SPIのWEBテスティングを受検予定の就活生や転職活動中の社会人の中にはWEBテスティングの非言語の難しさが気になっている人も多いのではないでしょうか?
WEBテスティングに限らずですが、SPIは問題を解くスピードがかなり求められるWEBテストなので難しいと感じる人は多いです。
今回はWEBテスティングの非言語は難しいと感じるかについて100人にアンケート調査を行いましたので、その結果を公開します。
また、日本一SPIについて熟知している私カズマがWEBテスティングの非言語が難しいと感じでいる人がやるべき対策方法もご紹介していくので、ぜひ最後までご覧ください。
ちなみにですが、たった3時間の勉強でWEBテスティングが通過してしまう勉強法があります。
これさえあれば限りなく少ない努力で内定に大きく近づきます。
これは私が100回以上ものSPI受検を通して生み出した、どの本にも載っていない超コスパの良い究極の勉強法です。
興味のある人はぜひ以下のボタンからその方法をチェックしてみてください。
WEBテスティングの非言語は難しい?100人に調査
今回は就活生・転職活動中の社会人の合計100人に対して「WEBテスティングの非言語は難しいと思うか?」についてアンケート調査を行いました。
結果は以下の通りです(単位:人)
半分以上もの人がWEBテスティングの非言語は「難しいと思う」または「どちらかといえば難しいと思う」と回答していました。
なぜWEBテスティングの非言語は難しい?
では、なぜWEBテスティングの非言語は難しいと感じる人が多いのでしょうか?
アンケート調査の結果、以下の意見が多く見られました。
中学・高校の学習内容が出題されるが、高校を卒業してから20年以上経つので、そもそも解き方を覚えていない。
42歳・男性・IT業界勤務
WEBテスティングに限らずですが、SPIでは中学・高校で学習する基本的な内容をもとに問題が出題されます。
中学・高校を卒業してから年月が経過している人はSPIの勉強・対策はしっかりとやらないと壊滅的な点数になる可能性があるのでご注意ください。
WEBテスティングで出題される問題が気になる人は「WEBテスティングの練習問題・出題範囲まとめ!本番のSPIに近い難易度です!」をご覧ください。
時間が十分にあれば問題自体はそこまで難しくないと思う。制限時間が短いから難しく感じる。
大学4年生・女性
こちらもWEBテスティングに限らずですが、SPIでは問題ごとに制限時間が設定されています。
制限時間を超えると自動的に次の問題に進んでしまいます。1問にかけられる時間は最大でも2分程度です。
※「WEBテスティングで時間足りないと感じる人がやるべき5つのこと」もぜひ参考にしてください。
SPIでは応用問題は出題されず、基本的な問題が多いですが、制限時間が短いことが理由で難しいと感じる人はたくさんいます。
「SPIのWEBテスティングとは?完全解説!本にも掲載されていない極秘裏ワザもご紹介」という記事もご用意しているので、ぜひ参考にしてください。
WEBテスティングは簡単な問題もあるが、推論と場合の数・確率は正解の確信があまり持てないので難しいと感じることが多い。
大学3年生・男性
後ほど詳しく解説しますが、WEBテスティングの非言語の中でも推論と場合の数・確率は難しいと感じる人が多いようです。
推論はSPIで出題される特殊な問題なので、中学・高校で学習することはない問題です。
場合の数・確率は現役の中学生・高校生でも苦手とする人が多い分野なので難しいと感じる人は多いでしょう。
WEBテスティングの非言語で難しい分野
アンケートではWEBテスティングの非言語は「難しいと思う」または「どちらかといえば難しいと思う」と回答した人に「どの分野が難しいと思うか」についても回答してもらいました。
※1人最大3個まで回答可能
回答結果の上位5つは以下の通りになりました。
- 推論=52票
- 場合の数・確率=40票
- 集合・ベン図=35票
- 速度算=34票
- 損益算=27票
それぞれの分野について例題と共に詳しく解説していきます。
※WEBテスティングの非言語の例題をまとめた記事もぜひ参考にしてください。
推論
推論は与えられた情報から何があれば[問]の答えがわかるかを判定する問題です。
かなり特殊な問題なので、そもそも問題文の意味自体が理解できないという人も多いです。
必ず事前に対策をしておきましょう。
※「WEBテスティングで推論は出ない?出るので必ず対策しましょう!」もぜひ参考にしてください。
【例題】
以下について、ア・イの情報のうち、どれがあれば【問】の答えがわかるかを考え、選択肢1〜5の中から正しいものを1つ選び、答えなさい。
ある商品を定価の20%引きで販売した。
【問】商品1個あたりの利益はいくらか。
ア:仕入れ値に4割の利益を見込んで定価をつけた
イ:定価で販売したときに比べて1個あたりの利益が420円減った
- アだけでわかるが、イだけではわからない
- イだけでわかるが、アだけではわからない
- アとイの両方でわかるが、片方だけではわからない
- アだけでも、イだけでもわかる
- アとイの両方があってもわからない
【解答&解説】
まずはアだけの情報で考えてみましょう。
仕入れ値をa円とおくと、定価=1.4a[円]となりますね。
また、売値=1.4a × 0.8=1.12a[円]となります。
すると、利益=1.12a-a=0.12a[円]となるため、利益の金額を確定することができません。
次はイの情報だけで考えてみます。
仕入れ値をb円、定価をc円とおくと、売値=0.8c[円]となりますね。
また、定価で販売したときの利益=(c-b)円、売値で販売したとの利益=(0.8c-b)円です。
定価で販売したときに比べて利益が420円減ったとのことなので、
(c-b)-(0.8c-b)=420という方程式を立てることができます。
これを整理すると0.2c=420となり、c=2100が求まります。
※方程式の解き方がわからない人は「【SPI】方程式はこの2つだけ絶対覚えよう!例題でわかりやすく解説!練習問題付き」をご覧ください。
また、売値=0.8c=0.8×2100=1680[円]となります。
しかし、仕入れ値が不明なので利益を求めることができません。
最後にアとイの情報の情報を使って考えてみます。
アより、仕入れ値をa円とおいたときの定価が1.4a[円]です。
イより、定価は1200円です。よって1.4a=1200よりa=1500[円]となります。
したがって、定価で販売したときの利益=1680-1500=180[円]となります。
以上より、答えは3・・・(答)となります。
※「SPIの推論とは?すべてがわかる!時間足りない・苦手な人向けの対策方法も解説」もぜひ参考にしてください。
🔽 本にも載ってない極秘情報 🔽
場合の数・確率
場合の数・確率は計算式を立てるのに苦戦する人が多いため、難しいと感じる人が多いです。
【例題】
青玉3個、白玉5個が入った箱Aと、青玉6個、白玉4個が入った箱Bがある。サイコロを振って3の倍数が出たら箱Aから、それ以外の場合は箱Bから玉を1個取り出すことにした。このとき、白玉を取り出す確率を求めよ。
【解答&解説】
サイコロを振って3の倍数が出る確率は2/6=1/3ですね。
箱Aから白玉を取り出す確率は5/8です。
「振ったサイコロが3の倍数」と「箱Aから白玉を取り出す」は同時に起こる事象なので、その確率は積の法則より1/3 × 5/8=5/24となります。
同様に考えて、3以外の倍数が出る確率は1 – 1/3=2/3
箱Bから白玉を取り出す確率は4/10=2/5なので、2/3 × 2/5=4/15が求まります。
よって、求める確率は5/24+4/15=19/40・・・(答)となります。
※「SPIの確率の解き方を例題で解説!難しい?出ないという噂は?練習問題付き」もぜひ参考にしてください。
集合・ベン図
WEBテスティングの集合・ベン図は簡単な問題もありますが、難しい問題もあります。問題の難易度の差が大きい分野なので難しいと感じ人も多いようです。
【例題】
社会人を対象に言語と非言語に関する試験を行った。言語ができた人は258人、非言語ができた人は192人だった。両方できた人は全体の1/6で、両方できなかった人は全体の1/8だったとき、試験を受検した人は全体で何人か求めよ。
【解答&解説】
受検者全体をa[人]として、与えられた情報をベン図にすると以下のようになります。
※言語だけできた人=(258 – 1/6 a)人、非言語だけできた人=(192 – 1/6 a)人です。
すると、a=1/8 a +(258 – 1/6 a)+ 1/6 a + (192 – 1/6 a)という方程式が立てられ、これを解くとa=432[人]・・・(答)となります。
※「SPIの集合・ベン図の解き方を例題でわかりやすく解説!コツと練習問題も」もぜひ合わせてご覧ください。
速度算
WEBテスティングの速度算は単位(km/時やm/秒など)があらかじめ揃っていないケースが多く、計算が煩雑になりやすいことから難しいと感じる人が多いです。
【例題】
家から待ち合わせ場所に向かう。3.6km/時の速度で歩いていくと待ち合わせの時間に5分遅れるが、自転車に乗って12.6km/時の速度で行くと待ち合わせの時刻より20分早く着く。このとき、家から待ち合わせ場所までの距離はkmか求めよ。
【解答&解説】
まずは3.6km/時と12.6km/時を分速に変換します。
- 3.6km/時=3600m/時=60m/分
- 12.6km/時=12600m/時=210m/分
ですね。
家から待ち合わせ場所までの距離をa[m]とおくと、
a/60-5=a/210+20
という方程式が立てられます。
60と210の最小公倍数である420を両辺にかけて、
7a-2100=2a+8400より、5a=10500となるので、a=2100[m]が求まります。
2100m=2.1kmより、答えは2.1km・・・(答)となります。
※「SPIの速度算・速さの計算の解き方とコツ!重要公式もご紹介」もぜひ参考にしてください。
損益算
損益算は売値・原価など独特な用語が登場します。用語の意味を理解しておかないと問題が解けないので難しく感じる人が多いです。
【例題】
ある商品を1個500円で200個仕入れた。そのうち150個を定価の1割引で売り、残り50個を定価の2割引で売ったところ、40000円の利益が出た。この商品を定価はいくらか求めよ。
【解答&解説】
定価をa円とおくと、
0.9a × 150 + 0.8a × 50=500×200+40000
という方程式が立てられるので、これを整理して
135a+40a=140000より、a=800[円]・・・(答)となります。
※「SPIの損益算とは?コツと暗記必須の用語4つをわかりやすく解説!」もぜひ参考にしてください。
WEBテスティングの非言語が難しいと感じる人のための対策方法
最後にWEBテスティングの非言語が難しいと感じる人のための対策方法を解説します。
WEBテスティングに限らず、SPIの非言語では頻出かつ難易度が低い分野というのが存在します。
頻出かつ難易度が低いということは勉強のコスパが非常に良いということです。
非言語が苦手・難しいと感じる人はこの分野を重点的に勉強・対策するべきなのは言うまでもありません。
WEBテスティングで頻出かつ難易度が低い分野は以下の5つです。
- 割合と比
- 速度算
- 年齢算
- 損益算
- 仕事算
それぞれの具体的な対策方法については「SPIの非言語(数学)を完全解説!対策方法やできない人でも点数を上げる方法!問題もご紹介」で解説しているので、ぜひそちらをご覧ください。
ちなみにですが、たった3時間の勉強でWEBテスティングが通過してしまう勉強法があります。
これさえあれば限りなく少ない努力で内定に大きく近づきます。
これは私が100回以上ものSPI受検を通して生み出した、どの本にも載っていない超コスパの良い究極の勉強法です。
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今回はWEBテスティングの非言語は難しいのかについて解説していきました。
現役の中学生・高校生ですら数学が苦手・嫌いな人は多いので、WEBテスティングの非言語を難しいと感じるのはごく当たり前のことです。
ぜひ事前にしっかりと勉強・対策をした上で本番のWEBテスティングに臨みましょう。