SPIで暗号問題は出ません!CABでは出るので要注意!例題とコツもご紹介

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WEBテストの一種であるSPIでは暗号問題が出るという情報も一部ありますが、SPIでは暗号問題は出題されません。

暗号はCABというWEBテストで出題され、難易度も高いので事前の勉強・対策が必須です。

そこで今回はSPIの受検回数100回以上、日本一SPIについて熟知しているSPIマスターの私カズマがSPIと暗号問題の関係やCABで出題される暗号問題について例題を使いながらわかりやすく解説していきます。

SPIを受検予定の就活生や転職活動中の社会人はぜひ参考にしてください。

ちなみにですが、SPIにはたった3時間の勉強でSPIが通過してしまう勉強法があります。

これさえあれば限りなく少ない努力で内定に大きく近づきます。

これは私が100回以上ものSPI受検を通して生み出した、どの本にも載っていない超コスパの良い究極の勉強法です。

興味のある人はぜひ以下のボタンからその方法をチェックしてみてください。

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SPIで暗号問題は出題されない!

本記事のタイトルや冒頭でも既に述べましたが、SPIで暗号問題は出題されないのでご注意ください。

私は今までにSPIを100回以上も受検していますが、暗号問題が出題されたことは当然1回もありません。

そもそも暗号はSPIの出題範囲に暗号は含まれていないのです。

なので、SPIを受検予定の就活生や転職活動中の社会人は暗号の勉強・対策に時間を使わないようにしてください。出題されない問題の勉強・対策をしても時間のムダになるだけです。

SPIの能力検査では言語・非言語の2科目が出題されるケースがほとんどですが、それぞれの出題範囲は以下の通りです。

【言語】

◯=「出題範囲に含まれている」×=「出題範囲に含まれていない」を示します。

テストセンターWEBテスティング
熟語の成り立ち×
二語の関係×
語句の意味×
複数の意味×
文の並び替え
空欄補充
長文読解

※WEBテスティングとは自分の好きな場所・時間で自分のPCからSPIを受検する方式です。詳しくはWEBテスティングとは何かについて解説した記事をご覧ください。

一方で、テストセンターは企業が用意した試験会場にまで足を運び、そこにあるPCからSPIを受検する方式です。

SPIのテストセンターとは何かについて詳しく解説した記事もぜひ参考にしてください。

【非言語】

非言語の出題範囲は以下の通りです。

テストセンターWEBテスティング
推論
場合の数・確率
割合と比
損益算
料金割引
仕事算
代金精算
速度算
集合・ベン図
図表の読み取り
鶴亀算
年齢算
物の流れペーパーテストのみで出題×
グラフの領域ペーパーテストのみで出題×
条件と領域ペーパーテストのみで出題×

SPIでは言語・非言語以外に英語・構造把握という科目も用意されていますが、出題されるケースはかなり稀です。

SPIの英語について徹底解説した記事もご用意しているので、ぜひ合わせてご覧ください。

なので、英語・構造把握の勉強・対策の優先順位は下げて問題ありません。

SPIで英語があるかないか事前に調べる方法について解説した記事SPIの構造把握とは何かについて解説した記事もご用意しているので、ぜひ参考にしてください。

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CABでは暗号問題が出題されるので要注意!

SPIでは暗号が出題されないことは十分おわかりいただけたかと思いますが、WEBテストの一種であるCAB(キャブ)では暗号が出題されるのでご注意ください。

CABとは日本エス・エイチ・エル株式会社(通称、SHL社)が開発しているWEBテストであり、日本の主だった情報処理・システム関連企業の多くで導入されています。

能力検査として法則性・命令表・暗号・暗算(または四則逆算)の4科目が用意されています。

CABの暗算(または四則逆算)以外の3科目はSPIと違い、中学・高校で学習するような問題は出題されません。

今までに見慣れたことのない問題が出題されるため、基礎学力というよりも地頭力を測る側面が強いです。

CABを受検予定の人は本屋に販売されているCABの対策本などでどんな問題が出題されるのかを必ず事前にチェックしておきましょう。

暗号問題の例題(CAB)

ここからは、CABで出題される暗号問題の例題をご紹介します。

解答&解説も付けているので、ぜひ解いてみてください。

【例題】

2つの図形の間にはたらく暗号A〜Dの意味を解読し、以下の問の「?」にあてはまる図形を描きなさい。ただし、矢印は同じ色の方向にのみ進むことができるものとする。

暗号問題の例題

【解答&解説】

まずはA→BとB→Dに注目します。

ABを経ることによって正方形が小さくなり、左半分が黒くなることがわかります。

また、BDを経ることによって円が正方形になり、左半分が黒くなることがわかります。

「左半分が黒くなる」というのがA→BとB→Dに共有して見られる現象なので、B=「左半分を黒くする」という暗号であることがわかります。

よってA=「図形を小さくする」、D=「円を正方形に変形する」という暗号であることがわかります。

ここで、A→Cに注目すると、正方形はACを経ることによって何も変わらず正方形のままです。

また、上記の通りA=「図形を小さくする」です。よってC=「図形を大きくする」という暗号であることがわかります。

以上でA〜Dの暗号がすべて解読できました。

これを【問】の三角形にあてはめると、まずはCによって三角形が大きくなります。そして、Bによって三角形の左半分が黒くなります。

よって答えは以下のようになることがわかります。

暗号問題の例題の答え

CABの暗号問題を解くコツ

最後にCABの暗号問題を解くコツをご紹介して本記事を終了とします。

コツとしては以下の4つがあげられます。

  1. 変化した内容を書き出す
  2. 「共通の変化」と「共通の暗号」を探す
  3. 通過している暗号が少ない最終形から考える
  4. 図形の途中経過を描く癖を付ける

それぞれ順番に詳しく解説していきます。

1:変化した内容を書き出す

元の図形と変化後の図形(最終形の図形)を比較して、どんな変化が発生しているのか?をメモすると暗号問題は解きやすくなります。

CABではメモ用紙・計算用紙の使用が認められているのでご安心ください。

暗号問題は頭の中だけで考えると混乱しやすくなります。まずは情報整理の方法の1つとして、メモすることを心がけましょう。

2:「共通の変化」と「共通の暗号」を探す

暗号には複数の図形が通過する「共通の暗号」と、1つの図形だけが通過する「単独の暗号」があります。

共通の暗号を通過する図形同士は「共通の変化」をします。つまり、共通の暗号を解読するには共通の変化を探せばよいわけです。

暗号問題では共通の暗号から解読していくのが定石です。先ほどの例題でいうとBは「共通の暗号」に該当するので、まずはBに注目したというわけです。

その経路に登場する共通の暗号を解読していき、残りが単独の暗号だけになれば、残る変化が単独の暗号の正体であると解読できます。

3:通過している暗号が少ない最終形から考える

暗号問題では、通過している暗号の数が少ない最終形から考えるのも1つのコツです。

例えば、横方向に3つの暗号を通過していて、縦方向に2つの暗号を通過している場合、まずは縦方向から変化を考えてみるとよいでしょう。

4:図形の途中経過を描く癖を付ける

例えば3つの暗号を通過している場合「1つ目の暗号を通過した時点の図形はこれ」「2つ目の暗号を通過した時点の図形はこれ」のようなメモを描く癖を付けることをおすすめします。

この方法は変化が複雑な暗号問題では特に力を発揮します。

まず、比較的解きやすい暗号を1つ解読したら、その暗号をあてはめた図形をメモとして描きます。

そのメモした図形を使えば、最終形までに通過する暗号の数が減るので、残る暗号が解きやすくなるというわけです。

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いかがでしたか?

今回はSPIと暗号問題の関係、CABで出題される暗号問題の例題や解き方のコツなどについて解説していきました。

CABを採用している企業はSPIと比較すると全然多くはないですが、本記事でも述べた通り情報処理・システム関連企業では比較的多く導入されているので、それらの企業を受検予定の人は勉強・対策しておいて損はないでしょう。

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