SPIで35分の問題数は?時間を有効活用する極秘テクニックもご紹介

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WEBテストの一種であるSPIでは試験時間が35分のケースがあります。

SPIを受検予定の就活生や転職活動中の社会人の中には35分で問題数は何問出題されるのか気になる人もいるでしょう。

そこで今回はSPIの受検回数=100回を超えるSPIマスターの私カズマがSPIで35分の問題数や出題される問題・35分という時間を有効活用するテクニックについて解説していきます。

ちなみにですが、SPIにはたった3時間の勉強でSPIが通過してしまう勉強法があります。

これさえあれば限りなく少ない努力で内定に大きく近づきます。

これは私が100回以上ものSPI受検を通して生み出した、どの本にも載っていない超コスパの良い究極の勉強法です。

興味のある人はぜひ以下のボタンからその方法をチェックしてみてください。

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SPIで35分の問題数は?

SPIで35分の問題数を知る前に、まずはSPIには以下4つの受検方式があることを理解しておきましょう。

  • テストセンター
  • WEBテスティング
  • インハウスCBT
  • ペーパーテスト

それぞれの詳細は以下の通りです。

【テストセンター】

株式会社リクルートマネジメントソリューションズ(SPIを制作・企業に販売している会社)が用意した会場に行き、会場に設置されているPCからSPIを受検します。

SPIのテストセンターとは何かについて詳しく解説した記事もぜひ参考にしてください。

受検前には本人確認書類を提出しての本人確認が行われ、試験監督官もいるのでカンニングや代行・替え玉受検は絶対にできません。

※SPIの代行・替え玉は犯罪なのでご注意ください。2022年11月には逮捕者も出ています。詳しくはWEBテスト・SPI代行サービスのすべてを解説した記事をご覧ください。

【WEBテスティング】

受検期限内であれば、自分の好きな場所・好きな時間にSPIが受検できます。主に自宅で受検する人が多いですが、図書館やカフェなどでも受検は可能です。

詳しくはSPIのWEBテスティングを完全解説した記事をご覧ください。

【インハウスCBT】

企業の会議室やブースなどに設置されているPCからSPIを受検します。

出題される問題はWEBテスティングと同じです。

【ペーパーテスト】

インハウスCBTと同様に、企業の会議室やブースなどでSPIを受検します。PCからの受検ではなく、ペーパーテストとなります。

以上4つの受検方式のうち、能力検査(言語・非言語)の試験時間が35分なのはWEBテスティング・テストセンター・インハウスCBTの3つです。

ペーパーテストの能力検査(言語・非言語)の試験時間は70分です。35分ではありません。

※詳しくはSPIの試験時間・所要時間について解説した記事をご覧ください。

WEBテスティング・テストセンター・インハウスCBTの各科目における試験時間と出題される問題数は以下の通りです。

テストセンターWEBテスティングインハウスCBT
言語(国語)約40問(約15分)約40問(約15分)約40問(約15分)
非言語(数学)約20問(約20分)約20問(約20分)約20問(約20分)
英語約25問(20分)出題されない出題されない
構造把握約20問(20分)出題されない出題されない

ほとんどの企業では英語と構造把握は出題されないのでご安心ください。

※「SPIの英語はこれで完璧!出題される形式や問題・対策方法などを一挙ご紹介」もぜひ合わせてご覧ください。

言語と非言語で試験時間=35分となります。

問題数としてはWEBテスティング・テストセンター・インハウスCBTのどれも言語=約40問、非言語=約20問です。

なので、すべての問題を解くためには単純計算で言語は1問あたり22.5秒、非言語は1問あたり1分で回答しなければなりません。

SPIはかなり回答スピードが求められるWEBテストなので、事前の対策が必須です。

時間が足りないと感じる受検者が非常に多いのでご注意ください。

※詳しくは「SPIで時間足りない・解き終わらない人がやるべきこととは?適当に回答するのはOK?」をご覧ください。

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【SPI】35分でどんな問題が出題される?

ここからは35分という試験時間の中でどんな問題が出題されるのかについて言語・非言語別にご紹介していきます。

まずは言語(国語)からです。

言語(国語)

SPIの言語(試験時間=約15分)では以下が出題範囲になっています。

SPIの言語対策・頻出分野・練習問題などを完全解説した記事もぜひ参考にしてください。

「○=出題範囲、×=出題範囲ではない」を表しています。

テストセンターWEBテスティング・インハウスCBT
熟語の成り立ち×
二語の関係×
語句の意味×
複数の意味×
文の並び替え
空欄補充
長文読解

本記事ではテストセンター、WEBテスティング(インハウスCBT)に共通している文の並び替えと空欄補充の例題をご紹介します。

【文の並び替えの例題】

A〜Eの語句を以下の1〜5に入れて文の意味が通るようにしたとき、1〜5にあてはまるものをそれぞれ答えなさい。

エジプト人が【1】【2】【3】【4】【5】のは有名な話である。

A:好んでセミの彫刻を作って

B:古代ギリシャ人は幸福の象徴として

C:好んで甲虫のお守りを彫ったように

D:装身具などの装飾にした

E:永遠の命の象徴として

【答え】

1=E、2=C、3=B、4=A、5=D

SPIの文の並び替え問題を解くコツについて解説した記事もぜひ合わせてご覧ください。

【空欄補充の例題】

以下の【 】にあてはまるものを選択肢1〜5の中から1つ選びなさい。

私が小学生の頃、冷戦時代の東ベルリンに住む、熱心や共産主義者の主人公の母親が、新欧米派との抗争に巻き込まれて昏睡状態になってしまう映画を見た。映画の中で、母親は3年後に【 】に生還するが、そのときすでにベルリンの壁は崩壊していた。

  1. 必然的
  2. 合理的
  3. 偶発的
  4. 劇的
  5. 奇跡的

【解答&解説】

1と2は【 】の後ろに続く「生還する」に繋がらないので排除できます。

また、4の劇的=ドラマチックにという意味ですが、それだと文意が繋がりません。

残りは3と5ですが、今回は文章からして「望ましいことが起きる」という意味を含んでいる5・・・(答)が答えとなります。

SPIの空欄補充問題は受検方式で毛色が違う!例題でわかりやすく解説」もぜひ参考にしてください。

非言語(数学)

続いては非言語です。非言語は非常に幅広い分野から問題が出題されるのが特徴です。

※「SPIの非言語(数学)を完全解説!対策方法やできない人でも点数を上げる方法!問題もご紹介」もぜひ合わせてご覧ください。

特によく出る問題としては以下の分野があげられます。

  • 割合と比
  • 場合の数
  • 年齢算
  • 損益算

本記事ではその中でも割と比、場合の数の2つの例題を取り上げます。

【割合と比の例題】

ある会社では社員のうち既婚者は全体の30%を占めていたが、未婚の新人が5人増えたので24%となった。この会社の現在の社員数は何人か求めよ。

【解答&解説】

未婚の新人が5人増える前の社員数をa[人]とおいてみます。

すると、未婚の新人が5人増える前の既婚者の数=0.3a[人]と表すことができますね。

既婚者の割合は未婚の新人が5人増えたことによって24%になったので、

0.3a / (a+5)×100=24という方程式を立てることができます。

式を整理すると、30a=24a+120より6a=120となるのでa=20が求まります。

※方程式の解き方がわからない人は「【SPI】方程式はこの2つだけ絶対覚えよう!例題でわかりやすく解説!練習問題付き」をご覧ください。

よって現在の社員数=20+5=25[人]・・・(答)となります。

SPIの割合と比の解き方とコツについて解説した記事もご用意しているので、ぜひ参考にしてください。

【場合の数の例題】

子供4人と大人3人がいる。この中から子供2人、大人2人の合計4人でリレーのメンバーを作るとき、走る順番は全部で何通りあるか求めよ。

【解答&解説】

子供4人から2人を選ぶ場合、その場合の数=4C2=(4×3)/(2×1)=6[通り]です。

※Cの計算方法がわからない人はSPIの組み合わせの公式と順列との違いをわかりやすく解説した記事をご覧ください。

同様に考えて、大人3人から2人を選ぶ場合、その場合の数=3C2=3[通り]です。

この時点で4人の選び方は6×3=18[通り]あることがわかります。

そして、選んだ4人を順番に並べると、順番が必要なので順列Pの公式を使って、4P4=4×3×2×1=24[通り]です。

18通りある選んだ4人ごとに24通りの順番があるので、答えは18×24=432[通り]・・・(答)となります。

SPIで場合の数は頻出!解き方のコツと出題パターンを完全網羅!練習問題付き」もぜひ合わせてご覧ください。

【SPI】35分で問題解くための有効な時間の使い方

先ほど、すべての問題を解くためには単純計算で言語は1問あたり22.5秒、非言語は1問あたり1分で回答しなければならないと解説しましたが、回答スピードにそこまで自信がない人も多いでしょう。

そんな人は以下の2点を意識してSPIの問題を解いていきましょう。

  1. 前半の問題には時間を目一杯使ってもOK
  2. わからない問題は空欄にして次の問題に行かない。勘で良いので必ず回答する

SPIでは問題1問1問に制限時間が付与されており、その制限時間を過ぎると自動的に次の問題に移ってしまいます。制限時間は最大でも1問あたり2分程度です。

また、SPIでは言語・非言語問わず前半の問題であればあるほどほど難易度が低い傾向にあります。

なので、SPIがあまり得意ではない人は難易度が低い問題が登場しやすい前半の問題には時間を目一杯使ってでも正解を狙いにいくというのが適した戦略となります。

そして、SPIでは何問正解したか?をもとにして採点が行われます。不正解だった問題数は点数に影響しません。

※詳しく知りたい人はSPIの誤謬率について解説した記事をご覧ください。

SPIの言語では選択式の問題が数多く出題されるので、勘で回答しても正解する可能性が十分にあります。

言語・非言語問わず、わからない問題は空欄にして次の問題に移るのではなく、勘でも良いので必ず回答するようにしましょう。

上記2点の詳細は「SPIの平均点は?偏差値や7段階目安・得点目安を完全解説!」にも記載していますので、ぜひ合わせてご覧ください。

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いかがでしたか?

今回はSPIの試験時間35分における問題数や出題される問題の例題、35分の有効な使い方などについて解説していきました。

繰り返しにはなりますが、SPIは回答スピードが非常に求められるWEBテストなので、SPIの対策段階から必ず時間を意識して練習問題を解くようにしてください。

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