SPIのオンライン会場とは?テストセンターとの違い・部屋・服装は?カンニング不可?

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SPIにはオンライン会場というものが用意されており、テストセンター型のSPIを受検予定の人はオンライン会場でSPIを受検することも可能です。

※「SPIとは?対策方法や問題・例題をすべて紹介!適性検査SPIはこれで完璧だ!」もぜひ合わせてご覧ください。

しかし、SPIのオンライン会場は2022年10月11日に新設されたものなので、オンライン会場とは何かについてまだよくわかっていない人も多いのではないでしょうか?

本記事ではSPIを今までに100回以上も受検し、日本一SPIに詳しい私カズマがSPIのオンライン会場とは何かやテストセンターとの違い、部屋・服装はどうすればいいか?などについて解説していきます。

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SPIのオンライン会場とは?テストセンターとの違い

SPIのオンライン会場とは何かについて理解する前に、まずはテストセンターとは何かについて簡単に解説しておきます。

SPIのテストセンターとは何かについて詳しく解説した記事もぜひ参考にしてください。

テストセンターとはSPIを制作・企業に販売している株式会社リクルートマネジメントソリューションズが用意した試験会場にまで行き、そこに設置されているPCからSPIを受検する受検方式のことです。

試験会場のイメージは以下の通りです。

テストセンターの試験会場のイメージ

試験会場にはカンニンング防止のために試験監督官がいます。

また、替え玉・代行受検防止のために受検前には運転免許証などによる本人確認が行われます。

※SPIの替え玉・代行受検は犯罪です。詳しくは「WEBテスト・SPI代行サービスのすべてを解説!逮捕された理由や実態・歴史を振り返る」をご覧ください。

まとめると、テストセンターの大きな特徴は以下の2つになります。

  • 受検者は試験会場にまで足を運ぶ必要がある
  • 受検前の本人確認や試験監督官による監視があり、厳重な体制のもと試験が行われる

しかし、2020年から日本でも流行が始まった新型コロナウイルスの感染拡大を受けてテストセンターでのSPI受検は困難になりました。

そこで新設されたのがオンライン会場です。

オンライン会場は受検者が自宅にいながらテストセンターと同様の厳重な体制でSPIを受検する受検方式のことです。

テストセンターと同じく受検前には本人確認が実施されますし、試験中はカンニング防止のため試験監督官がオンラインで受検者を監視しています。

SPIのオンライン会場は2022年10月11日から提供が開始されました。

【SPI】オンライン会場の場合、部屋・服装はどうする?

SPIをオンライン会場で受検する場合、受検前に試験監督官による部屋のチェック・服装チェックがありますのでご注意ください。

部屋のチェックは周囲にカンニングとして使えそうなものがないかを確認するために行われます。

具体的にはカメラを360度回転させて部屋の環境を確認されます。

部屋が散らかっていたり、試験監督官に見られたくないものがある場合は受検前に必ず収納しておきましょう。

また、机には必要最低限の筆記用具(鉛筆・消しゴム)とA4用紙2枚だけが置かれているかも確認されます(鉛筆はシャーペンでもOKです)

SPIでメモ用紙・計算用紙は使用できる?使い方のコツもご紹介」で詳しく解説していますが、テストセンターではA4の計算用紙が2枚配布されます。

なので、オンライン会場の場合もA4の計算用紙は2枚までしか使えません。

3枚以上置いている場合は2枚にまで減らすよう指示されますのでご注意ください。

続いて服装に関してですが、テストセンターと同様にスーツである必要はありません。

私服で問題なく受検が可能ですが、受検前にポケットの中にカンニングペーパーなどを入れてないかを確認させられるのでご注意ください。

ポケットの中には何も入れないようにしておきましょう。

部屋チェック・服装チェックの他にはPCチェックもあります。開いているタブが受検画面のみかも確認されます。

受検画面以外のタブが開いている場合はすべて削除するように指示されるのでご注意ください。

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【SPI】オンライン会場でカンニングは可能?バレたらどうなる?

以上で解説した通り、オンライン会場はかなり厳重な体制のもと試験が行われるため、当然カンニングはできません。

SPIの受検中も試験監督官との画面共有が必須であるため、解答集などを使うこともできません。

※「SPIの解答集・答えをダウンロード(無料)できるサイトは?バレる?エクセルの使い方は?」もぜひ参考にしてください。

SPIのオンライン会場でもしカンニング行為がバレた場合はその場でSPIの受検が中断され、企業の担当者に連絡が行われます。当然、選考の結果は不採用となるでしょう。

また、最悪のケースとしてはあなたがカンニングをしたことが他の会社にも共有され、それらの会社も一気に不採用になる可能性もあります。

さらにはSPIのブラックリストに入る可能性も十分あるでしょう。

SPIのブラックリストに入ると、選考フローにSPIを導入している企業はすべて不合格になってしまいます。

【SPI】オンライン会場で電卓の使用は不可

SPIのオンライン会場では電卓の使用は認められていません。

したがって、机の上に置くことができるものは鉛筆・消しゴム・A4用紙2枚のみとなります。

電卓が机に置かれている場合、受検前の部屋チェックの際に「電卓を収納してください」と指示されるので、電卓は事前にしまっておきましょう。

ちなみにですが、テストセンターでも電卓の使用は認められていません。

SPIで電卓の使用が認められているのはWEBテスティングとインハウスCBTのみです。

詳しくは「SPIで電卓・計算機を使えるケースは?おすすめの電卓と選び方は?関数電卓は必要?」をご覧ください。

【SPI】オンライン会場の予約方法

選考フローにSPIのオンライン会場またはテストセンターを導入している企業を受検した場合、企業からメールでSPIの受検案内メールが送られてきます。

※SPIを受検するタイミングは企業によって異なります。一次面接前に受検する企業もありますし、最終面接後に受検する企業もあります。詳しくは「SPI・WEBテストはいつ受ける?考えられる5パターンをご紹介!2回受ける可能性も」をご覧ください。

企業からメールを受け取ったら、受検者は自宅などで性格検査を受検します。

※性格検査はスマホからでも受検が可能です。詳しくはSPIの性格検査を例題で完全解説した記事をご覧ください。

性格検査の受検が完了したら、能力検査を受検するための会場を予約します。ここで受検者はオンライン会場かテストセンターのどちらにするかを選択することができます。

※ちなみにですが、企業側は受検者がオンライン会場を予約したかテストセンターを予約したかは確認できません。当たり前ですが、どちらが選考に有利といったことはありません。

オンライン会場・テストセンターともに完全予約制なのでご注意ください。予約なしでの受検はできません。

また、予約枠はすぐに埋まってしまう傾向にあるので、なるべく早く性格検査を受検するようにしましょう。

予約完了後は受検当日に使用するための受検URLやマイページのURLなどが記載されたメールが送られてきますので、大切に保管しておきましょう。

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【SPI】オンライン会場の営業時間

SPIオンライン会場の営業時間は基本的には9:20~19:40です。24時間営業ではありません。

土日祝日も営業している場合もあります。

例えば、2023年10月〜12月の営業時間は以下の通りです。

2023年10月〜12月の営業時間

※SPIオンライン会場の詳しい営業時間はこちらのPDFからご確認ください。

傾向としては1ヶ月の間に4日程度休みがあることが多いです。

しかし、年末年始は休みが続く傾向にあるのでご注意ください。

【SPI】オンライン会場とWEBテスティングの違い

SPIのオンライン会場とWEBテスティングに違いについて解説しておきます。

※WEBテスティングはSPIの受検方式の1つです。

オンライン会場・WEBテスティングともに受検者の自宅から自分のPCでSPIを受検するということに変わりはないのですが、WEBテスティングは試験監督官による監視がありません。

また、出題される問題の傾向や難易度もかなり違うのでご注意ください。

WEBテスティングで出題される問題を知りたい人はSPIのWEBテスティングとは何かについて完全解説した記事をご覧ください。

【SPI】オンライン会場の試験結果は使い回しが可能

SPIオンライン会場またはテストセンターで受検したSPIの結果は他の企業でも使い回すことが可能です。

※「SPIの結果は使い回し可能!やり方・方法は?判断基準は?WEBテスティングでもできる?」もぜひ参考にしてください。

しかし、SPIの結果は受検者には公開されない仕組みになっているので、自分の肌感覚で出来栄えが良い結果を使い回すしかありません。

しかし、オンライン会場・テストセンターには高得点目安というものがあるので、結果を使い回すかどうかについてはそれを参考にして判断すると良いでしょう。

高得点目安の具体的な内容ですが、言語の場合は以下の4つとなります。

  • 長文読解が2〜3題出題される
  • 長文読解において抜き出し問題が出題される(字数指定が曖昧であればあるほど高得点)
  • 長文読解においてチェックボックス形式の問題が出題される
  • 非言語の一番最初の問題が図表の読み取り問題かつ4タブ問題である

非言語の場合は推論問題が5〜6割以上を占めていれば高得点である可能性が非常に高いです。

詳しくは「SPIの高得点目安・指標は?点数や正答率を知る方法」で解説しているので、ぜひ参考にしてください。

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今回はSPIオンライン会場とは何か?やテストセンターとの違いなどについて解説していきました。

SPIオンライン会場はまだ新設されたばかりで自分の部屋もチェックされてしまうので、それが嫌な人はテストセンター(試験会場)でSPIを受検することをおすすめします。

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