SPIのWEBテスティングは前の問題に戻れる?結論戻れません!

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SPIのWEBテスティングを受検予定の人の中には「WEBテスティングでは前の問題に戻れるのか?」という疑問を持っている人もいるでしょう。

※WEBテスティングの詳細はSPIのWEBテスティングとは何かについて完全解説した記事をご覧ください。

結論から言うと、WEBテスティングでは前の問題に戻ることはできません。

本記事ではSPIの受検回数=100回超を誇るSPIマスターの私カズマが、上記の詳細について解説していきます。

ちなみにですが、たった3時間の勉強でWEBテスティングが通過してしまう勉強法があります。

これさえあれば限りなく少ない努力で内定に大きく近づきます。

これは私が100回以上ものSPI受検を通して生み出した、どの本にも載っていない超コスパの良い究極の勉強法です。

興味のある人はぜひ以下のボタンからその方法をチェックしてみてください。

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SPIのWEBテスティングでは前の問題に戻ることができない

まず、SPIには

  • WEBテスティング
  • インハウスCBT
  • テストセンター
  • ペーパーテスト

という4つの受検方式がありますが、ペーパーテストを除く3つの受検方式では前の問題に戻ることはできません。

※4つの受検方式の詳しい違いについては「SPIとは?対策方法や問題・例題をすべて紹介!適性検査SPIはこれで完璧だ!」をご覧ください。

SPIのペーパーテストはマークシート方式の筆記試験です。

マークシートのイメージ

なので、そもそも問題を1問目から順番に解いていく必要はありませんし、解法が思いつかず未回答にしていた問題にもいつでも戻ることができます。

※「SPIのペーパーテスト(筆記試験・マークシート)を完全解説!難易度や範囲・問題集もすべてご紹介」もぜひ参考にしてください。

それに対して、

  • WEBテスティング
  • インハウスCBT
  • テストセンター

はすべて筆記試験ではなくPCから受検するタイプのSPIです。

※「SPIのテストセンターとは?対策・予約方法から時間・服装まで完全解説!練習問題付き」もぜひ参考にしてください。

SPIの受検画面は以下のようになっており、右下に「次へ」ボタンが設置されています。また、画面下部には「回答時間」と記載されたバーがあることも分かります。

SPIの受検画面

SPIでは問題ごとに制限時間が設定されており、時間が経過するにつれて「回答時間」のバーの色が以下のように緑→黄→赤と変化します。

「回答時間」のバー

「回答時間」のバーの色が赤色になってから3秒程度経過すると、自動的に次の問題に進んでしまいます。

つまり、SPIでは自動的に次の問題に進んでしまう前に問題に回答し、「次へ」ボタンをクリックする必要があるのです。

自動的に次の問題に進んでしまった場合も、「次へ」ボタンをクリックして次の問題に進んだ場合も前の問題に戻ることはできないのでご注意ください。

SPIは与えられた問題に対して素早く・正確に回答する能力が求められる適性検査(WEBテスト)になっています。

ちなみにですが、SPIは誤謬率が測定されない適性検査なので、わからない問題があっても空欄のままにせず、勘でもいいので何かしらの回答をしてから次の問題に進むことをおすすめします。

誤謬率が測定されない=正解数をもとにして採点が行われるということです。つまり、不正解の数が多いからといって減点されることはないということです。

※詳しくは「SPIで誤謬率は計測されない!わからない問題は適当でOK!誤謬率が計測されるWEBテストは?」をご覧ください。

特にSPIの言語は選択式の問題がほとんどで、以下の例題のように選択肢は4つ程度しか用意されていません。

【例題】

文中の空欄に入る最も適切な語句を1から4の中から1つ選びなさい。

多くの人が大雪山を「北の大地」北海道を象徴する山だと思っている。確かに北海道の象徴ではあるが、【 】山の名である。実は、北海道中央部にある火山群の総称が大雪山で、熊本の阿蘇山と似たような事情である。

  1. 寒冷な地方にはふさわしくない
  2. 珍しい植物の宝庫である
  3. 1つの山としては存在しない
  4. 広く一般に知られている

【解答&解説】

空欄を含む文の次に「実は、北海道中央部にある火山群の総称が大雪山」とあります。

「火山群」という表現から、大雪山は複数の火山が集まったものの全体を表す名前であることがわかります。

これを言い換えたのは3・・・(答)です。

※「【SPI】空欄補充の練習問題15問!本番に近い難易度です」もぜひ参考にしてください。

SPIでわからない問題があった場合、言語の場合は勘で回答したとしても25%程度の確率で正解することができるので、空欄のまま次の問題に進むことは絶対にやめましょう。

非言語は以下の例題のように選択式の問題ではなく自分で数字を入力させる問題がほとんどなので、勘で回答したとしても正解する可能性はかなり低いですが、確率=ゼロではないので言語と同様に空欄のまま次の問題に進むことはやめましょう。

【例題】

箱の中に金と銀の玉が合わせて10個入っている。玉を1個取り出したときに金が出る確率が1/5だとすると、玉を同時に2個取り出したとき、金が1個だけ出る確率を求めよ。

【解答&解説】

金の確率は1/5なので、10個中2個が金であるとわかります。つまり、残り8個は銀です。

10個から2個取り出す場合の組み合わせは10C2=(10×9)/(2×1)=45[通り]です。

金が1個だけ出る場合、銀も1個だけ出るはずなので、その組み合わせは2C1 × 8C1=2×8=16[通り]です。

よって、答えは16/45・・・(答)となります。

※「【SPI】確率の練習問題15問!頻出なので必ず解いておきましょう」もぜひ参考にしてください。

SPI(WEBテスティング)でブラウザの戻るボタンを使うとどうなる?

SPIでは前の問題に戻れないことはお分かりいただけたかと思います。

では、ブラウザの戻るボタンをクリックするとどうなるでしょうか?前の問題には戻れるのでしょうか?

結論から言うと、前の問題に戻ることはできません。また、SPIでブラウザの戻るボタンをクリックすることは禁止されています。

SPIでブラウザの戻るボタンをクリックしてしまうと、試験が中断されてしまいます。

WEBテスティングの試験が中断された場合はWEBテストヘルプデスクに電話をし、試験再開の手続きを取らなければなりません。非常に面倒な手続きなので、ブラウザの戻るボタンは絶対にクリックしないようにしてください。

WEBテストヘルプデスク電話番号は0570-012-921で、営業時間は9:00~18:00(土日祝含む毎日)です。

テストセンターでブラウザの戻るボタンをクリックして試験が中断された場合は試験会場にいるスタッフに、インハウスCBTで試験が中断された場合は企業の担当者に声をかけましょう。

試験再開の手続きを行なってくれるはずです。

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今回はSPIのWEBテスティングは前の問題に戻れるのか?について解説しました。

WEBテスティングを受検予定の人は必ずSPIの仕様を理解した上で受検するようにしましょう。

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