【SPI】WEBテスティングの時間は3パターンあるのでご注意ください

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SPIのWEBテスティングの時間(試験時間)は3パターンあります。

※WEBテスティングの詳細はSPIのWEBテスティングとは何かについて完全解説した記事をご覧ください。

本記事ではSPIを今までに100回以上も受検し、日本で一番SPIについて熟知しているSPIマスターの私カズマがWEBテスティングの時間について徹底解説していきます。

SPIを受検予定の就活生や転職活動中の社会人はぜひ最後までご覧ください。

ちなみにですが、たった3時間の勉強でWEBテスティングが通過してしまう勉強法があります。

これさえあれば限りなく少ない努力で内定に大きく近づきます。

これは私が100回以上ものSPI受検を通して生み出した、どの本にも載っていない超コスパの良い究極の勉強法です。

興味のある人はぜひ以下のボタンからその方法をチェックしてみてください。

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【SPI】WEBテスティングの時間は3パターンある

本記事のタイトルでも述べている通り、SPIのWEBテスティングの時間は3パターンあります。

※「SPIとは?対策方法や問題・例題をすべて紹介!適性検査SPIはこれで完璧だ!」もぜひ参考にしてください。

その3パターンは以下です。

  • 能力検査(35分)+性格検査(30分)=合計65分
  • 能力検査のみの35分
  • 性格検査のみの30分

それぞれ詳しく解説していきます。

能力検査(35分)+性格検査(30分)=合計65分

1つ目は時間=65分のWEBテスティングです。ほとんどの企業はこのパターンを採用しています。

能力検査は受検者の基礎学力を測定する試験です。WEBテスティングの能力検査では言語と非言語の2科目が用意されています。

※「SPIで学力はわかる?結論わかります!なぜわかるのか解説」もぜひ参考にしてください。

言語=国語、非言語=数学と捉えていただければ問題ありません。

試験時間は言語=約15分、非言語=約20分です。

WEBテスティングの言語では以下のような問題が出題されます。

※「SPIの言語対策・頻出分野・練習問題などを完全解説!これだけ読めば大丈夫」もぜひ参考にしてください。

【例題】

文中のア・イ・ウに入る最も適切な語を1から3の中から1つずつ選びなさい。ただし、それぞれの語は1ヶ所のみ用いるものとします。

グーテンベルクが鋳造活字による印刷技術を完成させたことは有名である。メディアの発展の歴史で印刷技術の影響がいかに大きかったかは、すでに多くの研究で【ア】されているが、このように技術の【イ】によって人々の生活が変わり、ひいては社会も【ウ】した例はいくらでもあげられる。

  1. 浸透
  2. 変容
  3. 検証

【解答&解説】

正解はア=3、イ=1、ウ=2です。

アを含む前後は「すでに多くの研究で」「されている」です。研究によってされるものは3の「検証」です。

イには1の「浸透」と2の「変容」のどちらもあてはまりそうなので、ウから確認していきます。

ウを含む前後は「ひいては社会」「した例」です。「も」とあることから、この部分は「人々の生活が変わり」を受けた並列の文であると推測できます。よって、あてはまるのは2の「変容」です。

残った1の「浸透」がイに入ります。

※「【SPI】空欄補充の練習問題15問!本番に近い難易度です」もぜひ参考にしてください。

WEBテスティングの非言語では以下のような問題が出題されます。

SPIの非言語(数学)を完全解説した記事もぜひ合わせてご覧ください。

【例題】

1から5までの数字が1つずつ書いてある5枚のカードを、Pが2枚、Qが3枚となるよう分ける。このとき、Pのカードの数字の和がQのカードの和より小さくなるようなカードの分け方は何通りあるか。

【解答&解説】

1から5の数字の和は1+2+3+4+5=15です。

よって、Pの和がQの和より小さくなるのは7以下のときです。

2枚のカードの和が7以下になるパターンは(1、2)(1、3)(1、4)(1、5)(2、3)(2、4)(2、5)(3、4)の8通り・・・(答)です。

※「SPIで場合の数は頻出!解き方のコツと出題パターンを完全網羅!練習問題付き」もぜひ参考にしてください。

ちなみに、WEBテスティングの能力検査で英語が出題されるという噂もありますが、それは完全に嘘なのでご注意ください。

WEBテスティングで英語が出題されることは絶対にありません。

※詳しくは「SPIの英語はこれで完璧!出題される形式や問題・対策方法などを一挙ご紹介」をご覧ください。

そして、性格検査は受検者の性格・思考性が社風や業務内容と合っているかを確認する試験です。

SPIの性格検査は自分の直感に従って回答していけばよいので、対策は基本的に必要ありません。

SPIの性格検査では以下のような質問が用意されています。

【例題】

以下(1)〜(5)の質問は、あなたの日常の行動や考え方にどの程度あてはまるか。最も近い選択肢を1つずつ選びなさい。

<選択肢>

  1. あてはまる
  2. どちらかといえばあてはまる
  3. どちらかといえばあてはまらない
  4. あてはまらない

(1)うまくいかなければ違う方法を試すほうだ

(2)困難なことがあっても強気で進むほうだ

(3)時間をかけて考えてから行動に移すほうだ

(4)ユニークな考え方をするほうだ

(5)常に活動的なほうだ

※「SPIの性格検査の結果を知りたい!方法は?いつわかる?見方は?」もぜひ合わせてご覧ください。

能力検査のみの35分

企業によっては性格検査が用意されておらず、能力検査のみのケースもあります。

この場合のWEBテスティングの時間は35分となります。

※「SPIで能力検査のみはあり得る?結論あり得ます!見分け方もご紹介」もぜひ参考にしてください。

このような企業は性格検査ではなく能力検査の結果を重要視しているので、言語・非言語の勉強・対策をしっかりやった上で本番のWEBテスティングに臨みましょう。

特に非言語は難しいと感じる人も多く、中には0点を取ってしまう受検者もいるのでご注意ください。

※詳しくはSPIの非言語は0点・ボロボロ・壊滅的でも通過するのかについて解説した記事をご覧ください。

SPIのWEBテスティングの非言語では中盤で推論という問題が出題されますが、推論は問題文の意味すらも理解できない人が多いので事前の対策は必須です。

WEBテスティングの推論の例題は以下です。

【例題】

以下について、ア・イの情報のうち、どれがあれば【問】の答えがわかるかを考え、1〜5の中から正しいものを1つ選び、答えなさい。

ある商品を定価の20%引きで売った。

【問】この商品の仕入れ値はいくらか。

ア:92円の利益が得られた

イ:定価で売ったときに比べ、168円利益が減った

  1. アだけでわかるが、イだけではわからない
  2. イだけでわかるが、アだけではわからない
  3. アとイの両方でわかるが、片方だけではわからない
  4. アだけでも、イだけでもわかる
  5. アとイの両方があってもわからない

【解答&解説】

アとイから方程式を作り、片方だけで仕入れ値が決まるかを調べます。

ア:仕入れ値+92円=定価×0.8より、未知数が2つあるので解くことができません。

イ:定価=定価×0.8+168より、未知数が1つなので解くことができます(仕入れ値はわからない)

イで求めた定価をアの方程式に代入することで仕入れ値を求めることができます。

よって、正解は3・・・(答)となります。

※「SPIの推論とは?すべてがわかる!時間足りない・苦手な人向けの対策方法も解説」という記事もぜひ参考にしてください。

性格検査のみの30分

企業によっては能力検査が用意されておらず、性格検査のみのケースもあります。

この場合のWEBテスティングの時間は30分となります。

このような企業は能力検査ではなく性格検査の結果を重要視しているので、自己分析をしっかりと行った上で性格検査を受検しましょう。

自己分析に使えるツールはSPIの性格検査を例題で完全解説した記事でご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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SPIのWEBテスティングで1問に使える時間は?

SPIのWEBテスティングでは問題ごとに制限時間が設定されています。

制限時間を超えると自動的に次の問題に進んでしまいますのでご注意ください。

1問に使える時間は最大でも2分程度です。

WEBテスティングの問題数は

  • 言語=40〜42問
  • 非言語=20〜22問
  • 性格検査=約300問

です。

用意された問題すべてに回答する場合、単純計算すると言語は1問あたり20秒程度、非言語は1問あたり1分程度のスピードで解かなければなりません。

性格検査は1問あたり6秒ですが、性格検査は直感に従って回答していけばよいだけなので、ほとんどの受検者が時間内にすべての質問に回答可能です。

上記の通り、WEBテスティングはスピードと正確性がかなり求められる適性検査(WEBテスト)です。

時間が足りないという受検者が続出するので、必ず対策をしておきましょう。

SPIで時間足りない・解き終わらない人がやるべきこととは?適当に回答するのはOK?」もぜひ合わせてご覧ください。

【SPI】WEBテスティングの時間の見分け方

自分が受検するSPI(WEBテスティング)が何分のタイプのものなのか事前に知りたい人も多いことでしょう。

まず前提として、企業から送られてきた適性検査(WEBテスト)のURLに「arorua」の文字列が含まれていれば、それは間違いなくWEBテスティングです。

※詳しくは「【SPIです】aroruaのURLはWEBテスティングで確定だがオーロラではない!例題やその他のWEBテストの見分け方もご紹介」をご覧ください。

まずは自分が受検する適性検査(WEBテスト)が本当にWEBテスティングかどうかを確認しましょう。

その上でWEBテスティングの時間を確認していきます。

まずは企業から送付されたWEBテスティングのURLにアクセスし、ログインをしてください。

※SPIのログイン方法の詳細は「SPIのログイン方法!ログインできないときの対処法は?テストセンターの場合は?」にまとめています。

そして、以下のような科目一覧画面が登場するまで進んでください。

科目一覧画面

この科目一覧で自分が受検するWEBテスティングの科目を確認することができます。

上記の場合、科目一覧画面に能力検査と性格検査の記載があるので、試験時間は65分であることがわかります。

能力検査の記載しかない場合は試験時間=35分、性格検査の記載しかない場合は試験時間=30分となります。

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今回はSPIのWEBテスティングの時間について解説していきました。

ほとんどの企業は65分のWEBテスティングを採用しているので、1時間半くらいのまとまった時間が確保できるときに受検するようにしてください。

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