPI-Nとは?」をご覧ください。

テストセンターとペーパーテスト、WEBテスティングとインハウスCBTはほぼ同じ問題が出題されます。

※推論の具体的な問題についてはSPIの推論問題の例題とコツについて解説した記事をご覧ください。

なので、SPIで推論が出ないケースについてはテストセンターとWEBテスティングで分けて考える必要があります。

テストセンターで推論が出ない場合

テストセンターで推論が出ない場合、残念ではありますが、基本的には得点が低いと思って問題ないでしょう。

SPIのテストセンターとは何かについて詳しく解説した記事もぜひ参考にしてください。

非言語(数学)の前半の問題で正答率が悪いと、推論が全く出ないまま受検が終了してしまうケースもあります。

非言語の点数があまりにも低いと選考に通過する可能性はもちろん低くなってしまいますが、必ず通過しないとも言い切れません。

企業によっては再受検のチャンスを与えてくれるところもあるので、過度に落ち込まず、気持ちを切り替えて他の企業の選考に向けた準備・対策を行いましょう。

※詳しくはSPIの非言語は0点・ボロボロ・壊滅的でも通過するのかについて解説した記事をご覧ください。

テストセンターの受検結果は1年間の使い回しが可能です。高得点を取れている自信があればその結果を使い回しすれば問題ありませんが、上記でも解説した通り、非言語では推論が出ないと得点はあまり期待できないため、推論が出なかった場合は使い回さない方が良いでしょう。

SPIの高得点目安・指標について解説した記事もぜひ参考にしてください。

WEBテスティングで推論が出ない場合

テストセンターは受検者の正答率に応じて出題される問題の傾向がかなり変わりますが、WEBテスティングではそこまで変わりません。

WEBテスティングにおける推論問題は中盤に用意されているので、中盤まで進むことができれば基本的には推論は出ることになるでしょう。問題数としては3〜4問程度です。

WEBテスティングで推論が出ない=問題の中盤まで進むことができなかったということになります。この時点で、回答した問題がすべて正解だったとしても点数としては半分程度しか取れていないことになりますので、正直なところ高得点は期待できません。

テストセンターにしろ、WEBテスティングにしろ推論が出ない=得点が低いと思っていただいて問題ありません。

SPIの推論でチェックボックスが出たら高得点?

では、どのような状況になれば高得点が期待できるのでしょうか?

テストセンターにおける指標の1つとしてはチェックボックス形式の推論が出ることです。

チェックボックス形式の推論とは以下の例題のように、選択肢の中から該当するものを「すべて」選ぶ問題のことです。

SPIのチェックボックスとは何かについて詳しく解説した記事もぜひ合わせてご覧ください。

【例題】

P・S・R・Sの4人が国語と数学のテスト(ともに100点満点)を受けた。4人のうち、同じ点数の人はいなかった。また、4人の国語の得点について以下のことがわかっている。

  • SはQよりも低い
  • PはRとSの平均に等しい
  • RはQよりも低い

このとき、国語の得点に関する以下の推論のうち、必ず正しいといえるものはどれか。1〜3の中からすべて選びなさい。

  1. SはPよりも低い
  2. PはQよりも低い
  3. RはPよりも低い

【解答&解説】

与えられた3つの条件より、点数が高い順に左から並べると、QRPSまたはQSPRであることがわかります。

よって必ず正しいといえるものは2・・・(答)となります。

今回はたまたま答えが1個でしたが、複数個になるときもあります。

当たり前の話ではありますが、以上のように選択肢の中から該当するものを「すべて」選ぶ問題(=チェックボックス形式の推論)の方が、1つだけ選ぶ問題よりも難易度は高いです。

テストセンターでチェックボックス形式の推論が出たら自分は比較的高得点を取れていると思って問題ないでしょう(チェックボックス形式の推論は1回の受検で1-2問しか出題されません)

※WEBテスティングの推論は決まった形式の問題しか出ないため、チェックボックス形式の推論は出ません。

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SPIで推論ばかりが出る・推論で終わるのは高得点?

「SPIで推論ばかりが出る・推論で終わるのは高得点か?」という疑問を持つ就活生や転職活動中の社会人も多いので、解説しておきます。

まず、推論ばかり出る場合ですが、すべての問題のうち、推論が5-6割以上を占めていれば高得点である可能性が高いです。

そのうち、先ほど解説したチェックボックス形式の推論も出ている場合はさらに高得点が期待できます。

上記でも解説した通り、点数が低い場合は基本的には推論は出にくくなるで、推論ばかりが出るというのは良い傾向です。

次に、推論で終わるケースに関してですが、「推論で終わる」と一言でいっても、1問目の推論を解き終わって受検が終わったのか、推論を5問解き終わって受検が終わったのかではまったく話は変わってきます。

上記でも解説した通り、推論ばかりが出る(特に全体の5-6割以上)だと基本的には高得点ですので、「推論で終わる」ことに注目するのではなく、あくまでも何問の推論が出たか?に注目するようにしてください。

SPIの推論で2タブ・3タブは高得点?

SPIの推論で2タブ・3タブ問題が出たら高得点なのか?という疑問もよくありますが、これについては一概には言えません。

2タブ問題とは、以下の例題のように1つの文章に対して2つの問題が用意されている形式のことです。

※3タブ問題だと3つの問題が用意されています。

【例題】

P、Q、Rの3つのバッティングセンターで、1球当たりのボール使用料について以下のことがわかっている。

  • PとQの2ヶ所の平日のボール使用料の平均は19円である
  • P、Q、Rの平日のボール使用料の平均は20円である
  • P、Q、Rとも平日よりも日曜日の方がボール使用料が高く、3ヶ所の日曜日のボール使用料の平均は24円である

このとき、以下の問に答えよ。

(1)1球あたりのボール使用料について、必ず正しいといえる推論はどれか。以下の選択肢1〜3の中からあてはまるものをすべて選びなさい。

  1. 平日のRのボール使用料は3ヶ所の中で最高値である
  2. 平日よりも日曜日の方が3ヶ所ともそれぞれ4円高い
  3. 平日よりも日曜日の方が12円以上高いバッティングセンターはない

(2)PとRの2ヶ所の平日のボール使用料の平均が19.5円だったとき、Pの平日のボール使用料はいくらか。以下の選択肢1〜5の中からあてはまるものを1つだけ選びなさい。

  1. 17円
  2. 18円
  3. 19円
  4. 20円
  5. 21円

【解答&解説】

(1)PとQの合計=19×2=38[円]ですね。

同様に考えて、P・Q・Rの合計=20×3=60[円]です。

よってR=60-38=22[円]がわかります。

まず1ですが、例えばP=23円のときQ=15円となるケースが考えられるので、必ず正しいとは言えません。

続いて2ですが、3ヶ所ともそれぞれ4円高いとは限らないので、必ず正しいとは言えません。

最後の3ですが、3ヶ所の平日の平均は20円、日曜日の平均が24円で、平均で4円高いので、3ヶ所合計で4×3=12[円]高いことがわかります。

3ヶ所とも日曜日の方が高いとのことなので、1ヶ所だけで12円以上高いバッティングセンターがあると、他の2ヶ所での差が0円以下になってしまうため、日曜日が12円以上高いバッティングセンターはないことがわかります。

よって、答えは3のみ・・・(答)となります。

(2)P+R=19.5×2=39[円]です。

R=22円なので、P=39-22=17[円]・・・(答)となります。

推論では2タブ問題だから難しい、2タブ問題よりも3タブ問題の方が難しいなどの傾向は特にありません。

なので、推論で自分の得点が高いか低いかを推測するにはあくまでも

  • 推論がどれだけ出たか?
  • チェックボックス形式の推論は出たか?

の2点に注目しておけば問題ないでしょう。

SPIの推論で4タブは出る?

SPIの推論で4タブ問題は出るのか?という疑問を持っている人もいますが、結論から申し上げますと、4タブ問題は出ません。

※4タブ問題が何かわからない人はSPIの4タブとは何かについて解説した記事をご覧ください。

本記事を執筆している筆者は今までにSPIを100回以上受検していますが、4タブの推論を見たことは一度もありません。

2タブ、3タブの推論が出たことはありますので、推論では3タブが最高だと思われます。

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いかがでしたか?

今回はSPIで推論が出ない=得点が低いのか?やチェックボックス形式の推論が出たら高得点なのか?などについて解説しました。

推論は初見で解くことはなかなか難しく、事前に対策・勉強をしておかないとなかなか得点できないので、SPIを受検予定の就活生や転職活動中の社会人は必ず事前に対策しておきましょう。

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