SPIのWEBテストはカンニングできる?バレたらどうなる?カンニング方法と犯罪リスク

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SPIではWEBテスティングと呼ばれる自宅で受検可能な受検方式がありますが、自宅で受検できるならカンニングし放題なのでは?と思う人もいることでしょう。

本記事ではSPIを今までに100回以上も受検し、日本一SPIに詳しい自信のある私カズマがSPIのWEB版はカンニングできるのか?について解説していきます。

また、カンニングがバレる可能性やカンニングの方法・バレたらどうなるのか・犯罪となるリスクについても解説していきます。

SPIを受検予定の就活生や転職活動中の社会人はぜひ参考にしてください。

ちなみにですが、SPIにはたった3時間の勉強でSPIが通過してしまう勉強法があります。

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SPIのWEBテストでカンニングはできる?

まず、SPIにはWEBテスティング、テストセンター、インハウスCBT、ペーパーテストという4つの受検方式があることを理解しておきましょう。

SPIのテストセンターとは何かについて詳しく解説した記事もぜひ参考にしてください。

それぞれの特徴は以下の通りです。

  • WEBテスティング=自分のPCから、自分の好きな時間・場所でSPIを受検する
  • テストセンター=SPI専用の試験会場に行き、そこに設置されているPCからSPIを受検する
  • インハウスCBT=企業の会議室やブースで企業が用意したPCからSPIを受検する
  • ペーパーテスト=企業の会議室やブースでペーパーテスト型のSPIを受検する

テストセンターではカンニングや代行・替え玉受検防止のため受検前の本人確認に加え、試験会場では試験監督官が巡回しています。

インハウスCBTとペーパーテストは受検場所が企業の会議室やブースのため、企業の担当者が近くにいることが多いです。

なので、SPIでカンニングができるとすればWEBテスティング(WEBテスト)のみとなります。

※「SPIのWEBテスティングとは?完全解説!本にも掲載されていない極秘裏ワザもご紹介」もぜひ参考にしてください。

WEBテスティングは先ほども解説した通り、自分のPCから自分の好きな時間・場所(基本的には自宅)でSPIの受検が可能です。

もちろん試験監督官などはいません。

しかし、ごく稀に監視型のWEBテスティングもあるのでご注意ください。

受検企業が「Excert」という監視ツールを導入している場合、WEBテスティングであっても監視された状況でSPIを受検しなければならないケースがあります。

詳しくは「SPIで監視型はある?家で受検する方式のSPIでもあります!SPIヲタクが詳しく解説!」にまとめているので、ぜひ参考にしてください。

SPIのWEBテストで使えるカンニングの方法

SPIのWEBテスト(WEBテスティング)ではカンニングができてしまう状況になっていますが、ここからはSPIのWEBテストで考えられるカンニングの手法として以下の4つをご紹介していきます。

  • WEBテスト解答集を使う
  • 代行・替え玉受検をする
  • Zoomなどで画面共有をする
  • 複数人で問題を解く

それぞれ順番に解説していきます。

WEBテスト解答集を使う

就活界隈では有名な話ですが、世の中にはWEBテストの解答集というものが流通しています。

エクセルやGoogle SpreadSheetで作成されたWEBテストの解答集というものがあるので、それを見ながらWEBテストを解く人が一定の割合で存在しているのです。

しかし、解答集はいい加減に作られているものも多く、残念ながら信憑性がかなり低いです。

また、後ほど詳しく解説しますが、使い方によっては解答集によるカンニングがバレてしまうケースもあるので十分ご注意ください。

WEBテストの解答集については「SPIの解答集・答えをダウンロード(無料)できるサイトは?バレる?エクセルの使い方は?」で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

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代行・替え玉受検をする

頭が良かったり、高学歴の友人・知人が周りにいる場合はその人にSPIを解いてもらおうと考えている人もいるかもしれません。

先ほども解説した通り、WEBテスティング型のSPIは好きな場所でSPIの受検ができるため、受検者本人以外の人でも問題を解くことができてしまいます。

しかし、SPIを含むWEBテストの代行・替え玉受検は私電磁的記録不正作出罪という犯罪になりますのでご注意ください。

2022年11月には就活中の女子大生のWEBテストを代行した男性が逮捕・起訴されるという事件が発生しています。代行を依頼した女子大生も書類送検されています。

※事件の詳細については「WEBテスト・SPI代行サービスのすべてを解説!逮捕された理由や実態・歴史を振り返る」をご覧ください。

もちろん、SPIの代行を依頼したということを立証するハードルはかなり高いので、替え玉・代行受検をしたからといって必ず逮捕になるとは限らないですが、かなりリスクが高いので絶対にやめておきましょう。

Zoomなどで画面共有をする

高学歴・頭のいい友人・知人が離れたところに住んでいる場合もあるかと思います。

※「SPIができない高学歴の特徴4つ!学歴フィルターとの関係は?」もぜひ参考にしてください。

替え玉・代行受検と近い手法ですが、Zoomなどで画面共有をしてその友人・知人に答えを教えてもらうながらSPIを解くという手法を取る人もいます。

画面共有に関してもバレる可能性は極めて低いですが、替え玉・代行受検となんら変わりはないので、犯罪となることには十分ご注意ください。

※「SPIは画面共有できない?バレる3つのケースをご紹介します」もぜひ参考にしてください。

複数人で問題を解く

こちらも替え玉・代行受検と近い手法にはなりますが、就活界隈では複数人がパソコンの前に座ってみんなで問題を解くという手法を使っている人もいます。

みんなで解けば、1人くらいは問題の答えがわかるだろうという思いから複数人で問題を解くという手法が存在しています。

こちらも替え玉・代行受検に近い形となるので、バレた場合は逮捕・起訴の可能性があります。

非常にリスクが高いカンニング行為なので絶対にやめましょう。

SPIのWEBテストでカンニングがバレるケース

ここからは上記でご紹介したカンニングの手法はバレるのかについて解説していきます。

まず解答集からですが、先ほども解説した通り解答集はエクセルやSpreadSheetで作成されていることが多いです。

つまり、1つのPCで解答集を見ながらSPIを受検する場合、SPIの受検画面と解答集を行き来しながらSPIの問題を解くことになります。

SPIのWEBテスティングでは受検者のSPI受検画面滞在時間を計測している可能性があります。

上記の場合、SPIの受検画面がかなり短くなってしまうので、それが原因で解答集の利用がバレる可能性があるかもしれません。

PCを2台用意し「1台は解答集を開き、もう1台ではSPIの受検画面を開く」といったようにすればバレる可能性はかなり低いでしょうが、先ほども解説した通り解答集の信憑性がかなり低いので、いずれにせよ、おすすめできる手法ではありません。

そして、替え玉・代行受検ですが、こちらは正直に申し上げるとバレる可能性は低いでしょう。

代行した人が「私は〇〇さんのSPIを代行しました」と企業に伝えると、その人(=代行した人)が逮捕されるリスクがあるので絶対に言わないでしょうし、代行依頼をした人も自ら企業に代行を依頼したことを言う人はいないでしょう。

もしバレるとすれば、以下2つのケースが考えられます。

  1. 能力検査でかなりの高得点を取ってしまった
  2. 性格検査の結果と面接での印象が一致しない

1点目ですが、もし本来の受検者(代行依頼をした人)の学歴がそこまで高くない場合、能力検査でかなりの高得点を取ってしまうと代行受検を疑われる可能性はあるでしょう。

SPIは大学ランキング上位校の出身者が有利?気になるデータを大公開」で詳しく解説していますが、基本的には高学歴であるほどSPIの得点は高くなる傾向にあるからです。

2点目ですが、SPIには受検者の学力を測定する能力検査だけでなく、性格検査もあります。

SPIの性格検査では以下のような質問が約300問も用意されており、受検者の性格や思考の傾向がかなり詳しく測定されます。

【例題】

以下(1)〜(5)の質問は、あなたの日常の行動や考え方にどの程度あてはまるか。最も近い選択肢を1〜4の中から1つ選びなさい。

  1. Aに近い
  2. どちらかといえばAに近い
  3. どちらかといえばBに近い
  4. Bに近い

(1)A:サークルなどのコンパに出るのは気が進まない、B:サークルなどのコンパに出るのは好きだ

(2)A:どちらかというと初対面の人は苦手だ、B:初対面の人でも、気軽に話しかけることができる

(3)A:決断が遅い、B:すぐに決断する

(4)A:見通しがつかないと不安だ、B:見通しがつかなくても気にならない

(5)A:挑戦していく仕事がしたい、B:堅実な仕事がしたい

※性格検査の詳細はSPIの性格検査を例題で完全解説した記事をご覧ください。

SPIの代行受検を依頼した結果、性格検査も他人に回答されてしまい、その結果が本来の自分の性格とは全く異なるものになっていた場合、面接で面接官に違和感を持たれる可能性はあるでしょう。

その結果、他人に代行を依頼したことを自白してしまい、バレるというケースはありそうです。

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SPIで回答時間があまりにも早いとカンニングを疑われるケースも

SPI(WEBテスティング)では問題1問1問に制限時間が付与されています。

制限時間をオーバーしてしまうと、自動的に次の問題に移ってしまいます。制限時間の目安は1問あたり約1分です。

※詳しくは「SPIの試験時間・所要時間は?一問何分?時間配分のコツもご紹介」をご覧ください。

先ほどの替え玉・代行受検のケースに近い話ではありますが、受検者の学歴や面接での印象があまり良くないにも関わらず、あまりにも回答時間が早いかつ正解数も多い場合はカンニングが疑われてしまう可能性もあるでしょう。

SPIのWEB版でカンニングがバレたらどうなる?犯罪リスクは?

SPI(WEBテスティング)に限らずですが、WEBテストでのカンニングがバレた場合、以下の処分を受けるリスクがあります。

  • 選考企業が不合格になる・内定取消し
  • SPIの受検が不可になる
  • 社会的信用を失う

それぞれ詳しく解説していきます。

選考企業が不合格になる・内定取消し

カンニングがバレた場合、選考を受けていた企業からは間違いなく不合格の通達がされるでしょう。

すでに内定を獲得していた場合は内定取り消しになる可能性が極めて高いです。

反省している姿勢を見せて、仮にその企業への入社が許されたとしても、社内の人間からは「WEBテストをカンニングした人」という目で見られるので、社内の居心地は決していいものとは言えないでしょう。

SPIの受検が不可になる

例えば、SPIのカンニングがバレた場合、企業からSPIを制作・企業に販売している株式会社リクルートマネジメントソリューションズに連絡がいき、今後SPIの受検が不可になる可能性もあるでしょう。

SPI受検のブラックリストに入った状態です。

SPIを導入している企業は1万社以上もあります。つまり、SPIのブラックリストに入ると、1万社以上もの企業が受検候補から消えます。

※「SPIが必要ない企業・会社を大手中心にご紹介!ない理由・特徴も解説」もぜひ参考にしてください。

有名企業や人気企業ではSPIの導入率が高いので、これはかなりの痛手になります。

社会的信用を失う

WEBテストのカンニングがバレた場合、その情報が同じ業界内で広まる可能性もあります。

例えば人材業界のA社の選考を受け、SPIのカンニングがバレてしまったとします。

すると、A社以外の人材業界の企業にもその噂が広まり、人材業界の各社から選考を受けさせてもらえなくなるという可能性もあります。

つまり、一定の社会的信用を失っている状態です。

ちなみにですが、WEBテストの解答集を使って逮捕されたという事例はまだありません。

なので、解答集を使ってSPI・WEBテストの問題を解くことが100%犯罪であると言い切れないのが現状です。

※WEBテストの代行・替え玉事件が発生してから、解答集を販売している業者はかなり減りました。

いずれにせよ、どんな手法であれSPI・WEBテストのカンニングは極めてリスクの高い行為なので、絶対にしないようにしましょう。

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今回はSPIのWEB版はカンニングできるのか?バレたらどうなるのか?などについて解説していきました。

SPIで出題される問題は中学・高校で学習する基礎的な問題がほとんどなので、事前にしっかりと対策すれば一定の点数は取れます。

最悪の場合、一夜漬けでも対応可能ですので、興味がある人は「SPIを一夜漬けでなんとかする方法!勉強してない人向けのコツと直前対策をSPIマスターが紹介」もぜひ参考にしてください。

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