SPIで時間足りない・解き終わらない人がやるべきこととは?適当に回答するのはOK?

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SPIを受検したことがある人の多くがSPIは時間が足りない・解き終わらないという感想を持ったのではないでしょうか?

後ほど詳しく解説しますが、SPIは回答時間が非常に短いため、時間足りない・解き終わらない人が非常に多いWEBテスト(適性検査)です。

本記事ではSPIを今までに100回以上受検し、SPIについて日本トップレベルに熟知している私カズマがSPIで時間が足りない・解き終わらない人がやるべきことや回答スピードを上げる方法、適当に回答するのはOKなのか?などについて解説していきます。

SPIを受検予定の就活生や転職活動中の社会人はぜひ最後までご覧ください。

ちなみにですが、SPIにはたった3時間の勉強でSPIが通過してしまう勉強法があります。

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SPIで時間が足りないかどうかはどうやってわかるのか?

まずはSPIを受検したことがない人のために、SPIの受検中、時間が足りないかどうかはどうやってわかるのか?について解説をしていきます。

まず、SPIでは問題1問1問に制限時間が設定されています。後ほど解説しますが、目安としては1問あたり1〜2分程度です。

SPIの受検画面では画面下に制限時間を示すバーが用意されています。

バーのイメージは以下の通りで、時間が経過するごとにバーの色が緑→黄→赤へと変化していきます。

SPIの回答バーのイメージ

バーが一番右の赤になり、数秒が経過すると回答状況に関わらず自動的に次の問題に遷移してしまうのでご注意ください。

次の問題に遷移すると、バーはまた一番左の緑からスタートします。

SPIでは緑の箇所で回答できるのがベストとされています。バーを見ることで、自分が後どれくらいの時間で問題を解かなければいけないか?の目安がわかるというわけです。

そして、SPIの受検画面の右上には以下のような時計マークも用意されています。時計マークを見ることで、自分が全体のうちのどれくらいの問題を回答したのか?と経過した時間がわかります。

SPIの時計マークのイメージ

時計でいうところの12時の時点をスタートとし、回答した問題が増えるごとに上記画像の黄色の箇所が増えていきます。

また、時間が経過するごとに青の箇所が増えていきます。青の箇所が上記画像の右のように1周してしまうと試験終了です。

つまり、青の箇所が1周するまでに黄色の箇所が1周できれば、時間内にすべての問題を解くことができたということになります。

SPIは時間が足りない・解き終わらないという声は多い!141人にアンケート調査

受検中の時間確認方法がわかったところで、ここからはSPIは時間が足りない・解き終わらないという人はどれくらいいるのか?について解説していきます。

SPIを受検したことがある就活生・転職活動中の社会人の合計141人にSPIの回答時間に関するアンケートを取ったところ、結果は以下のようになりました。

SPIの回答時間に関するアンケート結果
調査対象=就活生・転職活動中の社会人141人

約70%近くの人がSPIの回答時間は短い・短すぎると感じていました。

SPIで時間が足りない・解き終わらないと感じるのは至って普通のことなので、まずその点はご安心いただければと思います。

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SPIで時間が足りない・解き終わらない理由と解決策

SPIで時間が足りない・解き終わらない人はなぜそのような状況に陥ってしまっているのか?の分析を行うことが重要です。原因がわかれば、改善に向けた対策が可能になります。

SPIで時間が足りない・解き終わらない理由としては主に以下の5つがあげられます。

  1. 問題文の意味を把握するのに時間がかかる
  2. 問題の解き方を思いつくまでに時間がかかる
  3. (非言語の場合)計算スピードが遅い
  4. わからない・難易度の高い問題にまで時間をかけている
  5. 時間配分をあらかじめ決めていない

それぞれ順番に解説していきます。

1:問題文の意味を把握するのに時間がかかる

1つ目は問題文の意味を把握するのに時間がかかってしまっているパターンです。

これはSPIの言語や非言語の推論(WEBテスティング)でよく見られる現象です。

SPIの言語は問題のパターンが決まっているので、予め問題文の意味を把握してから本番の受検に臨むことをおすすめします。

言語だとWEBテスティングの場合は熟語の成り立ち、テストセンターだと二語の関係の問題文の意味を把握するのに時間がかかる人が多いので、必ず事前に問題をチェックするようにしておきましょう。

それぞれの例題は以下の通りです。

【熟語の成り立ちの例題】

以下の熟語の成り立ち方としてあてはまるものを選択肢1から5の中から1つずつ選びなさい。

(1)早速

(2)主従

  1. 似た意味を持つ漢字を重ねる
  2. 反対の意味を持つ漢字を重ねる
  3. 動詞の後に目的語をおく
  4. 1〜3のどれにもあてはまらない

【解答&解説】

(1)「早速」は分解して「早い」「速い」と読むことができます。よって、正解は1・・・(答)です。

(2)「主」と「従」は反対の意味を持つ漢字です。よって、答えは2・・・(答)です。

※「SPIの熟語の成り立ちとは?例題で解説&必ず覚えておくべきことをご紹介」もぜひ参考にしてください。

【二語の関係の例題】

太字で示された二語の関係を考え、同じ関係になるように【 】にあてはまる言葉を選びなさい。

動転:狼狽

驚愕:【 】

  1. 辟易
  2. 失意
  3. 脱帽
  4. 仰天
  5. 平静

【解答&解説】

「動転」と「狼狽」は同義語です。「驚愕」の同義語は4・・・(答)の「仰天」です。

※「【SPI】二語の関係の練習問題50問!詳しい解答&解説付き」もぜひ参考にしてください。

また、非言語の推論(WEBテスティング)は特に問題文の意味をそもそも把握できない人が多いです。

例題は以下の通りです。

【推論の例題】

以下について、ア・イの情報のうち、どれがあれば[問い]の答えがわかるかを考え、選択肢1〜5の中から正しいものを1つ選び、答えなさい。

異なる3つの自然数X、Y、Zがあり、XとYの差は8で、YとZの差は13である。

[問い]XとZの差はいくつか。

ア:最も小さい数はXである。

イ:2番目に小さい数はYである。

  1. アだけでわかるが、イだけではわからない
  2. イだけでわかるが、アだけではわからない
  3. アとイの両方でわかるが、片方だけではわからない
  4. アだけでも、イだけでもわかる
  5. アとイの両方があってもわからない

【解答&解説】

アかイの片方だけで、XとZの差が決まるかを考えます。

ア:最も小さい数がXなら、YはXより8大きいです。ZもYより13大きいです(ZがYより13小さいと最小になってしまうため)XとZの差は8+13=21と決まります。

イ:2番目に小さい数がYなら、「X>Y>Z」か「Z>Y>X」の順です。どちらのときも、XとZの差は8+13=21と決まります。

よって、答えは4・・・(答)となります。

※「SPIの推論とは?すべてがわかる!時間足りない・苦手な人向けの対策方法も解説」という記事もぜひ合わせてご覧ください。

2:問題の解き方を思いつくまでに時間がかかる

2つ目は問題の解き方を思いつくまでに時間がかかるというパターンです。

これは単純にSPIの勉強・対策不足が原因です。SPIの能力検査では中学・高校で学習する基本的な内容 をもとにした問題が出題されます。

なので、問題自体の難易度はそこまで高くありません。

現在はSPIの対策本や問題集などが書店で数多く販売されていますので、SPIを受検するまでにたくさんの問題をこなすのが良いでしょう。

おすすめのWEBテスティングの問題集をランキング形式でご紹介した記事もぜひ参考にしてください。

SPIの勉強するときの注意点は出題頻度が高いかつ難易度が低い分野の問題から勉強・対策をすることです。

出題頻度が高いかつ難易度が低い分野の問題は最も勉強のコスパがいいので、得点に結びつけやすいです。

ちなみにですが、SPIにはたった3時間の勉強でSPIが通過してしまう勉強法があります。

これさえあれば限りなく少ない努力で内定に大きく近づきます。

これは私が100回以上ものSPI受検を通して生み出した、どの本にも載っていない超コスパの良い究極の勉強法です。

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3:(非言語の場合)計算スピードが遅い

SPIでは言語よりも非言語の方が時間が足りないと感じている人が多くいます。

非言語の場合、答えを導く過程で必要な計算のスピードが遅いとどうしても時間が足りないと感じやすいです。

WEBテスティングでは電卓の使用が認められているため、計算自体にてこずる人は少ないですが、テストセンターの場合は電卓の使用が認められておらず、自力で計算を行う必要があります。

SPIで電卓・計算機を使えるケースについて詳しく解説した記事もぜひ参考にしてください。

なので、テストセンターでSPIを受検予定の人は計算スピードも事前に早めておけるとベストです。

SPIの対策本や参考書とは別に計算問題がたくさん掲載された問題集を購入し、計算スピードをアップさせるのもおすすめです。

SPIのおすすめ問題集・参考書をご紹介した記事もぜひ参考にしてください。

ちなみにですが、SPIでは計算問題(例「52+6×34-19を計算せよ」など) は出題されませんのでご注意ください。

詳しくは「SPIで計算問題(四則演算)は出題されない!四則演算が出題されるWEBテストは?」をご覧ください。

4:わからない・難易度の高い問題にまで時間をかけている

どの問題を難しいと感じるかは当然人によって違います。

SPIでは「解き方が一向に思いつかない」と感じた場合は勇気を出してすぐ次の問題に移ることも重要です。

わからない問題にギリギリまで時間を使ってしまい、わかる問題や難易度が低い問題を解く時間がなくなってしまうのは非常にもったいないです。

SPIでは後半のほうに難易度が低い問題が用意されているケースもあるので、問題自体をスキップするという選択肢も常に頭の中に入れておきましょう。

5:時間配分をあらかじめ決めていない

上記でも解説した通り、SPIの受検画面の右上には回答した問題の割合と経過時間がわかる時計マークが設置されています。

回答した問題の割合の進捗と経過時間の進捗が一致していれば、ほぼぴったりのペースで問題を解き進められているということになります。

回答した問題の割合の進捗が経過時間よりも大幅に少ない場合は、 問題を解くペースが遅いということになってしまいます。

時計マークの存在をすっかり忘れてしまい、時間配分がうまくいかず得点が取れない人も多いので、SPIを受検するときは常に右上の時計マークを意識しながら問題を解くことが重要です。

SPIの回答時間の目安

SPIには4つの受検方式(WEBテスティング、テストセンター、インハウスCBT、ペーパーテスト)がありますが、すべての受検方式において、制限時間内にすべての問題を解くためには1問あたり1分程度で回答しなければなりません。

※4つの詳しい違いについては「SPIはなんの略?様々な受検方式やSPI-G、SPI-U、SPI-Nとは?」をご覧ください。

WEBテスティング、テストセンター、インハウスCBTの制限時間は言語が約15分・非言語が約20分となっています。

SPIのテストセンターとは何かについて詳しく解説した記事もぜひ参考にしてください。

出題される問題数は、制限時間内にすべての問題を解いた場合、言語は約40問、非言語は約20問の問題となっています。

なので、すべての問題を解こうと思うと、単純計算で言語は1問あたり20秒程度、非言語は1問あたり1分程度で回答しなけばなりません。

しかし、上記でご紹介した回答バーは赤色になるまで2分程度かかるので、1問あたり2分程度までなら時間はかけられます。

ペーパーテストの制限時間は言語が30分、非言語が40分です。

出題される問題数は言語が約40問、非言語が約30問となっています。ペーパーテストなので、どの問題から解いても問題ありません。

SPIのペーパーテストを完全解説した記事もぜひ参考にしてください。

すべての問題を解くには単純計算で言語は1問あたり45秒程度、非言語は1問あたり1分20秒程度で回答する必要があります。

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SPIで時間が足りない・解き終わらないを防ぐために日頃からできること

SPI対策のために参考書や問題集を購入している人も多いかと思いますが、SPIを受検予定の人は1問あたり1分程度を目安に問題を解く癖をつけておくことをオススメします。

SPIでは問題1問1問に制限時間が付与されているので「時間があれば解ける」という状態では全く意味がありません。

常日頃から1問あたり1分程度で解くということを意識しておけば、その感覚を持ったまま本番に臨むことができ、 時間配分を失敗してしまうリスクを防ぐことができます。

SPIで多くの人が時間が足りない・解き終わらないと感じる問題

SPIでは様々な種類の問題が出題されますが、その中でも多くの人が時間が足りない・解き終わらないと感じる問題がいくつかあるので、それを言語・非言語別にご紹介していきます。

言語

言語で多くの人が時間が足りない・解き終わらないと感じる問題は文の並び替えと長文読解です。

文の並び替えは選択肢の4つの文を並べて、1つの意味の通る文章を作る問題です。苦手な人も多いので事前の対策は必須です。

例題は以下です。

【例題】

文中のアからエの空欄に1から4の語句を入れて文章を完成させるとき、最も適切な組み合わせを答えなさい。

初冠雪とは、その年の最高気温を【ア】【イ】【ウ】【エ】重要な指標となっている。

  1. 積もった状態になることを指し
  2. 初めて山頂部に雪が
  3. 観測した日より後に
  4. 冬の訪れを推し量る

【解答&解説】

文頭の「その年の最高気温を」の次に意味が通るのは「観測した」とある3です。

3の文末につながりそうなのは1と4です。この時点ではどちらが入るかわからないので、3を除く選択肢同士でつながりを考えます。

1と2は「山頂部に雪が」「積もった状態になることを指し」という内容から、2→1となることが推測できます。

これをイウに入れてアに入った3につなげると、ア〜ウまでで「初冠雪」の状態の説明になることがわかります。

残った4はエに入ります。

よって、答えはア=3、イ=2、ウ1=、エ=4・・・(答)となります。

※「SPIの文の並び替え問題を解くコツは?練習問題もご用意しました」もぜひ参考にしてください。

長文読解はその名の通り与えられた長文を読み、用意された問題に回答していく問題です。例題は以下です。

【例題】

資源は鉱物資源と生物資源とに大きく分けられる。【A】石油や鉄のような鉱物資源には資源を再生産する能力がないので、それらを人類が利用すれば資源の量は減少し、やがて消滅する危険が迫ることになる。それ故に、鉱物資源の利用を節約したり、利用しないままにしたりするような方策は、われわれの子孫が将来それらを利用する可能性を残す意味で大切である。また、鉱物資源は利用しないでおいても、よほどの天変地異がない限り、将来もそのままの状態で残るはずである。【B】これに対して、生物資源は、再生産・成長・自然死亡という鉱物資源にはない特性をもっているので、その再生産能力の範囲内で資源を利用し続けたとしても、資源が減少することはない。したがって、生物資源を利用しないでおくことはもったいないことであり、これを保護することが将来の利用に備えることにはならない。【C】しかし、生物資源はそれを取りまく生物環境、非生物環境および生物資源を利用する漁業などの産業の影響を受け、同時にそれらに影響を与えながら存在する。【D】

出典:『クジラと日本人』大隅清治、岩波書店

(1)次の一文を挿入するのに最も適切な場所を、文中の【A】から【D】から選びなさい。

つまり、生物資源は環境の影響を受けやすく、十分にその環境を管理しないと資源に変動を来すことになる。

(2)次の文は、本文の要旨である。【 】に入る語句を文中から5文字以内で抜き出しなさい。

生物資源は鉱物資源とは異なり、【 】をもつ。

(3)文中で述べられていることから判断して、次のア・イの正誤を答えなさい。

ア:鉱物資源を利用しないでおくことに意味はない。

イ:生物資源は漁業などの産業と相互に影響を与え合っている。

  1. アもイも正しい
  2. アは正しいが、イは誤り
  3. アは誤りだが、イは正しい
  4. アもイも誤り

【解答&解説】

(1)正解はD・・・(答)です。

「つまり」は前の文を受けて説明や要約をするときの接続詞です。

Dに挿入すると、挿入する文の「生物資源は環境の影響を受けやすく」がDの前の「生物資源はそれを取りまく(略)影響を受け」の要約になります。

(2)生物の特性は「再生産・成長・自然死亡」です。しかし、これらはどれも、そのまま空欄に入れることはできません。

「再生産」の言い換えとして、「再生能力」であれば「再生能力をもつ」となり、意味が通ります。

よって、答えは再生能力・・・(答)です。

(3)ア=本文に「鉱物資源の利用を節約したり、利用しないままにしたりするような方策は、われわれの子孫が将来それらを利用する可能性を残す意味で大切」とあります。鉱物資源を利用しないておくことに意味はあるので、誤りです。

イ=本文に「生物資源はそれを取りまく生物環境、非生物環境および生物資源を利用する漁業などの産業の影響を受け、同時にそれらに影響を与えながら存在する」は「生物資源は漁業などの産業と相互に影響を与え合っている」ので、正しいです。

よって、正解は3・・・(答)です。

SPIは制限時間が短いので、いかに素早く長文を読めるかがポイントになります。

【SPI】言語の長文読解とは?例題で解説!コツは?長文なしはやばい?」もぜひ参考にしてください。

非言語

非言語で多くの人が時間が足りない・解き終わらないと感じる問題は図表の読み取りと推論です。

図表の読み取りは図や表に記載されている情報をもとに、与えられた問に対して回答する問題です。

例題は以下です。

【例題】

以下の表はある飲食チェーン店の創業3年目から5年目までの3年間の売上状況を示したものである。なお、客単価=売上高÷客数で計算できるものとする。

3年目4年目5年目
売上高[万円]1716020592
売上高前年比176%120%120%
客数[千人]240264330
客数前年比160%110%125%
客単価[円]715780
客単価前年比110%109%96%

(1)この飲食チェーン店の2年目の売上高は何万円だったか求めよ。

(2)以下の1〜3のうち、正しいものはどれか。あてはまるものをすべて選びなさい。

  1. 5年目の客単価は3年目より高い
  2. 5年目の3年目に対する売上高の増加率は42%である
  3. 3年目から5年目までの客数合計に占める3年目の割合は25%以上である

【解答&解説】

(1)17160÷1.76=9750[万円]・・・(答)

(2)1から順番にチェックしていきます。

1=3年目を1として、4・5年目の客単価前年比を掛け算します。答えが1よりも大きければ、5年目の客単価は3年目よりも高いことになります。

1×1.09×0.96=1.04・・・より、1は正しいことがわかります。

2=3年目を1として、4・5年目の売上高前年比を掛け算し、増加率が42%か確認します。

1×1.2×1.2=1.44より、増加率は44%となります。よって、イは誤りです。

3=客数について「3年目÷3〜5年目の合計」を計算し、25%以上か確認します。

240÷(240+264+330)=0.287・・・より、25%以上です。

よって、3は正しいです。

以上より、答えは1・3・・・(答)となります。

※「SPIの図表の読み取りは対策必須!必ず覚えておくべき知識をご紹介します」もぜひ参考にしてください。

推論は与えられた情報からどんなことが推論(=推測)できるかを考える問題です。

選択肢の中から回答を選ぶ形式なので、勘で回答しても正解するケースもあります。

推論はSPIの中で最も難易度が高いと言われているので、必ず事前に対策しておきましょう。

SPIの推論問題の例題とコツについて解説した記事もご用意しているので、ぜひ参考にしてください。

SPIで時間が足りない場合は適当に回答してOK?

「SPIで時間が足りない場合は適当に回答していいのか」という疑問を持っている人も多いのではないでしょうか。

結論から述べますと適当に(=勘で)回答した方が良いです。SPIでは正解した問題数をもとに点数が出力されます。

不正解だった問題の数は点数には考慮されていません。

なので、時間が足りない・わからない問題があった場合は適当に・勘で回答することをおすすめします。

特に、SPIでは選択式の問題もいくつか用意されているので(言語はほとんどが選択式の問題)、勘で回答して正解する可能性も十分にあります。

詳しく知りたい人はSPIの誤謬率について解説した記事をご覧ください。

SPIでWEBテスティングよりもテストセンターの方が時間が足りないと感じる理由

SPIではWEBテスティングよりもテストセンターの方が圧倒的に時間が足りないと感じる人が多いです。

理由としては先ほども解説しましたが、WEBテスティングでは電卓の使用が認められているのに対し、テストセンターでは電卓の使用が認められていないからです。

SPIのWEBテスティングを完全解説した記事もぜひ合わせてご覧ください。

しかし、WEBテスティングとテストセンターは試験時間も問題数もほぼ同じなので、テストセンターの方が時間が足りないと感じる人が多いわけです。

※WEBテスティング・テストセンターともにメモ用紙(計算用紙)の使用は認められています。詳しくは「SPIでメモ用紙・計算用紙は使用できる?使い方のコツもご紹介」をご覧ください。

テストセンターでSPIを受検予定の就活生や転職活動中の社会人はSPIの対策本や問題集で問題を解くときも電卓を使わず、自力で計算して答えを出す練習を日頃からやっておきましょう。

SPIの性格検査で時間が足りない・解き終わらないケースはある?

SPIには能力検査だけではなく性格検査も用意されていますが、性格検査で時間が足りない・解き終わらないというケースはあるのでしょうか。

※「SPIの性格検査を例題で完全解説!対策は不要?落ちることもある?無料診断サイトもご紹介」もぜひ合わせてご覧ください。

結論から述べますと、性格検査で時間が足りない・解き終わらないという人はほとんどいません。

SPIの性格検査の制限時間は30〜40分で問題数は約300問です。

つまり、1分で10問程度の質問に回答しなければなりませんが、SPIの性格検査は深く考えすぎず、直感に従って回答することが求められるので、1分で10問程度の質問に回答するのは全然難しくありません。

SPIの受検に不慣れで性格検査が解き終わらなかった場合は再受検になる可能性があるので注意しましょう。

解き終わらなかった問題が数問程度であれば再受検になる可能性は低いですが、解き終わらなかった問題がたくさんあると受検者の性格や思考性を正確に判断することが難しくなるため、再受検になる可能性が高くなります。

再受検になると当然、企業からは悪い印象を持たれてしまうので、再受検にならないためにSPIの性格検査は素早く回答することを心がけましょう。

SPI・WEBテストが再受験になるケース5つをご紹介した記事もぜひ参考にしてください。

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いかがでしたか?

今回はSPIで時間足りない・解き終わらない理由や対策方法などについて解説していきました。

SPIは数多くあるWEBテストの中でも特に問題を解くスピードが要求されるテストです。初めてSPIを解く場合は難しいと感じる人も多いので、必ず事前に勉強・対策をしておきましょう。

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