SPIを調べながら受検できない4つの理由!日本一のSPIマスターが解説

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SPIはネットで調べながら受検すれば簡単に問題が解けるのでは?と思った人もいるかと思います。

しかし、結論から言うとSPIは調べながら受検することができません。

本記事ではSPIを今までに100回以上も受検し、日本一SPIに詳しい私カズマがSPIを調べながら受検できない4つの理由について解説していきます。

SPIを受検予定の就活生や転職活動中の社会人はぜひ参考にしてください。

ちなみにですが、SPIにはたった3時間の勉強でSPIが通過してしまう勉強法があります。

これさえあれば限りなく少ない努力で内定に大きく近づきます。

これは私が100回以上ものSPI受検を通して生み出した、どの本にも載っていない超コスパの良い究極の勉強法です。

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SPIを調べながら受検できるのはWEBテスティングのみ

SPIにはWEBテスティング、インハウスCBT、テストセンター、ペーパーテストの4つの受検方式がありますが、ネットで調べながら問題を解くとすればWEBテスティングでしかできません。

テストセンターは専用の試験会場にまで行き、そこに設置されているPCからSPIを受験します。

試験中は試験監督が巡回していますし、PCにはログが残るのでネットで調べながら問題を解くことはできません。

※「SPIのテストセンターとは?対策・予約方法から時間・服装まで完全解説!練習問題付き」もぜひ参考にしてください。

インハウスCBTとペーパーテストの試験会場は企業の会議室やブースです。

どちらも近くに企業の担当者や人事がいるのでネットで調べながら問題を解くことはできません(インハウスCBTは企業が貸与したPCからSPIを受検するのでログが残ります)

※「SPIのペーパーテスト(筆記試験・マークシート)を完全解説!難易度や範囲・問題集もすべてご紹介」もぜひ参考にしてください。

WEBテスティングは自宅から自分のPCでSPIを受検します。試験監督などによる監視はありません。

なので、WEBテスティングのみネットで調べながらSPIの問題を解こうとすることは可能です。

※現実的にはほぼ不可能です。その理由は後ほど解説します。

しかし、当然ではありますがネットで調べながら問題を解くことはカンニング行為に該当し、SPIの規約違反となります。

SPIのWEB版はカンニングできる?バレたらどうなる?バレる可能性と犯罪リスク」で詳しく解説していますが、SPIを含む適性検査(WEBテスト)のカンニング行為は最悪のケースとして逮捕される可能性もあるので十分ご注意ください。

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SPIを調べながら受検できない4つの理由

先ほども解説した通り、WEBテスティング型のSPIでも調べながら受検することは不可能に近いです。

SPIのWEBテスティングとは何かについて完全解説した記事もぜひ参考にしてください。

その理由は以下の4つです。

  1. 問題文のコピーができない
  2. 制限時間が短い
  3. 公式さえ知っていれば解ける問題が出題されない
  4. 受検画面の滞在時間が計測されている可能性がある

それぞれ詳しく解説します。

1:問題文のコピーができない

WEBテスティングの受検画面は問題文がコピーできないようになっています。

なので、問題文をコピーしてGoogleやYahoo!の検索窓などにペーストすることはそもそもできません。

コピー&ペーストが可能であればChatGPTなどの生成AIツールを使ってSPIが解けたのに…と思った人もいるかもしれません。

しかし「SPIはChatGPT(チャットGPT)で解ける?解けないのでご注意ください!実際に検証してみた」で詳しく解説していますが現在、ChatGPTを含む生成AIがSPIを含む適性検査(WEBテスト)の問題を解くことはかなり難しいです(回答の精度が低いため)

ChatGPTの回答精度がもっと向上すればSPIの問題も解けるかもしれませんが、解けたとしても上記の通りSPIはそもそも問題文がコピーできないので難しそうです。

2:制限時間が短い

WEBテスティングでは問題1問1問に制限時間が付与されており、目安は1問あたり1分程度です。

※「SPIの試験時間・所要時間は?一問何分?時間配分のコツもご紹介」もぜひ参考にしてください。

先ほどから解説している通り、WEBテスティングでは問題文がコピーできない仕様になっているので、ネットで調べながらSPIを受検する場合、自力で問題文などをGoogleやYahoo!の検索窓に打ち込まなくてはなりません。

制限時間がかなり短いSPIでこれはかなり難しいでしょう。

それに時間を使うくらいなら自力で問題を解いた方が早いケースも多いです。

3:公式さえ知っていれば解ける問題が出題されない

SPIでは公式さえ知っていれば解ける問題は出題されません。

公式さえ知っていれば解ける問題とは例えば以下のような問題です。

SPIで必要な公式を一覧でまとめた記事もぜひ合わせてご覧ください。

【例題】

速さ48km/時の自動車が3時間走行したときの移動距離を求めよ。

【解答&解説】

このような問題の場合、速さの公式「距離=速さ×時間」さえ知っていればすぐに解くことができます。

※速さの公式を知らない人は「SPIの速度算・速さの計算の解き方とコツ!重要公式もご紹介」をご覧ください。

以上の速さの公式より、答えは48×3=144[km]・・・(答)となります。

しかし、SPIではこのような単純な問題は出題されません。以下のような問題が出題されます。

【例題】

ある遊歩道をPが一定の速さで歩き始めてから10分後にQが70m/分の一定の速さで追いかけたところ、Qは18分歩いたところでPに追いついた。このとき、Pの歩く速さは何m/分だったか求めよ。

【解答&解説】

Pの速さをa[m/分]とおきます。すると、70m/分のQが縮める距離は1分につき(70-a)mです。

また、Pの先行距離は10a[m]です。以上より、10a ÷ (70-a)=18という方程式が成り立ちます。

これを整理すると、10a=18(70-a)より、28a=1260となるので、a=45[m/分]・・・(答)となります。

このように、SPIでは様々な知識(上記の例題だと速さの公式や一次方程式の解き方)を組み合わせないと解けない問題が出題されるので、ネットで調べながら問題を解くのはなかなか難しいでしょう。

※「【SPI】方程式はこの2つだけ絶対覚えよう!例題でわかりやすく解説!練習問題付き」もぜひ参考にしてください。

4:受検画面の滞在時間が計測されている可能性がある

ネットで調べながらSPIを受検する場合、調べている間はSPIの受検画面を離れていることになります。

SPIで画面録画はバレる?エクセル・別タブは?絶対にやってはいけないことをお伝えします」で詳しく解説していますが、SPIに限らず、ほとんどのWEBサービスではユーザー(SPIの場合は受検者)がどのくらいの時間・どの画面に滞在していたかを計測することが可能です。

なので、SPIの受検画面の滞在時間があまりにも短いとその旨が企業に伝わる可能性があります。

企業からカンニングを疑われると、その後の選考が不利になることは言うまでもありません。

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今回はSPIを調べながら受検できない4つの理由をご紹介していきました。

SPIを受検予定の就活生や転職活動中の社会人の参考になれば嬉しいです。

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