SPIの性格検査を例題で完全解説!対策は不要?落ちることもある?無料診断サイトもご紹介

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SPIでは能力検査だけでなく性格検査も用意されています。

※「SPIとは?対策方法や問題・例題をすべて紹介!適性検査SPIはこれで完璧だ!」もぜひ合わせてご覧ください。

後ほど詳しく解説しますが、性格検査とは受検者の性格や思考性を診断するための科目です。

本記事ではSPIを今までに100回以上も受検し、日本トップレベルにSPIについて詳しいSPIマスターの私カズマがSPIの性格検査を徹底解説していきます。

具体的には性格検査の例題や対策は行う必要があるのか・落ちることもあるのかなどについて解説していきます。無料で性格検査ができるサイトもご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

ちなみにですが、SPIにはたった3時間の勉強でSPIが通過してしまう勉強法があります。

これさえあれば限りなく少ない努力で内定に大きく近づきます。

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SPIの性格検査とは?

まずはSPIの性格検査とはどんな科目かについて例題で解説していきます。

性格検査は受検者の性格の特徴からどんな仕事・どんな企業風土に向いているのかなどを診断しようとする科目です。

性格検査によって得られたデータは客観的な判断材料として面接のときに面接官が参考にしたり、採用後の部署配属のときなどに参考にされたりします。

SPIの性格検査では以下3つの項目が診断されます。

  1. 性格特徴
  2. 職務適応性
  3. 組織適応性

それぞれ順番に詳しく解説していきます。

1:性格特徴

受検者の性格の特徴を以下4つの側面から診断します。

  • 行動的側面=行動に現れやすい性格の特徴
  • 意欲的側面=意欲の高さや競争意識
  • 情緒的側面=物事の感じ方や気分など、内面的な特徴
  • 社会関係的側面=社会や組織との関わり方の特徴

2:職務適応性

受検者がどのような職務に適しているのかを以下14個のカテゴリーに分類して診断します。

【対人】

  • 対人接触=多くの人と接する仕事
  • 対人折衝=人との折衝が多い仕事
  • 集団統率=集団を統率・まとめる仕事

【協調】

  • 協調協力=周囲の人と協調・協力しあって進める仕事
  • サポート=人に気を配り、サポートする仕事

【実践】

  • フットワーク=活動的にフットワークよく進める仕事
  • スピーディー=てきぱきとスピーディーに進める仕事
  • 予定外対応=予定外の事柄への対応が多い仕事

【課題遂行】

  • 自律遂行=自分で考えて自律的に進める仕事
  • プレッシャー=目標や課題のプレッシャーが大きい仕事
  • 着実持続=課題を粘り強く着実に進める仕事

【企画】

  • 前例のない課題=前例のないことに取り組む仕事
  • 企画アイデア=新しい企画・発想を生み出す仕事
  • 問題分析=複雑な課題について考えて分析する仕事

3:組織適応性

受検者がどんな組織風土にう向いているかを以下4つのタイプに分けて診断します。

  • 創造重視=チャレンジ精神を奨励する自由な風土
  • 結果重視=個人の成果・責任が明確な競争的な風土
  • 調和重視=人の和を大切にする温かい風土
  • 秩序重視=規律を守る堅実で機能的な風土

SPIの性格検査の構成と例題

SPIの性格検査は約300問の質問(問題)が用意されています。

制限時間は

  • テストセンター=約35分
  • WEBテスティング・インハウスCBT=約30分
  • ペーパーテスト=40分

となっています。

※詳しくはSPIの試験時間・所要時間について解説した記事をご覧ください。

質問は以下の3部構成になっています。

  • 第1部=AとBの2つの質問に対して「Aに近い」「どちらかといえばAに近い」「どちらかといえばBに近い」「Bに近い」の4段階で回答
  • 第2部=1つの質問に対し、「あてはまる」「どちらかといえばあてはまる」「どちらかといえばあてはまらない」「あてはまらない」の4段階で回答
  • 第3部=第1部と同じ

以上の3部それぞれについて、具体的な例題をご紹介します。

第1部・第3部の例題

以下(1)〜(10)の質問は、あなたの日常の行動や考え方にどの程度あてはまるか。最も近い選択肢を1〜4の中から1つ選びなさい。

  1. Aに近い
  2. どちらかといえばAに近い
  3. どちらかといえばBに近い
  4. Bに近い

(1)A:友人の数は多いほうだ、B:友人の数は少ないほうだ

(2)A:攻めるより守るタイプだ、B:守るより攻めるタイプだ

(3)A:休日は家で過ごすことが多い、B:休日は外出することが多い

(4)A:諦めが大切だ、B:辛抱が大切だ

(5)A:初対面の人とすぐ仲良くなれる、B:人見知りをするほうだ

(6)A:謙遜するほうだ、B:自慢するほうだ

(7)A:臨機応変に対応するほうだ、B:事前に綿密な計画を立てるほうだ

(8)A:気が長いほうだ、B:気が短いほうだ

(9)A:誰にでも本音で接している、B:誰にでも本音は明かさない

(10)A:決断は素早くするほうだ、B:決断には時間がかかるほうだ

第2部の例題

以下(1)〜(10)の質問は、あなたの日常の行動や考え方にどの程度あてはまるか。最も近い選択肢を1〜4の中から1つ選びなさい。

  1. あてはまる
  2. どちらかといえばあてはまる
  3. どちらかといえばあてはまらない
  4. あてはまらない

(1)人の話をよく聞くほうだ

(2)日々反省することが多い

(3)目上の人の意見には素直に従う

(4)自分は飽きっぽいほうだ

(5)自分は個性的な人間だ

(6)大勢で騒ぐのはとても楽しい

(7)自分と違う意見は認められない

(8)思いついたらすぐ行動に移すほうだ

(9)断定的な言い方は避けるようにしている

(10)明日の準備は今日のうちにしておくほうだ

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企業が性格検査を実施する目的

企業が性格検査を実施する目的は主に以下の4つです。

  1. 企業との相性を見るため
  2. 足切りを行うため
  3. 面接の参考にするため
  4. 部署配属の参考にするため

それぞれ順番に解説していきます。

1:企業との相性を見るため

企業には社風やその企業が大切にしている理念・価値観が必ずあります。

性格検査の結果とその企業が持つ社風や理念・価値観が合うかどうかはどの企業もチェックしています。

例えば、社員同士の競争意識が高い社風の営業会社の場合、性格検査の結果が「競争意識が高い」となっている受検者の評価は必然的に高くなるでしょう。

逆に「競争意識が低く、マイペース」という結果が出た場合はその企業からの評価は低くなる可能性があります。

どんな性格にも一長一短があるので、自分の性格・特徴に合った企業や仕事を選ぶようにしましょう。

2:足切りを行うため

先ほどご紹介した「1:企業との相性を見るため」と少し被る部分はありますが、企業の社風・価値観と合わない受検者を足切りするために性格検査を導入している企業もあります。

応募人数が多い企業や超人気企業で行われる傾向にあります。

※性格検査の結果だけでなく、能力検査の結果も合わせて参考にされる可能性も十分にあります。

3:面接の参考にするため

面接の時間は限られているため、面接官はその時間内に応募者のすべてを知ることはどうしてもできません。

なので、面接では知ることができなかったことを知るために性格検査の結果を参考にすることもあります。

また、面接前に面接官が応募者の性格検査の結果を見て「〇〇という質問をしてみよう」といった準備をすることに使われていたりもします。

4:部署配属の参考にするため

部署がいくつかある企業の場合、部署によって風土や求める人物像が変わる可能性があります。

例えば、

  • 営業部が求める人物像=社員同士が競争意識を持血、切磋琢磨する環境に苦痛を感じない人
  • 経理部が求める人物像=ミスなく丁寧に仕事をこなすことが得意な人

などがあげられます。

性格検査の結果が部署配属の参考にされるのは企業ではよくあることです。

SPIの性格検査の対策方法

SPIの性格検査は基本的には直感にしたがって回答していけば問題ありません。

※「SPIの対策方法・勉強法を日本一SPIに詳しい筆者が真剣に考えてみた」もぜひ合わせてご覧ください。

なので、能力検査(言語・非言語・英語・構造把握)の勉強・対策に時間をしっかりと使いたい人は性格検査の対策は特にしなくても良いでしょう。

しかし、性格検査にも一応対策方法はあるので、本記事では以下の3つをご紹介します。

  1. 必ずすべての質問に回答する
  2. 正直に回答する
  3. 自己分析を行う

それぞれ順番に解説していきます。

1:必ずすべての質問に回答する

先ほども解説した通り、SPIの性格検査は30〜40分の間に約300問もの質問に回答しなければなりません。

単純計算で1問あたり6〜8秒で回答する必要があります。

これは受検者に考える余裕を与えず、正直な回答を引き出すためです。

未回答の部分が多いと性格な診断ができなくなり、マイナスの評価に繋がる可能性もあるので必ず制限時間内にすべての質問に回答するようにしてください。

※企業によっては未回答の部分が多いと再受験になるケースもあります。詳しくはSPI・WEBテストが再受験になるケースについて解説した記事をご覧ください。

ちなみにですが、受検者の多くは20分程度ですべての質問に回答しています。

「単純計算で1問あたり6〜8秒で回答」と言われるとかなりハイスピードのように思えますが、実際はほとんどの受検者が時間に余裕をもって回答できているので「すべての質問に回答できないのではないか」と不安になる必要は特にありません。

2:正直に回答する

SPIの性格検査では同じ尺度を別の角度から何回も質問するといったやり方で、受検者が正直に回答しているかをチェックしています。

例えば「自分は諦めが悪いほうだ」という質問と「自分は我慢強いほうだ」という質問は、質問の仕方は違えど、同じ忍耐力を測定する質問となっています。

なので、「自分は諦めが悪いほうだ」という質問で「あてはまる」と回答したにも関わらず、「自分は我慢強いほうだ」という質問では「あてはまらない」と回答してしまうと回答に矛盾が生じていることになります。

多少の(数問程度の)矛盾は問題ありませんが、あまりにも矛盾が多いと「自分をよく見せようとする傾向がある」といった評価コメントがついてしまい、面接官からの評価が下がる可能性もあるのでご注意ください。

基本的にはすべての質問に正直に回答するようにしましょう。

3:自己分析を行う

SPIの性格検査を受検する前に、自己分析をしっかりと行って自分の性格や特徴をあらかじめ把握しておくことをおすすめします。

自分の性格をよく把握していないままSPIの性格検査に回答すると「どちらかといえば〇〇」という回答ばかりが並んだ特徴のない人物像になる可能性が高いです。

※詳しくは「SPIの性格検査で「どちらかといえば」を選ぶリスクをSPIマスターが解説します」をご覧ください。

本記事でも後ほど自己分析ができる無料の診断サイトをご紹介しているので、ぜひ診断してみてください。

SPIの性格検査で落ちる可能性はある?

SPIの能力検査でどれだけ点数が高くても、性格検査の結果次第では落ちる可能性もあるのでご注意ください。

SPIの高得点目安・指標について解説した記事もぜひ合わせてご覧ください。

まず前提の話ではありますが、望まれる人物像は企業によってもちろん異なります。

例えば「自分は諦めが悪いほうだ」という質問に対して「あてはまる」と回答した場合、努力家であるというプラスの評価を受ける場合もあれば、柔軟性がないというマイナスの評価を受ける場合もあります。

どのように評価されるかは、その企業がどんな人物像を望んでいるのかによって変わってきます。

なので、その企業が望む人物像や企業の風土・社風はあらかじめ調べるなどして知っておいた方が良いでしょう。

※「SPI(適性検査)で落ちるケース8選!時間切れは?落ちないためにできること」もぜひ参考にしてください。

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SPIの性格検査を受検する前に受けておきたい無料の性格診断サイト3選

上記でも解説しましたが、SPIの性格検査を受検する前に自己分析の1つの手段として性格診断をやっておくことをおすすめします。

今回はおすすめの無料性格診断サイトを3つご紹介します。

1:16Personalities

1つ目にご紹介するのは16Personalitiesです。

16Personalities
出典:16Personalities

16Personalitiesは企業の採用選考に使われているケースもあり、正確性・信憑性が高いと評判の性格診断です。

診断結果は4つの大枠のグループと16種の詳細なタイプに分けられます。以下は診断結果の画面です。

16Personalitiesの診断結果

診断結果は「長所と短所」や「キャリア」などの項目別に詳しく解説されます。

10分程度で受検できるので、ぜひ気軽に試してみてください。

2:ポケモン自己分析

続いてご紹介するのはポケモン自己分析です。

用意された16個の質問に答えるだけで、自分がどのポケモンの要素を持つ人材か診断してくれます。

診断結果の画面ではどんな立ち位置に向いているかや性格の詳細も記載されています。

ポケモン自己分析の診断結果

2〜3分程度で診断できる簡易的な診断ではありますが、結構当たると評判なのでぜひ受けてみてはいかがでしょうか。

3:リクナビ自己分析ツール

最後にご紹介するのはリクナビ自己分析ツールです。

性格検査だけでなく、適職診断(自分に向いていそうな仕事がわかる診断)や他己分析(周囲から見た自分の長所や短所がわかる診断)も可能です。

性格検査では100問程度の質問が用意されているので、かなり正確な診断が可能です。

本格的に自己分析を行いたい人にはおすすめのサイトです。

リクナビ自己分析ツールはSPIを制作・企業に販売している株式会社リクルートマネジメントソリューションズと同じリクルートグループの株式会社リクルートが提供しているので、かなり信頼度は高いのが特徴です。

SPIの性格検査では「どちらかといえば」は選ばない方がいい?

SPIの性格検査では「どちらかといえば」の選択肢は選ばない方がいいという噂がありますが、これについて解説していきます。

結論から申し上げますと、ほとんどの回答が「どちらかといえば」になるのは絶対にやめておきましょう。

「どちらかといえば」の回答があまりにも多すぎると、無難な・特徴のない人物像になる可能性が非常に高いです。

そうなると、企業からは「この受検者は自分の性格や特徴をしっかりと理解できていないまま性格検査に回答している」という印象を抱かれてしまいます。

しかし、無理に「どちらかといえば」を選ばないようにする必要はありません。

正直に回答した結果、ある程度の質問に「どちらかといえば」を選択してしまうのは問題ありませんが、多すぎるのはNGです。

ある程度はっきりと回答が決まっているものに関してはできるだけ「あてはまる」「あてはらない」「Aに近い」「Bに近い」を選ぶようにしましょう。

SPIの性格検査はいつ受ける?

SPIには能力検査(言語・非言語・英語・構造把握)と性格検査がありますが、テストセンター以外(WEBテスティング、インハウスCBT、ペーパーテスト)は能力検査→性格検査の順番で受検を行います。

※「SPIの非言語(数学)を完全解説!対策方法やできない人でも点数を上げる方法!問題もご紹介」もぜひ合わせてご覧ください。

テストセンターはSPIを制作・企業に販売している株式会社リクルートマネジメントソリューションズが用意した試験会場でSPIを受検する方式ですが、テストセンターの場合は試験会場でSPIを受検する前に、あらかじめ自宅などから性格検査の受検を完了させておく必要があります。

性格検査はテストセンターでの受検予約の操作を行った日の27:00(翌3:00)までに受検する必要があります。

例えば、4月15日にテストセンターの予約を行った場合は4月16日の午前3:00までに性格検査の受検を完了させる必要があるということです。

性格検査を期限までに受検できなかった場合はテストセンターの予約が取り消されてしまうのでご注意ください。

SPIのテストセンターとは何かについて詳しく解説した記事もぜひ参考にしてください。

SPIの性格検査はスマホから受検可能?

テストセンターの性格検査のみスマホからの受検が可能です。WEBテスティング・インハウスCBT・ペーパーテストはスマホから性格検査を受検することはできません。

※能力検査はすべての受検方式においてスマホからの受検はできません。

テストセンターの性格検査をスマホから受検することは可能ですが、PC(パソコン)で受検するときと比べて画面のサイズがどうしても小さくなるため、一画面に表示される問題数は少なくなります。

また、スマホの場合だと画面が小さいことによる誤操作も起きやすいのでご注意ください。

以上の理由から、筆者としてはSPIは基本的にPC(パソコン)から受検することをおすすめします。

PC(パソコン)を持っていない人は「SPIはパソコンないと受検不可!持ってなくても受検できる方法とは?」という記事もご用意しているので、ぜひ参考にしてください。

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SPIで性格検査のみ(能力検査なし)はあり得る?

かなり稀なケースではありますが、SPIでは性格検査のみ(能力検査なし)というケースもあります。

ただし、これはWEBテスティングでしかあり得ないのでご注意ください。

テストセンター・インハウスCBT・ペーパーテストの場合は能力検査は必ずあります。

自分が受検するSPI(WEBテスティング)が性格検査のみかどうかを事前に調べたい人は企業から送られてきたSPIの案内に従って、SPIの画面にログインしてみてください。

すると、以下のような科目一覧の画面が表示されるはずです。

科目一覧の画面

以上の画面に自分が受検する科目が表示されているので、そこに性格検査しかなければ能力検査はないということになります。

逆に、性格検査なしで能力検査のみという可能性もあります。

詳しくは「SPIで能力検査のみはあり得る?結論あり得ます!見分け方もご紹介」にまとめているので、ぜひ合わせてご覧ください。

SPIの性格検査の結果は使い回せる?

過去1年以内にテストセンターでSPIを受検したことがある場合は前回の受検結果を企業に送信することが可能です。

前回の受検結果=最新の結果となります。つまり、何度もSPIを受検する手間が省けます。

それ以前の結果を送信することはできません。

以前受検した結果がある場合は科目ごとに前回結果送信をするか、新たに受検するかを選択することが可能です。

なので、性格検査だけ前回の結果を使い回して、能力検査は新たに受検し直すということも可能です。

ちなみにですが、受検者が前回の結果を使い回したか新たに受検し直したかは企業には通知されませんのでご安心ください。

※「SPIの結果は使い回し可能!やり方・方法は?判断基準は?WEBテスティングでもできる?」もぜひ参考にしてください。

SPIの性格検査の結果を知りたい場合はどうすればいい?

SPIは能力検査・性格検査ともに基本的には受検者が結果を知ることはできません。

※詳しくは「SPIの結果の見方は?いつわかる?サンプルの結果表見せます!悪いときのパターンもご紹介」をご覧ください。

なので、どうしても自分の結果を知りたい場合は企業に直接尋ねてみるしかありません。

尋ねる際のメール文面を以下に記載しておきますので、どうしてもSPIの結果を知りたい人は活用してください。

株式会社〇〇

〇〇様

お世話になっております。貴社の選考を受けさせていただいております〇〇です。

先日SPIを受検いたしましたが、その結果を教えていただくことは可能でしょうか?

貴社の志望度が高いため、SPIの結果を知ることで自分の強みや弱みを客観的に把握し、今後の貴社の選考準備や入社後の準備に役立てたいと考えています。

ご検討よろしくお願いいたします。

※あくまでも一例です。

志望度が本当は高くなくても上記のようなメールを送付して問題ありません。

選考辞退・内定辞退はいつでも可能なためです。

ちなみにですが、企業がSPIの結果を教えてくれる場合、かなり稀なケースではありますが、以下のようなSPIの結果シートをもらえることがあります。

SPIの結果シート

SPIの結果シートには能力検査と性格検査の結果がすべて数値化されています。

性格検査の結果に関してはグラフ化もされており、どの部分に特徴があるのかが一目でわかるようになっており、右下には「面接で確認すべきポイントと質問例」というのも記載されています。

詳しくは「SPIの性格検査の結果を知りたい!方法は?いつわかる?見方は?」をご覧ください。

SPIの性格検査の対策ができる問題集3選

ここからはSPIの性格検査の対策ができる問題集を3冊ご紹介していきます。

SPIのおすすめ問題集・参考書をご紹介した記事もぜひ参考にしてください。

1:本気で内定! SPI&テストセンター1200題

まず最初にご紹介するのは「本気で内定! SPI&テストセンター1200題」です。

本気で内定! SPI&テストセンター1200題
出典:Amazon

SPIで出題される問題の難易度に近い問題が1200問以上も掲載されているかなりボリューミーな対策本です。

性格検査の問題(例題)も100問以上掲載されているので、本番のSPIの性格検査でどんな問題が出題されるのか知っておきたい人は購入しておくと良いでしょう。

料金は税込1,540円です。

2:性格検査には「正答」がある!

続いてご紹介するのは「性格検査には「正答」がある!」です。

性格検査には「正答」がある!
出典:Amazon

上記でも解説した通り、性格検査は基本的には直感に従って回答すれば問題ありませんが、本書では企業のWEBテストで使われている主要な性格検査(内田クレペリン検査・SPI・玉手箱など)の本質を分析し、不利にならない答え方をわかりやすくアドバイスしています。

直感ですべての問題に回答するのはどうしても不安という人は購入をご検討してみてはいかがでしょうか。

料金は税込1,540円です。

3:史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集

最後にご紹介するのは「史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集」です。

史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集
出典:Amazon

就活界隈ではかなり有名な対策本なので知っている人も多いのではないでしょうか?

テストセンター型のSPIを受検予定の人にはかなりおすすめできる一冊です。

SPIの性格検査でどんなことが測定されているのかが具体的に解説されているので、SPIを受検予定の就活生や転職活動中の社会人はぜひ購入を検討してみてください。

※「【SPI】転職・中途採用の対策法や問題・通過率などをSPIマスターが完全解説」もぜひ参考にしてください。

料金は税込1,430円です。 

※「史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集」は青本とも呼ばれています。詳しくは「SPIの青本とは?難しい?実際に購入してみた!赤本との違いや使い方・勉強法もご紹介」をご覧ください。

SPIの性格検査の尺度について

SPIの性格検査では受検者の性格の特徴を「行動的」「意欲的」「情緒的」「社会関係的」の4つの側面から診断すると冒頭で解説しましたが、これらの側面はさらにいくつかの尺度に分かれて測定されています。

自己分析を行い、自分はどの尺度が高い・低いのかを把握しておけると良いでしょう。

順番に詳しく解説していきます。

※もちろん、どの尺度にもプラス面とマイナス面があるので、プラス評価につながる尺度がどれかは一概に言うことはできません。しかし、極端に高い尺度や低い尺度がある場合はマイナス評価につながらないように面接対策をしっかりとやっておきましょう。

行動的側面

尺度高い人低い人
社会的内向性内向的・人見知りをしやすい外交的・社交的
内省性思慮深い・優柔不断決断が早い・軽率
身体活動性フットワークが軽い落ち着きがある・腰が重い
慎重性計画的・細心大胆・行き当たりばったり
持続性粘り強い・こだわりが強い諦めが早い・長続きしない

意欲的側面

尺度高い人低い人
達成意欲向上心がある・野心的意欲が低い
活動意欲活動的・リーダーシップがあるのんびり屋・マイペース

情緒的側面

尺度高い人低い人
敏感性神経質・繊細情緒が安定・鈍感
自責性悲観的・責任感が強い楽観的・自分に甘い
独自性個性的・協調性がない協調性がある・没個性的
自信性強気・自信過剰弱気・穏やか
気分性気分にムラがある意志が強い
高揚性陽気・お調子者真面目・ユーモアに欠ける

社会関係的側面

尺度高い人低い人
従順性人の意見をよく聞く・判断力が低い反抗的・判断力が高い
回避性リスクや対立を回避するリスクや対立を厭わない
批判性異なる意見に批判的・不寛容寛容・優柔不断
自己尊重性自己主張が強い・自己中心的他人を立てる・自己主張がない
懐疑思考性他人を距離を置く・打ち解けない親しみやすい・馴れ馴れしい

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今回はSPIの性格検査の例題や対策方法、落ちることもあるのか?などについて解説していきました。

自己分析は性格検査に役立つだけでなく、これからのキャリア形成や仕事選びなどにも必ず役立ちます。

ぜひ自分の過去などを振り返り、就活・転職対策の一環として自己分析は必ず行っておきましょう。

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