SPIを3日で対策するための具体的スケジュールを完全公開

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SPIは人によっては3日で対策が可能な適性検査(WEBテスト)です。

※時間に余裕があれば最低でも1週間は欲しいところです。詳しくはSPIを1週間で仕上げる方法について解説した記事をご覧ください。

本記事ではSPIの受検回数=100回を超えるSPIマスターの私カズマが、SPIを3日で対策する方法について解説していきます。

3日間の具体的なスケジュールを記載しているので、SPIを受検予定の就活生や転職活動中の社会人はぜひ参考にしてください。

ちなみにですが、SPIにはたった3時間の勉強でSPIが通過してしまう勉強法があります。

これさえあれば限りなく少ない努力で内定に大きく近づきます。

これは私が100回以上ものSPI受検を通して生み出した、どの本にも載っていない超コスパの良い究極の勉強法です。

興味のある人はぜひ以下のボタンからその方法をチェックしてみてください。

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SPIを3日で対策する具体的スケジュール

まず前提の話ですが、SPIには能力検査と性格検査の2つが用意されています。

※詳しくは「SPIとは?対策方法や問題・例題をすべて紹介!適性検査SPIはこれで完璧だ!」をご覧ください。

性格検査は基本的には自分の直感に従って質問に回答していけばよいだけなので、対策は不要です。

※性格検査の詳細はSPIの性格検査を例題で完全解説した記事をご覧ください。

能力検査には言語・非言語・英語・構造把握の4科目がありますが、ほとんどの企業は言語と非言語の2科目を採用しています。

英語と構造把握を採用している企業はほとんどありません。

※「SPIの英語はこれで完璧!出題される形式や問題・対策方法などを一挙ご紹介」もぜひ合わせてご覧ください。

SPIの対策をする時間が3日間しかないのであれば、言語と非言語の対策のみを行いましょう。

※理想的には最低でも30時間程度の勉強時間は欲しいところです。詳しくは「SPIの勉強時間は最低30時間!いつから始めるべき?3時間の勉強で9割取れる裏ワザもあります」をご覧ください。

以下からは、1日目〜3日目までの具体的スケジュールをご紹介していきます。

1日目(言語の対策)

1日目は言語の対策を行います。

まず、WEBテスティング型のSPIを受検予定の人は熟語の成り立ちで出題されるすべての選択を頭に入れてください(WEBテスティングとインハウスCBTでは同じ問題が出題されるので、インハウスCBTを受検予定の人も以下を参考にしてください)

SPIのWEBテスティングとは何かについて完全解説した記事もぜひ合わせてご覧ください。

熟語の成り立ちは以下のような問題です。

【例題】

以下の熟語の成り立ち方として適したものを1〜4の中から1つ選びなさい。

(1)優良

(2)失速

  1. 似た意味をもつ漢字を重ねる
  2. 前の漢字が後の漢字を修飾する
  3. 動詞の後に目的語をおく
  4. 1〜3のどれにもあてはまらない

【解答&解説】

(1)「優良」は分解して「優れている」「良い」と読むことができます。正解は1・・・(答)です。

(2)「失速」は「速さを失う」と読むことができます。正解は3・・・(答)です。

SPI(WEBテスティング)の熟語の成り立ちでは以下6つの選択肢があり、本番ではその中から4つ(うち1つは6の「どれにもあてはまらない」)が出題されます。

  1. 主語と述語の関係にある
  2. 動詞の後に目的語をおく
  3. 前の漢字が後の漢字を修飾する
  4. 似た意味をもつ漢字を重ねる
  5. 反対の意味をもつ漢字を重ねる
  6. どれにもあてはまらない

本番が始まってから4つの選択肢の意味を理解して問題に取り掛かるのは時間のロスなので、WEBテスティングを受検予定の人は上記6つの選択肢をあらかじめ頭に入れておいてください。

※熟語の成り立ちの具体的な対策方法については「SPIの熟語の成り立ちとは?例題で解説&必ず覚えておくべきことをご紹介」をご覧ください。

テストセンターまたはペーパーテストを受検予定の人は語句の意味問題の対策を重点的に行なってください。例題は以下です。

※「SPIのテストセンターとは?対策・予約方法から時間・服装まで完全解説!練習問題付き」もぜひ参考にしてください。

【例題】

次に示した言葉と最も意味が合う語句を1から5までの中から1つ選びなさい。

今まで続いてきた習慣や癖

  1. 礼儀
  2. 慣例
  3. 惰性
  4. 性情
  5. 天性

【解答&解説】

正解は3・・・(答)です。

2の「慣例」はしきたり・ならわしのことです。

4の「性情(せいじょう)」は性質と状態のことです。

語句の意味問題で出題される可能性が高い語句は「【SPI】語句の意味問題はこれだけ覚えておけば大丈夫!」にまとめているので、その暗記をできるところまでやりましょう。

以上(熟語の成り立ちまたは語句の意味の対策)が完了したら、残りの時間は言語で出題される問題の確認を行なってください。

本番で問題文を読んでから問題を解き始めるのは時間のロスです。

本番で問題文を読まなくてもいいように、どんな問題が出題されるか?の事前確認は必須です。

SPIの言語で出題される問題は「SPIの言語対策・頻出分野・練習問題などを完全解説!これだけ読めば大丈夫」にまとめているので、ぜひ参考にしてください。

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2日目(非言語の対策)

2日目は非言語の対策を行います。

まずはSPIの非言語の問題を解くにあたって必要な数学の公式や知識を身につけましょう。

SPIを受検予定の就活生や転職活動中の社会人は「SPIの公式一覧まとめ43個!非言語・数学はこれだけ暗記しろ!例題で使い方も解説」をまずはご覧ください。

その後は、非言語で出題頻度が高いかつ問題の難易度が低い以下5分野の対策を中心に行いましょう。

  • 速度算
  • 損益算
  • 割合と比
  • 年齢算
  • 仕事算

それぞれの例題をご紹介しておきます。

【速度算の例題】

Pは家から公園まで行きは自転車に乗り、帰りは自転車を押して歩いた。行きは9.5km/時で走り、帰りは3.8km/時で歩いたので往復するのに42分かかった。このとき、家から公園までの距離は何kmか求めよ。

【解答&解説】

公園までの距離をx[km]として「行きの時間+帰りの時間=往復の時間」の方程式を作ります。

(x ÷ 9.5)+(x ÷ 3.8)=42/60より、x/9.5 + x/3.8=42/60となります。

これを整理すると、3.8x + 9.5x = 42/60 × 9.5 × 3.8となるので、x=1.9[km]・・・(答)が求まります。

※「SPIの速度算・速さの計算の解き方とコツ!重要公式もご紹介」もぜひ参考にしてください。

【損益算の例題】

ある商品の原価は10月には1個あたり100円だったが、11月には112円に上がった。この2ヶ月を合わせた生産個数は10800個で、1個あたりの原価が107円だったとすると、10月の生産個数は何個か求めよ。

【解答&解説】

「10月の生産額+11月の生産額=2ヶ月の総生産額」の方程式を立てて解いていきます。

生産個数は2ヶ月で10800個です。10月をa個とすると、11月は(10800-a)個となります。

すると、100a+112(10800-a)=107×10800が成り立ちます。

これを解くとa=4500[個]・・・(答)となります。

※「【SPI】損益算の練習問題15選!SPI受検予定の人が必ず解いておくべき問題です」もぜひ参考にしてください。

【割合と比の例題】

AとBが買い物に出かけた。持参したお金はAがBより17500円多く、どちらも持参したお金の【 】%ずつ使って買い物をしたので、買い物代はAがBより6300円多くなった。【 】にあてはまる数字を答えよ。

【解答&解説】

持参したお金が17500円多いAは、使ったお金も求める割合の分だけ多くなるはずです。

6300÷17500=0.36なので、答えは0.36×100=36・・・(答)です。

※「【SPI】割合と比の練習問題15問!頻出分野なので必ず対策しておきましょう」もぜひ参考にしてください。

【年齢算の例題】

現在、母の年齢は42歳、娘の年齢は13歳である。母の年齢が娘の年齢のちょうど2倍になるのは今から何年後か。

【解答&解説】

今からA年後に母の年齢が娘の年齢のちょうど2倍になるとします。

すると、42+A=2(13+A)という方程式が成り立ちます。

42+A=26+2Aより、答えはA=16[年後]・・・(答)となります。

※「SPIの年齢算は頻出なので対策必須!必ず知っておきたい解き方のコツとは?」もぜひ参考にしてください。

【仕事算の例題】

A君1人だと40日、A君とB君の2人では24日かかる仕事がある。この仕事を初めの5日間はB君1人で行い、その後は残りを2人で行なった場合、A君は何日間働くことになるか。

【解答&解説】

全体の仕事量を1とします。すると、A君が1日でこなせる仕事量は1/40です。

A君とB君の2人では24日かかるので、2人が1日でこなせる仕事量は1/24です。

つまり、B君が1日でこなせる仕事量=1/24 – 1/40=5/120 – 3/120=1/60となります。

B君は5日間1人で働いたので、こなした仕事量=1/60 × 5=1/12です。

よって、残りの仕事量は1- 1/12=11/12であることがわかります。

これをA君とB君の2人でこなすので、それにかかる日数は11/12 ÷ 1/24=22[日]・・・(答)となります。

※「【SPI】仕事算の練習問題を15問用意しました・わかりやすい解説付き」もぜひ参考にしてください。

また、WEBテスティング型のSPIを受検予定の人は推論の問題も必ず解いておいてください。

WEBテスティングの推論は問題文の意味すら理解できない人も多いので、事前のチェックが必須です。

例題を1問ご紹介しておきます。

【推論(WEBテスティング)の例題】

以下について、ア・イの情報のうち、どれがあれば【問い】の答えがわかるかを考え、1〜5の中から正しいものを1つ選び、答えなさい。

100円玉と50円玉と10円玉がそれぞれ1枚以上、合計7枚ある。

【問い】100円玉は何枚あるか。

ア:10円玉は3枚ある

イ:合計金額は300円未満である

  1. アだけでわかるが、イだけではわからない
  2. イだけでわかるが、アだけではわからない
  3. アとイの両方でわかるが、片方だけではわからない
  4. アだけでも、イだけでもわかる
  5. アとイの両方があってもわからない

【解答&解説】

アかイの片方だけで、100円玉の枚数が決まるかを考えます。

ア:合計7枚から10円玉の3枚を引くと、残りは4枚です。少なくとも1枚は50円玉なので、100円玉は1〜3枚です。よって、決まりません。

イ:合計金額が300円未満なので、100円玉は1枚か2枚です。よって、決まりません。

アとイを組み合わせると、10円玉が3枚、50円玉が3枚、100円玉が1枚(合計280円)に決まります。

よって、正解は3・・・(答)となります。

※推論の具体的な対策方法についてはSPIの推論とは何かについて解説した記事をご覧ください。

3日目(模擬試験)

言語と非言語の対策が1日目・2日目である程度終わったら、最後の3日目は模擬試験をやりましょう。

SPIは制限時間がかなりタイトな適性検査(WEBテスト)です。

SPIでは問題1問1問に制限時間が設定されており、その制限時間を超えると自動的に次の問題に進んでしまいます。制限時間の目安は1問あたり1分です。

※詳しくは「SPIの試験時間・所要時間は?一問何分?時間配分のコツもご紹介」をご覧ください。

「時間さえあれば解けたのに..」という人もたくさんいるので、必ず事前に時間感覚を養っておきましょう。

今ではネットで手軽にSPIの模擬試験が受けられるサイトがいくつかあります。

本サイトでも「【SPI-G】WEBテスティングの模擬試験(テスト)!本番に近い難易度です」という記事をご用意しているので、WEBテスティング型のSPIを受検予定の人はぜひ受検してみてください。

自分が受検するSPIがWEBテスティング型かどうかまだわからない人は「SPIの模擬試験(模試)を受けられるWEBサイト7選!全部無料!特徴もご紹介」という記事もご用意しているので、ぜひ参考にしてください。

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今回はSPIを3日で対策する方法について解説していきました。

SPIは問題自体の難易度はそこまで高くないので、短期間での対策も可能です。決して諦めずにやり遂げましょう。

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