SPIを受検する40代の人の中には「SPIの問題を解けるだろうか…」と不安になっている人もいるのではないでしょうか?
後ほど詳しく解説しますが、SPIに年齢は関係ありません。40代であろうがなかろうか解ける人は解けますし、解けない人は解けません。
本記事ではSPIを今までに100回以上も受検し、日本一SPIに詳しいSPIマスターの私カズマが、SPIは40代でも解けるのか?について解説していきます。
SPIの例題もご紹介しているので、40代の人はぜひ参考にしてください。
ちなみにですが、SPIにはたった3時間の勉強でSPIが通過してしまう勉強法があります。
これさえあれば40代であろうと、限りなく少ない努力で内定に大きく近づきます。
これは私が100回以上ものSPI受検を通して生み出した、どの本にも載っていない超コスパの良い究極の勉強法です。
興味のある人はぜひ以下のボタンからその方法をチェックしてみてください。
SPIは40代だと解けない人もいます!例題は?
冒頭でも解説した通り、SPIは40代だと解けない人もいます。
Yahoo!知恵袋では以下のような投稿もされています。
40歳で転職のためにSPI試験がある企業を受けようと思いますが、本を買ってみたら全然わかりません。
みんな分かるのですか?
私にはとても難しいんですが・・一般社会では分かっている事が常識なのですか?
適性検査について。40代主婦ですが、今度契約社員の一次面接を受けます。1時間の適性検査があるようなんですが、SPIの勉強をすれば良いでしょうか…。
試しにwebで問題解いてみましたが、非言語はさっぱりできなかったので猛勉強が必要そうです。
ほとんどの企業はSPIで言語・非言語・性格検査の3科目を用意しています。
言語=国語、非言語=数学のことです。
言語では以下のような問題が出題されます。
※「SPIの言語対策・頻出分野・練習問題などを完全解説!これだけ読めば大丈夫」もぜひ合わせてご覧ください。
【例題1】
以下の3つの文を完成させるために、最もつながりのよいものをA〜Eの中から1つずつ選びなさい。ただし、同じ選択肢を重複して使うことはできません(制限時間=1分30秒)
1:【 】、外部社会による規制と無関係ではいられない。
2:【 】、この閉鎖性には限界がある。
3:【 】、その集団は「自足的」だといわれる。
A:欧米においては、家族よりも個人が重要視されるため
B:家族というのは、社会を構成する最小単位であるが
C:家族は閉鎖的な集団だといわれるが
D:ある集団が、構成員の欲望すべてを、集団内で充足させる能力を持つとき
E:家族が社会の構成単位に組み込まれている以上は
【答え】
1=E、2=C、3=D
※「【SPI】空欄補充の練習問題15問!本番に近い難易度です」もぜひ参考にしてください。
【例題2】
以下の言葉と意味が合致するものを1つ選びなさい(制限時間=30秒)
自由勝手にはねまわること
- 跳梁(ちょうりょう)
- 跳躍
- 躍如
- 躍動
- 躍起
【解答&解説】
正解は1・・・(答)です。その他の選択肢の意味は以下の通りです。
- 跳躍=飛び跳ねること
- 躍如=いきいきと目の前に見えるさま
- 躍動=いきいきと動くこと
- 躍起=ムキになること
※「【SPI】語句の意味の練習問題30問!出題頻度が高いものを集めました」もぜひ参考にしてください。
【例題3】
最初に示された二語の関係を考えて、同じ関係の対になるよう【 】にあてはまる言葉を選びなさい。
平野:盆地
能:【 】
- 囲碁
- 文楽
- 芸術
- 芸能
- 舞台
【解答&解説】
「平野」と「盆地」はどちらも地形の一種なので、並列(仲間)の関係です。
「能」と並列の関係になるのは2・・・(答)の「文楽」です。どちらも伝統芸能(舞台芸術)の一種です。
※「【SPI】二語の関係の練習問題50問!詳しい解答&解説付き」もぜひ参考にしてください。
40代であろうとなかろうと、SPI受検者の多くは言語よりも非言語で苦戦しがちです。
中には非言語で0点を取ってしまう人もいますのでご注意ください。
※詳しくはSPIの非言語は0点・ボロボロ・壊滅的でも通過するのか?について解説した記事をご覧ください。
SPIの非言語の例題は以下の通りです。
【例題1】
大中小3個のサイコロを同時に投げるとき、出た目の数の和が奇数になる確率を求めよ。
【解答&解説】
出た目の和が奇数になる組み合わせは
- 奇数、奇数、奇数
- 奇数、偶数、偶数
- 偶数、奇数、偶数
- 偶数、偶数、奇数
の4通りです。
逆に偶数になる組み合わせも
- すべて偶数(1通り)
- いずれか1つだけ偶数(3通り)
で4通りです。
3個のサイコロを振って出る偶数奇数の組み合わせは2×2×2=8[通り]です。
よって、出た目の和が奇数になる確率は4÷8=1/2・・・(答)となります。
※「SPIの確率の解き方を例題で解説!難しい?出ないという噂は?練習問題付き」もぜひ参考にしてください。
【例題2】
A、B、C、Dの4人がいる。AとDの年齢を足すと、Cの年齢になる。また、Aの年齢はBよりも高い。このとき、必ず正しいといえる推論はどれか。すべて選びなさい。
- CはBよりも年上である
- CはDよりも年下である
- AとDの年齢は同じである
- 1〜3の中に必ず正しいといえる推論はない
【解答&解説】
問題文より、
- A+D=C
- A>B
です。
1:C=A+Dより、C>Aです。A>Bなので、C>Bは必ず正しいといえます。
2:C=A+Dなので、明らかに誤りです。
3:AとDの年齢の関係は不明なので、どちらともいえません。
よって、答えは1・・・(答)のみです。
※SPIの推論とは何かについて解説した記事もぜひ合わせてご覧ください。
【例題3】
原価750円の商品に150円の利益が出るように定価をつけた。この商品を定価の10%引きで売ったとき、1個あたりの利益はいくらか。
【解答&解説】
定価は750+150=900[円]です。
売値は900×(1-0.1)=810[円]です。
よって、1個あたりの利益は810-750=60[円]・・・(答)となります。
※「【SPI】損益算の練習問題15選!SPI受検予定の人が必ず解いておくべき問題です」もぜひ参考にしてください。
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SPIが解けない40代の特徴
以上でSPIの例題をご紹介していきましたが、解けましたでしょうか?
SPIが解けない40代の特徴としては主に以下の3つがあげられます。
- 中学・高校数学の公式を忘れている
- 計算スピードが遅い
- 解法が思いつかない
それぞれ詳しく解説していきます。
中学・高校数学の公式を忘れている
SPIでは中学・高校で学習する基礎的な内容をもとにした問題が出題されます。
中学・高校を卒業してから20年以上も経過している40代の場合、中学・高校で学習した勉強内容を忘れてしまっている人も多いでしょう。
特に非言語では以下のような、数学の公式を知っていないと解けない問題も登場するので注意が必要です。
【例題】
ある同好会にはA、B、C、Dの男性4人とE、F、Gの女性3人がいる。この中から旅行の幹事と副幹事を1人ずつ選ぶとき、選び方は全部で何通りあるか。
【解答&解説】
幹事と副幹事を区別して選ぶことは、選んでから順番に並べることと同じなので順列になります。
よって、順列の公式より、答えは7P2=7×6=42[通り]・・・(答)となります。
※「SPIの組み合わせの公式と順列との違いをわかりやすく解説!練習問題付き」もぜひ参考にしてください。
中学・高校で学習した内容や数学の公式を忘れてしまっている40代の人はSPIで必要な公式一覧をまとめた記事をご用意しているので、ぜひ参考にしてください。
計算スピードが遅い
SPIでは問題ごとに制限時間が設定されており、目安は1問あたり1分程度です。
SPIは数多くある適性検査(WEBテスト)の中でもかなり試験時間がタイトなテストです。
※詳しくは「SPIの試験時間・所要時間は?一問何分?時間配分のコツもご紹介」をご覧ください。
なので、非言語の場合は問題の解法を思いついたらスピーディーに計算を行わなければなりません。
計算スピードが遅いと解法が思いついても計算が間に合わず、回答できない可能性もあります。
SPIを受検予定の40代の人は計算ドリルなどを使って計算スピードを上げる訓練も積んでおけると理想です。
ちなみにですが、SPIの非言語では「45×32+68を計算せよ」といったような単純な計算問題は出題されません。すべての問題が文章題です。
適性検査(WEBテスト)の一種である玉手箱では以下のような計算問題が出題されるのでご注意ください。
※詳しくは「SPIで計算問題(四則演算)は出題されない!四則演算が出題されるWEBテストは?」をご覧ください。
【例題】
□に入る数値として正しいものを、選択肢の中から1つ選びなさい。
(1)0.6÷2.5=(□ – 1/20)×6
- 0.9
- 0.04
- 0.09
- 0.4
- 9
(2)□ × 1/6÷4=17÷8
- 34
- 51
- 58
- 63
- 69
【解答&解説】
(1)□=0.6÷2.5÷6 + 1/20=0.09より、正解は3・・・(答)です。
(2)□=17÷8×4÷ 1/6=51より、正解は2・・・(答)です。
解法が思いつかない
中学・高校の学習内容を忘れてしまっているがゆえに、解法がそもそも思いつかないという40代も多いです。
これに該当する人はSPIの問題集などを購入して、1からSPIの勉強・対策をしていくしかありません。
現在は本屋やAmazonなどで数多くのSPIの問題集が販売されていますが、たくさんの問題集を購入してたくさんの問題を解くよりも、1冊の問題集を完璧に仕上げる方がはるかに効率が良いです。
本記事の筆者である私カズマは早稲田大学を卒業していますが、大学受験界隈でたくさんの問題集を購入する人は「参考書マニア」といって揶揄されています。
「参考書マニアは成績が伸びない」と明言している有名予備校や学習塾もたくさんあります。
問題集の選び方については「SPIの問題集・参考書おすすめ2024年版ランキング!無料で買う方法はある?年度の違いは?」で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
また、SPIの具体的な対策方法については「SPIの対策方法・勉強法を日本一SPIに詳しい筆者が真剣に考えてみた」で詳しく解説しているので、ぜひ合わせてご覧ください。
SPIが解けない40代が3時間で点数を上げる方法
以上でSPIの例題やSPIが解けない40代の特徴などをご紹介していきましたが、SPIにはたった3時間の勉強でSPIが通過してしまう勉強法があります。
これさえあれば40代であろうと限りなく少ない努力で内定に大きく近づきます。
これは私が100回以上ものSPI受検を通して生み出した、どの本にも載っていない超コスパの良い究極の勉強法です。
興味のある人はぜひ以下のボタンからその方法をチェックしてみてください。