SPIのWEBテスティングは時間が足りないと感じる就活生・転職活動中の社会人が非常に多いです。
後ほど詳しく解説しますが、WEBテスティングでは35分という試験時間の中でかなりの数の問題を解かなければなりません。
今回はSPIを今までに100回以上も受検し、日本一SPIに精通している私カズマがWEBテスティングで時間が足りないと感じる人がやるべき5つのことをご紹介していきます。
この5つの手法を行えば、効率良くWEBテスティングの問題を解くことが可能になりますので、ぜひ参考にしてください。
※SPIのWEBテスティングとは何かについて完全解説した記事もぜひ合わせてご覧ください。
ちなみにですが、たった3時間の勉強でWEBテスティングが通過してしまう勉強法があります。
これさえあれば限りなく少ない努力で内定に大きく近づきます。
これは私が100回以上ものSPI受検を通して生み出した、どの本にも載っていない超コスパの良い究極の勉強法です。
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WEBテスティングで時間足りないと感じる理由
冒頭でも解説しましたが、WEBテスティングは時間が足りないと感じる人が多いです。
WEBテスティングでは受検者の基礎学力を計測する能力検査(言語・非言語)と受検者の思考性や性格の傾向を計測する性格検査があります。
能力検査の試験時間は言語が約15分、非言語が約20分です。
WEBテスティングでは問題ごとに制限時間が付与されており、制限時間を超えると自動的に次の問題に進んでしまう仕様になっています。
WEBテスティングの問題数はすべての問題に回答できた場合、言語が約40問、非言語が約20問です。
※詳しくは「SPIで35分の問題数は?時間を有効活用する極秘テクニックもご紹介」をご覧ください。
つまり、WEBテスティングで用意されている問題すべてに回答しようと思うと、言語は1問あたり22.5秒、非言語は1問あたり1分で回答しなければなりません。
WEBテスティングはかなりのスピード感が求められるWEBテストなので、時間が足りないと感じる人が多いのです。
ちなみにですが、WEBテスティングの性格検査は試験時間が30分で問題数は約300問です。
※つまり、WEBテスティング全体では試験時間が65分となります。詳しくは「SPIで65分はWEBテスティング!例題や内容・問題数なども徹底解説!」をご覧ください。
単純計算だと1問あたり6〜8秒で回答しなければなりませんが、性格検査はすべての問題に直感で回答するだけなので特に心配は不要です。ほとんどの受検者が時間に余裕を持ってすべての問題に回答できています。
※「SPIの性格検査を例題で完全解説!対策は不要?落ちることもある?無料診断サイトもご紹介」もぜひ参考にしてください。
WEBテスティングで時間足りないと感じる人がやるべき5つのこと
WEBテスティングで時間足りないと感じる人は以下5つのことを試してみてください。
- 熟語の成り立ちの選択肢を覚える
- わからない問題は勘で埋める
- WEBテスティングの極秘裏ワザを使う
- サイコロの表をあらかじめ作成しておく
- 使いやすい電卓を買う
それぞれ順番に解説します。
1:熟語の成り立ちの選択肢を覚える
WEBテスティングの言語の一番最初の問題は熟語の成り立ちです。
※詳しくは「WEBテスティングの言語を例題で徹底解説!点数アップの方法や出題範囲も」をご覧ください。
熟語の成り立ちは与えられた熟語がどんな構成になっているかを回答する選択式の問題です。
WEBテスティングの熟語の成り立ちでは用意されている選択肢が決まっています。
なので、WEBテスティングを受検する前にその選択肢を頭に入れておくことで時間を効率的に使えるようになります。
具体的な選択肢や覚えるべき内容については「SPIの熟語の成り立ちとは?例題で解説&必ず覚えておくべきことをご紹介」で解説しているので、ぜひご覧ください。
2:わからない問題は勘で埋める
WEBテスティングに限らずですが、SPIは誤謬率が計測されないWEBテストです。
誤謬率とは回答数に対する不正解の割合のことです。例えば10問の問題に回答し、不正解の数=3問の場合、誤謬率は30%となります。
※詳しくは「SPIで誤謬率は計測されない!わからない問題は適当でOK!誤謬率が計測されるWEBテストは?」をご覧ください。
WEBテスティングで誤謬率が計測されないということは、わからない問題があっても勘で埋めた方が良いということです。
WEBテスティングは時間がかなりタイトなWEBテストなので、問題の解法がすぐに思いつきそうになければその問題は勘で回答し、なるべく早く次の問題に行くのが良いでしょう。
3:SPI(WEBテスティング)の極秘裏ワザを使う
たった3時間の勉強でWEBテスティングが通過してしまう勉強法があります。
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4:サイコロの表をあらかじめ作成しておく
WEBテスティングに限らずですが、SPIの非言語ではサイコロを使用した問題が頻出です。
※具体的な問題については「SPIのサイコロ問題の解き方!必見のコツもご紹介します!練習問題も」をご覧ください。
WEBテスティングを受検予定の人は以下のようなサイコロの表をあらかじめ作成しておいて、手元に置いておくと便利です。
この表が手元にあれば
- サイコロを2個投げたとき、出る目の和が10になる確率を求めよ
- サイコロを2個投げたとき、出る目の積が6の倍数になる確率を求めよ
といった問題がスムーズに解けるようになり、時間の節約になります。
5:使いやすい電卓を買う
WEBテスティングの非言語では電卓の使用が認められています。
WEBテスティングの非言語では複雑な計算が必要な問題も登場します。電卓がないとかなりキツいのでご注意ください。
※「SPIで電卓・計算機を使えるケースは?おすすめの電卓と選び方は?関数電卓は必要?」もぜひ参考にしてください。
WEBテスティングで時間が足りないと感じている人は必ず使いやすい電卓を購入しておきましょう。
小さい電卓や数字が打ちにくい電卓は完全に時間のロスとなります。
東急ハンズなどでは、とても使いやすい電卓が700円程度で販売されています。
就活や転職活動は人生を左右する大きなイベントです。700円程度をケチるのは非常にもったいないです。
ぜひ自分に合った電卓を事前に購入してからWEBテスティングを受検するようにしましょう。
WEBテスティングで時間足りないと感やすい問題
最後にWEBテスティングで時間足りないと感じやすい問題を言語・非言語別にご紹介していきます。
言語
WEBテスティングの言語で時間足りないと感じやすい問題は文章の並び替えと長文読解です。
文章の並び替えは用意された選択肢を並び替えて意味の通る文章を完成させる問題です。
例題を1問ご紹介しておきます。
【例題】
以下のア〜エに選択肢1〜4の語句を入れて文章を完成させるとき、ア〜エには何が入るかそれぞれ答えよ。
何十億年もの年月を経て【ア】【イ】【ウ】【エ】となっています。
- この海水の成分が欠かせない重要な要素
- 依然として陸上の生物にとっては
- 人類が誕生し
- 今日に至るわけですが
【答え】
ア=3、イ=4、ウ=2、エ=1
文章の並び替えは普段から解き慣れておかないと時間がかかりやすい問題です。
「WEBテスティングの練習問題・出題範囲まとめ!本番のSPIに近い難易度です!」という記事もご用意しているので、ぜひたくさんの問題をWEBテスティング受検前に解いておきましょう。
そして、言語では長文読解も時間が足りないと感じやすいです。
長文読解をスムーズに解くには速読とまではいきませんが、スムーズに文章を読み進める能力が必要です。
WEBテスティングで出題される長文読解の例題は「【SPI】言語の長文読解とは?例題で解説!コツは?長文なしはやばい?」でご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
非言語
WEBテスティングの言語で時間足りないと感じやすい問題は図表の読み取りと推論です。
では、それぞれ例題を見てみましょう。
※WEBテスティングの非言語の例題をまとめた記事もぜひ参考にしてください。
【図表の読み取りの例題】
以下の表はある地域の年齢別人口を男女別に示したものである(単位:人)
このとき、以下の問に答えよ。
年齢 | 0〜12 | 13〜20 | 21〜40 | 41〜64 | 65〜 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
男性 | 34,000 | 28,000 | 45,500 | 47,000 | 39,500 | 194,000 |
女性 | 33,000 | 30,000 | 43,000 | 42,000 | 20,000 | 168,000 |
(1)この地域の全人口に占める20歳以下の人口の割合は何%か求めよ。ただし、必要な場合は最後に小数点以下第一位を四捨五入せよ。
(2)0〜12歳、21〜40歳、41〜64歳の各年代で男女比を調べたとき、男性の比率が高い順に並べるとどのようになるか。以下の選択肢1〜6の中から正しいものを1つだけ選びなさい。
- 0〜12歳、21〜40歳、41〜64歳
- 0〜12歳、41〜64歳、21〜40歳
- 21〜40歳、0〜12歳、41〜64歳
- 21〜40歳、41〜64歳、0〜12歳
- 41〜64歳、0〜12歳、21〜40歳
- 41〜64歳、21〜40歳、0〜12歳
【解答&解説】
(1)20歳以下の人口=34,000+28,000+33,000+30,000=125,000です。
また、この地域の全人口=194,000+168,000=362,000です。
125,000÷362,000×100=34.5・・・となるので、小数点以下第一位を四捨五入して答えは35%・・・(答)となります。
※なぜ「125,000÷362,000×100」を計算するのかわからない人は「SPIの割合と比の解き方とコツ!暗記必須の公式とは?練習問題付き」をご覧ください。
(2)順番に男性の比率を求めていきましょう。
- 0〜12歳の男性の比率=34,000÷(34,000+33,000)×100≒50.7[%]
- 21〜40歳の男性の比率=45,500÷(45,500+43,000)×100≒51.4[%]
- 41〜64歳の男性の比率=47,000÷(47,000+42,000)×100≒52.8[%]
となります。よって答えは6・・・(答)となります。
図表の読み取りは計算が複雑になりやすいので、時間が足りないと感じる人が多いです。
「SPIの図表の読み取りは対策必須!必ず覚えておくべき知識をご紹介します」もぜひ合わせてご覧ください。
続いては推論です。
【推論の例題】
以下について、ア・イの情報のうち、どれがあれば[問]の答えがわかるかを考え、選択肢1〜5の中から正しいものを1つ選び、答えなさい。
2つの自然数XとYがある。
[問]X、Yはそれぞれいくつか。
ア:-A+3B=0
イ:A÷B=3
- アだけでわかるが、イだけではわからない
- イだけでわかるが、アだけではわからない
- アとイの両方でわかるが、片方だけではわからない
- アだけでも、イだけでもわかる
- アとイの両方があってもわからない
【解答&解説】
アを整理するとA=3Bとなり、イを整理するとA=3Bとなります。
よって、アとイの式は等しいことがわかります。
ここで、A=3Bを満たす自然数の組み合わせは
(A、B)=(3、1)(6、2)(9、3)と無限にあり、AとBを1つに特定することはできません。
よって答えは5・・・(答)となります。
推論はWEBテスティングの非言語の問題の中で最も難しいと言われています。
※詳しくは「WEBテスティングの非言語は難しい?100人に調査してみた」をご覧ください。
問題の意味自体を理解するのに時間を取られてしまう人も多いのでご注意ください。
WEBテスティングの推論の具体的な対策方法については「WEBテスティングで推論は出ない?出るので必ず対策しましょう!」で解説しているので、ぜひ参考にしてください。
WEBテスティングは非言語は言語よりも時間が足りないと思う人が多いです。
ちなみにですが、たった3時間の勉強でWEBテスティングが通過してしまう勉強法があります。
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今回はWEBテスティングで時間足りないと感じる人がやるべき5つのことについて解説していきました。
ぜひ本記事でご紹介したテクニックを使ってWEBテスティングの受検に臨んでください。