SPIの重要度と通過率はもちろん企業によって異なります。
※「SPIとは?対策方法や問題・例題をすべて紹介!適性検査SPIはこれで完璧だ!」もぜひ合わせてご覧ください。
しかし、企業がどれくらいSPIを重要視しているかは企業の選考フローでおおよそわかります。
本記事ではSPIの重要度と通過率についてわかりやすく解説していきます。
SPIを受検予定の就活生や転職活動中の社会人はぜひ参考にしてください。
ちなみにですが、SPIにはたった3時間の勉強でSPIが通過してしまう勉強法があります。
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SPIの重要度は選考フローで大体わかる
本記事のタイトルにもある通り、企業がどれくらいSPIを重要視しているかは選考フローで大体わかります。
企業がSPIを選考フローに導入している場合、SPIを受検するタイミングとしては大きく分けて以下のパターンがあります。
※「SPI・WEBテストはいつ受ける?考えられる5パターンをご紹介!2回受ける可能性も」という記事もぜひ合わせてご覧ください。
- 一次面接前
- 一次面接や二次面接の後
- 最終面接前または最終面接後
それぞれについて詳しく解説していきます。
一次面接前
一次面接前にSPIを受検する場合、企業は足切り目的としてSPIを選考フローに導入している可能性が高いです。
なので、SPIの重要度は比較的高くなります。
SPIの足切りラインはもちろん企業によって異なりますが、就活の場合は点数でいうと7〜8割程度、転職︎(中途採用)の場合は5割程度と考えておきましょう。
※「【SPI】転職・中途採用の対策法や問題・通過率などをSPIマスターが完全解説」もぜひ参考にしてください。
一次面接や二次面接の後
一次面接や二次面接の後にSPIを受検する場合、SPIの重要度は中くらいです。
一次面接や二次面接に合格している時点で、企業が求める最低限の能力や素質はあると判断されている可能性が高いです。
それに加えて、その人の基礎学力や思考性・仕事に対する取り組み方が社風にマッチするかなどを見ておきたいと企業側が考えていることが多いです。
油断せずにしっかりとSPIの対策を行った上で本番に臨みましょう。
最終面接前または最終面接後
最終面接前または最終面接後にSPIを受検する場合、SPIの重要度はそこまで高くないでしょう。
最終面接まで辿り着いている時点で、すでに企業から高い評価を受けていることは間違いありません。
この段階でのSPIは念の為の最終確認的な意味合いが強く、企業によっては能力検査の結果よりも性格検査の結果を重要視するところも多いです。
ちなみにですが、最終面接後にSPIの受検が必要なとある人材業界の企業では、SPIの合格ラインを言語・非言語ともに段階3で設定していました。
段階3というのは得点でいうと38〜45.5点︎(80点満点)に相当します。
※詳しくは「SPIの平均点は?偏差値や7段階目安・得点目安を完全解説!」をご覧ください。
もし段階3に届かなかった受検者がいた場合は、その人に再受検のチャンスも与えているそうです。
※「SPI・WEBテストが再受験になるケース5つ!なぜ再受験になるのかの理由を解説します」もぜひ参考にしてください。
また、場合によっては段階3に届いていなくても合格を出すこともあるそうです(面接での評価が高かった場合など)
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SPIの通過率は?(一次面接前にSPIの受検が必要な場合)
ここからは一次面接前にSPIの受検が必要な場合のSPIの通過率について解説していきます。
就活の場合、人気企業や有名企業になるとエントリー数︎(応募数)が数万人におよぶケースもあります。
SPIの受検と同時にES(エントリーシート)の提出が必要な企業も多いので、SPIの通過率を一概に言うことはできませんが、目安としては3〜4割程度と考えておきましょう。
本記事の筆者は新卒でとある大手企業に入社しましたが、その企業における新卒のエントリー数は毎年3万人を超えています。
そして、一次面接に進むことができるのは1万人程度です。なので、通過率は1万人 ÷ 3万人 ×100=約33%となっています。
転職(中途採用)の場合は就活のように一気に数万人ものエントリーがくるケースはありません。
転職においてはSPIの点数よりもその人が保有するスキルや前職での経験などが重要視される傾向にあります。
なので、SPIの重要度は就活よりも下がり、SPIの通過率は就活よりも上がります。
目安としては5割程度と考えておけばよいでしょう。
※転職ではSPIの受検と同時に履歴書・職務経歴書の提出が必要なケースがほとんどです。
上記でも解説した通り、一次面接前にSPIを受検する場合、SPIの重要度は高くなります。
事前に企業の選考フローを確認し、SPIの対策優先度をしっかりと把握しておきましょう。
SPIで5割・8割の点数を取って通過率を上げる方法
ここでからはSPIで5割・8割の点数を取る方法について解説していきます。
上記の通り、転職活動中の社会人の場合はSPIで5割程度の点数を、就活生の場合はSPIで8割程度の点数を取れるようにしておけばSPIの通過率はかなり高まります。
5割
SPIで5割の点数を取るには1週間あればなんとか間に合います。
SPIの能力検査では言語・非言語・英語・構造把握の4科目がありますが、ほとんどの企業は言語と非言語の2科目を採用しています。
なので、ほとんどの人にとって英語と構造把握の対策は不要です。
※「SPIで英語は出ない?英語があるかないか事前に調べる方法と企業一覧」もぜひ参考にしてください。
ちなみにですが、SPIにはたった3時間の勉強でSPIが通過してしまう勉強法があります。
これさえあれば限りなく少ない努力で内定に大きく近づきます。
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つまり、1週間は言語の対策に集中すればOKです。
1週間の具体的なスケジュールは「SPIを1週間で仕上げる方法!日本一SPIに詳しい筆者が具体的スケジュールを伝授します」で詳しく解説しているので、ぜひそちらをご覧ください。
8割
SPIで8割以上の点数が取れるようになると、ほとんどの企業のSPIは通過するでしょう。
SPIで8割以上を取るためには比較的難しい問題も正解しなければならないので、対策期間として2週間くらいの時間は欲しいところです。
2週間の具体的なスケジュールはSPIを2週間で仕上げる対策方法について解説した記事で詳しく解説しているので、ぜひそちらをご覧ください。
SPIの難しい問題については「SPIの難問(難しい問題)はどんな問題?分野と例題をご紹介」で詳しく解説していますが、言語の場合は長文読解と文の並び替え、非言語の場合は推論が難しいと感じる人が多いです。
言語の文の並び替えの問題例は以下です。
【例題】制限時間=30秒
文中のア〜エの空欄に1〜4の語句を入れて文を完成させるとき、最も適切な組み合わせを答えなさい。
LED(発光ダイオード)は【ア】【イ】【ウ】【エ】ことにより発光する。
- 2種類の半導体が
- 接合面で電気が
- 組み合わされ
- 光に直接変化する
【答え】
ア=1、イ=3、ウ=2、エ=4
※「SPIの文の並び替え問題を解くコツは?練習問題もご用意しました」もぜひ合わせてご覧ください。
非言語の推論の問題例は以下です。
【例題】制限時間=2分30秒
P、Q、Rの3人に1〜9までの整数の中から、自分の好きな数字を1つだけ選んでもらった。その結果、次のようになった。
【A】3人のうち2人は同じ数字を選んだ
【B】Pの選んだ数字はQの選んだ数字よりも大きかった
(1)Rの選んだ数字が7のとき、Pの選んだ数字としてあり得るものをすべて答えなさい。
(2)Rの選んだ数字が3のとき、Qの選んだ数字としてあり得るものをすべて答えなさい。
【解答&解説】
(1)条件BからP>Qなので、条件Aの「同じ数字を選んだ2人」は
- PとR
- QとR
のいずれかです。なので、P=Rの場合とQ=Rの場合を考えます。
R=7のとき、
<P=Rの場合>
P=R=7となるので、P=7となります。
<Q=Rの場合>
Q=R=7より、条件B「P>Q」にQ=7を代入すると、P>7より、Pとしてあり得るのは8、9です。
以上より、Pとしてあり得るのは7、8、9・・・(答)となります。
(2)R=3のとき、
<P=Rの場合>
P=R=3より、条件B「P>Q」にP=3を代入すると、3>Qより、Qとしてあり得るのは1、2です。
<Q=Rの場合>
Q=R=3となるので、Q=3です。
以上より、Qとしてあり得るのは1、2、3・・・(答)となります。
※「SPIの推論とは?すべてがわかる!時間足りない・苦手な人向けの対策方法も解説」もぜひ参考にしてください。
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今回はSPIの重要度と通過率について解説していきました。
SPIを受検予定の就活生や転職活動中の社会人は必ず事前に企業の選考フローを確認し、面接対策とSPI対策の優先度を考えましょう。