SPI(適性検査)で落ちるケース8選!時間切れは?落ちないためにできること

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適性検査のSPIは就活や転職活動の選考フローで用意されていることが多いですが、SPIで落ちてしまう人もたくさんいます。

SPIで落ちる理由はもちろん様々ですが、主に本記事でご紹介する8つの理由がほとんどです。

今回はSPIを今までに100回以上受検し、SPIについて熟知しているSPIマスターの私カズマがSPI(適性検査)で落ちるケース8つをご紹介していきます。

また、時間切れになると落ちるのか?やSPIで落ちないためにできることなども解説していきます。

SPIを受検予定の就活生や転職活動中の社会人はぜひ参考にしてください。

ちなみにですが、SPIにはたった3時間の勉強でSPIが通過してしまう勉強法があります。

これさえあれば限りなく少ない努力で内定に大きく近づきます。

これは私が100回以上ものSPI受検を通して生み出した、どの本にも載っていない超コスパの良い究極の勉強法です。

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SPI(適性検査)で落ちるケース8つと落ちないためにできること

では早速、適性検査のSPIで落ちるケースをご紹介していきます。

落ちるケースとしてはほとんどが以下8つのケースにあてはまるかと思います。

それぞれにおいて落ちないためにできることも一緒にご紹介していきます。

1:中学・高校の基礎ができていないためSPIの問題が解けない

SPIでは受検者の学力を計測するための能力検査が用意されています。

SPIの能力検査では中学・高校で学習する基礎的な内容をもとにした問題が出題されます。

高度な応用力が必要な問題は一切出題されないのが特徴です。

しかし、SPI受検者の中には中学・高校を卒業してからかなりの年月が経過しており、中学・高校で学習した内容はほとんど忘れてしまっている人もいるかと思います。

そうなるとSPIの問題を解くのは難しくなります。

特に非言語(数学)では公式を使わないと解けない問題も出題されるので要注意です。

中には非言語で0点を取ってしまう人もいるので、中学・高校の学習内容を忘れてしまっている人は必ずSPIの勉強・対策をしてから本番に挑みましょう。

※「SPIの非言語は0点・ボロボロ・壊滅的でも通過する?転職は?SPIマスターが徹底解説」もぜひ参考にしてください。

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中学・高校の学習内容を忘れてしまっている人がSPIで落ちないためにできることについては「SPIを1週間で仕上げる方法!日本一SPIに詳しい筆者が具体的スケジュールを伝授します」で詳しく解説しているので、ぜひそちらをご覧ください。

2:SPIの形式に慣れていない

SPIでは問題1問1問に制限時間が付与されています。制限時間を超えると自動的に次の問題に進んでしまいます。

1問にかけられる時間はおよそ1〜2分です。

つまり、SPIでは問題を解くスピードがかなり重要になるのです。

※「SPIの試験時間・所要時間は?一問何分?時間配分のコツもご紹介」もぜひ合わせてご覧ください。

時間が十分にあれば問題は解けるけど、時間がないから間に合わないという人も多いのでご注意ください。

問題を解くスピードを上げる方法ですが、問題の答えを導くまでには

  1. 問題文の意味を理解する
  2. 解法を思いつく
  3. 計算を行って答えを出す

という3つのプロセスを踏んでいるかと思います。

このプロセスの中で自分が2と3のどちらに時間がかかっているかをぜひ考えてみてください。

2に時間がかかっている人は解法を思いつく時間を短くすれば良いので、対策方法としてはひたすら練習問題をこなすのが有力です。

3に時間がかかっている人は計算スピードを早めれば良いので、計算スピードを上げる訓練をするのが有力です。

ちなみにですが、SPIのWEBテスティングとインハウスCBTでは電卓の使用が認められています。

なので、WEBテスティングまたはインハウスCBT型のSPIを受検予定の人で計算スピードに自信がない人は、その点は気にしなくて良いでしょう。

詳しくは「SPIで電卓・計算機を使えるケースは?おすすめの電卓と選び方は?関数電卓は必要?」をご覧ください。

3:他の受検者の点数が高い

企業から内定をもらえる人の数は当然決まっています。

SPIを受検した結果、自分では高得点が取れたと思っていても、他の受検者が自分よりも高得点だったら自分が落ちる可能性は十分にあるでしょう。

SPIでは自分が何点取ったかは基本的には公開されません。他の受検者の点数を知ることももちろんできません。

なので、他の受検者の点数が高かったが故に自分が落ちたのかは判断することが難しいですが、落ちる理由の1つとしてはあり得るでしょう。

※「SPIの高得点目安・指標は?点数や正答率を知る方法」もぜひ参考にしてください。

4:企業のボーダーラインが高い

自分では高得点を取れたと思っていても、企業が設定しているボーダーラインがそれよりも高ければ落ちる可能性はあります。

※「SPIのボーダー・合格ライン企業一覧100社!何割取ればOK?高い企業は?足切り基準をご紹介」もぜひ参考にしてください。

特に外資系コンサル・金融・有名広告代理店・テレビ局など応募者が多い企業はボーダーラインが高くなる傾向にあるのでご注意ください。

ちなみにですが、一般的な企業では平均点くらいが取れていれば十分にボーダーラインは超えている可能性が高いです。

SPIの平均点について解説した記事もご用意しているので、ぜひ参考にしてください。

5:正解はしているが、正解数が少ない

先ほども解説した通り、SPIでは問題1問1問に対して時間制限が付与されています。

1問ごとに制限時間をマックスまで使用して回答すると、回答できる問題数は当然かなり少なくなってしまいます。

SPIはどれだけの問題を正解することができたか?をもとにして採点が行われます。

※詳しくは「SPIで誤謬率は計測されない!わからない問題は適当でOK!誤謬率が計測されるWEBテストは?」をご覧ください。

なので、回答した問題がすべて正解だったとしても、その数が少なければ高得点はあまり期待できません。

以上の理由から、SPIではスピードと正確性の両立が求められる適性検査であることを理解しておきましょう。

6:性格検査の結果が企業とマッチしていなかった

SPIでは受検者の基礎学力を測定する能力検査だけでなく、受検者の性格や思考の特徴などを測定する性格検査も用意されています。

※性格検査の詳細については「SPIの性格検査を例題で完全解説!対策は不要?落ちることもある?無料診断サイトもご紹介」で解説しています。

能力検査の結果が良かったとしても、性格検査の結果が企業とマッチしていなければ落ちる可能性はあります。

性格検査は用意されている質問に対して基本的には直感で回答すれば良いのでそこまで対策は必要ありませんが、時間に余裕のある人は自己分析をしっかりとやっておくと良いでしょう。

SPIの性格検査では「どちらかといえば〇〇」という選択肢が用意されているのですが、自己分析が疎かな人の中には「どちらかといえば〇〇」を数多く選択してしまう人もいます。

この場合、性格検査の結果が無難な回答ばかり並んだ特徴のない人物像になり、企業からは自己分析がしっかりできていないと判断される可能性もあるのでご注意ください。

詳しくは「SPIの性格検査で「どちらかといえば」を選ぶリスクをSPIマスターが解説します」で解説しているので、ぜひ参考にしてください。

7:英語・構造把握があった

SPIの能力検査は言語(国語)と非言語(数学)だけだと思っている人も多いですが、受検方式によっては英語と構造把握という科目が出題される可能性もあります。

テストセンター型のSPIでは言語・非言語に加えて英語・構造把握が出題される可能性もあります。

SPIのテストセンターとは何かについて詳しく解説した記事もぜひ参考にしてください。

ペーパーテスト型のSPIでは言語・非言語に加えて英語が出題される可能性もあります。構造把握は出題されません。

英語は言語・非言語と違って英単語の知識が必要なため、短期間での対策はかなり難しいです。

また、構造把握はかなり特殊な問題なので、対策なしでは苦戦する人も多いです。

※「SPIの構造把握とは?例題とコツもご紹介!出るかどうかを事前に判別する方法は?」もぜひ合わせてご覧ください。

SPIの言語と非言語の対策はしっかりとやったのに、英語・構造把握があったせいで総合点が思ったよりも伸びず、落ちてしまうというケースもあるでしょう。

※「SPIで英語は出ない?英語があるかないか事前に調べる方法と企業一覧」もぜひ合わせてご覧ください。

8:マークシートの塗り間違い

SPIではペーパーテスト型の受検方式も用意されています。この場合のペーパーテストはマークシートになります。

マークシートのイメージ

マークシート形式の問題では塗り間違いがよく発生するので十分ご注意ください。

1つ回答がずれてしまうと、その後もすべての回答がずれてしまいます。

マークシートを塗りつぶす場合は必ず問題の番号を確認してから塗りつぶす癖を付けましょう。

※「SPIのペーパーテスト(筆記試験・マークシート)を完全解説!難易度や範囲・問題集もすべてご紹介」もぜひ合わせてご覧ください。

SPIで落ちる方法を劇的に下げる方法

SPIにはたった3時間の勉強でSPIが通過してしまう勉強法があります。

これさえあれば限りなく少ない努力で内定に大きく近づきます。

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SPIで落ちる原因は時間切れ?

SPIの問題を解いていて、時間切れになると落ちるという噂がネットで上がっていますが、それは間違いです。

上記でも解説した通り、SPIでは問題1問1問に制限時間が付与されています。

制限時間内にすべての問題を解くことができれば、SPIで用意されているすべての問題に回答することができる可能性が高いですが、それは正直なかなか難しいでしょう。

ほとんどの人は用意されているすべての問題が解き終わらずに時間切れとなり試験終了となります。

しかし、上記でも解説した通り、SPIではどれだけ多くの問題に正解できたか?が重要です。

時間切れになったとしても正解数が多ければSPIを通過する可能性は十分にありますのでご安心ください。

SPIで落ちる確率・割合は?

SPIで落ちる確率・割合は企業によってかなりバラツキがあるので一概に言うことはできませんが、目安としてはSPI受検者のうち半分程度は落ちると考えておきましょう。

就活で応募者数が数万人にも及ぶ人気企業の場合は7割以上がSPIで落ちるケースもあります。

いずれにせよ、SPIは選考結果に大きく影響するので、しっかりと対策をしておくべきです。

どうしてもSPIの勉強をする時間が取れなかった人はSPIを一夜漬けでなんとかする方法について解説した記事もご用意しているので、ぜひ参考にしてください。

最終面接後のSPIで落ちる可能性は?

SPIを受検するタイミングは企業によって様々です。

一次面接の前に受検するケースもあれば最終面接後に受検するケースもあります。

※詳しくは「SPI・WEBテストはいつ受ける?考えられる5パターンをご紹介!2回受ける可能性も」をご覧ください。

最終面接後にSPIを受検する場合、SPIで落ちる可能性は低いと言えるでしょう。

まず、最終面接まで選考が進んでいる時点で、ある程度の評価を企業から受けているといって問題ありません。

最終面接後のSPIは受検者の基礎学力や性格の特徴を念のために確認していることが多いため、SPIの重要度はそこまで高くないと考えられます。

しかし、SPIの能力検査の結果が0点に近いなど、あまりにも壊滅的な点数を取ってしまうと落ちる可能性もあるのでその点は十分ご注意ください。

高学歴がSPIで落ちる可能性は?

上記でも解説した通り、SPIは問題を解くスピードがかなり求められる特殊な適性検査のため、高学歴の人がSPIを受検したとしても思うように結果が出せず落ちる可能性は十分にあります。

※「SPIができない高学歴の特徴4つ!学歴フィルターとの関係は?」もぜひ参考にしてください。

自分が高学歴で学力に自信があったとしてもSPIの勉強・対策はしておいた方が良いでしょう。

また、高学歴であっても中学・高校で学習した内容を忘れてしまっていてはSPIの問題が解けません。

なので、学歴に関わらずSPIを受検予定の就活生や転職活動中の社会人は事前にSPIの模試を受検して問題が解けそうかを事前に確認しておくのが良いでしょう。

今ではネットから無料で受検できるSPIの模試もいくつかあります。

詳しくは「SPIの模擬試験(模試)を受けられるWEBサイト5選!全部無料!特徴もご紹介」でまとめているので、興味がある人はぜひ参考にしてください。

🔽 本にも載ってない極秘情報 🔽

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今回は適性検査のSPIで落ちるケースや落ちないためにできること、時間切れになると落ちるのか?などについて解説していきました。

SPIは初見ではなかなか高得点を取ることが難しい適性検査なので、必ず事前に対策をしてから本番に臨むようにしましょう。

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