SPIの言語(国語)では文の並び替え問題が出題されます。
※SPIの言語対策・頻出分野・練習問題などを完全解説した記事もぜひ参考にしてください。
文の並び替えは問題の難易度自体はそこまで高くないですが、SPIでは制限時間が短いので解くのが難しいと感じる人が多いです。
今回はSPIについて日本トップレベルに熟知しているSPIマスターの私カズマがSPIの文の並び替え問題とはそもそもどんな問題なのか?をご紹介した後、文の並び替え問題をコツなども解説していきます。
SPIを受検予定の就活生や転職活動中の社会人はぜひ参考にしてください。
※「【SPI】転職・中途採用の対策法や問題・通過率などをSPIマスターが完全解説」もぜひ参考にしてください。
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SPIの文の並び替え問題とは?
まずはSPIの文の並び替え問題の例題を1つご紹介します。制限時間=1分を目安に解いてみてください。
※「SPIとは?対策方法や問題・例題をすべて紹介!適性検査SPIはこれで完璧だ!」もぜひ合わせてご覧ください。
【例題】
以下のア〜エに選択肢1〜4の語句を入れて文章を完成させるとき、ア〜エには何が入るかそれぞれ答えよ。
人工衛星を効率良く打ち上げる方法の1つは(ア)(イ)(ウ)(エ)(オ)技術ばかりでなく日時の選択も難しくなる。
- 赤道から地球の回転方向への
- 中緯度からの打ち上げは
- 基地局を持っている国は少なく
- 遠心力を利用した打ち上げだが
- 赤道の近くに人工衛星を打ち上げるための
【解答&解説】
文の並び替え問題では完成した文章が自然な流れになっていれば問題ないので、その点にだけ注目しましょう。
まずは選択肢をざっと眺めてみます。
すると、1と4を組み合わせると「赤道から地球の回転方向への遠心力を利用した打ち上げ」となるので、相性が良そうなことに気づきます。
また、5と3を組み合わせると「赤道の近くに人工衛星を打ち上げるための基地局を持っている国は少なく」となるので、こちらも相性が良さそうなことに気づきます。
そして、4の語尾には逆説「だが」が付いているので4の後ろには対義語やネガティブな文章が来ることが予想されます。
選択肢の中にネガティブな意味が含まれているのは3(「少なく」という言葉がある)なので、4の後ろには5・3が来そうです。
残りは2のみなので、3の後ろに2を置いてみて文章が自然そうかを確認します。
すると、「人工衛星を効率良く打ち上げる方法の1つは赤道から地球の回転方向への遠心力を利用した打ち上げだが赤道の近くに人工衛星を打ち上げるための基地局を持っている国は少なく中緯度からの打ち上げは技術ばかりでなく日時の選択も難しくなる。」となり、自然なことが確認できます。
よって答えはア=1、イ=4、ウ=5、エ=3、オ=2・・・(答)となります。
SPIの文の並び替え問題を解くコツ
SPIの文の並び替え問題を解くコツですが、SPIの対策本や参考書には「接続詞に注目せよ」などがよく記載されています。
しかし、SPIの文の並び替え問題ではそもそも接続詞がない場合も多いので、私の意見としてはそのコツはナンセンスです。
接続詞がもしあったとしても、接続詞に注目するあまり余計に頭の中が混乱する人も多いです。
なので、SPIの文の並び替え問題では「並べ替えたときにできる文章が自然になるかどうか?」だけを意識すれば良いです。
そのためにも、まずは選択肢を全部見て、繋げられそうな選択肢は1→3のようにメモをとることを心がけましょう。
※SPIではメモ用紙の使用が認められています。詳しくは「SPIでメモ用紙・計算用紙は使用できる?使い方のコツもご紹介」をご覧ください。
SPIの文の並び替え問題が出題される受検方式と難易度
SPIには4つの受検方式(WEBテスティング、テストセンター、インハウスCBT、ペーパーテスト)がありますが、文の並び替え問題が出題されるのはWEBテスティング、テストセンター、インハウスCBTです。
※SPIのWEBテスティングを完全解説した記事もぜひ合わせてご覧ください。
ペーパーテストでは文の並び替え問題は出題されないのでご注意ください。
※SPIのペーパーテストを完全解説した記事もぜひ参考にしてください。
文の並び替え問題の難易度は中くらいです。
時間があればそこまで難しくはない問題なのですが、SPIでは問題1問1問に回答時間が設けられており、文の並び替え問題は1問あたり1分程度で解かなければならないので、難しく感じる人が多いです。
SPIの言語で難易度が低いのはWEBテスティングの場合だと熟語の成り立ち、テストセンターだと二語の関係や語句の用法です。
SPIの言語が苦手な人はこれらの問題でしっかりと得点できるように勉強・対策をしておきましょう。
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【SPI】文の並び替えの練習問題
最後に文の並び替えの練習問題をご用意しました。
SPIを受検予定の就活生や転職活動中の社会人は1問1分を目安にぜひ解いてみてください。
※もっとたくさんの問題を解きたい人は「【SPI】文の並び替えの練習問題15問!ほぼすべての受検方式で必ず出るので対策必須」もご覧ください。
【問題1】
以下のア〜エを意味が通るように並べ替えよ。
ア:黒い猫=縁起が悪いものではないのです
イ:昔の人たちは魔女の存在を信じていて、魔女は黒い猫を飼っていると思っていました
ウ:多くの人は可愛らしい黒い子猫が不幸を招くものだとは思わないはずです
エ:そんな理由で人々は黒い猫=縁起が悪いと考えるようになったのです
【解答&解説】
選択肢をすべて見たとき、エの「そんな理由」という指示語で始まる文章はイの内容を受けたものであると考えられます。
この時点でイ→エという順番が確定します。
残りのアとウを考えて、答えはウ→ア→イ→エ・・・(答)となります。
【問題2】
以下のア〜エに選択肢1〜4の語句を入れて文章を完成させるとき、ア〜エには何が入るかそれぞれ答えよ。
気密性が高い住宅は(ア)(イ)(ウ)(エ)はあまり理解されていない。
- 建築費が高くなるなど
- メリットがたくさんあるが
- デメリットもあること
- 高い遮音性やカビが発生しにくいなど
【解答&解説】
これは非常に難易度が低い問題なので、答えだけ記載させていただきます。
答えはア=4、イ=2、ウ=1、エ=3・・・(答)となります。
【問題3】
以下のア〜エに選択肢1〜4の語句を入れて文章を完成させるとき、ア〜エには何が入るかそれぞれ答えよ。
山形県などの豪雪地帯に暮らす人には(ア)(イ)(ウ)(エ)瞬間が楽しい。
- 手のひらで受け止めて
- 胸をときめかす
- 馬鹿にされそうだが
- 空から降ってくる雪を
【解答&解説】
豪雪地帯に暮らす人には「馬鹿にされそうだが」が自然につながりそうなので、アには3が入りそうです。
残りは1・2・4ですが、エの後ろに「瞬間」があるので、4→1→2が自然そうです。
よって答えはア=3、イ=4、ウ=1、エ=2・・・(答)となります。
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いかがでしたでしょうか?
今回はSPIの文の並び替え問題とはどんな問題なのか?について解説した後、解くコツや難易度などについても解説していきました。
文の並び替え問題はペーパーテスト以外の受検方式では必ず出題されるので、ぜひ優先度を高めて勉強・対策をしておきましょう。