SPI-G(=SPI)のWEBテスティングを受検予定の就活生や転職活動中の社会人は模擬試験(テスト)を一度は受検しておくべきでしょう。
「SPIの模擬試験(模試)を受けられるWEBサイト5選!全部無料!特徴もご紹介」でもご紹介している通り、ネットではWEBテスティングの模擬試験が受検できるサイトがいくつかありますが、正直言うと本番のWEBテスティングの難易度とは少しかけ離れたサイトも多いです。
※本記事の筆者は今までにSPIを100回以上も受検しているので、SPIおよびWEBテスティングの難易度については熟知しています。
そこで今回は本番のWEBテスティングの難易度に近い模擬試験をご用意しました。
問題ごとに制限時間も付与しているので、就活生や転職活動中の社会人はぜひチャレンジしてみてください。
ちなみにですが、たった3時間の勉強でWEBテスティングが通過してしまう勉強法があります。
これさえあれば限りなく少ない努力で内定に大きく近づきます。
これは私が100回以上ものSPI受検を通して生み出した、どの本にも載っていない超コスパの良い究極の勉強法です。
興味のある人はぜひ以下のボタンからその方法をチェックしてみてください。
【SPI-G】WEBテスティングの模擬試験(テスト)を受検する前に
WEBテスティングの模擬試験(テスト)を受検する前に前提となる知識などをご紹介しておきます。
SPI-Gとは何か
SPI-Gは一般的に中途採用向けのSPIのことですが、出題される問題は高卒でも就活でも同じです。
昔はSPI-GだけでなくSPI-Uなど様々な種類があって出題される問題も違っていたのですが、今はすべての種類で同じ問題が出題されるので気にしなくて良いです。
※「SPIとは?対策方法や問題・例題をすべて紹介!適性検査SPIはこれで完璧だ!」もぜひ合わせてご覧ください。
WEBテスティングでは制限時間がある
WEBテスティングの能力検査では言語・非言語の2科目が用意されています。
※SPIのWEBテスティングとは何かについて完全解説した記事もぜひ参考にしてください。
言語=国語、非言語=数学のことです。
試験時間は言語=約15分、非言語=約20分です。
WEBテスティングでは問題1問1問に制限時間が設定されているのでご注意ください。
制限時間を超えてしまうと自動的に次の問題に進んでしまいます。
WEBテスティングの制限時間については「SPIで65分はWEBテスティング!例題や内容・問題数なども徹底解説!」で詳しく解説しているので、興味がある人はぜひ参考にしてください。
WEBテスティングで出題される問題はあらかじめ決まっている
SPIにはテストセンターという受検方式もありますが、テストセンターでは受検者の正答率によって出題される問題が変わります。
※SPIのテストセンターとは何かについて詳しく解説した記事もぜひ参考にしてください。
正解数が多い受検者には難しい問題が多く出題されるようになり、不正解が多い受検者には難易度が低い問題が多く出題されるようになります。
しかし、WEBテスティングにはそのような仕組みは組み込まれていません。
WEBテスティングはテストセンターと違ってあらかじめ用意された問題に回答していくだけです。
詳しくは「WEBテスティングは難易度・問題が変わる?問題は同じ?結論は同じです」で解説しているので、興味がある人はぜひ参考にしてください。
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【SPI-G】WEBテスティングの模擬試験(テスト)
では、いよいよWEBテスティングの模擬試験(テスト)を解いてみましょう。
まずは言語からですが、試験時間は15分です。
問題数・問題の難易度は本番のWEBテスティングとほぼ同じです。
問題ごとの制限時間も記載しているので、時間を測りながら解いてみてください。
言語
※SPIの言語対策・頻出分野・練習問題などを完全解説した記事もぜひ参考にしてください。
【問題1】制限時間=1分30秒、理想=30秒
以下5つの熟語の成り立ち方としてあてはまるものを選択肢1〜4の中から1つずつ選びなさい。
(1)永久
(2)往復
(3)在宅
(4)年長
(5)豊富
- 反対の意味をもつ漢字を重ねる
- 前の漢字が後の漢字を修飾する
- 動詞の後に目的語をおく
- 1〜3のどれにもあてはまらない
【問題2】制限時間=1分30秒、理想=30秒
以下5つの熟語の成り立ち方としてあてはまるものを選択肢1〜4の中から1つずつ選びなさい。
(1)延命
(2)円安
(3)絵画
(4)暗示
(5)緩急
- 似た意味をもつ漢字を重ねる
- 主語と述語の関係にある
- 動詞の後に目的語をおく
- 1〜3のどれにもあてはまらない
【問題3】制限時間=1分30秒、理想=30秒
以下5つの熟語の成り立ち方としてあてはまるものを選択肢1〜4の中から1つずつ選びなさい。
(1)鶏卵
(2)渡米
(3)地震
(4)犠牲
(5)真偽
- 似た意味をもつ漢字を重ねる
- 反対の意味をもつ漢字を重ねる
- 主語と述語の関係にある
- 1〜3のどれにもあてはまらない
【問題4】制限時間=2分、理想=1分
以下3つの文を完成させるために、A〜Eの中から最もつながりのよいものを1つずつ選びなさい。ただし、同じ選択肢を重複して使うことはできないものとする。
- 【 】、全く雨が降らない日の頻度も多くの地域で増加すると予想されている。
- 【 】、従来 安全と考えられてきた対策が通用しなくなってきている。
- 【 】、これを受け止める我が国の脆弱性の変化を考慮する必要がある。
A:想定をはるかに上回る豪雨や落雷の高頻度化により
B:受ける被害は外力の強さのみに依存するものではなく
C:強い台風の発生数、台風の最大強度、最大強度時の降水強度は
D:気候変動がもたらす災害の激甚化に備えるための
E:短時間に降る強い雨の頻度が全地域で増加する一方で
【問題5】制限時間=2分、理想=1分
以下3つの文を完成させるために、A〜Eの中から最もつながりのよいものを1つずつ選びなさい。ただし、同じ選択肢を重複して使うことはできないものとする。
- 加齢を自然に受け入れるというと、【 】
- 刻々と進む研究が最終的に目指すのは、【 】
- 装置を脳に埋め込み、【 】
A:もしかしたら医療技術の進歩に揺さぶられるかもしれない
B:記憶力を強化する実験が行われている
C:なぜか穏やかに聞こえる
D:「脱・老化」ではなく「抗・老化」である
E:今後さらに注目されるだろう
【問題6】制限時間=2分、理想=1分
以下3つの文を完成させるために、A〜Eの中から最もつながりのよいものを1つずつ選びなさい。ただし、同じ選択肢を重複して使うことはできないものとする。
- 机の上ではとっつきにくかった1冊が、【 】
- 学校の長期休暇のときに使える青春18きっぷを手に、【 】
- 読書週間は秋だが、【 】
A:新鮮な感じがしてくる
B:静かな図書館に持ち込むとやさしく語りかけてくる
C:本を読むための旅に出る
D:本は読む場所によって表情を変える
E:その他の季節も本に親しむのにふさわしいと感じるのはなぜだろう
【問題7】制限時間=2分、理想=1分
以下の文中のア〜エの空欄に1〜4の語句を入れて文を完成させるとき、最も適切な組み合わせを答えなさい。
新卒の社会人において、【ア】【イ】【ウ】【エ】ついてきます。
- スキルは自然と
- 悩む人は多いですが
- 仕事に対するスタンスがしっかりとしていれば
- スキル不足で
【問題8】制限時間=2分、理想=1分
以下の文中のア〜エの空欄に1〜4の語句を入れて文を完成させるとき、最も適切な組み合わせを答えなさい。
その真剣な【ア】【イ】【ウ】【エ】することはできません。
- 正しい考え方をしようとも
- いかにスキルが高くて
- 思いや情熱がなければ
- 人生を実りのあるものに
【問題9】制限時間=2分、理想=1分
以下の文中のア〜エの空欄に1〜4の語句を入れて文を完成させるとき、最も適切な組み合わせを答えなさい。
限られた人的リソースを【ア】【イ】【ウ】【エ】不可欠であると人事部長が言っている。
- グローバルに一元管理された
- 適材適所で
- 人材管理システムが
- 最大限活用するためには
【問題10】制限時間=2分、理想=30秒
以下の文中のア〜ウに入れるのに最適な語を1〜3の中から1つずつ選びなさい。ただし、それぞれの語は1回しか使えないものとする。
インフォーマル・セクターで働く人たちは工場や事務所などの【ア】安定したフォーマル・セクターの仕事がないかと【イ】 探し求めている。しかし、そうした機会は【ウ】空きができたとしても、ほとんどコネ採用で埋められてしまうのが現実である。
- 仮に
- 絶えず
- 相対的に
【問題11】制限時間=2分、理想=30秒
以下の文中のア〜ウに入れるのに最適な語を1〜3の中から1つずつ選びなさい。ただし、それぞれの語は1回しか使えないものとする。
敗戦直後の日本国民の衛生状態は【ア】、ひどいものだった。風呂やシャワーがない家庭も多く、医薬品もほとんど販売されていなかった。【イ】、食べ物もろくに食べていないとあって、【ウ】、体の免疫力が極端に落ちていたと言われている。
- これもまた
- 当然ながら
- しかも
【問題12】制限時間=2分、理想=30秒
以下の文中のア〜ウに入れるのに最適な語を1〜3の中から1つずつ選びなさい。ただし、それぞれの語は1回しか使えないものとする。
SNSを通じたコミュニケーションでは相手に合わせて自分の都合のいいところだけを見せることが可能なので、【ア】がしやすいといえる。また、匿名性が保たれており、対面場面よりも内面的なことが出てきやすいため【イ】も促進されやすいといわれている。場合によっては相手との距離感や地位関係によって【ウ】することで対人関係に配慮する場合もある。
- 自己開示
- 自己呈示
- 自己卑下
【問題13】制限時間=3分、理想=2分
以下の文章を読んで3つの問いに答えなさい。
室内の移動において足を強く踏みしめて歩くと家が傷むし、無作法とされた。【a】足を滑らせるように歩くのが作法に適っていたのも、住居の構造によるところが大きい。ところで日本古来の相撲、剣道の基本動作はすり足という足の運びであり、地面を摺るように動く。また「ナンバ走り」という、日本古来の走法がある。これは手足の動きが左右同時で、忍者走りともいわれ、江戸時代の長距離の飛脚に向いていた。さらに能や狂言の動作も摺り足、日本舞踊も同様である。【b】逆に飛び跳ねることを「軽
はずみ」と称して、不安定さや【 】とみなした。【c】ところがヨーロッパのダンス、フィギュアスケート、体操競技の回転運動、走り高跳び、棒高跳びでは、地面から離れた回転や跳躍運動が動作の中心となる。またふだん歩く際にも、足を上下に動かして、踏みしめるような動作をみせるが、それは階段を上下する運動から生まれたものに他ならなかった。たとえば軍隊やかってのナチスの行進における足を上げる独特の歩行は、上下を意識し、エネルギッシュで躍動的な印象を与える。【d】 このように生活文化の差が多方面の行動をも規定していたことがわかる。
出典:浜本隆志『「窓」の思想史 日本とヨーロッパの建築表象論』
(1)以下の一文を挿入するのに最も適切な場所は文中の【a】〜【d】のうちどこか。
これらはもともと農耕文化における動作に由来すると想定でき、日本文化の水平を旨としていた本質がここにある。
(2)文中の【 】に入れる言葉として、適切なものは以下の1〜4のうちどれか。
- 不自由
- 快楽
- 躍動的
- 軽薄
(3)文中で述べられていることから判断して、以下のア・イの正誤を選択肢1〜4の中から1つ選びなさい。
ア:忍者走りは江戸時代から始まった。
イ:軍隊の独特な歩き方は意図的に行われているものである。
- アもイも正しい
- アは正しいがイは誤り
- アは誤りだがイは正しい
- アもイも誤り
【問題14】制限時間=3分、理想=2分
以下の文章を読んで3つの問いに答えなさい。
時間は二面性を持つ。常に同じ速度で流れる「時計時間」(クロック・タイム)は量的・客観的である。【a】人間が生理的・心理的に感じとる「適時時間」(タイムリー・タイム)は、質的・主観的性質が強い。前者は規則的だが後者は不規則で可逆的でさえある。【b】資本主義の伝統的な生産方式は、ひたすら時計時間を軸に発展してきた。【c】一方で判断を伴う戦路は、ここぞと思うタイミングを感知する適時時間の世界である。【d】ある会社では、経営陣が特定の議題を設けない「朝会」を毎日行なっている。出席者は自然体でこの会に臨み、即興的に議論し創発されて、課題を共有化することで素早い経営判断・行動が可能になる。時計時間の無駄に見えることも、適時時間で経営効率を支えている。米国で生まれた科学的時間管理法は、時計時間の削減に傾斜しすぎて人間の創造性を軽視していた。創造のエネルギーは時計時間の発想だけでは生まれない。時計時間で足腰を扱えつつ、適時時間の場を組み込みながら、知を総動員する経営が求められる。そろそろ【 】の呪縛から逃れるべき時が来ている。
出典:野中郁次郎「タイムリー・タイム」
(1)以下の一文を挿入するのに最も適切な場所は文中の【a】〜【d】のうちどこか。
ジャズや演劇に見られる即興は、適時時間の典型である。
(2)文中の【 】に入れる言葉を文中から4文字で抜き出しなさい。
(3)文中で述べられていることから判断して、以下のア・イの正誤を選択肢1〜4の中から1つ選びなさい。
ア:時計時間の削減が人間の創造性を高める。
イ:時計時間の無駄に見えるものは経営にとっても無駄である。
- アもイも正しい
- アは正しいがイは誤り
- アは誤りだがイは正しい
- アもイも誤り
【問題15】制限時間=2分、理想=30秒
文中の空欄に入れる語句として最適なものを選択肢1〜4の中から1つ選びなさい。
コロナ対策で「兵力の逐次投入」との批判をよく耳にする。旧日本軍はガダルカナル戦略などで強力な米軍に対し兵力を小出しにして次々に撃破された。中途半端な策を小出しにするのは兵法では禁物とされる。旧日本軍も「戦闘を実施するにあたり【 】
- 所要充たざる兵力を逐次に使用するは大いなる過失に属す」と戒めてはいた
- 所要充たざる兵力を逐次に使用するは可能である」と認めてはいた
- 所要充たざる兵力を逐次に使用するは不可能である」と諦めてはいた
- 所要充たざる兵力を逐次に使用するは我が国の戦法である」と自負はしていた
【問題16】制限時間=2分、理想=30秒
文中の空欄に入れる語句として最適なものを選択肢1〜4の中から1つ選びなさい。
以前から企業の合併や買収が頻繁に行われていた米国では、社員同士のコミュニケーションを向上させることが特に重要視されてきました。これが上手くいけばもちろん企業の業績向上につながりますし、逆にうまくいかないと、【 】、不祥事が起こるきっかけにもなりかねません。
- 企業の業績がさらに悪化する事態を招き
- 単に働きづらいというような問題が起きるだけでなく
- これまでに築かれてきたお客様からの信頼を失い
- 競合他社に遅れをとるうえに
【問題17】制限時間=2分、理想=30秒
文中の空欄に入れる語句として最適なものを選択肢1〜4の中から1つ選びなさい。
プロスポーツはどちらが勝つのかを予想しながら観戦・応援することに楽しみがある。つまり、プロスポーツにおいては対戦相手がいないとスポーツ観戦というサービスを売ることができない。プロスポーツ産業におけるこの極めて単純な事実がプロスポーツのチームを【 】要因になっている。
- 利益最大化が目的の競争企業に分類する
- 慢性的な赤字経営に落とし入れる
- 直ちに勝利至上主義へと導く
- 一般的な株式会社と単純に同一視できない
【問題18】制限時間=2分、理想=30秒
近年流行している「シェア」という言葉について考えてみよう。例えば「貸したい」「借りたい」という情報と「売りたい」「買いたい」という情報がネット上でうまく共有されれば、消費者同士の貸し借り、売り買いを促進することが可能になる。例えば、使わなくなった子供の洋服を遠くにいる必要な誰かに売ったり、余っている部屋や家を空ける一定の間、ホテルの代わりに安く泊まりたいと思っている人に貸したり、【 】
- 見知らぬ人同士のマッチングが簡単に行える
- ネット取引が対面取引を凌駕すると予想される
- インターネットで消費生活すべてが行えるようになった
- ネット取引が対面取引よりも便利になっている
非言語(数学)
【問題1】制限時間=2分、理想=1分
現在AさんはBさんよりも22歳若く、6年後にはAさんの年齢はBさんの年齢の1/3になる。このとき、現在のAさんの年齢を求めよ。
【問題2】制限時間=2分、理想=1分
ある大学のサークルには全部で80人の学生が在籍しており、男女比は5:3である。また、他大学の学生が12人在籍していることがわかっている。このとき、このサークルに在籍する他大学ではない女子学生は少なくとも何人いるか求めよ。
【問題3】制限時間=2分、理想=1分
昨年、A社の社員数は300人だった。今年は外国人の社員が40%増え、日本人の社員が10%減ったので、全体では社員が5人増えた。このとき、今年のA社の外国人の社員数を求めよ。
【問題4】制限時間=2分、理想=1分
和が31になる3つの自然数P、Q、Rがある。この3つの自然数について以下2つのことがわかっている。
- P×Q=24である
- R=3.5×Qである
このとき、Rの値を求めよ。
【問題5】制限時間=2分、理想=1分
A、B、C、D、Eの5人が1〜5のカードを引いて順番を決めた。このとき、5人の順番について以下の2つのことがわかっている。
- BはAの直前の順番で、Dよりも後ろである
- CはAより前であり、Aは最後ではない
このとき、Bは何番目か求めよ。
【問題6】制限時間=2分、理想=1分
雑貨店で買い物をして2,000円を支払ったところ、お釣りは代金の1/6より40円多かった。このとき、お釣りはいくらか求めよ。
【問題7】制限時間=2分、理想=1分
あるお店では商品を300個仕入れ、1個の定価を300円として販売したところ完売し、 6900円の利益を得た。 このとき、商品1個当たりの仕入れ値を求めよ。
【問題8】制限時間=2分、理想=1分
家から会社までは8kmの距離があり、普段、Aさんは会社まで自転車で30分かけて通勤している。ある日、Aさんは家を出るのが5分遅れてしまった。普段と同じ時刻に会社に到着するには自転車の速度を普段より何km/時速くすれば良いか求めよ。
【問題9】制限時間=2分、理想=1分
以下について、ア・イの情報のうち、どれがあれば[問]の答えがわかるかを考え、選択肢1〜5の中から正しいものを1つ選び、答えなさい。
姉は毎朝20分かけて学校まで徒歩で通っている。妹は姉よりも5分前に出発して、姉と同時に学校に到着する。
[問]学校までの距離は何mか。
ア:2人の速さの差は25m/分だった。
イ:姉の速さは妹の1.25倍だった。
- アだけでわかるが、イだけではわからない
- イだけでわかるが、アだけではわからない
- アとイの両方でわかるが、片方だけではわからない
- アだけでも、イだけでもわかる
- アとイの両方があってもわからない
【問題10】制限時間=2分、理想=1分
以下について、ア・イの情報のうち、どれがあれば[問]の答えがわかるかを考え、選択肢1〜5の中から正しいものを1つ選び、答えなさい。
350円のスイーツと450円のスイーツを合わせて12個購入した。
[問]合計金額はいくらか。
ア:350円のスイーツの合計金額は1600円以上である。
イ:350円のスイーツより450円のスイーツを多く購入した。
- アだけでわかるが、イだけではわからない
- イだけでわかるが、アだけではわからない
- アとイの両方でわかるが、片方だけではわからない
- アだけでも、イだけでもわかる
- アとイの両方があってもわからない
【問題11】制限時間=2分、理想=1分
以下について、ア・イの情報のうち、どれがあれば[問]の答えがわかるかを考え、選択肢1〜5の中から正しいものを1つ選び、答えなさい。
営業マンP、Q、Rの売上成績を比較した。
[問]最も売上がよかったのは誰か。
ア:PはQの売上の4/5だった。
イ:PとRの売上を合わせると3人の合計の2/3だった。
- アだけでわかるが、イだけではわからない
- イだけでわかるが、アだけではわからない
- アとイの両方でわかるが、片方だけではわからない
- アだけでも、イだけでもわかる
- アとイの両方があってもわからない
【問題12】制限時間=2分、理想=1分
9人の学生を4人、3人、2人の3つのグループに分けるとき、組み合わせは全部で何通りあるか求めよ。
【問題13】制限時間=2分、理想=1分
箱の中に赤玉4個と青玉3個が入っている。1個ずつ箱から取り出して並べたとき、3番目と5番目と7番目が青玉である確率を求めよ。
【問題14】制限時間=2分、理想=1分
3個のサイコロを同時に振るとき、出た目の積が偶数になる確率を求めよ。
【問題15】制限時間=3分、理想=2分
ある専門学校では5つの講座P、Q、R、S、Tが春学期と秋学期の2回開催された。以下の表は各講座の受講者の人数をまとめたものである。このとき、以下の2問に答えなさい。
P | Q | R | S | T | |
---|---|---|---|---|---|
春学期 | 280人 | 221人 | 217人 | 255人 | 141人 |
秋学期 | 301人 | 144人 | 297人 | 144人 | 122人 |
(1)秋学期において、5つの講座の受講者合計に占めるPの受講者の割合は何%か求めよ。ただし、答えは小数点以下第1位を四捨五入すること。
(2)講座P、Q、R、S、Tを春学期の受講者の割合が大きい順に並べたとき、大きい方から数えて3番目にくる講座はどれか。
【問題16】制限時間=3分、理想=2分
以下の表はある飲食店のオープンから3日間の売上額と来店客数をまとめたものである。このとき、以下の2問に答えなさい。
1日目 | 2日目 | 3日目 | |
---|---|---|---|
売上額 | 30万円 | 25万円 | 32万円 |
来店客数 | 76人 | 58人 | 81人 |
(1)3日間の売上額のうち、1日目の売上額が占める割合は何%か求めなさい。ただし、答えは小数点以下第2位を四捨五入すること。
(2)来店客1人あたりの売上額が大きい順に3日間を並べたものは以下の選択肢1〜6のうちどれか。
- 1日目、2日目、3日目
- 1日目、3日目、2日目
- 2日目、1日目、3日目
- 2日目、3日目、1日目
- 3日目、1日目、2日目
- 3日目、2日目、1日目
【問題17】制限時間=2分、理想=1分
大学生150人を対象にノートPCとデスクトップPCの所有状況についてアンケートをとったところ、ノートPCを持っている人は98人、デスクトップPCを持ってる人は74人だった。このとき、両方持っている人は最も少なくて何人いるか求めよ。
【問題18】制限時間=2分、理想=1分
ある学校では課題A、B、Cのうち1つ以上を提出することになっている。生徒が120人いて、Aを提出した人は55人、Bを提出した人は41人、Cを提出した人は68人だった。AとBの両方を提出した人が15人だったとき、Cだけ提出した人は何人だったか求めよ。ただし、A、B、Cすべてを提出した人はいないものとする。
【SPI-G】WEBテスティングの模擬試験(テスト)の解答
模擬試験、お疲れ様でした。手応えはいかがでしたか?
以下に解答を掲載しているので、答え合わせをしてください。
WEBテスティングの合格ラインについて詳しく解説した記事もご用意しているので、ぜひ参考にしてください。
🔽 本にも載ってない極秘情報 🔽
言語の解答
※「WEBテスティングの言語を例題で徹底解説!点数アップの方法や出題範囲も」という記事もぜひ参考にしてください。
【問題1】
(1)永久=4
(2)往復=1
(3)在宅=3
(4)年長=4
(5)豊富=4
※「SPIの熟語の成り立ちとは?例題で解説&必ず覚えておくべきことをご紹介」もぜひ参考にしてください。
【問題2】
(1)延命=3
(2)円安=2
(3)絵画=1
(4)暗示=4
(5)緩急=4
【問題3】
(1)鶏卵=4
(2)渡米=4
(3)地震=3
(4)犠牲=1
(5)真偽=2
【問題4】
1=E、2=A、3=B
※「SPIの空欄補充問題は受検方式で毛色が違う!例題でわかりやすく解説」もぜひ参考にしてください。
【問題5】
1=C、2=D、3=B
【問題6】
1=B、2=C、3=E
【問題7】
ア=4、イ=2、ウ=3、エ=1
※「SPIの文の並び替え問題を解くコツは?練習問題もご用意しました」もぜひ参考にしてください。
【問題8】
ア=3、イ=2、ウ=1、エ=4
【問題9】
ア=2、イ=4、ウ=1、エ=3
【問題10】
ア=3、イ=2、ウ=1
【問題11】
ア=1、イ=3、ウ=2
【問題12】
ア=2、イ=1、ウ=3
※自己開示と自己呈示の違いですが、自己呈示は自己開示と違って「自分を良く見せよう」という印象操作が含まれています。
【問題13】
(1)b
(2)4
(3)3
※「【SPI】言語の長文読解とは?例題で解説!コツは?長文なしはやばい?」もぜひ合わせてご覧ください。
【問題14】
(1)b
(2)時計時間
(3)4
【問題15】1
【問題16】2
【問題17】4
【問題18】1
非言語の解答
※WEBテスティングの非言語の例題をまとめた記事もぜひ参考にしてください。
【問題1】
現在のAさんの年齢をa歳とおきます。
すると、Bさんの年齢は(a+22)歳と表すことができますね。
6年後にはAさんの年齢はBさんの年齢の1/3になるとのことなので、3(a+6)=(a+22)+6という方程式が立てられます。
この方程式を整理すると、3a+18=a+28より、2a=10となるので、a=5[歳]・・・(答)が求まります。
※「SPIの年齢算は頻出なので対策必須!必ず知っておきたい解き方のコツとは?」もぜひ参考にしてください。
【問題2】
男女比が5:3であるという条件から、女子学生の数=80 × 3/8=30[人]であることがわかります。
他大学ではない女子学生が最も少なくなるのは、他大学の学生12人がすべて女子学生のときです。
したがって、答えは30-12=18[人]・・・(答)となります。
※「SPIの割合と比の解き方とコツ!暗記必須の公式とは?練習問題付き」もぜひ参考にしてください。
【問題3】
昨年の外国人の社員数をa人とおいてみます。
すると、昨年の日本人の社員数は(300-a)人となりますね。
すると、1.4a+(300-a)×0.9=305という方程式が立てられるので、これを解くとa=70が求まります。
※方程式の解き方がわからない人は「【SPI】方程式はこの2つだけ絶対覚えよう!例題でわかりやすく解説!練習問題付き」をご覧ください。
よって今年の外国人の社員数は70×1.4=98[人]・・・(答)となります。
【問題4】
本文より、P+Q+R=31です。
条件1より、P=24/Qであることがわかります。
これと条件2をP+Q+R=31に代入すると、24/Q+Q+3.5Q=31という方程式が立てられます。
これを解くとQ=6となるので、R=3.5×Q=3.5×6=21・・・(答)となります。
【問題5】
条件1よりA、B、DはDBAの順番になることがわかります。
これに条件2を考慮すると、DBA〇〇、D〇BA〇、〇DBA〇 の3パターンが考えられます。
しかし、条件2よりCはAより前なので、考えられるパターンとしては DCBA〇、CDBA〇 の2通りになります。
どちらの場合ではBは3番目なので、答えは3番目・・・(答)になります。
【問題6】
お釣りをa円、代金をb円とすると
- a+b=2000・・・(1)
- a=b/6 + 40・・・(2)
という連立方程式を立てることができます。
(2)を整理すると、b=6a-240となるので、これを(1)に代入して
7a-240=2000となり、7a=2240よりa=320[円]・・・(答)が求まります。
【問題7】
300個販売した利益が6900円なので、1個当たりの利益は、6900÷300=23[円]となります。
原価=定価-利益なので、答えは 300-23=277[円]・・・(答)となります。
※「SPIの損益算とは?コツと暗記必須の用語4つをわかりやすく解説!」もぜひ合わせてご覧ください。
【問題8】
普段と同じ時刻に会社に到着するには普段より5分早い25分で8kmを走行する必要があります。
このときの速度=8 ÷ 25/60=19.2[km/時]です。
普段の平均速度=8 ÷ 30/60=16[km/時]なので、19.2-16=3.2[km/時]・・・(答)速くする必要があります。
※「SPIの速度算・速さの計算の解き方とコツ!重要公式もご紹介」もぜひ参考にしてください。
【問題9】
学校までの距離をa[m]とおくと、姉は20分かけて学校まで行くので、その速さはa/20[m/分]となります。
妹は姉よりも5分多くかかるので、その速さはa/25[m/分]となります。
アの情報だけで考えると、2人の速さの差が25とのことなので、a/20 – a/25=5が成り立ちます。
これを解くとa=2500が導けます。
イの情報だけで考えると、姉の速さが妹の1.25倍とのことなので、a/20 = 1.25 × a/25が成り立ちますが、式を整理すると左辺=右辺になるだけなので、aの値を求めることはできません。
よって答えは1・・・(答)となります。
※「WEBテスティングで推論は出ない?出るので必ず対策しましょう!」もぜひ参考にしてください。
【問題10】
まずはアだけの情報で考えてみます。350円のスイーツの合計が1600円以上とのことなので、その個数は1600÷350=4.5・・・となるので、5個以上であることがわかります。
しかし、これだけでは正確な個数がわからないので、アだけではわかりません。
次はイの情報だけで考えてみます。450円のスイーツを多く買ったことから、350円のスイーツは12個の半分である6個よりも少ないことがわかります。
つまり、5個以下です。しかし、これだけでは正確な個数がわからないので、イだけではわかりません。
最後にアとイを合わせて考えてみます。
350円のスイーツは5個以上5個以下、つまり5個に決定します。
すると、自動的に450円のスイーツは12-5=7[個]に決定します。
よって合計金額は350×5+450×7で計算できるようになります。
したがって、答えは3・・・(答)となります。
【問題11】
アの情報だけで考えてみます。PはQの売上の4/5だったので、Q>Pはわかりますが、Rに関する情報が何もないので最も売上がよかったのがQかRのどちらかを判定することができません。
次はイの情報だけで考えてみます。PとRの売上の合計が3人の合計の2/3なので、残りのQは全体の1/3であることがわかります。
しかし、これではPとRは決まりません。
アとイを合わせると、アよりQ>Pなので、イと合わせるとPは全体の1/3よりも小さいことがわかります。
PとRの合計は2/3で、Pの売上は全体の1/3よりも小さいため、Rは1/3よりも大きいことがわかります。
以上より、R>Q>Pという順番が確定します。
よって答えは3・・・(答)となります。
【問題12】
9人の中から4人を選ぶ組み合わせは9C4、残り5人の中から3人を選ぶ組み合わせは5C3、残り2人の中から2人を選ぶ組み合わせは2C2なので、求める組み合わせは9C4 × 5C3 × 2C2 =1260[通り]・・・(答)となります。
※「SPIの組み合わせの公式と順列との違いをわかりやすく解説!練習問題付き」もぜひ参考にしてください。
【問題13】
7個の中から青玉3個を取り出す組み合わせは7C3=35[通り]あり、そのうち3番目と5番目と7番目が青玉であるのは1通りしかないので、答えは1/35・・・(答)となります。
※「SPIの確率の解き方を例題で解説!難しい?出ないという噂は?練習問題付き」もぜひ参考にしてください。
【問題14】
出た目に1個でも偶数が含まれているとその積は偶数になることに注目します。
つまり、求める確率は「1 – 出た目すべてが奇数である確率」で計算することができます。
出た目すべてが奇数である確率は3/6 × 3/6 × 3/6=27/216です。
よって答えは1 – 27/216=189/216=7/8・・・(答)となります。
※「SPIのサイコロ問題の解き方!必見のコツもご紹介します!練習問題も」もぜひ合わせてご覧ください。
【問題15】
(1)秋学期の5つの講座の受講生の合計は301+144+297+144+122=1008[人]です。
よって求める答えは301 ÷ 1008 × 100=29.8・・・となるので、小数点以下第1位を四捨五入して答えは30%・・・(答)となります。
(2)まずはそれぞれの講座における受講者の合計を求めます。
- 講座Pの受講者=280+301=581[人]
- 講座Qの受講者=221+144=365[人]
- 講座Rの受講者=217+297=514[人]
- 講座Sの受講者=255+144=399[人]
- 講座Tの受講者=141+122=263[人]
そして、それぞれの講座における春学期の受講者の割合を求めます。
- 講座P:280 ÷ 581 × 100≒48.1[%]
- 講座Q:221 ÷ 365 × 100≒60.5[%]
- 講座R:217 ÷ 514 × 100≒42.2[%]
- 講座S:255 ÷ 399 × 100≒63.9[%]
- 講座T:141 ÷ 263 × 100≒53.6[%]
よって、春学期の受講者の割合が大きい順に並べるとS→Q→T→P→Rとなるので、答えはT・・・(答)となります。
※「SPIの図表の読み取りは対策必須!必ず覚えておくべき知識をご紹介します」もぜひ参考にしてください。
【問題16】
(1)3日間の売上額の合計=30+25+32=87[万円]です。
よって答えは30 ÷ 87 × 100 =34.48・・・となるので、小数点以下第2位を四捨五入して34.5[%]・・・(答)となります。
(2)来店客1人あたりの売上額を日別に計算します。
- 1日目:30÷76≒0.394[万円]
- 2日目:25÷58≒0.43[万円]
- 3日目:32÷81≒0.395[万円]
よって、大きい順に3日を並べると2日目→3日目→1日目となるので、答えは4・・・(答)です。
【問題17】
以下のようなベン図を作成して考えましょう。
両方持っている人をa人とおくと、ノートPCだけ持っている人は(98-a)人、デスクトップPCだけ持っている人は(74-a)人となります。
ここで、どちらも持っていない人=0人とすると、150=(98-a)+a+(74-a)という方程式が立てられるので、これを解くとa=22となります。
次に、どちらも持っていない人=1人とすると、150=(98-a)+a+(74-a)+1という方程式が立てられるので、これを解くとa=23となります。
以上から、どちらも持っていない人が増えるとa(=両方持っている人)も増えることがわかります。
したがって、aを最小にするにはどちらも持っていない人=0人とすれば良いので、上記の通り22人・・・(答)が答えとなります。
【問題18】
こちらもベン図を作成して考えましょう。
A・B両方を提出した人が15人なので、Aを提出してBを提出していない人は55-15=40[人]です。
Bを提出し、Aを提出していない人は41-15=26[人]です。
生徒全体(120人)=40+26+15+Cだけ提出した人なので、Cだけ提出した人=120-40-26-15=39[人]・・・(答)となります。
🔽 本にも載ってない極秘情報 🔽
今回はSPI-G(WEBテスティング)の模擬試験(テスト)をご紹介していきました。
本番のWEBテスティングに近い難易度の問題でしたが、正答率はどれくらいでしたでしょうか?
半分くらい正解していれば転職(中途採用)では合格ラインを超えている可能性が高いです。
新卒(就活)の人は7〜8割の正答率が取れるようにしっかりとWEBテスティングの勉強・対策をしておきましょう。